今月のオーダー 7月
ステンド扉のキャビネットは濃い目の茶色でちょっとアンティーク風
高さ指定の折りたたみテーブル脚と角の丸いフレーム
展示会用のロゴサインは壁つけ用と扉風
漆喰の箱に入ったアイアンの切り絵照明
デザインはお客さんの書いた絵をそのまま切りました。天使だそうです
ビス穴の間隔を指定サイズに合わせた取っ手
7月18日
びわこに置いてる家具を少しでもお店に並べるために、店内のレイアウトを少し変えました
一番奥の白い棚は、最初の内装工事してる時、作業用の棚として作ったものを
そのまま使ってたんですが、これを外してスペースを作りました
この壁は躯体のコンクリにそのままペンキ塗りだったんですが、横のレンガ壁と段差を無くすためと
ビスを打てるように、下地に同じ厚さの木パネルを付けてからレンガを埋める様に漆喰を塗りました
漆喰はペットボトルにいれて一個800円で売ってた残りの4個を全て使ってちょうどでした
→
さっそく持ってきたアイアンの棚を並べてみました。やっぱり漆喰壁の方がずっと合います
真ん中の木テーブルも一台分どけて代わりにハンガーラックを置きました
白っぽかった店内が、だんだんと茶色と黒の金物、金物したお店になってきました♪
おうち作り 7月
ミニ畑のトウモロコシは取る時期を間違えて干からびてしまい、イチゴは甘くなったとたんに
ほとんど虫に食べられてしまいました。でもトマトだけはまるで木の実の様に沢山採れてます
たかが10株ほどなのに、毎週買い物袋いっぱい採れ続けてます。特にミニトマトが甘くてとても美味しいです
それとまだ1メートルほどのプラムの木に初めて10個程の実が付きました
雨水タンクの散水システムも順調で、たまに降る雨を貯めて毎日少しずつ勝手に水やりしてくれてるので助かります
それにしても最初は似たような苗だったのに、大きくなると当たり前のようにちゃんと色んな実を付けるっていうのは、
まあ”そういうふうになっている”とはいえ、改めて遺伝子ってやっぱりすごいなーって思います
ところで、たまに防鳥ネットの外にトマトが出てるんですが、なぜか鳥には食べられてません
イチゴの被害は虫のせいなので、もし鳥はトマトを食べないならネットは元々必要なかったのかも。
・ ・ ・ ・
屋内の暑さ対策のつづき
暑いので去年失敗した床下冷気利用の冷房システムを懲りずにもう一度だけ試してみました
そもそも各階の部屋でどれくらいの温度差があるか晴れた日に測ってみることにしました
まずメインの二階リビングは大体34度位で、その時一階は31度で3度程違います(この差は大きい)
そして一階の床下は28度でさらに3度低いので、つまり2階と床下は6度も違うんですね
ちなみにロフトの畳の上は窓を開けても37度で、屋根裏の熱気が降りてくる天井近くは42度もありました
6度も差があるならを少しは冷やせるんじゃないかと、封印してた地下の送風機をまた逆かさまにして
久々に回してみると、2階の送風口では30度まで下がりました。ひょっとしてこれならいけるかも♪
→
・・ところが部屋全体は、いくら回してもせいぜい1度位しか下がりません。
風量が足らないのか、はたまた床下の容量が小さいのか?
まあそれよりやっぱり埃臭いので気持ち悪い・・(あたりまえ)
あーやっぱりダメだ〜・・!
・・ということで、
じゃーん、ついに付けてしまいました。チャンチャン
・ ・ ・ ・
以前おやまのおうちを改装してた時に、取り外した窓のサッシをずっと置いてたんですが、
窓枠は壊さなければ外せなかったので、窓と網戸だけしかなくて使えませんでした
枠だけはホームセンターにも売ってないんですが、最近上下のレールをたまたま見つけました
そこでこれをワンバイの木枠に付けてサッシに合わせた窓枠を作りました。さすがに開け閉めもスムーズです
全部木で作ってもおしゃれなんですが、外用に使うにはやはり耐久性と密閉度はサッシが一番です
・・でこれをどこに使うのかといえば、裏の雨水タンクの収納小屋に付けようと思ったんです
大活躍の雨水タンクは藻の発生を抑えるために、日陰に置いとくほうがいいそうなんですが
このさいついでに小屋をベランダ縦サイズいっぱいに作って、物置兼用の大きなものにすることにしました
作り方は以前、義兄の畑の物置を作った時と同じいつものパネル工法です
さっそく簡単な絵を書いて各パネルサイズを拾い出しました
サイズは横はベランダいっぱいの約4mで奥行きはベニヤサイズの1.8mで4畳半位の広さです
今回作ったパネルは全部で20枚ほどになりました
暑いのでなるべく外仕事はしたくないので、出来てからもしばらく置いてたんですが
あまり晴れてない日を選んで設営することにしました
なるべく短時間で出来るように前日に設置場所の下準備をしました
まずタンクをどかします。配管はほとんどテープで留めてたのですぐにバラして移動できました
→
次に手摺を外したんですが、これはコーキングされてて、さらにビズが錆びてなかなかとれずに意外と大変でした
やっぱり外作業にはケチらずにステンビスを使ったほうがいいようです
→
そして次の日にいよいよ組んでいきます。でも晴れてんじゃん!
まあ今回は基礎を作る手間がないので、なんとか一日でできるとは思いますが・・
まず床パネルと側面のパネルを直接床と壁にビス止めしました。サイディングにもビスはききます
床パネルはベニアの塗装面を裏にしてるんですが、裏のネタにも防腐剤を塗っています
前回のように人数がいなかったんで、後ろの壁パネルは一枚ずつ付けていきました
作った窓枠も間に入れてます。サイドの壁パネルは短いので合体してから起しました
10時から2時間位で何とかここまではやったんですが、ずっと晴れてたのでもうバテバテで倒れそうでした
でも途中でやめるわけにはいかないので、続きはシャワーを浴びて昼食後に昼寝をしてからやりました
元気になったので残りの前面と屋根を付けました。午後からはずっと曇ってて快適でした
屋根パネルは一枚ずつ上げて全部合体してから壁とのバランスをみて最後に壁パネルに固定します
中央に二箇所アクリの天窓を付けています
屋根だけは雨が入らないように登って継ぎ目をコーキングしましたが、いずれ屋根材を貼るつもりです
なんとか組立完了! 出来てみるとけっこう大きいです
前回はこのままで外装はなかったんですが、今回はこれに板を貼ったりして色々仕上げをする予定です
残った時間で中にもう一度タンクを設置しました
扉もまだ作ってないので、とりあえず風が入らないようにベニヤで塞いでおきます
それにしても夏の外仕事はやっぱりきつい
作業もいつもの半分位のペースでしか進みませんでした。というか半分にしないとあぶない。
”年寄り半日仕事”と同じです(でもこの方法で三浦雄一郎さんは80歳でエベレスト登頂に成功したそうです)
のんびり行こうぜ
今月のオーダー 6月
窓枠風ミラー
香林坊さんの看板(追加分)
小さめの机
キッチン用のレンジ台(スライド棚付)
作品展用の額(棚付)
6月10日
遅まきながらルーターを使って切文字を色々作りました
茶色と白の二種類あって、自立用のアングル足も付いてます
H150mm \600 H250 mm\1000 (t15mm)
〜6月20日
先月からアイアンの棚やテーブル等を色々作っています
今回は特に折りたためてコンパクトに収納出来るものを中心に作りました
まず一番簡単な二枚の格子をL型に開いて棚板を乗っけたもの
三点支持なのでがたつきはないですが、この形だとあまり幅の広いものはできません
格子棚のようにハシゴの間に枠を入れると広く使えます。板幅に合わせて開く角度を変えます
これはいつもの形ですが、後ろのバッテンの長さを変えることで横幅を変えられます
異形鉄筋と白板で作ったものは外のガーデニング棚に合いそうです
細長いバージョンです。これくらいの幅なら縦棒だけでバッテンなしでも大丈夫です
古材の板でも作ってみました
上下棚付きのハンガーラック(キャスター付)や斜めの分も作りました
同じ細めの丸棒でテーブル脚を二種類作ってみました
二枚のコの字型の枠を縦と横に組み合わせた脚です
縦に開く形は木でも作ってますがアイアンの方がよりコンパクトに収納できます
横開きは開く角度を変えると広い板にも使えます
実際のテーブルに使うにはちょっと安定が足りませんが、フリマ等の展示台には十分使えそうです
これはアングルで組んだ棚です。これも分解式なので棚板にあわせて幅を自在に変えられます
低めの棚はTV台やベンチにもなりそうです
小さい方は分解式ではないですが、ソファーの横等に置くとサイドテーブル(兼椅子)にできます
400x200 H400 ¥5000(キャスター付¥6000)
それとついでにミラーも作ってみました
少しずつお店にも置いときますのでまた見て下さい
おうち作り 6月23日
びわこのオープンハウス(&ガーデン)無事終了しました
遠い所、沢山の方に来ていただいてありがとうございました♪
駐車場も埋めた板のラインが目印になって、止めやすかったと好評でした。よかったー
一階のギャラリーコーナーには作ってたアイアンの棚を色々並べました
おみやげ用のミニ小棚も喜んでもらいました
前庭の花はもう終わってしまいましたが、ギャラリーから見える庭もなかなかいい感じです
リビングには新作のテーブルを置きました
お客さんともここで色々話しましたが、やっぱり大きいテーブルをに座るとなぜか落ち着きます
天板は寄木風のパッチワーク柄です
これはベニヤ板の上に同じ厚さの色んな板を並べています
脚は最初アングルで作ったんですが、天板の割に華奢っぽかったので角パイプでも作りました
天板はとりあえず乗っけてるだけですが、重いのでけっこう安定しています
もちろん両方とも折り畳めます
椅子は以前古道具屋で買った低めのものと、イケヤのガーデンチェアです
イケヤチェアは座面が高すぎたので、テーブルに合わせて5センチほど脚をカットして溶接しました
(よい子は真似しないでね(笑))
脚の下にはキズ防止用のゴムも付いてるんですが硬すぎてさらに
なぜか角度がずれてるので水平に削ってからパッチを貼りました
部屋の隅はいつもの螺旋アイアンに庭で採った草でコーナーディスプレイ
ミニ畑の収穫はどんどん増えてます
ところで湖岸の家は二軒建ちましたが、まだ半分以上景観は残ってます(でもいずれ10軒建つそうです)
草寝
今月のオーダー 5月
今月は2種類のアイアンの棚のオーダーがありました
一つ目は以前マンションの壁を作らせてもらったお宅より、玄関のディスプレイ棚にとの事でした
これは20ミリのアングルで枠を組み丸棒のコボレ止めを付けて、足場板の天板を載せました
2つ目は堺の美容室さんからのオーダーで、お店の什器に使うものだそうです
これは丸棒の枠に天板を載せただけのシンプルなデザインです。後ろのバッテンを外せば分解できます
これも店舗の掃除道具の収納用棚です。色んな道具のサイズに合わせた仕切りを付けました
汚れても拭けるようにオールポリ合板仕上げです
支給されたテーブル天板を座卓に作り直しました
池田の貸しギャラリーさん用の折りたたみテーブルを二組作りました
5月2日〜5月6日
GWはいつもの様に四国に帰省。今年は海がとても青かった
今回は竹細工の友達に会うついでに、その村の沖にある”出羽島”という小さな島に行ってみました
50人位乗れる連絡船が一日に数回出ています
到着!ほんの15分くらいで着きましたが、海を渡るとなぜか「島に来たー」って気になります
これは漁船です 、
次の帰り船までは1時間半位あるので島を一周してみることにしました
周囲4キロほどの島なので多分大丈夫でしょう
港を出てすぐに目に入ったのがこの”タスカルタワー”
ところがあとで聞くと作ってから津波の想定が見直されてこの高さではタスカラナイ(?)かもとの事。
でもすぐ後ろが山なので元々だれも使わない、まあ田舎ではよくある無駄な公共事業の一例だそう
集落は地図に書いてた通り、まるで”昭和の時間旅行”そのもの。ホントにタイムスリップしたようです
空き家の廃屋はウチの村でもよく見る光景ですが、ここまでそのまま残ってるのは珍しいかも
これは折りたたみ式の縁台で使わない時は畳んで雨戸の代りになります(ウチにも昔ありました)
車が島には一台も無いそうなので、荷物はこの台車で運搬するそうです
各家の手作りで色んなバージョンがあるそうです。ホントに昭和?いや江戸時代かも
そして路地の奥には必ず海があります。ついフラーと入ってしまいそうになります
しばらく歩くと集落はすぐになくなって、いきなり山道になりました
どんどん森は深く、薄暗くなっていきます。下は葉っぱのじゅうたんです
それでも急斜面は階段になってるので意外と歩きやすいです
周りの森はちょっとした原生林で、まるでミニ屋久島のようです
歩けど歩けどなかなか着きません。というかどこまで進んだのかよくわかりません
さすがに間に合うか心配になってきました
でも遊歩道の途中には森が所々で抜けててこんな絶景が見えます。かわいい灯台もありました
そして一時間ほどかかってようやく一周して集落に無事帰還
思っていたよりずっとハードでした。ハイキングと言うよりちょっとした探検でした。いっそにこと、
昔サークルでやってたオリエンテーリングのように、地図を見ながら歩くゲームにすればもっと楽しいかも
ギリギリ帰りの船にも間に合ってなんとか船上の人に。さらば出羽島
特別に何かがあるという島ではないんですが、なぜか楽しかった!
たぶんこの”サイズ”がちょうどいいんだと思う。
都会ではもう出会えないものがぎゅっと詰まってて、それを短時間で体験できること。
そして海を渡って移動する時間が、よりエポックな気分を盛り上げるんだと思います
ちょっとしたテーマパークの様な気もします
ただGW中でせっかく観光客らしき人も沢山いたのに、島にはお金を使う所が殆どない(?)
おみやげ屋とまでいかなくても、小さな売店、いや自販機すら無かった(あったかもしれないがわからなかった)
まあ変に観光地っぽくなるのも本末転倒ですが、まったくその気がないのはちょっと勿体無い気もしました
その中で唯一のポップな民宿”シャンティ、シャンティ”(ここは知ってる人は知ってる超穴場な宿だそうです)
ここのオーナーさんはこの島の素材に気づいた数少ない一人なのかもしれません
次回はぜひここに泊まってみたいものです
・ ・ ・ ・
まあでもウチの村も似たようなもんですが・・
5月19日(日)
名神が集中工事のため渋滞してるので、今週は琵琶湖に行かずに久しぶりにおやまに行きました
新緑と紅葉の季節は今でもやっぱりおやまが恋しくなるんですね。まあ十何年も通ったもんなー
それとおやまのもう一つの楽しみは、その道中に色んなお店に行けることなんです
琵琶湖は高速の出口からすぐなので、寄れるお店がないんです
今回も"cafe soto "さんでランチを食べて、その入口にある”ぴぴんずわーく”さん(こちらの奥さんとは幼稚園のママ友なんです)
に寄って、帰りは”気遊”さんでチャイを飲んで、最後に”くるす”で親子丼を食べるという、いつものフルコースでした
(soto さんでは久しぶりだったのでランチのお客さんが一段落した後、庭作りやアウトドアの話でついつい2時間近くも話し込んでしまいました。いつもスミマセン)
おやまは小雨に濡れそぼった新緑に覆われて、まるで身体が森に溶けこむようなしっとりした雰囲気でした
ケヤキ、おおきくなったなー
コレ、コレ、ゆめちゃん勝手に入ってはいけません!(もう自分ちじゃないんだから)
その後、使えそうな枝を探しながらいつもの散歩コースを一周しました
気遊さんではDIYがプロ級のご主人が今度はベランダの上にサンルームを作ってました
いいなー、今度ウチも真似して作ろーと
帰ってきてから早速、収穫した枝を窓際に飾りました
そしてもう一つの収穫は”イタドリ”!、これは田舎育ちの子供にとっては貴重なおやつだったんですね
もう時期が遅くてちょっとタケて(大きくなり過ぎて)ますが、こんな茎が赤いのが柔らかくて美味しいんです
味の素を入れた醤油と、ワカメをつけて食べました。オイシー&ナツカシー
ぴぴんずさんに貰ったボタンのワイヤークラフトをペンダントにしてみました
やっぱりおやまもいいなー・・
5月25日
京都の”小さい部屋”さんより来月に行う”50のワンピース展”用にハンガーを注文されました
既成品にはなぜか”なで肩”のハンガーがないそうなので、原寸の型紙を送ってもらい
それに合わせて4ミリのナマシ番線を曲げて作りました
もちろん作品を汚さないように、錆止めも十分かけました
5月27日、29日
以前に靴箱とドアをオーダーしていただいたお宅より、今回はキッチン扉を変えてほしいと言われました
今はホーローの扉が付いてるんですがそれを靴箱の様な木の扉に変えてほしいとの事です
befor
付いてる扉と同じサイズでワンバイと面材で枠を組み、その中にシナベニヤを入れて扉を作りました
それをお宅に持って行って全部で19枚の扉を取り替えましたが
付いていたヒンジ(丁番)が微調整ができない古いタイプの物だったので作業は丸一日かかりました
after
色は茶色か白か迷ったんですが靴箱に合わせて茶色にしました。まあ白は後からでも塗れるし。
窓からの光が逆光で昼間は少し暗めに見えるので靴箱より少し薄めにしました
・ ・ ・ ・
いきなりカントリーキッチンに変わりましたが、そうなると今度はその横のクロス壁が気になってきました
この壁は以前替えたドアの壁で、その時これが漆喰だったらもっといいのにと思っていた所なんです
それは実はオーナーさんも同感だったので、急遽二日後にもう一度漆喰を塗りに伺いました
→
クロスの上に直接塗ったので下地プライマーに木工ボンドをローラー塗りしました
画像では施工前と後の差がほとんどわかりませんが、実際の質感は全然ちがいます
取り替えたドアとキッチン扉もずっとよく見えるので、改めて背景素材の重要さを実感しました
漆喰が余ったのでオーナーさんがブリックタイルを貼ってたカウンターの腰に塗ってカフェ風にしてみました
→
壁に付いてた棚もワンバイとアイアンの棚受けに取り替えて、配電盤カバーも作りました
→
最初に作らせてもらった靴箱もきれいにディスプレイされて、玄関がすごくいい感じの空間になってました
こんな風に上手に使ってもらえるとこちらも作りがいがありますね
今回もありがとうございました
・ ・ ・ ・
ところでお店ではお手軽に漆喰塗りが体験出来るように”漆喰塗りお試しキット”を販売してます
ミニコテ等は既成品ですがコテ台はオリジナルです。既成品は大きくて重いので小さめに軽く作ってます
漆喰は練ってあるのでそのまま使えます。興味のある方はチャレンジしてみて下さい
コテ台、ミニコテ(150ミリ)、ビニール手袋、マスキングテープの4点セット、¥1.000 (コテ台だけは¥500)
練漆喰、約2kg(約1u塗れます)¥800
おうち作り 5月
ミニミニ畑の野菜たちはどんどん大きく育ってます
イチゴは花をつけ、トマトには小さな実が付いていました
二週間後に行くとイチゴの実が赤くなってたので初めての収穫!
味はイマイチだったけどうれしい♪
・ ・ ・ ・
雨水タンクの設置
自動散水器の水漏れがやはり少しあったので、水道直結をやめて雨水利用と併用することにしました
ベランダの隅にちょうど雨樋のパイプが付いてたので、ここをカットして給水することにします
作り方は「雨水タンク 自作」で検索すると沢山アップされてたので参考にしてプランを書いてみました
タンクだけだと泥やゴミが溜まるそうなので、初期雨水のカットと濾過槽も付けることにしました
ホームセンターで500リットルのタンクを買ってそれをメインにして、プラスチックのゴミ箱で濾過槽を作りました
雨水はパイプで底から上に滲み出すのですが、その間に砂利や砂や炭の層を作ってろ過する仕組みです
後で分解出来るように水圧のかかる所以外は接着せずに、とりあえずテープで固定しています
最後に藻の発生を抑えるために黒いゴミ袋で包んで太陽光を遮りましたが、いずれは小屋で囲む予定です
これをいっぱいにしておくと多分一週間はもつはずです
(でも雨が降らなければ水は溜まらないし、雨が降れば散水する必要はないし・・アレ?)
・ ・ ・ ・
外仕事いろいろ
秋と同じく今年の春も短そうなので、暑くなる前に外仕事をできるだけやっておくことにしました
前庭の道の横は細長い空きスペースがあって、ほうっておくと夏は雑草がボウボウに茂ってるんですが
とりあえずゲスト用の駐車スペースにすることにしました
まずアスファルト沿いにレンガを並べて仕切りを付けました
横にいるお隣さんは元建築関係の専門家なので、庭作り等のアドバイスをよくしてもらっています
駐車スペースのライン用に黒く塗った足場板を埋めました。ホントは枕木を使いたいのですが高いし・・
一週間後に行ってみるとやっぱり反ってたので半分に切って埋め直しましたが、さて何年持つでしょうか
レンガにそってグランドカバー用の草(メキシコマンネングサ)を植えましが、雑草に勝てるかな
ところで土仕事をするときに欠かせなのがこのニーパット。膝を付いて作業すると腰が楽なんです
あちこちのコーナーに小さな花壇を作りました
門の前はアスファルトのカケラが捨ててあったんですが、これを積んで花壇の囲みにしてみました
→
この技は金井良一さんが以前TVでやってたのを真似したんですが
金井さんも言ってられたようにアスファルトの断面は意外と自然石っぽいんですね
白板のフェンスを背景にして、お隣さんに貰ったコスモスを植えました
ここは白塗装した足場板で囲みました。ペンキが剥げたり自然に板が朽ちてくるのもまあ味でしょう
一番簡単だったのは盛土をレンガで囲んだものですが、レンガは埋めずに斜面に合わせてただ置いただけ
→
これだけで十分花壇っぽくなりました
前庭に植えた花も咲いて、庭に”色”が付きました
以前木が小さかった頃や花が無かった頃と比べると庭が華やかです。やっぱり花が主役ですね
befor (門側から)
(一昨年の秋) (去年の夏)
after
(今年)
まだ白の花だけですが、もっと色も入れて行きたいです。(色彩のバランスは難しいですが・・)
吉屋桂子さんのように色のセンスがある人は、たぶん風景(立体)を絵画(平面)に置き換えて
キャンバスに好きな絵を描く様に、花の色を決めていくんじゃないかと思います
befor (玄関側から)
(一昨年) (去年)
after
(今年)
この花は実はタダでした
たまたま公園を歩いていると花の植え替えをやってて撤去する花をもらったんです
以前買ってきて植えた花では量的に全然足らなかったのでラッキーでした
あくまで背景と一体なので、全体のスペースに合わせたボリューム感がどうしても必要なんですね
設営現場でプロの園芸家さんの仕事を見てると、まずはその”物量”に驚かされますもん
・ ・ ・ ・
お知らせ
せっかく駐車スペースも出来たので、毎年恒例のオープンハウスを今年も行います
ここ一年は外仕事しかしてなくて内装は去年のままなので、今回はオープンガーデンです。
(というほどの庭でもないですが・・)
ギャラリーコーナーにはお店には置けない大きめの家具、特に今回はアイアンの棚を色々作りました
日時は6月23日(日)の11時〜6時位
興味のある方はお店に地図が置いてありますので、ぜひお越しください
(カヌーに乗りたい方もどうぞ、ただし強風時はなしです)
今月オーダー 4月
座卓用の低めのテーブルと、新築のお宅用の壁面収納セット
やっぱり作り付けにするとピッタリ収まって部屋がすっきりします
アマチュア芸術家さんからのオーダーで、作品展用の台座をアイアンで作りました
一部は野外の芝生に展示したいとのことで、土に差す杭を丸パイプで作ってその中に台座付きの丸棒を入れ
スライドさせて高さを調整してから横のボルトを六角レンチで締めて固定するようにしました
4月5日
大阪城ホールでのお仕事の昼休み、お堀の周りはちょうど桜が満開でした
今年は久しぶりにお花見ができてよかったワン
教室の生徒さんの作品
小学校の”先生”志望の方が学習用机を自ら制作。図工の先生にもなれるかも
→
持っておられるテーブル天板を取り替えるためにワンバイをつないで楕円の天板を作られました
ちなみに広い板を作る時は、ハタガネをいう金具を使ってボンドを着けた板を締め付けて張り合わせます
でも今回の天板の幅は90センチもあって、そんな長いものは持っていませんでした
買うと何千円もするので、今回は長ボルトで代用することにしました。これなら1mものでも100円ほどです
長さはギリギリだったけどなんとか届きました
4月15日
お宅の横のブロック壁に、プランターが映えるように白板フェンスを付けて欲しいとのオーダーでした
befor
地面が入り口側に20センチほど傾斜してるので傾きに合わせたフェンスを作って付けました
この壁はお隣との共用なので、取り付けはここちら側の目地にカールを打って白針金で留めました
after
オーナーさんのリクエストで所々にブルーグレーの小板をアクセントで付けました
前に置いてたプランターを仮に置いてみました。やっぱりブロックよりこっちの方がずっとお花が映えますね
4月7日、26日
あるショッピングモールで映画の宣伝ディスプレイをやりました
展示してるのは撮影で実際に使われた衣装だそうです
映画のイベントは以前やった”木更津キャッツアイ”以来二回目です
TVでは滅多にタレントさんには合ったことがないのに(ほとんど納品だけなので)
この時は主演の岡田君達とも合うことが出来ました(なぜか通天閣で)。さすがにオットコマエでしたー
4月29日
池田でオープンされたギャラリーの入口横に掲示用のボックスを付けました
befor
車庫用の屋根の柱を利用してその間に取り付けました
中にピクチャーレールを付けて絵を吊れる様にしました。取り替える時はアクリの扉を上に開けられます
after
上にポリカの屋根があるのですが、念の為に扉には防水用のパッキンを回しました
そのために真夏に中の温度が上がり過ぎないようにように熱抜きキャップも沢山つけました
おうち作り 4月
完成したプランター畑に、いよいよ野菜を植えていきました
イチゴとトマトとトウモロコシと、おいしい実のなるものばかりです
前庭はまあディスプレイの様なものですが、裏庭は木もイチジクやサクランボ等、実益中心なんです
でも週末菜園だと、できた実はどうしても鳥に狙われます
おやま時代も美味しくなった頃にはいつも取られてほとんど食べた記憶がありません
そこで今回は防鳥アミで囲うことにしました
ちょうどプランターの杭が打ってあったのでそれに角材をビス止めして柱を立てます
周りと中央にも立ててその上に横棒を渡すと部屋の様な囲みが出来ました
その枠に防鳥ネットを張っていきます
角材にならタッカーでパンパン留められるのでハウス用のパイプで組むより簡単かもしれません
買ったネットが黒っぽいものでほとんど目立たなかったので、その上から黄色の防鳥糸をグルグル巻しました
今度来たら鳥が引っかかていても怖いので・・
補強のコーナー材も入れて、出入り口は細い角材を付けてクリップで止めれば絡まらずに開け閉めできます
これで鳥対策はバッチリですが、もう一つの問題はやはり水やりです
ここの土は砂状で特に水はけがよすぎるので、一週間も雨が降らなければ多分駄目でしょう
そこで以前自宅で使ってたタイマー式の自動散水器が置いてあったので、これを使ってみることにしました
給水はベランダの両側に2箇所蛇口を付けてたので、そのうちの一つを自動散水専用のものにしました
散水専用のホースは色んな種類の物がホームセンターには売ってたんですが、ホースは耐久性に不安があるのと
ジョイントのコーナー継手の種類があまり無いので、ちょっとラインが複雑になると出来ないんです
そこで結局普通の水道用の塩ビ管を使うことにしました。これだと継手用のエルボ(直角)やチーズ(T型)等があって
ほとんどの形状に対応できるし、接続も専用のボンドを塗って差しこむだけなのでずっと簡単にできるんです
値段もホースの半額以下です(4m物で¥280)
まず買ってきた水道管を大体の所に置いて、カットする長さを決めていきます
プランターの横までは地中に埋めるので10センチ程の深さの溝を掘って接続した配管を埋めました
埋めてるほうが凍結防止にもなります。多少曲がってもキッチリ接着してれば全然大丈夫です
4つのプランターに1つずつ配管を立ち上げて横に伸ばします
バーコードのシールは剥がすのが面倒なのでいつもそのままです。まあそのうち自然にとれるでしょう
最後に水の出てくる穴を細いキリで開けていきますが、最初は少なめに開けて
水を出して様子を見ながら穴の太さや数を少しずつ増やしていきました
均一な方向に穴を開けるのは難しいので、配管に印刷されてる文字(同じパターンなので)を参考にしました
ところがやってるうちに散水器が突然動かなくなりました。分解してみても原因がわかりません
まあ10年以上もほおっておいた物なので、しかたないので新しいものを買って付け替えました
値段は前のは一万円もしたのにこれは3980円。でも設定パターンが単純なだけで意外と大丈夫なようでした
ただ本体の機器のみでホースなどの接続用部材がまったく入っていません
蛇口から散水器までは常に圧がかかるので前の器具の耐圧用のを代用したんですが、ちょっと水漏れが心配です
そして放水! チョロチョロと水が出るところはなぜかちょっとかわいいです
ミニミニ畑作りもこれで一応完成♪
あとはマルチで覆ってしまえば放っておいてもおいしい実がザクザクとれるはず・・?
・ ・ ・ ・
14日に日吉大社さんの山王祭の船渡御があったので、作業の手を止めて見に行きました
地域ごとの7つの神輿が岸に勢揃いしてから鳥居の向こうに着けた船に載せていきます
神輿を乗せると船も華やかに見えます
→
でも船渡御といえばいつもの天神祭を連想するので、船自体にほとんど装飾が無いのがちょっと物足りないです
これが大阪なら御神船以外にも周りに見物用の船を沢山出して、中で酒盛りしてバッチリ商売にするんでしょうねー
でもここはあくまで京都圏なんで大人しいんです(祇園祭の超スローな鉾と岸和田のだんじりの差のようなものかな?)
今月のオーダー 3月
東京の保育園さんより卒園式のイベントで使いたいと、ミニ演題をオーダーされました
使わない時は折り畳めるようにとのことでした
ツートンカラーの多段引き出し
イベント用の花車は本体の木工だけ作りました
実際に動かすので車輪はガーデニング用のレプリカではなく、大八車用をネットで取り寄せました
3月12日
シャッターに挟まれてバラバラに壊れたお店の看板復活!
でも雑貨の”貨”の上が見つかりません。これはワンバイを糸のこで切り抜いて
作ったんですが、こんな小さな文字はもう切りたくないので当分このままです
3月15日
お近くのマンションオーナーの方からのオーダーで
駐車場の間仕切りに白板のフェンスを取り付けました
befor
ブロックとメッシュで仮に仕切っていましたが、低いので後ろの部屋の窓が見えてしまいます
after
高さ1,5mの板壁で仕切ると、目線を超えてプライバシーの保護と防犯の役目にもなります
自立させるために足場板で作った大きめのプランターに固定しました
こちらの駐車場と庭スペースは他にも色々リメイクする予定です
3月18日
以前靴入れを注文していただいた方より、洗面所とトイレのドアを二枚オーダーされました
befor
after
ドアの付け替えはぴったり合わせるのがけっこう大変なので、今回は取り付けも一緒にやりました
ちょうど裏から西日があたるそうで、ステンド風の窓に光が入ってきれいです
3月25日
ステンドグラスにチャレンジ!
今までけっこう沢山のステンド風のフレームを作ってきましたが、これはアイアンの格子に
色シートを貼ったアクリルをコーキングで留めるという、超自己流(邪道とも)のやり方で作ってるので
ステンドというより、ただのアクリ入の格子という方が正しいかもしれません
たまたま最初に作ったのが大きな物だったんで、強度を持たせるためにこの方法を思いついて
そのまま作ってたんですが、アイアンでは逆に小さなものの加工が難しいのでいつも苦労してました
でも考えてみれば、それなら”本物の”ステンドの作り方で出来るんじゃないかと、最近ふと気づいた(?)ので
今回初めて”正式な”ステンドグラスの作り方にチャレンジしてみようと思いました
作り方はネットで沢山アップされてるのでそれを参考にして基本的な材料を取り寄せてみました
さっそく板ガラスの切れ端をくっつけてみました。 あれっ思ってたより簡単かも・・?
でも今回試してみたかったのは、ガラスではなくて、いつものアクリル板が使えるかどうかなんです
アクリなら余り物が沢山あるのと、ガラスは曲線のカットがどうも苦手なんです。危ないし・・
ホームセンターに売ってる窓に貼るド派手なステンド風シートは、小さい色を使うときに部分カットして
たまに使ってるんですが、今回そのシートの一部をフレームで選んで、サンプル作りに使ってみることにしました
つまり偽物のステンドシートを使って本物のステンドを作る(?)という、いつもの逆バージョンです
ついでにいつも使う他のシートも一緒にアクリ板に貼って試してみることにしました
線に合わせてカットしていきます。アクリならジグソーで簡単に切れます(スチロールの上で切ると楽です)
バラバラにカットした部品にコバテープを張っていきますが、これを貼るとガラッと違ったものに変わります
やってみて思ったんですが、このテープがステンドの技法の一番のポイントというか発明のような気がします
それを元の形に並べてハンダをのせてくっつけるとステンド自体は完成です
ハンダの熱でアクリやシートが溶けるかもと思ってたんですが、意外と大丈夫でした
なによりちょっと手に落としてもたいしたやけどをしないのがいいです。溶接ならそうはいかないので。
作業自体もこのサイズならアイアンで作るよりずっと簡単でした。さすが大昔からある技法です(感心)
これならもっと早くやればよかったかも
仕上げにアンティーク風エイジングしたフレームで額装しました
逆光にするとほとんど本物に見えますが・・
・ ・ ・ ・
次に今度は本物の泡入りガラスが残ってたので、その切れ端を使って色々作ってみました
一部ペンダントのシェードにしてみました。ガラス瓶を入れると花入れにもなります
色硝子の細い切れ端も適当につないでみました
ドアやミラーのコーナー飾りに使えるかも
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両方やってみた印象としては、アクリは簡単だけどやっぱり手触りや風合いはガラスには勝てないということ
ただコスト的には大分差があるので、サイズに合わせて両方組み合わせた形がウチ的にはいいかも
3月20日〜3月24日
takutoもちより会vol2、無事終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。
今回はガーデニング用品を色々展示しましたので、花苗も少し並べました。
春らしく、白いフェンスはお花を引き立ててくれます。
お願いしたお花屋さんは、吉志部神社並びの「花光」さん。
良い苗や切花がお手頃価格であるので、開店以来時々伺っています。
突然のお願いに心よく預からせて頂き、ありがとうございました。
寄せ植え用ミニプランターは引き続き販売しています。(¥800)
3月28日
これは竹の子・・ではなくて
3mのえんぴつです。久々のテレビのお仕事でした
おうち作り 3月
畑プランター(?)完成♪ 何植えよっかな
山の雪も消えて水も温み、春の気配です。倒れたミモザも何とか収穫できそう
今月のオーダー 2月
作品展用の額、今回はグレーヨゴシです
タイルの商品台は以前の追加オーダーでした
カーテンバーと受けを2セット
アイアン曲げ文字の表札
〜2月8日
教室の生徒さんの作品
ベランダの収納棚
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分解できる椅子
→
皆さんこだわりの一品ですね
2月10日
お店の近くにある珈琲豆屋さんの”香林坊”さんの看板を作りました
香林坊さんは実はお店を初めて最初のお客さんだったんです
前の外看板が10年近く経ってさすがに傷んできたんで作りなおすんですが
今回は防水剤をばっちりかけたので、前回よりもっと長持ちするはずです
2月14日〜16日
恒例のオープンフェア。今年の粗品はワイヤーのブランコでした
壁掛けだけでなくそのまま置いてもいいかも
お店は今年でなんと9周年・・
(自宅ガレージに)移転する!する!と言いながらここまできてしまった・・
こうなったらもう一年、十周年までは意地でもがんばる所存であります!
ユメも気がつけば13才!
おうち作り 2月
裏庭に畑を作ることにしました
夏は雑草に占領されてますが、冬の間にスコップで根を掘り起こしておきます
ひっくり返してしばらく置いておくと”寒起し”といって土の殺菌ができるそうです
その後フルイを使って根と土を分けていきます。これはけっこう重労働でした
やっと分離できた土で畝を作っていこうと思ったんですが、雑草避けと後々の作業がしやすそうだったんで
前庭でやった杉板で囲ったプランターの様な畝にすることにしました
杭を打って白く塗ったいつもの杉のバラ板を二段に重ねて18センチの深さの囲みを作りました
左右の水平は十分測って傾かないように注意しました
コーナーは杭をダブルで打って補強しています
囲みが出来たところで周りの土を腐葉土や肥料を混ぜて入れました
なんか公園の花壇みたいですね
こんな畝を全部で4つ作る予定です
でもここで何を栽培するのかは、まったく決まってません・・?
今月のオーダー 1月
50幅のFBで組んだアイアンのテーブル脚、これに天板を付けてカウンターにするそうです
近所の車屋さんからトラック荷台に付ける木枠を発注されました
走ってるトラックではよく見かけるんですが、作るのは初めてでした
出来たのを見た車屋のにいちゃんに「ちょっとカントリーっぽいですね」と言われました
スンマセン、ついいつものクセが・・
1月16日
エイジングの練習で今回は”さび塗料”をいろいろ試してみました
まずホームセンター等で売ってる”さびカラー”の赤錆と青錆を鉄板に塗ってみました
二液性の塗料を塗ると2,3時間でサビが浮き出ます。青錆は緑青(ろくしょう)ですね
この塗料は鉄でなくてもサビをつけることができるので、いつもの細額に塗ってみました
まず赤錆です
うーん、かなりリアルです・・。というより本物のサビですね、これは
塗装のエイジングでは出せない自然な質感です
でもちょっとリアルすぎて、絵の額に使うにはちょっと無理っぽいかな。ガーデニング用なら使えるかも・・
次に青錆です
これ位なら合わせられる絵もあるかも
試しに両方塗ってみました。実際はこんな感じに錆びそうです
まとめて置いとくと、ただの鉄の廃材にしか見えません
でも微妙な塗り加減でサビの出方が全然変わるし、どんな模様になるかすぐにわからないので
陶芸やってるような面白さがあって、ちょっとはまりそうです
次に”ガンブルー”という黒錆を付ける、いわゆる”黒染め”液です。モデルガン等に使うものだそうです
これをホームセンターで売ってる普通の金具にいろいろ塗ってみました
さびカラーと違って塗ったらすぐに黒くなっていきますが、クロームメッキした物等には付かないようです
でも殆どの物は染まりました。塗装と違って擦っても落ちません
かなりいい感じのさび具合で普通の金具がアンティーク風になりました
丁番やビス等を染めると家具の金具としても使えそうです
これが合いそうな物として、ミニチュアの薪ストーブを作って黒染めしてみました
キャンドルを入れてしばらく見てると、ちょっと本物の薪ストーブを見てるみたいな感覚になりました
1月3日
去年お正月イベントで”実物大舟盛り”セットを作らせてもらったホテルから今年もオファーがありました
今年のテーマは”国技館の屋根”(吊り天井)だそうです
そこでさっそくネットで色々画像を調べてイメージを固めていきました
次に、いつもの様にスチレンボードで簡単な縮尺模型を作って作り方を考えます
実際は下から見るので軒裏の梁と妻手側の装飾が多分ポイントでしょう
形が決まったので、サイズに合わせてまず妻側の壁パネルを作ってから仮の軒を付けてみました
屋根パネルは予算削減のために新作せずに、有り物の定尺パネルを使います
大体できた所で、仕上げの表具をする前に仮組みしてもう一度バランスをみます
あくまでハリボテの偽物ですが、基本的な構造は本物の建築と同じなので、家作りの経験がけっこう役にたちました
工場では低い所で組むので楽なんですが、本番は3mの高さで作業するのでなるべく簡単に組めるように作ります
・ ・ ・ ・
そして会場での組立です。トラス(アルミ製の柱)の上に組んでいきます。一番高い所では5m位あります
屋根のてっぺんは届かないので内側から留めました。ちょっとした棟上げですね(笑)
入り口正面には瓦屋根風のなまこ壁も作りました。もちろん瓦もなまこもプラスチックの偽物です
瓦となまこ壁はちょっとミスマッチ気味ですが、裏テーマが”外人のイメージする日本”なのでいいんだそうです
飾り梁と金シートを貼った金具プレートを付けて完成です。バイキングテーブルも傘で正月ディスプレイしてました
お客さんはこの下を通って会場に入るので、これがいわゆる門の様になります
入り口の壁の前にも園芸屋さんが坪庭ディスプレイして、入った時の雰囲気を盛り上げてます
”ちょうどいい”もの
ホテルや百貨店への搬入は裏の経路が意外と狭くて苦労するので、いつも自作の台車を使っています
これは使いながら色々改良して今の形になったんですが、これがけっこう便利なんです
セットはほとんどがバラバラのパネルで作っているので、立ててパイプ枠の台車に積みます
最初は普通の台車に平積してたんですが、幅をとるのと下に積んだ部材がすぐに取りにくいんです
市販のものもあるんですが、重いのでなるべく軽くするためにぎりぎり細めの角パイプで作りました
もちろん両サイドのパイプは抜けて平台車にもなります
角パイプは二重でスライドさせて、搬入口のサイズや物量に合わせ台車の幅を変えれる様になってます
蝶ネジを緩めて横棒を抜けばバラバラに分解できて、積み込むときに隙間に入れられます
さらに底板とベニヤで作ったボックス枠を載せれば、箱状の台車になって細かい道具等の荷崩れ防止になります
最近は宅配屋さんが使う箱付きの手押し台車をよく見かけますが、ウチではもう20年前から使ってるんです
この箱枠も折りたためるようになってるので積み込みに場所をとりません
両方を併用することもたまにあります
以前、万博公園の芝生に搬入した時は、これにタイヤをオプションで付けて運びました
ウチ位のちっちゃいディスプレイ屋には、結局これ位のものが”ちょうどいい”んですね
そして”ちょうどいいもの”は、やっぱり手作りするのが、ちょうどいいんです
1月2日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします
田舎での久しぶりの同窓会の後、みんなで初詣に行ったお寺からの眺めです
母校のグランドが左側に見えます。去年NHK,BSの”にっぽん縦断こころ旅”でもここが紹介されてました
帰ってから日吉大社さんにも初詣しました
でも入り口に・・
・・イジ
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