いつまで続くかクラフト日記ボチボチ月イチおまとめ更新

作りたいものと作らなければいけないもの、つい作ってしまったもの、などなど・・ 日々の製作記録です


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今月のオーダー 7月


アイアンの取っ手(サイズ指定)




商品台プレートとカード立て

    


その他商品台プレート色々

     


作品用フレーム




アイアンアングルのキッチン台

    





7月7日


最近、作業姿勢が悪いのか年齢的なのものなのか、肩と首のコリがよくあるので、初めて整体というものに行ったら
巻肩とストレートネック気味だそうで、その矯正には枕を首に当てて寝るのがいいと言われました

勧められた枕はちょっと固すぎたのとけっこう高かったので、自分に合った”マイ枕”を作ってみることにしました


たまたま去年凱旋門を作った残りのスチロールとウレタンがあったので、とりあえずこれでやってみました

  

サイズや固さは実際に使ってみないとわからないので色んな形の物をまず5個作ってみました



スチロールをウレタンで巻いてタオルでカバーします。すべてガムテで仮留めました

    





・・で早速使ってみたのですが、ちょっとした形や固さの違いでまったく感じが変わり、なかなかピッタリ合うのが見つかりません

この後、結局10個以上も作ってようやく何となく自分に合うものが見つかったような気がしてますが、まだ改良中です


    

小さめの物は車の長距離運転用に座席にマジックテープで貼り付けて使うと、姿勢が保てて疲れにくいような気がします



7月12日


びわこのリビングで使ってるテーブルと同じものをサイズ違いでオーダーされました




ただこのテーブルに使った古材は田舎の浜で拾ったものだったので
同じものはなかなか見つかりそうにないので困ってたら、ネットで足場板の古材があったので早速取ってみました



ちょっときれいすぎるけどけっこういい感じです

早速いろいろ並べてレイアウトしてみました




脚は同じ70角のアイアンパイプ組です。お客さんの希望でブルーのペンキヨゴシの板もいれました

     


結局こんな感じになりました。両側に4つ引き出しも付いてます

    


サイドテーブルも同じ高さで作りました



普段は横に置いてて、大勢で使う時は合体すれば大きなテーブルとして使えます




おうち作り  7月



先月前庭に植えた宿根草がヨメの言ったとうり花が咲きました




周りの木も梅雨の雨ですっかり葉を茂らせています
それにしてもまだ木が小さかった頃と比べると、ちょっとした雑木林のようです

     

    

木の成長って根がつくとホント早いですね。これからは逆に剪定に追われる事になりそうです




サンルームは日差しが強い日は、暑くて長い時間はとても居られなくなりました

布を張っただけでは日差しは遮れても輻射熱は防げないので
これを防ぐには2階の屋根裏に貼ったアルミの遮熱シートがいいのですが、もうありません

ロールで取るほどの量はいらないので何か代わりのになる物がないかとホームセンターで探すと
押入れシートというのが畳サイズで一枚200円程であったので、さっそく上半分張ってみました

     

キッチンの天窓もとりあえずこれで塞ぎました




ペラペラの薄いシートですが、これだけで不思議なほど上からの熱気はなくなりました




それとシャッターを閉めたままだとその熱気が家中に回ってるので、帰る時にシャッターの裏にも貼ってみました



キッチン、(ピザ窯ルーム?)の続き


先月タイルを貼ったシンクでしたが、うっかり底の傾斜を付け忘れたので水が十分流れずに端に溜まってました
タイルを剥がすのはもう無理なので、タイルの上からモルタルで傾斜を付けてもう一度タイルを貼りました

     




ところで、キッチンの横には今でも畑の水やりに使ってる雨水タンクがあります

元々はこのタンクを遮光するための小屋を作る予定が、物置になりさらにサンルームからキッチンにと
つながっていったんですが、キッチンにしたために物置スペースがなくなってしましました

そこで少しでも物置き場を確保するためにタンクの上に棚を付けて収納スペースにしました

            

目隠しと遮光のために扉も付けました。この扉もケイカル板を裏のザラザラした面を表にして塗装しました

        




さて壁はピザ窯ルームなので漆喰をやめて石張りにしました


     


・・というのはもちろんウソで、これは漆喰で作ったフェイクの石壁です


シンク周りは白いレンガ壁にしましたが、これも漆喰です




モルタルで出来るのなら漆喰でも出来るだろうと思ってやってみたのですが
やってみると意外と簡単だったので、やり方を紹介したいと思います


・   ・   ・   ・


まず漆喰は後で造形出来るようにいつもより厚めに塗ります。でも5ミリ〜8ミリ程で十分です
(プラスターボードに漆喰を塗る時はプライマー代わりに木工ボンドをローラー塗りしておきます。(プラゾールの10分の1の値段なので)

 


次にモルタルの時と同じ様にハケの柄の後ろ等で、石の模様をなぞっていきます



柄に付いた漆喰は捨てずに模様の中に付けときます

     

全部書けたら不自然な角の所を書き直したり、全体のバランスを見て石の形や大きさも修正しておきます

    →    

そして固めのハケや雑巾でエッジをつぶしていきます
その時付けてた漆喰の塊も一緒につぶして石の表面に凹凸をつけます

      


これでずっと自然な石っぽくなりました

      

ここまで出来たらこのまま乾かしておきます

乾いたら刷毛の柄でなぞった所は下地のボードの色が見えてるので同じ白のペンキで塗ります

白い石壁もオシャレなんですが今回はちょっと色を付けたいと思います
目地の色を白以外にする時は先にその色で目地を塗っておきます(多少ハミ出してもOKです)


着色は石の色をスポンジに付けて壁を軽く撫ぜると、凹んでる目地以外に色が付いて石の形が浮かび上げってきます
十円玉に紙を乗せて鉛筆で撫ぜると十円が浮かんでくるのと同じ要領ですね




全体を塗ったところです。でもまだクッキリしすぎてちょっと不自然です



後は別の色でエイジングしたり白でハイライトを入れたりサンディングしたりしてなるべく自然な感じにしていきます

    

濃い目の石と薄めの石を混ぜて全体的な立体感もだします




とりあえずこんな感じになりましたが、石の色やエイジングは基本お好みなんで色々試しながらやってみてください

   




次にレンガ壁ですが、まず二枚のベニヤで5センチ幅のこんなレール状のものを作っておきます





これを同じく厚めに塗った漆喰に押し付けてレンガの横模様を付けます

   


次に同じベニヤの切れ端で縦の模様を一枚ずつ付けます




そして石壁と同じ様にハケやウエスでエッジをつぶしていきます

        


乾いてから目地も白く塗って出来上がりもちろんこれに色を付けてもっとレンガ色っぽくもできます
ブリックタイルを貼るよりずっと簡単なはずです






壁が出来たので最後に床ですが、これも同じ所でとったタイルを貼りました


  


自然石風のテラコッタの赤目とベージュ色の二種類を混ぜて貼りました





・   ・   ・   ・


煙突も付けてこれでようやくピザ窯ルームも完成です♪




サンルームも含めると去年の今頃の暑い時に物置を建ててから、ちょうど一年かかってしましました


    →   

まあでも物置にしてるよりも、こっちの方がサンルームのイメージもアップしてると思います
外のモルタル壁ともけっこう合ってる気もするし、もちろんここで焼きたてのピザも食べれるしね


さあ今度はピザを焼いてみようっと!




今月のオーダー 6月


アイアンのカーテンバーと棚受け

  



タオル掛け


同じデザインで花入れとキャンドルランプも作りました

    



ピアノ教室のA型看板





タイル天板のキャビネット
        




6月5日


近くの公園の花壇の植え替えがあったので琵琶湖に植える花を貰いに行きました

ここの花壇は近くの施設の方が市の援助で定期的に植え替えてられるそうで、まだ花も沢山残っています

   

10時になると待ってた近所の人達が一斉に花壇に入って取り始めます





ウチは今回は宿根草(ってなに?)だけをもらいました(ヨメに指示されたのを取っただけ)




二週間後びわこに持って行って植えました

もう付いてた花は終わってしまいましたが、ヨメによれば宿根なので根がつけばまた出てくるそうです(ほんまか〜?)







6月10日


ヨメが北海道土産で北一硝子のアウトレットのホヤを沢山買ってきたので、早速ランプにしてみました




まずはいつものペンダントに

     


こちらは置き式の台




     


同じデザインで壁掛けも





ついでに果物シャンデリア(?)もまた大小作りました(これは100均)

       





6月16日


去年、アイギャラリーさんで作品展をした時にスツールを買ってもらった女性のお客さんから
今度はお店のドアの取り替えを依頼されたので、採寸に伺いました

ここは心斎橋のど真ん中のビルの一室で、長年ここで洋服のオーダー制作をされてるそうです




採寸が終わってドアの窓のデザインを、あーでもないこーでもないと色々打ち合わせてる時
ふと横を見るとすごく素敵なステンドグラスが無造作に置いてあるのが目に入りました

聞くと「昔少し習った時に自分でつくったもの」だそうで、今は特に使ってないそう



もちろん「これにしましょう!」と即、決定

さっそくアイアンのフレームで囲ってドアにはめ込みました




次はドア本体の色ですが、お客さんの希望は一応ブルー系なんですが、
基本おまかせなので、色んな色の板のサンプルをステンドに合わせてみて、お店の雰囲気との相性もみてみました
実物に合わせるのが一番わかりやすいのでよくやるんですが、これは以前やった絵と額を合わせるのとよく似てます

      


結局お客さんの最初の希望だったブルーグレーに落ち着きました





一週間後、現地に搬入して取り替えました


外側は廊下の奥で、扉はぶ厚い鉄扉なので光はまったく入りません

before
    


取り替えると窓の光で廊下も明るくなりました

after
    

部屋の中からもけっこうステンドはきれいでした




がらっとお店の印象も変わったのですが、心配なのは同じ階にあるホストクラブと間違われないかという事・・(笑)





6月26日


2年前に放送されて好評だったのか続編が作られた”最後から二番目の恋”も今日が最終回でした

大人になってもジタバタ生きてる姿は、同世代(?)の者には身につまされてちょっとイタイのですが
随所に”あるあるネタ”満載で今回もつい見てしまいました

ところで続編なので当たり前なんですが、同じセットを使ってます
二年前はこのカフェもオシャレに見えたんですが、今見るともうちょっと古い・・?



まあ撮り方にもよるんでしょうが、改めて内装(特にこういうカフェ系の)インテリアの流行の早さに驚きます
たまに古本屋でちょっと前のインテリア雑誌を見ると「ふるー!」と思うのは多分自分だけではないはずです



セットで最近カッコ良かったのは”ミュージックポートレート”っていう番組の背景でした

  

この番組はゲストの半生を音楽と共にたどるんですが、その人のキャラクターと心象をセット(美術)でも表現してます
この回は照明と植物の使い方がとても上手かったのですが、この辺りがこれからの流行りなんでしょうか・・?



ちょっと前に放送された”世界ふれあい街歩き”の地中海特集の背景も自分好みでした

   

バックの白いレンガ壁の前に泡入りガラスの窓の仕切りを一枚建てて、外にパティオがあるような奥行き感を出してます


この番組ではよくヨーロッパの旧市街の路地がでるんですが、色んな石壁のオンパレードなので勉強になります

    


そこに住んでる人達の部屋のインテリアももちろん素敵なのですが、
見ていてその人達に共通してるのは、窓からの景観をすごく重視してることです




    

各人それぞれその景色にインテリア以上のこだわりをもってるようなんです





でも日本の不動産にはなぜかこの景観の価値はたいして反映されないんですねー




ところで、”最後から2番目・・”のテーマ曲は今回も浜崎あゆみなんですが、
自分的には前回のエンドで流れてた”how beautiful you are”っていう曲がけっこうお気に入りでした
(本人ではないけど)
ライブバージョンの動画もそのステージパフォーマンスのカリスマの一端が見られます

浜崎あゆみなんてまったく興味がなかったのに(おっさんなんで)ちょっとファンになったかもしれません(おっさんやけど)




おうち作り  6月


4月に植えたミニトマトがようやく実を付け始めました
トマトは連作障害があるそうなので去年とは違う畝に植えました

      


去年トマトのあった場所に植えたトウモロコシは今年は食べられるかなー




紐を張って誘引してるブドウも、少しずつサンルームに近づいてます。カンバレ!






さてピザ窯は先月出来た(?)のですが、それを置くためのキッチン台もようやく作り始めました





現在市販されてるシステムキッチンっていうのは、今や超多機能になって高いのは100万もするんですが
キッチンってのは元々はシンクと火床のある作業台の事だと思います

そういう意味では2階のリビングに付けたキッチンは多分もっとも安くてシンプルなものだと思います




今度のもアウトドアキッチンの様なもんなんでまあそれでもよかったんですが、今回はさすがにもうちょっと装飾することにしました

シンクは既成品は使わずに、ベニヤ組にいつものアルミ複合板を貼って防水コーキングしました


    

天板にもアルミ複合板を貼って、扉には防炎のためにケイカル板を貼りました





本体のベースが出来たので、びわこに持って行って組み立てていきます


この奥のコーナーにL型に付けます

    


台を置く前に、シンクがくる位置に水栓の配管を付けておきます
給水は二個ある外の散水栓の片方で、雨水タンクが出来る前に畑の水やりに使ってた所からとりました

       


本体は一体ものだとキャラバン(車)に乗らないので二分割で作りました

  

シンクの上の水栓金具(ホームセンターのワゴンセールで500円だったのでまとめ買いしてた物)も付けました




ケイカル板で作った扉と引き出しも付けてみました。ブルーグリーンのヨゴシ塗装です
扉を付けるといきなりキッチンらしくなりました






次に天板と立ち上がりにタイルを貼っていきます

タイルはネットで安いアウトレット品があったので今回沢山使うことにしました
これは1シート(30センチ角)200円程です

    


ところで表面にでる素材をすべて防炎材にこだわってるのは、ピザ窯以外に溶接やプラズマカット等
火の粉が出るアイアン系の制作をする時の作業場としてここを使いたいためなんです(いちいちベニヤで囲うのが面倒なので)

窓枠等どうしてもカバーできない所はこの液体を塗ります
これはイベント会場等でたまに使うハイショーカーという防炎剤で、これを染みこませると燃えにくくなるんです(ホント)






まあでもあくまでここの主役は例のピザ窯なので、ピザ窯はコーナーの真ん中に置きます

床の断熱用にケイカル板で空気層を二層作ってから耐火レンガを敷きましたが
実際に釜を焼いてみてまだ不十分ならまたやり直すつもりです

    




ところでピザ窯自体は先月作ってから横の工房に置いたままです

まずは中に詰めてるプチプチの型を取りたいのですが、予想通り重くてひっくり返せません




仕方ないので焚口から手を突っ込んでカッターでゴミ袋を破って少しずつ引っ張りだしました

      
ベロ〜ン                    また使える

最後にガムテの抜け殻を取りましたが、表面の蝋引きのおかげで意外と簡単に剥がれました
                                                      (まあダメなら燃やすつもりでしたが)





さてこれをキッチンの上に運びたいのですが何しろ重い
使った材料から計算すると多分80キロ位。二人で持てなくはないですがちょっとこわい

・・と思ってたらちょうど友人が弟君を連れてやってきたので男3人で運ぶことができました(ラッキー!)

それでもいきなり乗せるのはキッチンが邪魔だったので、前の仮台に乗せてから滑らすことにしました(横取り工法)






そうこうしながらようやく定位置に収まりました

事前に後ろに貼ってたタイルの紙も剥がして目地も入れました

      

焚き口用に耐火レンガの蓋も作りました





ピザ窯がなんとか収まったので、残りのタイルを貼っていきます




シンクの所は”ちょっと懐かしいタイル”っていうタイトルで売ってた物をネットでとりました

タイルをカットするのは大変なので、シートから剥がして幅に合わせて目地幅を調整しながら一枚ずつ貼りました




たしかにこの柄は昔よくあったような気がします




前面にもサイズを合わせるために大小のタイルをツートンで貼りました





タイル貼り完了〜♪  あ〜腰イタイ



けっこう収納も出来そうです




次は壁と天井に漆喰をぬってから最後に床かな



今月のオーダー 5月


開閉しないハメコロシの窓の内側にいれるステンドグラスを、窓サイズに合わせて作りました



デザインはお客さん支給で今回もハンダで作りました(アクリですが)。練習がてら違う色のバージョンでも作ってみました

    



このテーブルは脚が取り外せます





以前パーテーション用に作ったドアの下に付けてた、自立させるためのT型の金物が壊れたので作り直しました



ついでに今度はその脚にキャスターを付けてほしいとの事でした

     



これでもっと”どこでもドア”ですね




5月12日


下駄箱とドアとキッチン扉をオーダーされたお宅より今度は襖の取り替えが出来ないかとの相談を受けました


家の真ん中にある廊下が暗いので、襖を窓付きの引き戸に代えて明るくしたいそうです


before
      


そこで襖の入ってる敷居の溝サイズを測ってそれに合わせて引き戸を作りました

  

色は家に合わせて落ち着いた茶色で、窓の格子は和風にも合うようなデザインにしました



ただ襖ほど薄くて軽いものには出来ないので、結局1cmほど厚くなって、その分重いので下に戸車を入れました



after

入れ替えてみると廊下も大分明るくなりました
窓からの光もきれいで、ちょっとレトロな感じが逆に今っぽいですね

           

部屋側からもいい感じです。戸車のおかげで開け閉めもスムーズでした






〜5月23日


おうちを新築された方より子供用のベッドをオーダーされました

そこのお子さんは双子なので、購入されるマットレスの大きさに合わせて2台作りました

一体ものだとサイズ的に搬入できないので部屋に入れてから組めるようにしましたが
下が収納スペースになるように脚が高めになるので、強度には十分注意して設計しました




窓から搬入して部屋の中で組みました

こちらのご家族はびわこにまで見に来てくれたので、ベッドも床の素材感と同じでとてもマッチしてました

   


組めるとすぐに横でウズウズしながら待ってた子供達がさっそく登りました
手に入れた”自分だけの場所”にとってもうれしそうです

   

このサイズなら大人になっても十分使えると思います



そしてその横に置く学習机は家族みんなで手作りされました


       





やったねー!いっぱい勉強するんじゃぞー

   




5月25日


能勢のクラフトな人たち



例年今の時期は名神高速が定期工事中なので、今年も今週はびわこではなくおやまに行ってきました


”soto cafe”さんは相変わらずの大盛況で外のテラス席も満員でした




オーナーのシェフは、今椅子作りにハマってられるそうで、出来たばかりのスツールを見せてもらいました
これはペーパーコードというクラフト紐で座面を編んだもので、フォルムと共に座りごごちがとてもいいんです
自然の枝で組んでるんですが、ナイフで削った後もそのまま残して繊細さの中に手作り感があってすばらしい
うーん、これ欲しい!






その入口にある”ぴぴんずわーく”さんにも、またお邪魔させてもらいました


     


そこのご主人の趣味(?)は時代劇のエキストラ出演
それが高じて最近は衣装や小道具まで手作りされてるそうで、このカブトはなんとブリキを叩いて作ったそう
でも誰にも自作だとは気づかれてはいないそう ・・そんな事が可能なのか? でもこの出来なら・・
こりゃもうシロートじゃないかも






ぴぴんずさんに教えてもらった、近くの駐車場でやってた手作りフリマに行ってみると
子供の幼稚園時代のママ友さん夫婦が出展してて久々の再会!そういえばこの近くに引っ越されたんでした




近くで山小屋を手作りされてるご夫婦も出店されてて、興味深い話を色々お聞きすることができました
近々小屋を増築してミニショップもオープンされるそうで「ぜひ来て下さい!」とのことでした



これはその方が造形モルタルで作ったミニチュアの家だそうです




近くまで来たので、ついでにおやまのおうちを見に行くと、ちょうど買主のTさん夫婦も来ておられて又々再会♪
庭にいた奥さんが、とてもびっくりされてたので、こっちもびっくりしてると
「今ちょうど主人とおたくの噂をしてた所だったんです!」って。そういえばくしゃみが・・(笑)
ここでもご主人が作られたらしいベランダの手摺や垣根が又増えてました



そうこうしてる間に最後に伺うはずだった”気遊”さんには間に合わず・・
去年ここのオーナーが作ったサンルームに触発されて、ウチも真似して作ったので
「できたら写真見せに来ます」って約束した画像も持ってきたのに・・残念


去年見せてもらった気遊さんのサンルーム



それにしても行く度に、なぜか通ってた頃以上に知り合いが増えるようで(まあ作ってる時はそんな余裕もなかったし)
もちろん嬉しくはあるんですが・・

皆さんおやまも確かにいいですが、びわこにもいつか遊びにきてねー



おうち作り 5月


ミモザが終わると次にオオデマリとライラックが咲きました

木の花は草の花と違って手入れが簡単なので、ウチにはピッタリなんですが
放っておいても時期が来ればこうして花を付けてくれるのはありがたいもんです。バシバシ採れるし

      





シンボルツリーの桂も去年より葉っぱが増えてます
今年からぼちぼち剪定しなければいけないかもしれません





もちろん草の花も元気です

車庫スペース横の底なしプランターの植え込みにも小さい花が付いてます


      


去年植えたアプローチの周りの花は一年草だったので、今はアジュカだけでちょっと寂しいんですが
もう少ししたら去年花をもらった公園の植え替えがあるそうなので、又貰って植えようと思ってます

  




サンルーム周りの木も緑になって窓越しの景色がきれいです




でも晴れた日はもう日差しが暑いので、余ってたオーガンジーで天井を覆いました

    


これで十分日差しは柔らかくなりましたが、白っぽい布だったので明るさはそれほど変わりませんでした



でもいつかはこれの代わりにぶどうの葉が・・


・   ・   ・   ・


さて物置のキッチン作りの続きですが、
ピザ窯の作り方をネットで色々見てると、いつもの”作りたい虫”がムズムズしてきたので
ホントは順序が逆なんですが、キッチンより先にピザ窯を作ることにしました



材料は耐火レンガと耐火セメントで、いつものホームセンターにありました




この2つの材料は焼却炉プラント時代によく使ってたので、なんかちょっと懐かしい気もします
当時はさすがにレンガ組は築炉屋さんがやってたんですが、一万枚以上も使って部屋の様な焼却炉を作ってました
出来た炉の中に入ると洞窟のように冷んやりしていて、なぜか不思議と落ち着いた気分になったのを憶えてます



ピザ窯の形は特に決まりはないようですが、焼け具合はドーム型がいいそうなのでその形にすることにしました

ただレンガを組む時に必要なドームの型は、球体なのでベニヤ等で作るのはけっこう難しいです
そこで最初は土で山を盛って型の代りにしようと思ったんですが、かなり重くなりそうだったんで
たまたま工場にあった梱包材のプチプチを使うことにしました



底だけ50cmの円ベニヤを切って、プチプチ(エアキャップ)を大きめのゴミ袋に入れてガムテで貼り付けます




なるべくきれいな球体になるように気をつけながら、さらにガムテをぐるぐる巻きにします
ガムテの表面は蝋引きしてるので、型を外すときに取れやすいはずです

      


ちょっといびつだけどなんとかできましたが、ちょっと低いかな?
ガムテをきつく巻いたので一回り小さくなってしまったんですが、その分けっこう固くなりました
これならレンガを乗せても大丈夫そうです




それとピザ窯には煙突はなくてもいいそうなんですが、今回は部屋の中で焼くので薪ストーブの経験上
火付けの時に部屋が煙りそうだったので、やっぱり煙突を付けることにしました

ただピザは薪ストーブでお芋を焼くときと同じ様に、直接火で焼くのではなくて釜の予熱で焼くそうなので
釜が十分温ったまったらその熱を逃がさないように、煙突にフタをが出来るようにダンパーを作りました
これで一気に炉を温めてからダンパーを閉めればいいはずです



余り物の丸パイプで、レバーを縦横することでフタが開いたり閉まったりするようにしました

   


・   ・   ・   ・


準備が出来たので、びわこの工房でレンガを組んでいきました


まず作業台の上に釜が乗る大きさのベニヤを敷いて養生してから、とりあえず適当にレンガを並べてみました

ホントはキッチンが出来てからその上で作るんですが、逆になったので後で移動できる重さにしなければいけません
そこで耐火レンガは分厚くて重いので、グランドぺーパーっていう、いつも庭に使ってる安いレンガに変えました
まあ同じレンガなんで大丈夫でしょう・・多分?

  


そのままだと丸く置けなかったので半分にカットしました
グラインダーに石材用の歯を付けて両側から少し切り込みを入れてハンマーで叩くときれいに割れます



焚口の上は正方形の物を使いました。支えるために前に鉄のアングルを渡しました
開口サイズは35センチなのでその大きさまでのピザなら焼けますが、ちょっと小さいかな




真ん中に、作ったダンパーを置いて、それを囲むようにカットしたレンガを並べていきます




全部カット出来たら、それをもう一回バラして、いよいよセメントで固めていきます
曲面をコテで塗るのは難しいのでゴム手袋をして手で塗っていきました



まずベースのセメントを塗ってからもう一度レンガを置いていきます




全部並べたらまた上からレンガを埋めるようにセメントを塗りこみます

レンガの表面を見せた方が釜っぽくてかっこいいんですが、難しいので結局全部埋めてしまいました

   

レンガなしでセメントだけを厚塗りして作ることも出来るかもしれませんが
やっぱりレンガを入れるほうが厚みを付けやすいと思います


飾りで外側にタイルを貼るのもあるんですが、とりあえず焚口に余り物のタイルを二枚だけ入れました




これで一週間乾かしてから型抜きするつもりですが、さてうまくいくでしょうか


ちなみにこの作り方は結局ネットで見たやり方からかなり外れた自己流になったので、ホントは間違ってるかもしれません。
まあダメならまたバラして作り替えればいいし


・   ・   ・   ・



びわこに月道が出来てます





今の時期は水の中に入って釣りをしてる人が沢山いますが、最初に夜の散歩で見た時はぎょっとしたもんです




今月のオーダー 4月


キッチンの取っ手は穴位置に合わせてネジを付けました

  


棚色々とTV台
    


ワンバイ組のテーブル天板(天板のみ)




白板の小棚はヨメ作






4月21日〜25日


ある大手ハウスメーカーのお仕事で久しぶりに東京に来ています



宿の近くに東京ドームがあります




新しく出来たメーカーの展示スペースに外装材パネルを立てて裏からプロゼクションするというものですが




その場所がなぜか東京大学の中なんです

    



せっかくなんで、昼休みに広い校内を歩いてみました


     

プラタナスの中に建つゴシック風の古い建物が絵になります
どの木も大きくてウチのキャラバンがミニカーの様です
でも今回は800kg程の荷物を積んでがんばって走ってきてくれました




ちょうど真ん中あたりには長い石段の下に池(三四郎池)まであって、まるで森の中にいるようです




東京の真ん中にこんな所があるんだー と、思ったら帰りに通った皇居はもっとすごかったです
ちょうどオバマ氏の来日と重なって首都高は通行止めでしたが下道は空いてて快適でした

でも久しぶりの東京はやっぱり活気がありますね。それと外国人が多い。
たまたま昼食に入ったレストランでは、隣の席でいきなりアルバイトの面接が始まって驚きましたが
どうやら中国から来日して一週間で全く日本語のできない弟を、お姉さんが「どうしても!」と推してる様子
そしてその二人に的確にアドバイスしながら面接してる店長は、どうやらインド人(でも日本語ペラペラ)
そんな両者のやりとりに今の日本の若者にはもう無いかもしれないハングリー精神を感じました

こんな刺激をもらえるので東京出張もたまにはいいかもね



おうち作り 4月



少しずつ暖かくなってきたので、木が芽吹く前に庭の木の植え替えを色々やりました


物置の外にまた小さい物置きを付ける事にしたので、シマトネリコはサンルームの横に移設しました
木のあった所は色が塗れてませんでした

     →    


ここでもう少し大きくなれば艇庫をカバー出来るかもしれません

   


プラムと近かったコナラは左に寄せて・・、それからこれは・・ まだヒミツ♪

     





そしてびわこに春がやって来ました


湖岸の桜はまだ小さいですがピンクの花を付けました



双眼鏡に携帯を当ててズーム(?)で撮ってみました



ミシガンも見えます




ちなみにナイトクルージングの時はこんな感じです



真っ暗い湖にぽっかり浮かぶ光の箱が、ゆっくり動く光景はとてもきれいです
でも乗ってしまうと見れないのでミシガンは乗るより見るものなのかも・・




びわこ側のお隣さんの畑は菜の花が満開です

   




前庭に植えた木の中では一番成長の早いミモザも花をつけました





ミモザは飾りやすいので沢山採ってあちこちにおすそ分けしたのですが、ウチにも色々飾りました



        

 
 洗面台の隅にも



・   ・   ・   ・


物置の工事は今月は東京の仕事の制作に追われてあまり出来なかったんですが
とりあえず、石膏ボードを壁と天井に張りました


結局ここは物置ではなく”キッチン”にすることにしたので、火を使えるように全て不燃材で内装するつもりです


        


奥のコーナーの壁には煙突用の開口もしました
この下に”お約束(?)”のピザ窯を作る予定です

     



切り取った壁のモルタルがちょっとカッコよかったので、ミモザの背景に置いてみました

  



・   ・   ・   ・


母方の出身地の長崎に住んでるおじさん(母の兄)が、カステラと版画を持ってはるばる遊びに来てくれました

じつは小学校3年の時に、このおじさんに連れてきてもらったのが琵琶湖だったんです
田舎から生まれて初めて出た”旅行”だったので、田舎の海より広い(?)びわ湖にとても感動したのを憶えてます
                                              (それを書いた作文は表彰されたほどでした)
最初の就職地に琵琶湖沿いの彦根を選んだのも、それがどこかに残ってたのかもしれません


さっそく額に入れてリビング飾りました




版画はおじさんの従兄弟さんの作品で、長崎の懐かしい風景だそうです









                                                 


今月のオーダー  3月


フリマの主催者さんより会場の案内看板を10枚発注されました

     


ステン脚のテーブルは脚が取り外せます

    


カントリーカラーのキャビネットと本棚

   


     


学習机とテーブル

    


アイアンのワイングラス掛け

    


商品説明プレート板とレジ囲み

  






3月14日


工場の節電計画



工場に付けてた水銀灯が切れて点かなくなったので、この際照明をLEDに替えて節電することにしました

ウチの工場は60坪程の小さい町工場なんですが、今の自分の作業スペースには500Wの水銀灯が一個と
40Wの蛍光灯が10本あるので、全部で900W使ってることになります
そこでまずここをLED に替えることにしました


ホームセンターの照明売場に見に行くと、蛍光灯をそのままLEDの球に替えられるのは一本5000円近くもしました
蛍光灯の球なら500円もしないので、さすがにまだLEDは早いかと諦めかけた時、すぐ横に680円のLED の球がありました

これなら使用電力が6Wで480lm(ルーメン,明るさの単位)で普通の電球なら40W相当なので、単価的にはそう高くありませ
そこで蛍光灯型のLEDがもう少し安くなるまで、これで代用することにしました

   


ただこれを使うにはソケットがいるので、一個150円の普通の電球用ソケットをベニヤに付けて裏で直列配線しました




出来た器具を試しに一列付けてみました

LED球は4個付いてるので、これで普通電球40wの4個分の明るさですが、40Wの蛍光灯と比べるとせいぜい2本分位でした

   


でも数を増やせば何とかいけそうなので、予定より多めの30個でちょうど前と同じ位の明るさになりました
もし調子が悪ければ元に戻せるように蛍光灯は付けたままで球だけ外しておきます



これで使用電力は30個で180Wなので約5分の1になりましたが、実際どれだけ電気代が落ちるのかはまだわかりません

掛かった費用は球と器具代だけで約3万円でした(ベニヤは余り物使用)。何年で減価償却出来るかな?




ただこのやり方はいちいち器具を作らなければいけないし、そもそも配線には免許が必要なので
もっと簡単に交換出来るものはないかと売り場を見てみると、このシーリングライトがありました

  

これなら一灯で3200lmなので、LED電球約7個分(ソケット込約9000円相当)になります
つまり同じ明るさで比較するとこれが一番安いことになります

多分電球タイプと違って一つの器具にまとめてLEDを付けられるので、構造上製造単価が安いのだと思います




事務所にはこれを付けてみようかな

事務所は40w蛍光灯が10本で400w使ってるので、同じ光量のこれ3個に変えれば300wほど節約できるはず。

ただ表示の明るさと実際の明るさにはかなり誤差があるようなので、付けてみないとわからないかも
(ちなみにこの器具はホームセンター(コーナン)オリジナルの廃価版で、国産メーカー品は1,5倍〜2倍位でした)


                                     

おうち作り  3月



サンルームの仕上げで、まずドアを付けました




  → 


窓枠と同じ幅で枠を作って窓枠のラインを揃えました
外側は防水剤を塗ってるのでテカテカですが、内側はツヤ消しの白のままです

   


でも欄間の上の三角の所やパーゴラの両サイドの上は開いたままです
これはキッチリ塞ぐのが難しいというのもあるんですが、塞いでしまうと夏は多分暑くて入れないからです(晴れたらもうすでに暑い)

        





床は三年ほど雨ざらしになってたので所々傷みが出て来てたので、ついでに白く塗りました

庭仕事で土足で出入りするので、ここもヨゴシ塗装しましたが、痛み具合とマッチしてけっこういい感じになりました


    


  →  



屋根が付いたのでイケアのガーデンチェアにも付属のクッションがやっと付けれます
二年以上も雨ざらしだったのに全然壊れてません(メッチャ安かったのに)






ただあまりにも部屋が白々になりすぎたので、ポイントでいつものフェイク梁を一本渡しました




さっそく洗濯物干しに使われてしまいました (まあ確かにサンルームの中はよく乾くけど・・)






そして最後に家側の掃き出しのサッシの改造をしました




まずサッシの外側に二枚の引き戸を付けました

  


サッシも二枚の引き戸なんですが、いっぱい開いても枠があるので一枚分しか開きません
でもこの引戸の枠は右側の壁いっぱいまであるので、引き戸は壁の所までスライドしてサッシより広く開けられます




そしてサッシを外すと広い開口ができました




なぜこんなこ事をしたかといえば、中の作業台で長い物を切るときにサッシに当ってとてもやりにくかったからなんです

これでガラスを気にしなくて思う存分作業ができます




サッシを外してもシャッターがあるので防犯上の問題はありませんが、それにしてもペアガラスのサッシはホントに重たい!
サッシ屋さんがよく腰を痛めてるの訳がよくわかりました(前から建築や店舗業界で一番大変な業種じゃないかとは思ってましたが・・)



これでサンルーム分作業スペースを広げることができました
そして実はこれがサンルームを作った一番の目的だったんですね
ウチではなんてったって工房室がいつも一番なんです
(自宅も唯一の希望が一階を工房スペースにすることだった。工房さえあれば生きてけるもんね!)




でも実用だけでなく中からの景観も変わりました
(画像では分かりにくいですが、ガラスがあるのと無いのでは開放感が全然違います)

   


引き戸を閉めるとこんな感じですがこれも逆光でいい感じです

    

家の一番奥に明るいサンルームがあると、実際よりずっと広がりを感じられるような気がします




でも一番よかったのは意外と横の物置の中から見た景色でした



この画像は先日息子さんと二人で遊びに来てくれたパピエさんに撮ってもらったものです。さすがに上手ですねー



おかげでちょっと物置にしておくのは勿体ない気がしてきたので、次はここをちょっと改装しようかと・・









                                                     
                                                                                     元の飼い主?と再会♪



今月のオーダー 2月



音符の飾り(ブローチになるそう)




アパレルの展示会用ロゴサイン

   




ディスプレイ用小道具


巣箱と




レールの上に




樽の汽車が乗ります(でも動きません)

   





2月5日


マンションオーナーのお客さんより、ゴミスペースに置くカラス除けのゴミ箱を注文されました


before

ここがゴミ置き場で今はネットでカラス除けしてるそうですが、ボックスにしたいそうです

   


after

そこで白板と金網で組んだダストボックスをゴミ置き場のサイズに合わせて作りました

   

収集業者のために上だけでなく前も扉が開くようにしました
ゴミ箱なのでヨゴシ塗装はせずに今回だけはきれいに塗って、外なので防水材もたっぷり上塗ました



それだけではおもしろくないので、ついでにフェンスにアイアンの蔦を絡ませてちょっとガーデン風にしてみました

  → 



さらにその流れで、横の壁も何とか造形モルタルっぽく出来ないかということになりました




とはいえ造形モルタルはまだまだ練習段階なので、ホンチャンでやるほどの自信は全然ありません
ただこの壁は下が芝生で石壁が映えそうだったし足場もいいので、ちょっと実験的にやらしてもらうことにしました

どんな感じに仕上がるかは本人もわからない(笑)ので、もしも出来た後に「こんなんじゃない!」と言われた時に
すぐ撤去出来るよう、直接壁に塗らずにベニヤのカバーを作ってそれに塗っていくことにしました
                                                       (ホントは寒いので外で作業したくなかった)




そこで壁のサイズを測って、それに合わせて造形モルタルカバー(?)を作りました


まず耐水ベニヤで組んだベースにラスをまいて、下地のプライマーを塗ってからモルタルを塗っていきます

   


石っぽく造形も入れて、乾いたらペンキで塗装していきます。ここまでは前と同じパターンでできました

    


とりあえずこんな感じになりましたが、色の最終調整は現地に付けてからその場のイメージに合わせて仕上げるつもりです

   



さっそく取り付けます


この壁にすっぽり被せてから防水も兼ねて周りをコーキングしました

   


色調整をしてから同じ蔦を巻いたアイアンのフックも付けました
下地はベニヤなので簡単にビス止めできます。これでハンギングもできます

    


ここはちょうど入り口の真横なのでイメージアップのために鉢植えだけでなくもっと装飾もしたいのですが
この壁が背景ならご趣味のガーデニング風のディスプレイも映えますね

春になって下の芝生に色がつくともっと良くなると思います




こんな感じも・・
      




全体のビフォーアフターです

実用だけでなく少しディスプレイ的発想をプラスαすることで
どちらかと言えばマイナスなイメージのゴミ置き場が、ちょっとおしゃれな空間に変わったと思いますが・・

  → 


お客さんにも喜んでもらったので、とりあえずはこのまま置けそうですが、雨ざらしで何年もつかはまだわかりません





2月13日〜16日


タクト10周年記念企画”3日間のタクトカフェ”には、沢山の方に来て頂きありがとうございました
好評につき予定より一日延長して16日までやりました

     



準備中の様子です


いつもは家具や雑貨で埋まってる場所を片付けて座れるスペースを3箇所作りました

一番奥はいつものテーブルを置きました。このテーブルは簡単にバラバラになるので持ち運びに便利なんです




薪ストーブの前は二人がけのソファを置いて、ストーブにあたりながら(?)まったりとお茶できるコーナーにしました



火はいつもの擬似炎ですが雰囲気はけっこう味わえると思います





入口横の窓際は配管の関係上6センチの高さの三角の床を作って石張りしてるんですが
このコーナーは日当たりもいいので、ここになんとかテーブルを置きたいと思いました

  


そこで同じ高さの台を作って床を延ばして、パティオのイメージで二人がけのガーデンチェアを置きました




でも付けてみると、もうちょっとで4人掛けにも出来そうだったので、もう一度持って帰ってまた継ぎ足しました




ついでにいつものエイジングの技法で同じ石風にペイントしてみました




ぱっと見は横の本物と見分けがつかないので、絵だと気付いた人はいなかったかもしれません
(ってことは、もしも絵がもっと上手ければひょっとしていちいち造形する必要はないのかも・・)





これでちょうど四人座れる広さになりました
いすが落ちないようにコボレ止めもつけてます





テーブルも4人用に天板を広いのに作り直して脚を付け替えました

  

奥のテーブル天板が好評なので同じ様にモザイク風にしました
ペンキ塗りの下敷きに使ってた板があったので小さく切って二箇所入れてみました

    






せっかくなので、ここだけはこのまま置いておいてミニカフェスペースを残しますので、またお茶しに来て下さい

(注、テーブルが売れちゃったのでカフェコーナーは現在はやっていません)








                                            
                                                                       今年は結局ハッポウの箱がおうち 
                                          

おうち作り  2月


雪に埋まってた冬野菜達も元気に育ってます。でもまだまだ小さい
いつになったら食べられるものやら・・

     



・・と思ってたら、朝起きるとベランダに野菜が・・?





周りを見回すと、ちょうど遠くでお隣のおばちゃん(おばあちゃん?)が野菜の収穫中でした
こっちに気がついて「置いといたからー!」って。(田舎ではよくあるパターン)

お隣さんはウチの敷地の倍ほどもある畑を作ってるんです

そして「まだまだあるから一緒に採らんかねー」 という言葉に甘えて色々採らしてもらいました
(作りすぎて沢山捨てるんだそうです。そりゃモッタイナイ)

   


いつもありがとうね、おばちゃん♪


・   ・   ・   ・


パーゴラを → サンルームに、を決行!



パーゴラをサンルームにするためにまず屋根を貼ることにしました

屋根材はサンルームなので物置に使った透明のポリカを貼ります



ポリカ(ポリカーボネイト)は一見薄くてペラペラなのですが、アクリと違って割れないしホントに丈夫な素材なんです
そのため防塵カバーやゴーグル等にも使われてるし、仕事でも強度が必要な箇所にはよく使います

カットもノコで切れるし、留めるのは傘釘というカバーの付いた釘で直接打ち込んで簡単に留められます
波型の山の所に打つので水が入らないんです。波型になってるので重ねて貼っても雨水が回らないわけです

     


まずポリカを貼るための桟をパーゴラの上に450ピッチでビス止めしていきます

        


その桟にポリカを部屋側から打っていきます
間違って外側から付けていけば、足場がなくなって最後の一枚が打てなくなるので気をつけます(でもよく間違う)

  


全体が貼れたのを2階から見たところです




デザイン的に波々が気になるっていう人もいるんですが、自分は特に気にならないけど





次に大事な風対策をします

パーゴラならいくら風が吹いても抜けるので大丈夫なんですが、屋根を貼ったことで凧の様に風の影響をもろに受けます

そこで上に吹き飛ばされないように補強の金具を柱ごとに上下に入れました。ビスは抜ける方向に対して垂直に打ちます
ただポリカはビスではなく釘どめなんですが、最悪軽いポリカを飛ばして枠を残した方が周りへの被害が少ないはずです
(ここはギリギリセーフですが屋根を貼れば一応”建物”になるので10平米以上は基本的には確認申請がいるはず。つまりちゃんとした設計図がいる)

      


風の怖さにビビるのは屋外イベントの時にいつも悩まされるのと”台風の通り道”と言われる所で育ったためだと思います
小学生の時には風速70m以上を2回も経験して、ものすごい音と共に家の柱が風でゆがむという恐怖の光景も見ました

海の近くなので都会の人なら海の見える開けた所に家を建てるはずですが、地元の人は絶対そんな所には建てません
多少日当たりが悪くても、山の裏とか風の当たらない所に建てます

耐震補強より実際は毎年来る台風対策がまずは必要なんですね





次に窓を付けます

窓は以前パピエさんの所でやったような上下に開閉するようにしたかったんですが、その仕組がイマイチ思い出せません
作っておきながらと言われそうですが、ちゃんとした図面なしで考えながら作っていった時は実はよくあることなんですね
そのためにマメに写真を撮っておく必要があるんですが、なかなか全て撮るのは難しいんですよねー


仕方ないのでパピエさんにお願いして、もう一度実物を見せてもらいました




ふむふむこうなってたのかー。 あっ網戸まで付いてたんだー
なかなかうまく出来てるなー (ってホントに作ったのか?)

   

大変お邪魔しました




構造が分かったのでいつもの様に工場でパーツを作っていきます
アクリを入れた上下の窓と下の腰壁のセットで、これがいわゆるサンルームキット(?)の様なもんです

  


これも同じように白のヨゴシ塗装です





さっそく取り付けます

まず柱の間に付けてた手摺を外します

   →  


そこに同じサイズで作った腰壁パネルを替わりに付けて、上の窓を柱に固定します

     


次に細い桟を打ってガイドを作ってから下窓を入れてから、もう一度桟を付けて窓をはさみます

    

これで下の窓が溝に入って上下にスライドします。いたって簡単な構造ですね




最後にワンバイを繋いで作ったパネルで腰壁のフタをすると一面完成です

     

同じ要領で横の面もどんどん付けていきます




全部付けると一応サンルームっぽくなりましたが、どちらかと言えばこれは”温室”ですね


    


風対策的にも窓を付けた方が、下からの吹上がなくなるので安全なはずです
出入り用のドアも早く付けなければ













                  
まん丸が開いてくると春近し                   


今月のオーダー 1月


ステンド扉のDVDケース

   

このステンドは本物のやり方で作りました(アクリですが)





支給されたミラーを額装しました





アイアンの棚はしっかりしてるので、ミシン作業の椅子にするそうです
作品展の時に来ていただいたお客さんで、心斎橋でオーダーの婦人服を作っておられるそうです



服に比べると家具のオーダーは、まだまだ一般的でないのはなぜなんでしょうかね



こちらのアイアン棚は高さ150センチの大きな物です




先月分の作り替えで、安定を良くするために脚を短くして補強棒を入れました




1月15日


先月の額の続きで、今回はエイジングの仕方を紹介したいと思います(あくまで自己流ですが)



使うのは先月と同じもので、杉板を内側だけ面取りして軽くサンディングしたもので表面は少しザラザラしてます

 



まず面取りしてる所をマスキングしてから、ベースの色をぬっていきます

  



塗料は水性ペンキを使ってますが、特に絵の具でもなんでもいいと思います
単色だけでなく色んな色を混ぜれば仕上がりに変化がでておもしろいです

  



茶色は今回はペンキを塗りましたが、いつもは木目が出るオイルステインを使うことが多いです





乾いてから白ペンキを原液のまま布に付けて少しずつ伸ばしていくと下地の木目が浮いてきます

   



   



グリーンのも同じようにエイジングします

    



白ペンキを直接塗る以外に、白スプレーを軽くかけると、きれいめな木目をだすことができます

  


乾いてから軽くサンディングして塗り後を自然な感じに仕上げます


最後にマスキングをとって面取りの所も色塗りしてからここも軽くエイジングします
この色の組み合わせで色んなバリエーションを作れます

    




今回は荒目の杉板を使いましたが、ワンバイ等のツルッとした素材ではまた違った雰囲気になります
もちろんエイジングにはこれ以外にも沢山のやり方があるので色々試してみるとおもしろいです





額は絵の背景の延長だと思うので、絵を描いた本人がイメージに合わせて塗るのが一番いいと思ってます

ウチでは無塗装の額も杉板とワンバイの二種類置いてますので、今回のを参考にしてぜひチャレンジしてみてください










                                            
                                                                     胸の腫れ物の手術決行


1月21日


マンションをリフォームされる方よりニッチを付けたいとのことで久しぶりに作りました
内側は漆喰をコテ塗りして上からLEDの間接照明で照らします




取り付けはリフォーム屋さんがやるはずだったんですが、結局できないということで取り付けもやりました
まあ多分そうなるんじゃないかとは思ってたんですが、こういう既成品以外の物は業者さんにとっては邪魔臭いもんなんです



この壁に付けます。もうクロスも貼れて仕上がってます
壁裏のネタはニッチのサイズに合わせてつけてるはずですが、まず小さい穴を開けて位置を確認します

      


ネタ位置を確認したらニッチを型取りして周りをマスキングしてからジグゾーで開口します
照明の配線は上に出してもらってます

       



結線してからニッチを差し込んでネタに留めて、仕上げに周りの隙間を同じ漆喰を丸く塗って埋めます

       



都会のリフォーム屋は基本的に分業なので、これだけで大工さん以外に左官屋さんも呼ぶ事になっちゃうんですよねー
                                                                      (ひょっとしたら電気屋も)
でもウチの田舎では大工さんが一人で何でもやります






                                                  
                                                                                ユメ 哀愁・・



おうち作り 1月


今年初めての雪景色




庭もベランダも真っ白です

   


おもわず作った雪だるま。ちょっときたない




裏の畑も真っ白




トマトの代わりに植えた冬野菜は大丈夫かな

    



2階のベランダからは、今の季節は木も落葉して琵琶湖が一望出来たんですが
湖岸の家がどんどん建って、ほとんど見えなくなりました。 あ〜あ価値半減じゃー




でも復活したユメちゃんは元気に湖岸を走ってます。ヨカッター





・  ・  ・  ・


バーゴラ作り


物置が出来たので横のバーゴラを作りました



before





バーゴラ用に物置側に付けてた木は、本数が少なかったので真ん中に一本ずつ増やしました

   


ベランダの右側の手摺は、ちょうど柱を付ける位置に付いてたので下枠だけ残して撤去しました

   


その手摺をバラした材料で小さい幅のものを4個作りました

今回のバーゴラはブドウの緑が映えるように全て白のヨゴシ塗装です
組む前に塗った方が楽なので先に塗装しておきます




ツーバイ材の柱と作り直した手摺をひとつずつ順番に下枠に付けていきます
手摺で挟み込んで留めることで柱を床にしっかり固定するわけです

    


端まで付けてから上にも柱を75ミリのビスと補強金具でしっかり留めました

    


中から見るとこんな感じです。仕切りが出来ると場の雰囲気が変わります




そしてその枠の上にバーゴラ用の板を一枚ずつ渡していきます
12フィートのツーバイ材では長さが足りなかったので27の105という4mの板を使いました

    

バーゴラを付けることで枠がしっかり固定出来るんです

    



とりあえず完成

 


後ろの母屋とは色的にちょっと浮いてるけど、こっちが湖側なんでリゾートっぽいのもまあありでしょう




中から見るとちょっと部屋っぽいですね
いずれはこのバーゴラの下を葡萄棚で埋める予定ですが、いったい何年かかるんでしょうか

    



うーん、でもここまで出来るとどうしても○○に、したくなってきました





そう、サンルームです。 ・・やっぱり





明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします






今年はお店も10周年!、13(木)、14(金)、15(土)は記念企画”3日間だけのタクトカフェ”も行います



ちなみにユメは今年15歳!





 元気です!



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