12月25日
クリスマスが終ればお正月。今年もクリスタの正月ディスプレイをやりました
デザインは去年のが好評だったということで結局去年とほとんど一緒になってしまいました。つまんねーの。
12月20日
クリスマスのアイアン小物をつくりました。箱のなかのちいさな照明で鉄絵を照らしてます
12月14日〜12月18日
自宅の正面には、ウッドデッキのベランダがあります
これは建ってすぐにいつもの大工さんに作ってもらってとても気に入ってたんですが、さすがに15年以上経って
差込の穴が腐ってきたり色々痛んできたので、仕事も一段落したし思い切って架け替えることにしました
befor
家自体は間口が5M位の細長い典型的な都会の小さな建売住宅です
外溝は節約して自分達で床に自然石タイルを貼ったり、流木の立水栓やブロックに漆喰を塗ったり色々DIYしました
(プチリフォームコーナー参)
この場所は庭ではなくいわゆる”建ぺい率”の残りスペースでいつもは車を止めてるのでベランダを庭代わりにしています
ベランダを撤去すると明るくはなったけど、あまりにもイケイケでリビングからも前の道が丸見えです
奥の柱と梁は十分生きてたのでそのまま使いました。雨が直接当たる所とでは痛みの差が全然違います
今回はいつもの大工さんなしの自社工事なので、無理をせずに一回りサイズを小さくしました
でも今年は仕事で色々ウッドデッキを作ったのでみんなも慣れたもので作業も順調に進みました
前回の教訓で梁と大引きは差込にはせずに、メインの梁の天には雨よけのカバーを付けました
これだけで経験上耐久性が倍は違うと思います
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最後に手摺を付けると完成です。小さくしたことで門周りも明るくなりました
耐久性だけで考えるとアルミ製とかになるんでしょうし(木にそっくりなのもあるようですが)
今では木のベランダなんかウチ以外ではほとんど見かけませんが、やっぱりこの風合いは捨てがたいのです。
木工屋だし。
元々奥のガレージは自宅ショップにするつもりで木の扉を付けたりある程度内装もできてるんでたまに工房と
教室に使ってはいるんですが、これを機会にぼちぼちお店も当初の計画どうりこっちに移そうかと思っています
でもお店もせっかく内外装がいい感じにできた所なので現状復帰のために壊すのは惜しい気もします。お金もかかるし
だれかそのまま何かに使ってくれる方がいればいいんですが・・
手摺の前にプランターを並べるとリビングから見える小さなお庭です。道からのプライバシー効果も兼ねてます
冬に朝日が入るように手摺の桟を日の出の方角に少しななめに付けています
今回は防腐剤の色を薄めにしたので”ユメちゃんカラー”で保護色になっています(これでカラスにさらわれない?)
12月10日
お店の入った正面の角には、前におやまで使ってた小さな薪ストーブを置いてて冬になるといつも点けてます
でもここはビルの1階で、もちろんほんとの火は使えないので前に仕事で使った擬似炎を入れてます
この炎は下から送風機で揺らした布を赤と黄色の照明で色をつけてるんですが、けっこうリアルでしょう
でもこれだけを外に出して見るとたしかにただの布なんですが、ストーブとの組み合わせで錯覚を起こすんですね
こんど鉄板で、なんちゃってストーブを作って中にこれを入れて”どこでもストーブ”を作ってみようかな
11月25日〜12月20日
木工小物、オーダーもの色々
定番の白板くるくるプランターカバー、H各20、30、50cm、1枚単位で切り売りします
〜20cm,\100/枚 〜30cm,\150/枚 〜50cm,\200/枚
オーダーの特殊サイズの格子棚、それでも一応折りたためます
定番のこの2つのシリーズも元々は残った端材の有効利用から生まれたものでした(実はタクトさん自体も同じ様な企画なんです)
ワイヤーのハガキ立てと額立て、ハガキ立てはパピエさんのカード展用のオーダーです
ハガキ立て¥400、額立て¥800
最近シナ板仕様の家具オーダーが多いので、色サンプルも兼ねてただの箱を作りました
雑誌がちょうど入るサイズで、組み合わせを変えると色々な棚ができます。自宅でも使っています
35cm角、奥行き25cm、¥2.500
シナ板のオーダー家具、白い方の引き出しは両方から引き出せます
こたつ天板はいつもテーブルや机の天板に使ってる自家製の米松集成板ですが、これだけの幅を作るのは初めてで
机の時の様に裏に補強が入れられないため”そり”がでないかどうかは時間がたたないとはっきりとはわかりません
返品覚悟のオーダーですが”そらない”ことを祈ります
11月23日
クリスマスシーズンなので木のツリーかと思いきやこの周りに電池を貼り付けて”電池ツリー”になりました
ある電池メーカーの展示用オブジェだそうです
→
貼ってるのは表面だけですが最初は全部で1500本つける予定だったのに重くて持てないため
結局500本分と小さくなりました。それでも20キロ位ありかなり重いです
万一のことを考えて一応全てアクリル樹脂でコーティングしました。全部通電すると750Vになるんで
10日23日〜11月19日
前よりオーダーされていたキッチンのバック棚がやっとできました
引き出しの付いた下台と上のつり戸棚のセットでW2400位あります
引き出しと棚の大きさや組み合わせはお客さん自ら色々検討されて絵の様なレイアウトにまとまりました
ところが作り始めて本体と扉が少しできた時点で、あるテーマパークのクリスマス装飾が入ってしまい
巨大なプレゼントBOX等で工場が埋まり(詳しくは”大人の事情”で出せませんが(笑))約2週間製作がストップしてしました
その後ようやく完成したので取り付けを行いました
まず下の台に天板を付けて壁面パネルを固定してから3分割のつり戸棚を付けていきます
組み立て完了♪
全体に木目を残した白塗装で天板は茶色で白いタイルを埋め込んでます
オープンの飾り棚にはアイアンの照明を付けました
11月3日
新しくお寺を建てられた地方の住職さんより記念の粗品として昔のろうそく立てを10個注文されました
これは前に作ったものと同じものなんですがこの10個という数がじつはポイントなんです
小物等を作るとき、1個だけ作るのと5個や10個作るのでは1個あたりの手間(時間)が全然違うんです
材料は高いものは使いたくないし付加価値も付けたくないウチの商品は、ほとんど手間代で値段が決まるんですが
どうしても1個だけ作る時の手間代で計算すると雑貨とは呼べない非現実的な数字になってしまいます
そこで1個の注文の時でも10個作ったと仮定すると、その手間を10分の1にできるわけで、ずっと安くできるんです
そのために小物等を作るときはなるべくまとめて作るようにしています(ちなみにこれは¥3.000/個です)
でもじゃあ50個や100個ならもっといいかといえば、逆に集中力がなくなって効率が落ちるんです
楽しくないしね
10月14日〜10月28日
パピエさんの旧家の2階の納戸だった所を部屋にするための改装をしました
ここはサンルームを作ってる時から依頼されてたんですが、今回は躯体の大きな工事はいつもの工務店さんにやってもらい
壁までできた時点で、ウチが窓建具の取り付けとその他仕上げの装飾的な部分をするという分離発注方式です
befor
beforといっても最初の暗い物置状態だった時から比べると壁もきれいに塗られて見違えるようです
窓は枠までを作ってもらって開口したままの状態です。さてこれからがウチの出番です。どんな部屋になるでしょうか
どんな感じの部屋にしようかといつもの様に部屋の前であーでもないこーでもないと3人で悩んだんですが
とりあえず思いつくプランを色々書いてみました。絵はいつものへたっぴーで恥ずかしいんですが
もしうまかったら多分手作りの世界にはいかなかっただろうと言い訳してます
なるべく無駄な事はせずに、それでも見違える効果がでる様にするにはどこを変えるべきなのか?
例えば天井を塗って床はそのままにした場合柱はどうするのか?窓の桟は白でも窓枠は?・・と迷いは尽きません
でもこれもある意味楽しい作業です
結局パピエさんが選ばれたのは、床と壁と柱はそのままで、まず天井を白く塗ってそこにフェイク梁を渡し
外に面してる左の窓はスリガラスを透明なものに変えて、上にアイアンのカーテンバーと棚をつけること。
内窓は白い桟で新しく作り、ドアは付いていた納戸の戸を塗り替えて再利用するというプランになりました
製作開始
まず内窓を開口サイズに合わせて作っていきます
中に入れるガラスは最初からこだわってられたアルトドイッチェという泡入りのものをネットで取り寄せました
after
外側だけに飾りの細い桟を貼っています
左側の窓はスリガラスを透明に変えると外の緑が見えて明るく開放的になって部屋も広く感じます
桟も白く塗りました。ガラスをはずした時に塗ればマスキングする必要がないので簡単です
→
ドアは古い板戸だったのを白く塗って、上の桟の間にステンド風のフレームをはめ込みました
これは窓に使った泡入りガラスの切れ端があったので、思いつきで急遽作ったんですがいい感じになりました
実際の工事をしながらふっと思いついたことは、今までの経験からもけっこうヒットが生まれることが多いので
それをすぐ実行に移せるのがクライアントさん直で仕事をする大きなメリットのひとつです
→
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天井を白く吹き付けて梁を渡すと和風だった部屋がいきなりレトロな洋風に変身しました
持っておられたアンティークな家具とぴったり合ってます。
床と柱は塗らずにそのまま残したことで、白と茶の中にうすいグリーンがバランスよく入って
必要以上にかわいくなりすぎずに、目指していた”ちょっと大人な空間”になって正解だったと思います
でもこの独特のレトロ感は”古い部屋”をリメイクすることででる雰囲気で、新築では同じ様に作ってもなぜかでないんですね
工事自体も上手に分離発注したもらったおかげで、装飾的な部分に専念でき2日で終わりました
今回は、商業施設等では普通でも、一般のインテリアではまだ少ない”ディスプレイ的”着想でリフォームをやってみました
でも”内装”というのは元々”室内装飾”の意味もあるはずなので、日本でももっと取り入れられてもいいように思います
そして窓以外ならちょっとがんばれば自分でもDIYでできるかもしれません
パピエさんも、またまたお気に入りの部屋ができたことで、この家自体にもよりいっそう愛着がわいたそうです
それにしても、最初の片付けから考えるとその作業量は大変なもののはずで、そのバイタリティにはいつも驚かされます
その情熱によって手に入れることが出来た空間だと思います
10月25日
あの”お値段以上♪”のニトリにいきました
買ったものは999円の時計、599円のカゴ3個、99円の備前焼き風小皿3枚。
これに一手間かけて”もっとお値段以上”にしてみようと思いました
まず柳のカゴは得意のワイヤーメッシュで棚を作って引き出し風にしてみました
ワイヤーメッシュは実質300円位なので全部でも2000円位でできました
でもまあこれは普通ですね
備前焼き風の小皿はアイアンで脚を付けるとちょっとシックな花入れになりました
時計は一度バラバラに分解します
ムーブメント(機械のところ)はアイアン板をプラズマカットしたベースに付け替えて、針もシルバーに塗りました
フレームはテカテカしたウレタンを取って塗り直しコルクの裏板を入れると少しアンティーク風の丸額になりました
無垢の丸枠は手作りすると大変手間がかかるのでラッキーです
”一個で2度おいしい”お値打ち品ですね (文字板も使えます)
やっぱり、ニトリさんもイケアさんもこうやって”ご利用”させていただくもので
まかり間違っても”競合”(?)するものなどではけっしてありません
今度例のシステムキッチンを買ってリメイクしてみようかな(笑)
10月10日〜10月20日
アイアン、ランプ色々・・
ワイヤーメッシュの棚とその材料の切れ端をつないで作ったランプカバーです
9月28日〜10月11日
木工、オーダー品色々・・
キッチン隙間ワゴンはお客さん持ち込みのタイルを天板に貼りました。大きいテーブルの脚は取り外せます
鍼灸院さんの待合室の収納ラックとレンジサイズにあわせた棚です
千里丘活性委員会でもいっしょさせてもらった”森カフェ”さんからスタンプラリーの時に使ったペナントの代わりに
普段掛けるためのオリジナルなペナントを依頼されました
”野菜のソムリエ・・”のコピー、レイアウトもご自身で考えられて、下の画像もお店の野菜を撮影されたものだそうです
おいしそうなランチが目に浮かびます。色のセンスが多分ランチにも生かされてるんでしょうね
9月21日〜23日
連休を利用して自宅のちょっと大掛かりなDIYをやりました
ウチの家は間口の狭い細長い形でリビングもキッチンスペースとつながった細長いワンフロアになっています
建築時にはそこに一部仕切り壁を付ける設計だったはずなのに、出来てみるとなぜか省略されてました
でもまあ広々としてこれでもいいかと、結局そのままになっていました
ところがその後、姉家や田舎の実家の耐震補強をするために色々勉強していくうちにどう考えても
この間取りには無理がある様に思えてきました。
試しに簡単な強度計算を市販ソフトでやってみるとやはり横揺れに対するバランスが悪いようです
そこで建築時の構造図を見直してみると、やはりリビングとキッチンの間にメインの柱と梁があったので
それを補強する壁量を確保するために、その下に仕切り壁と垂れ壁を付けることにしました
befor
冷蔵庫手前の窓の横に柱と梁があるはずです
ちょうど天井にダウンライトがあったので、はずして中を見てみるとやはりその位置に大きな梁がありました
ということは、それを支える柱も図面どうり両方にあるはずです
単なる目隠しや飾りのためだけの間仕切りならそのまま仕上げ材の上から付けるだけでいいんですが
今回はあくまで耐震が目的なので、柱と梁本体に直接付けなければいけないので、まず表面のボードをカットします
次に、その隙間から柱と梁本体の実際の距離を測って、それに合わせた補強壁を作ります
使った材料はツーバイ材をネタにした枠に構造用合板を両面張りの、いわゆるツーバイ工法の家と同じものです
強度は十分なんですが大変重いので3分割で作りました
ところが、片面だけ合板を張ったものを車で運んでたら、なにか変なにおいがします。
そこでよく調べてみると、せっかく張った合板が本来F☆☆☆☆のはずがF☆しか付いていません
☆の数はシックハウス適合の印なので、1つしかないものは屋内では絶対使えません
しかたないので、すぐに取替えたんですがすでにボンドが固まりかけててはがすのは大変でした
なんとか作り直した壁パネルをカットした隙間に押し込んで、がんがんにビス打ちして留めます
分割した所には一体になる様に補強のネタを入れてから裏面の合板を張ります
入り口側は比較的強度が必要ない方なのでニッチも付けました
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できてみると全然圧迫感も無く、ちょうどいい間仕切り効果でリビングも前より落ち着いた感じになりました
作る前に色々シュミレーションしてサイズを決めた甲斐があったし
なにより家を支えてくれてるんだっていう感じが目に見えて何か頼もしい気がします
これでずっとやらなければと思ってたことが、やっとできてちょっと安心しました
それにしてもどうして最初の建築の時にできなかったんでしょうか?・・今でもよくわかりません(工務店の手抜き?)
仕上げの前ならずっと簡単にできたはずなのに。
9月18日
アイアンオーダー物でお店のドア取っ手と看板です
樟葉の美容室さんのドア取っ手はウチの入り口のドアに付いてるのと同じデザインです
虹色cafeさんはわざわざ京都からきていただきました
9月15日
19日から始まるドラえもんイベントのキャラクターカットアウトを枚パーに納品しました
このセットは福島ハワイアンズ(フラガールの舞台になったとこ)に続き2組目なんですが
前回の状況から「子供が押しても倒れないもの、でもベースは小さく 等など・・」と矛盾した要求。
結局、現場でベースに床と同じカーペットを貼ることでなんとか目立たなくなりました
いつものことながらいろいろ大変です裏方も
9月13日
マンションのベランダに敷くウッドデッキです
6m近くあるので5枚組で作りました
befor
非常口の所だけすぐに開けられるように分割しています
after
非常口の段差が無くなって歩きやすくなりました
内のフローリングとつながったみたいで部屋も広くなったように感じます
9月4日〜9月10日
お店の内装と外をマイナーチェンジしました
まず内装は正面の白板の壁をもう少し落ち着いた感じにしてみようと思いました
befor
貼ってあった白板をはがして下地のベニヤにアク止めした後、少し色を付けた漆喰をぬりました
次に横のニッチ周りの石壁に薄く色をつけてみました
befor
after
色を付ける前より少し立体感がでたような気がします
右の漆喰壁はあまりコテ跡を残さない様にして、きもーち色むらを付けて少し時間を感じさせる様な雰囲気にしてみました
漆喰壁も今までいろんなパターンを試しましたが、今回の仕上がり位が実際の部屋に使うには一番いいんじゃないかと自負してます
(今の所は)
それに合わせて後ろのレンガ壁もさらに塗りつぶしました
せっかくリアルにはできたんですが、周りと合わなければしかたありません
”漆喰に埋まってる感じ”もやってみたんですが、
あまりの古臭さ(?)に恥ずかしくなって一箇所だけでやめました
外はやりかけてた左の壁をやっと石壁風にできました
この壁は最初は土色だったのを3年ほど前にグレーヨゴシしたのでした
befor
after
作った偽岩はゴミ袋一杯分で、今回はベースはベニアではなくスタイロフォームなので片手で軽く持てます
作り方は以前紹介したレンガのやり方と基本的には同じです
貼ってる途中で全然足らない事に気付いたんですが、仕方ないので適当に間引きました
以前よりちょっと明るい雰囲気になったかな。右の壁とも前よりもっと合ってるような気がします
でもあまりマッチしすぎると(不自然さが無くて)変わったことに誰も気がつかないかも・・・ それもちょっとさみしいなー
9月2日
照明カバーの作家さんの依頼でベースのフレームをワイヤーで作りました
そのワイヤーがたくさん余ったのでついでに色々作ってみました
以前から使ってみたかった配筋に使うメッシュワイヤーでもかごを作ってみました
白板を敷くと底ができていろいろ入れられそうです。棚にもなります
わんこも入れられます
8月27日
売り切れてたアイアン枠の棚を追加製作しました
アングル幅を前回の25ミリから20ミリに変更して価格も少し安くなりました
w60h120¥12.000、w80h90¥12.000、w60h90¥10.000
ボックス棚2個に天板が乗っかるタイプの机は分割できるので収納等に便利です
w110h72¥28.000
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