今月のオーダー 8月


フレーム各種




ステンド扉のキャビネット

  


現代美術のアマチュア作家さんの作品用下地ベニヤ(支給の型紙サイズにカット)と架台

   




8月5日


お店に吊ってたアイアンのシャンデリアを琵琶湖に持っていったのでもう一個作りました









8月7日


化粧品用の展示什器を、籐カゴのような”編んだ”感じのカゴ風に作れないかということでした
まあそれなら昔取った杵柄ってやつなんでやってみることにしました

もちろん本物の籐で巨大なカゴを編むこともできるんですが、
あまりリアルすぎても面白くないし手間が大変です


そこで色々試作して考えた結果、上下の楕円はベニアで作って鉄の丸棒を曲げて
縦芯にして、それに平たい板状のものを横芯にして編んでいくことにしました



横芯は薄い塩ビに木目のシートを貼ったものにしました。これだと広いので早く編めるはずです
丸棒と上下の側面にも同じシートを貼ってます




ひっくり返して下から編んでいきます

  

全部編めるとけっこうホントのカゴのようにみえました

   


同じシートを貼った取っ手と商品サインを付けて、枚方の京阪百貨店に納品しました









8月10日


小学生の兄妹とそのご家族が夏休みの宿題工作にやってきました


まず妹さんは小さな小屋を作りました。ちょっとドールハウスみたいですね




お兄ちゃんは”龍”を作りたいそうです
そこで色々考えて、結局穴の開いた丸棒を組み合わせて作りました

   







そのふたつを、たまたま合わせてみると・・

あっ、こりゃちょっと怖いかも・・




・・ということで、いっしょには展示しないでね





8月20日


ウインドウディスプレイ用でまたまた船の舳先を作りました


もらったデザイン画はこれだけです(いつもこんなもんですが)

まず大体のサイズを決めてから、絵から各部分の実際の立体型を想像して作り方を考えます




次にそれをどんな材料で作るか決めていきます。それっぽくなれば何で作ってもいいんですが
この選択を間違うと手間が何倍もかかってしまいます



本体の船は角材と曲げベニアで作って、マストは足場丸太をカットして作りました
船の上に商品を載せるので絵より少し大きめに作りました

    


マストから垂れてる三角のアミは既成品はないのでロープを切って作りました




最後に白布で帆を作って彩色して完成です

まあなんとか絵のような感じになったかな。ウインドウの中にいれるためすべて組立て式です




平面(デザイン画)を立体にする作業はいつもながら楽しいですね





8月23日


ヨメが抽選に当って、明石海峡大橋の鉄塔に登ってきたので、その時の画像を見せてもらいました

帰省する時、いつ通っても現実離れした感覚になる橋なので、ちょっと紹介したいと思います
ちなみにワタクシ(ダンナ)は高所恐怖症なので行ってません(いくもんか!)



これが直径1メートルのワイヤーを支えてるアンカ(重し)です。地下にまだ数十メートル埋まってるそうです
向こうに建ってる主塔は高さ300mで東京タワー並です
とにかく全てのサイズが異常で、スケール感覚がおかしくなって、大きいのかどうなのかよくわかりません





主塔は岸から1キロも離れてるので下がスケスケのクルーチングの上を歩かなければいけないそう
自分なら多分この時点で一歩も動けないでしょうね〜





そして300mの主塔てっぺんからの眺めです

あちゃー、こりゃ建物からの眺めというより、空飛んでる景色でしょ〜!
もーアホちゃう!って感じです。(こんな所に登るなんて)

  


まーとにかく、すべてが”掛け算”の世界で(長さ○mの橋なら○mの高さなんで4キロなら300mだー!っていう)
ある意味単純なんですが、それをそのまんま(?)作ってしまう体育会系な発想がすごい!

イメージできないものは作れない自分には絶対にできない”モノ”だと思いました(あたりまえ)





8月30日


撤去品のガーランド(蔦の造花)があったのでお店の外壁に付けてみました


左側の壁は3年ほど前にスチロールの擬岩を貼りつけたんですが枚数が足りず
上の方はほったらかしになったままだったんで、そこのゴマカシ(?)も兼ねて付けました

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仕事でもよく使うガーランド付けのコツは、上下を間違わないことと、
ホントの蔦が伸びていってるラインをイメージしながら付けることだと思います

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ついでに擬岩にもちょっとヨゴシを強めにかけてみました

  → 



・   ・   ・   ・



この壁は一番最初から数えると、これで4回目のイメチェンです



開店当初は黄土色の土壁風で、これはその時たまたま新聞に載ってた写真
                                 (フセインが隠れてたイラクの田舎小屋)
がなぜかとても素朴でよかったんでそこからイメージして作ったんでした。ナツカシー





そして2年後にこんどはグレーにヨゴしてちょっと都会的な感じにしました
これは意外と評判がよかったんですね(その後こっちに戻して欲しいという人もいました)

 



そのまた2年後位にその上に擬岩を貼りました(評判はイマイチ)





そして今回のマイナーチェンジです(ヨメは酷評)





こうみるとけっこう変わってますが、ほとんどのお客さんはそれほど気付いていないと思います(多分)
でももう次のプランも決まってます(あいかわらず飽き性やなー)





おうち作り  8月


暑さ対策  つづき


先月の床下冷風作戦の失敗からとりあえず”冷やす”ことは諦めて、
まずは”できるだけ暑くならない”ことに専念することにしました。

なぜなら一週間以上も閉めきったままだと入った時に熱気が一階まで充満してて
冷えるまで何時間もかかるし、多分家の痛みも早くなるような気がするからです

その原因はやっぱりロフトに溜まる熱気です。
窓の上に通気用のガラリが東西に二個づつ付いてるんですが、これ位では全然追っつきません

そこでその内の一個の格子を外して、換気扇を付けて24時間強制換気することにしました

         


ただ、いない時もずっと点けっぱなしになるのがちょっと心配です

そこで今回だけは仕方なく(?)”ちゃんとした”メーカーのもの(倍の値段だった)を買って、
分電盤についてるものより一回り小さい容量のブレーカーを中間につけて漏電対策(?)しました
さらに万一発火しても燃え移りにくいように換気扇の接地面をケイカル板で囲んでいます
ただ換気扇は構造上モーターが中心に離れて付いてるので扇風機等より安全です








ところで、そもそもなんでそんなにロフトに熱気が集まるかといえば、前にも言ったように
3段階の通気システムですべて上に集めて、下の部屋に籠らないように作ったためなんです


一つ目はてっぺんの棟木の両側に付けた格子の穴から、屋根裏(屋根のベニヤと遮熱シートの隙間)
の熱気が降りてきます。これが一番暑くて多分80%はこの熱気だと思います



次に梁の下の格子は遮熱シートと天井の間の空気を抜くための穴です
つまり天井と屋根の間は二層になってるんです
そしてさらにその下の小窓は部屋の天井に籠った空気を抜くためのものです

 

部屋側から見るとこんな感じです。傾斜天井なので一番高い所についています
反対側の低い所には吸気用の開閉式ガラリが6個ついてます。遮熱シートの内側にもここから吸気できます

     

このシステムは猛暑の中作りながら色々考えたんですが、それが今うまく機能してるということなんですね
ただそれはロフトの窓を開けて換気するというのが前提なので閉めきってしまうとダメなんです


多分これで熱気籠りはかなり改善されると思いますが、これでもダメならもう一個付けようと思います



・   ・   ・   ・



町田の友人が息子とカヌーを持って遊びに来ました

これはファルトボートといってアルミのフレームにビニールを被せて組立てる構造で
昔はよく息子達と相模湖で乗ってたそうです
風船カヌー(?)も膨らませてウチのJrも入って4人で琵琶湖に持って行きました

    


さすがに”本物”のカヌーは風に流されることもなく、あっという間に沖に行ってしまいます

  


とりあえず「置いといて」というので作業場の天井に吊って物入れにしました
かなりの大容量で軽い物ならけっこう入ります。艇庫っぽくてかっこいいし







湖西では方角的に普通は見れない夕日。
これは反対側の太陽が雲に反射して、さらにそれが湖面に写った珍しい風景でした














                                              
                                                                    ユメの暑さ対策は短髪カットと980円の冷え冷えマット



今月のオーダー 7月


棚、いろいろ


ワンバイの商品棚、扉付きの掃除道具入れ、足場板で作ったキッチン棚

         

考えてみれば、オーダーはやっぱり”棚”が一番多いです
”木工屋”を”棚屋”に改名してもいいくらいです


先月に続いて介護用のちょっと小さめのテーブル、脚は取り外しできます










7月15日


柏原市の市民会館にリビエールホールというのがあるんですが、
そこのロビーに水槽を並べて展示してる”大和川ミニミニ水族館”というコーナーがあります

大和川は一時は国内の水質汚染ワーストの時代があったんですが、最近は改善されて
魚も沢山戻ってきたので、その魚たちを実際に採ってきて飼育してるんです

今回ホールの運営を吉本興業さんが担当される一環でそのコーナーをリニューアルすることになりました


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台の上に並べた水槽を、大和川の風景画像の壁パネルで囲って、
水槽の所だけ開口するとちょっと魚たちが川の中に泳いでるように見えました

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魚はオイカワやカワムツなどいわゆる”フツー”の魚たちなんですが、担当さんによると
一昔前から考えるとすごいことなんだそうです



お年寄りの人達がよく見てるんで聞いてみると、昔川で採って遊んだことを思い出すんだそうです
巨大なサメも面白いですが、”フツー”なのがなぜか見ててとても癒されます





7月17日


電ドリは必需品なんで今までいろんな機種を使ってきたんですが、最近いいのを見つけました

それはマキタのDFO30というもので、ドリルとインパクトの二種類があります
どこがいいかと言えば、けっこうパワー(10.8V)があって長持ちするのに、とにかく小さくて軽いんです(880g)
以前はパワー重視で大きくて重いものをぶら下げて使ってたんですが、けっこう腰がシンドイんで有難いです

値段はバッテリー2個付きでホームセンターで¥13,000位です
(家庭で使うDIY用ならもっと安くて小さいのもあります)

マキタはプロ用中心の硬派のイメージで今までこういった商品はあまりなかったんですが
やっと発想転換して出してくれたっていう感じです。(工具メーカーは元々体育会系なのです)

   


ちなみに小型の充電式掃除機も実はマキタのものが優秀でよく売れてるそうです(ウチも使ってます)
たぶん社内の開発担当者が最近変わったんでしょうね




7月18日


前に作って売り切れてたアイアンの自転車を6台作りました


   


本来はガーデニング様なんですが、椅子やベンチとあわせてオープン看板にしてもいいかも

     




7月25日


今年の天神祭の船は雨対策で客席をビニールで覆いました
今まで一度しか雨には降られてないんですが、一応保険でということです




ビニールはネットでハウス用の大きな一枚ものを取りましたが、けっこう重いです
でも橋をくぐるたびに下げるため、かなり低くしか付けられないので実際にはにわか雨の緊急用です


   





7月27日


いつもの建築模型屋さんからの依頼で作ったこの筒(?)は、実物大のビルの基礎模型です。
もちろん下地を曲げベニアで作ってからコンクリート柄のクロスを貼ったハリボテです
モデルルームの展示用で、このうえにビルの模型が乗るそうです






今月のおうち作り 7月


夏の暑さ対策?


極端な節電意識はないんですが、できることならここではエアコンを付けずに過ごせないかと思ってました
冬は薪ストーブだけで十分なんですが、問題は夏の暑さです

家を作ってた2年前はすごい猛暑だったんで、急遽屋根裏に遮熱シートを貼ったり、二階の部屋には
屋根裏、天井裏、そして壁上小窓と3重の換気システムをつけて、熱気を上のロフトへ逃すようにしました
そのために晴れた日はロフトにはすごい熱気がこもっていて小さなガラリだけではとても追いきません
その熱気が下のリビングに降りてきて二階全体が暑くなってました

そこで手っ取り早く換気するためにロフトの窓に業務用の扇風機を当てて強制換気すると
効果はてきめんでリビングはグッと涼しくなりました

今から考えると予算アップしても屋根を二重構造にして直接外に出す構造にするべにだったかも
とも思います(そういう意味ではソーラーパネルっていうのは発電だけでなく屋根の遮蔽効果もあるのかもしれません)

    


ただそれでもやっぱり暑い・・ やはりエアコン付けようかな〜

でも一階に降りるとかなり涼しいので、この涼しい空気を二階に持っていけたらと思い
試しにリビングの床に穴を開けてみました


    

下はちょうど作業場の部屋の隅のところになります

    

さすがにこのままでは危ないので格子でカバーしました

     


そうするとしばらくは涼しい空気が上がってくるんですがとても部屋全体分の勢いはありません
暑い空気なら自然に上に上がるんですが、冷気は逆に下がるためダメなんですね


そこでロフトと同じように送風機で強制的に風を送ってみました

      

たしかに少し涼しくなったような気がしますが・・・やっぱりエアコンのようには・・

でも下に行くほど涼しくなるならひょっとして床下ならもっと涼しいかも・・
(いつもの様に)段々エスカレートして、最後の手段で床下の空気を使ってみることにしました

ちょうど点検口もほしかったんで、床を開口してベニアで作った送風ボックスを置きました

   


   

そこに送風機を置きます。吸気口はなるべく基礎の真ん中において外の空気を吸いにくくしました
ダクトの先は網戸のアミを二重に付けてフィルターにしましたが、いくら新築とはいえ2年経ってるので
さすがに最初の一回分は外に逃しました(古い家ではとてもできないでしょうね)



壁のコーナーをベニアで囲ってダクト代わりにし、カットしたフローリングで点検口をつけました


    


・・で涼しくなったかといえば・・

ビミョー・・・


確かに最初から比べると多分2〜3度は下がったとは思うけど、なにしろ外は35度以上の猛暑!
やっぱりエアコン・・・(しつこい)

・   ・  ・   ・

ところで地下に埋めたパイプを循環させて冷暖房をするというシステムはこれを本格的にしたものです
これはある方の家で実際見たんですが、地下なら温度も15度ほどでそれだけで十分家を冷やせるそうです
塩ビパイプを埋めるだけなんで、基礎を作るときについでに埋めとけば後は送風機を付けるだけなんで
それほど高いものではないような(?)気がするので、今考えればやっとけばよかった(またー)
今度庭でも掘り返してやってみようかな・・?(ホントは10m以上掘るそうですが日陰なら浅くてもいいかも)


 




                                                      
                                                      アツイ〜 シム〜


今月のオーダー 6月


アイアンのテーブル脚.。天板は持っておられるものを付けるそうです




アングル脚のテーブル大小、ワンバイの室外機カバー

    

モダンなソファーとも合ってます








6月13日


撤去品のレタリングキャンバスがあったのでアンティーク風に額装してみました


   


ついでにお店にあった棚と鏡もエイジングの練習も兼ねてアンティーク風にしてみました

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まずは自作の”必殺傷付機”でボコボコにしてから下地の茶色を塗ります

    


グレーベージュ気味の白を塗ってから、サンディングやテープでエッジを剥がしていきます

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調子に乗ってちょっとキズをつけすぎたかも。アチョー






6月23日


姉の旦那さんは休日に近くの畑で仲間と野菜作りをやってるんですが
今度そこに物置小屋を建てたいので、できるだけ簡単に作る方法を教えてほしいといわれました

ただ地主さんとの約束で簡単に撤去できるようなやり方が条件だそうです
それならばやっぱりパネル工法でしょうということで、今回教えながら一緒に作ることになりました

とりあえず簡単な絵を書いて、壁と屋根の各面ごとにパネルの大きさと分割サイズを決めました。
中の広さは270cm×180cmの3畳です

    

さらにイメージを伝えやすくするために、スチレンボードをカットして模型を作りました





立て方をシュミレーションするために、バラした部材をもう一度建てる順序で組んでみました

   

床の上に4面の壁パネルを一組づつ立ててから、屋根パネルを乗せます
屋根は一番簡単な片流れにしました

    


形がイメージできた所でさっそく横のガレージで製作開始です
作る前に理解することでずっと効率が上がり、何をやってるか分かるんで作業も楽しくできるんですね

・   ・   ・   ・

経験上小さな小屋を作る時は多分この方法が一番簡単だと思うので、作り方も紹介したいと思います


まず角材で枠を作ってからパネコートというベニアをボンドとビスで留めていきます
角材は今回は一寸角の細いものを使いましたが、これをツーバイ材にすればツーバイの家ができるんです
                         (10uを超えると確認申請がいりますが、おやまのおうちはこのやり方で作りました)

パネコートは型枠用の材料で、コーティングされて耐水性があるので普通のベニヤより長持ちするはずです
一枚90cm×180cmですがカットする手間を省くため、小屋自体をなるべくそのまま使えるサイズにしました
ベニアの代わりにワンバイや杉板を貼ればカントリーっぽくなりますが、今回は効率優先です

    

なんで枠が必要かといえば、パネルをしっかりさせるのと、組み立てる時にビスをうつネタになるからです

    


壁と屋根とドアの分を分割して合計15枚分作って事前の製作は完了です

あと、基礎用のブロック12個と砂利、大引(床下の柱)と道具等、なんとか一回で積めました

    



・   ・   ・   ・

6月24日


次の日、天気も良かったんでさっそく現場に持って行って組立をやりました


まず基礎作りです

大引の切れ端で作った地固め(?)でトントン付いて土を固めてからブロック下地の砂利をまいて固めます

     


ホントはコンクリで固めたいんですが撤去のことがあるのでブロックは置いただけです
台風で小屋が飛ばされないように重さが必要なんで、出来た後に床の上にもブロックを置こうかと思います

大引は左右のレベル(水平)が重要なんですが、ブロックだけでぴったり合わせるのは難しいので
隙間に塩ビ等の腐りにくい板を挟んで高さを調整してからコーキングで留めます

     

防湿用のシートを引いて防腐剤を塗ってから少しでも重さをかせぐために針金でブロックを留めました




次は垂木を並べてベニアを打っていくんですが、今回は二重張りすることで省きました
一枚目を裏向きに貼ってから、二枚目は一枚カットして繋ぎ目をずらしてから表向きにビス止めします

     


床が出来たところでいよいよ壁を立てていくんですが、現場の作業は床作りが一番大変なんで
実はもうこれでほとんど出来たも同然なんですね。建てこみは多分あっという間にできるはずです

まず側面の壁パネルの2枚分を床の上に置いてコースレッドビス(半ねじ)で合体します
それをとりあえず横に置いといて次に後ろの壁の三枚を同じく一枚に合体します

     

その2組をよっこらしょっと立ててビス止めします
今回は人が多かったので組んでから起こしましたが、一人の時は一枚ずつ立てていきます

     

屋根パネルは一枚ずつ上げながら全部合体してから、左右を調整してから壁パネルに留めます

最後にドアを付けて、屋根と壁の継ぎ目とビス頭をコーキングして完成です

撤去する時はコーキングをカッターで切ってビスを外すと元のバラバラにできます

    

物置小屋なので窓は無いんですが、屋根に明かり取りのアクリの天窓を付けました

     



でも本来これはまだ下地の状態で、ホントの家ならこれに外装したり屋根材を貼ったりするんですが
まあでも畑の緑と同系色(?)なんで、なんとなくこのままでも合ってるような気もしないではない・・カナ?





ちなみに材料代は、パネコート¥1100×21枚、角材¥300×30本、ブロック¥100×12個
大引3本、ビス等、合計4万円位で、かかった時間は3人で準備と製作で一日、組立は半日位でした





6月30日


ワンバイ等の製作した端材をお店の前に置いてますのでご自由に持って行ってください
                                      (箱は置いといてね)







                                            




おうち作り  6月



10日と17日に行った見学会&ミニギャラリーには、どうしても見てもらいたかった方や
懐かしい人にも来て頂いて嬉しかったです。ありがとうございました



         

入り口周りにはいつものフリマセットを並べてちょっとガーデンショップっぽくしてみました






中のギャラリーコーナーは雰囲気を変えて、古道具とウチの家具を一緒に並べて
アイアンの壁掛けやランプで内装に合うような落ち着いた感じにしてみました

            


左の壁に付けた明かり取りのガラスブロックの一個をニッチに変えてみました

                        


階段の踊り場のコーナーのニッチにはランプが置けるようにコンセントを付けました

                               





新作のガラスの切れ端を積んで作ったランプはなぜか古道具をよく合ってました

                

      

でも今回の目玉は寝室用に作った医療棚風のキャビネットです
これは最近よく作ってたステンド風扉を、医療棚に付ければきっと合うと思ってたのです
アクリの天窓ごしに中をランプで照らせます

         

練習したヨゴシ塗装でアンティーク風にしたので、部屋の雰囲気もぐっと大人っぽくなりました

       


終わったらお店にもっていくつもりなので又みてください



・    ・    ・    ・



イベント(?)は終わりましたが、まだまだ工事は続きます


洗面所に付けた板壁がちょっと閉鎖的だったので小窓を付けました

  →    

ついでに横の勝手口のドアを白く塗装しました
アルミサッシにもプライマーで下塗りをすれば、水性ペンキでも十分のります

  →       




車庫のぺイピングは、先月アスファルトの上にセメントを塗ったんですが、それでも素材感が
どうしても”セメント”っぽかったので、もう一度今度は少し盛り上げるように塗って、
アプローチの時の様に小粒の玉砂利を撒いて洗い出すと、今度こそホントの石っぽくなりました

目地に撒いた芝生の種はやっぱりムリだったようです。まあ雑草でもいいか
   「自然界に雑草はない」と金井さんも言ってられるので。

        


梅雨の雨で草木も茂ってすっかり庭らしくなってきました
あらためて庭を作る前と比べてみると、奥行き感が出るのか家の感じが全然違います

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after

         



・   ・   ・   ・


今だけ見えるリビングからの夜景・・
その中をゆっくりと横切るミシガンの明かりは、湖面に浮かぶ小さな宝石のようです

     








〜5月27日  今月のオーダー



横長のテーブルと低めのミニテーブル

         


看板の切り文字はルーターを使いました




食器棚と天井の隙間にぴったりサイズを合わせた棚は耐震兼用だそうです




パソコン、プリンターテーブル、(引き出し付)

     


シリーズ化してるステンド扉付きのキャビネット


   









                                               
                                                                       ユメの瞳は黒目だけ



5月2日〜5月6日


GWはいつもの様に四国に帰省しました


    


竹細工の同級生には今回おみやげで茶色の格子棚をプレゼントしました
ちょうど隣町の産直市”お山の大将”でフリマを出してたのにさっそく使ってもらいました

      


そこで買った”しょうが糖”を持って帰ると、たまたま東京から遊びに来てたヨメの友達(自称生姜マニア)
に大好評で、「こんなのを探してた!」そうで、後日まとめてお取り寄せして送りました。
たしかに田舎作りらしいシンプルな味で、ストレスで喉がしんどい時などすごく効きます

   
ウチでは超レアな食べ物ネタ(ひょっとして初めてかも)


その産直市は裏に広場があって、すぐ横にはとてもきれいで”ちょうどいい大きさ”の川があります
この町の川は実は日本の中でも隠れた名水で、世界を旅したカヌーイストの野田知佑氏が移住してるほどなんです

それを見た時にある集客イベントのプランが浮かんだので、しょうが糖のお礼(?)にちょっとまとめてみました

テーマは”親子で野遊び川遊び”で、手作りであまりお金を掛けずに、川をネットで仕切ったりして
安全に昔ながらの外遊びをしようという事ですが、元は”おやまのおうち”で子供と遊んだことばかりなんです

   

ただ現在はこういうのは(特に川遊びは)なかなかできない風潮になってるので実現は難しいかもしれません
今回は無理かもしれませんがどこかやってくれないかなー。アイデアはまだまだあるんで・・




   
・    ・    ・    ・


一週間後、「お山の大将の”大将”に渡してきたよー」と、連絡がありました
企画にあった川遊びや昔の子供の遊びの話題で盛り上がったそうですが、そこにちょうど野田氏がやってきて
「これをやったら子供が集まるなあ」と、うれしそうに言ってくれたそうです

後で知ったんですが、野田氏はカヌーイストだけでなく、川遊び教室や川ガキ養成講座などの活動を
もう10年以上も全国でやっておられ、その日も大将に”川の学校”という新しい著書を持ってこられたそうです
そんな人にこんなちゃっちいプランを見られてちょっと恥ずかしいんですが、まあでも小さくても地域密着型のも
もっとあっていいと思うので、やっぱりいつかやってくださいね、大将!
木工の部ではいつでもボランティアしますんで









                                              
                                              田舎の子供とユメ





今月のおうち作り  5月


裏庭でユメを放し飼いにできるように、柵で囲むことにしました



今までは長いロープでつないでました。(ロープの先にユメがいます)
いつも散歩に行く湖岸に抜ける裏道の方に行きたがります




杭を打って杉板を横貼りしてから、濃い目の防腐剤を塗りました

    

最後に扉を付けて完成です

「できたよー!」とロープを離すと一目散に扉の方へ・・




な・なんじゃこりゃー!出れんじゃんかー!(犬のきもち)



しばらく首を突っ込んだりして、必死で出口を探してました
自宅の玄関に付けた出入口の時の長い攻防を思い出しました(3年はかかった)

    

今回は一時間程でやっと諦めたようです。 勝ったー!

    





待望の水遊び開始(?)



今年の夏はせっかくなんで何か水遊びがしたいと思い、とりあえずネットで空気で膨らますカヌーを買いました
   


昔、彦根に二年程住んでた時、ヨットを作るためにヤマハヨットスクールでディンギーには乗ったことがあるんですが
カヌーは学生時代にカヌー部の友達にちょこっと乗せてもらって以来です

着いたその日にさっそく工場のコンプレッサーで膨らましてみました
手前のが二人乗り(¥9,000)奥のが一人乗り(¥6,000)・・ こんなんで大丈夫なんかな〜
もちろんライフジャケットも買いました(なんと¥1,980円)、派手な色の方が他のボートから確認できて安全なんです

    




・・しばらくは置いてたんですが、どうしても我慢できずちょっと乗ってみることに・・



浅瀬に持って行って勢い良く乗り込んだものの、この日は湖側からの風が強く珍しく波もあり、
岸に流されてなかなか出航できません。打ち上がったトドのようにただ水際でジタバタしてるだけです(超マヌケ)

   


笑いながら携帯で撮ってるヨメにおしりを押してもらってなんとか離岸(早々にダンナの面目丸つぶれ)
さらにビビって沖に流されないようにロープでつないでるので(子供か!)精々10mほどの所を行ったり来たり
油断するとすぐに風で流されますが、それでも段々とコツが分かって来ました。イエーイ

  


フー、軽くてすぐに流されるので風のある日はやっぱり止めといたほうがよさそうですね。
それに近くの釣り人には少々迷惑かもね

   


でもこの重さなら担いでトコトコと持っていけるのがありがたいです

    


・   ・    ・    ・

お知らせ

6月10日(日)と17日(日)の2日、一年ぶりにびわ湖のおうちの見学会とミニギャラリーを行います
実はまだ完成してない所も多いんですが、もし参加を希望される方はお店にお問い合わせください
(地図はお店にあります。場所のわかる方は11時〜6時なのでその間にお越し下さい)





〜4月27日


3年程前に什器を作らせてもらったシュークリーム屋の”アンファン”さんが
今度は住道駅ビルに新店舗を出店されるため前回に続いて什器を作りました

   


駅ビルなので最終が行った後の夜中の設営です




正面のカウンターと冷ケース囲みの腰はモザイクタイル貼りです





外に面するウインドウは3分割で作ったイメージ画像のパネルを取り付けました

   





オープンは5月3日だそうです。学研都市線をご利用される時はたまに寄ってみてください



〜4月26日


今月のオーダー


ツートンカラーの調味料棚




角パイプ使用のアイアン脚テーブル(引き出し付き)

   


本棚




部屋のコーナーに置くために角が45度取れたデザインのステンド扉付きのテレビ台

      









                                                     
                                                                                 お見送りの顔(1)


4月22日


ゴールデンウィークの前になると毎年、あるイベント屋さんからサイコロの注文が入ります
一日のイベントでなんと二千回以上も振るのでもう消耗品なんだそうです


さっそく直方体のスチロールの角を丸くしてサイコロを作っていきます
あまり丸くするとなかなか転がるのが止まらずに一回ずつの時間が長くなるので程々にします



お箸に差したサイコロにビニル系コーティングしてから色を塗って乾かします



最後にイベントのシールを貼って完成です。今年も博多のどんたく祭りで使うそうです




    







                                                   
                                                                                 お見送りの顔(2) カナシー


4月11日



鉄板をカットしてアイアンの葉っぱを作りました。イメージの形はシラカシの葉です




お皿の様に叩いてから葉っぱ模様を削って付けました

    




このまま小物置きにもなるんですが、一部を壁掛けのロウソクランプの背板にしてみました


一枚葉バージョン
        


二枚組バージョン
         


そして三枚組バージョン
       










                                                    
                                                                               またしても



4月5日


先月買ったルーターをさっそく使ってみました




とりあえず円や星型やキャラクターのカットアウトを切ってみました
たしかにきれいには切れるけど、思ってた以上に時間がかかります
当分は手切りとの併用になりそうです

     









                                                   
                                                                               自力脱出!


おうち作り 4月


この前に作った勝手口の仕切り壁の裏は庭仕事用の物置になってるんですが
狭い床に物がいっぱいになってきたので、奥に棚を作って道具は壁掛けにして整理しました

     → 

収納のコツは、物が一目で見える様に置く事と、動線を確保してすぐ手に取れる様にする事だと思います


・  ・  ・  ・


湖岸の工事がついに始まりました。やっぱりやっちゃうのね

 

ただ今はその工事で正面の木を切ったため今まで見えなかった湖面が広く見えます
 まあ3ヶ月程の絶景ですが・・




・  ・  ・  ・


暖かく(いやもう暑い程に)なってきたので、庭仕事を再開しました


秋にアスファルトを割って作った車庫のぺイピングが、表面に塗ったモルタルが薄かったのか
所々まだアスファルト色だったので、もう一度今度は厚めにモルタルを塗りました

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コテだと石の所だけ塗るのは難しいので、モルタルをシャバシャバにしてハケで塗りました
塗り終わった手前の方から段々乾いて白っぽくなってきました

         


完全に乾くと今度こそ横のアプローチと一体化して、向こうの道ともはっきり差がつきました
これ位の色の方がいずれ生える下草の緑とも合うはずです

after
 
   
雑草に占領される前にと、急いで芝生の種をまいたのですが、さてどうなることでしょうか



正面の桂の木にも新芽が出てきました。



君がここの主役なんだから(実は家も背景)早く大きくなるんじゃぞ!





3月30日


信楽にある”陶芸の森”という所に見附什器の搬入をしました
ここは10年ほど前から色々展示ディスプレイのお仕事をさせてもらってます





でも今日のもう一つの目的はその後に、ある物を取りに行くことなんです

それは以前からずっと欲しかった工作機械でホントは2年前に
買うはずだったんですが資金不足で断念したんです
今回それと同じものがバーゲンで安くなってたので思い切って買うことにしたんですが
送ってもらうと運送料が17万もかかるので、信楽に行ったついでに
新名神をそのまま東へ走って名古屋まで買いにいきました




「これ包んで!」っていう感じでラップにくるんだ機械を持って帰ってきて、さっそく工場に据えてみました
これはNCルーターという機械でベニアやプラスチックをコンピューターの
図面どうりに切り抜くことができますただ木工専用のものは高くて(3倍位)とても手が出ないので、
看板屋が切り文字を作るために使う中国製の廃価版です



二台目のパネルソー以来ほぼ10年ぶりの設備投資(?)ですが、
横に並んでる昇降盤はさすがに”昭和”ですね

今はすべてがコンピューター化されて、もの作りも人が作ってるというより
単に機械のオペレーターって感じでそれに頼り過ぎると本当の技術や応用力は
身に付かないような気がして積極的ではなかったんです(もちろん資金的にも)
でも仕事の上では機械やコンピューターの精度や便利さに背を向けることはもうできないでしょうね

これも本来の使い方以外に色々応用できれば、
機械に”使われず”におもしろい事ができるんじゃないかと思ってます






〜3月25日

今月のオーダー


壁掛タイプの白板のブックシェルフ。取りに来られるまでお店の小物をディスプレイしてました




押し花作家さんのフレームは作品展用だそうです

   



パソコン用の小さいタイプの机です




こちらの学習机は、以前のお兄ちゃんからのオーダーに続いて今度は妹さんの分です

  







3月20日


ろうそく型の電球を大量(?)生産中
5Wの豆球にシリコンを塗ってから逆さまに吊って乾かしてます


   



これが塗る前の電球、もちろん普通の電球型です

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それに先の方を尖らすようにシリコンを塗って、乾いてから電気をつけると、ろうそくの炎のように見えます
でも、うまく尖らして塗るのはけっこう難しくて、同じものはなかなかできません

after
    



今回はそのろうそくを以前作った鉄の皿にくっつけてみました


   




今度はもっと違う形のものとも合わせてみようと思います


ランプついでに、花屋さんで買ったフレアスカートのようなガラスの花器に穴を開けてペンダントにしてみました

   


ひらひらのヒダに明かりが広がって、予想どうりちょっとロマンティックなランプになりました
ガラスはランプにして明かりをつけると雰囲気が変わるので、それを予想しながら選ぶのは楽しいです




お店にはディスプレイ用のランプが沢山掛かっています。お店の演出にはやっぱりこれは欠かせません
季節に合わせて色々掛け替えるんですが、今の季節は暖色系の暖かい色が中心です








3月16日


先月の処分品の造花でヨメが作ったリースや花束でお店の一角はまるで花屋のようです


    


  

  


     

うれてなくなったものもありますがまだまだあります



〜3月15日


2月の後半から3月15日まではいつものテーマパークや水族館のイベントが重なりかなり大変でした
                                                       (アップできないものばかりですが) 

久々に(?)”息を止めて走る”様に働いたって感じです。 ハアー・・


これはある大企業のショールームの壁面工事です。会社の歴史が年表になっています
支給されたグラフィックに問題が出て2回のやり変えの後やっと収まりました






おうち作り 3月


玄関灯を付けました

センサー付きの物は、安いプラスチック製(1980円)しか無かったので、アイアン風に塗装して
付属のすりガラスを、以前使って余ってた泡入りガラスに替えるとけっこういい感じになりました

    

塗り替えたサイディング壁の”板目”もなかなか本物っぽいでしょう



手摺の付け替え


リビングからのびわ湖の眺めはここの一番のおすすめなんですが、ソファに座ってしまうと
手摺の高さで湖が見えなくなってしまうので、思い切って手摺をやり替えることにしました
前に言ったようにいずれ湖岸に建物が建つと見えなくなてしまうので無駄になるかもしれませんが
”明日地球がなくなっても今日リンゴを植える”っていう精神で決行です!(またオーバーや)

befor



せっかく作った手摺ですがとりあえず半分だけ撤去します。後付なので簡単にとれます
手摺が無ければいっきに開放的になりますが、下の畑や横の艇庫が丸見えでやっぱり落ち着きません




ソファに座った位置から今度はしっかり高さを測ってから30センチほど下げて作り替えました
材料はバラしたものをそのまま使いました。右半分は元々建物があって見えないので元の高さのままです

でもこういう景観に対するサイズや寸法っていうのは、実際にできてからそこに立ってみないと
なかなかわからないものなので、結局作ってからの手直しはある程度仕方ないものなんですねー
まあセルフビルドだからできることですが・・





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これで座ったまま湖を見ることが出来ます。夜は対岸の夜景もきれいです
時間と共に変化する湖面や空はずっと見てても飽きることがなく、つい時の経つのを忘れてしまいます


   







                                                  
                                                                              うりうり



〜2月26日


今月のオーダー、


保育園の折りたたみパーテーションを6組作りました
布は自分達で縫うそうなのでフレームだけです。子供が触るのですべて丸く面取りしてます

   



新築のお宅の階段の手摺です
以前作ったものと同じデザインで、アイアンベースに木の持手を付けました

  



集合住宅のポストです
取手に古い金具を付けるとちょっとアンティーク風に見えました

  



作業用のウマ(折りたたみ台)が便利そうなので商品にしてほしいというリクエストがあったので作ってみました
折りたたみの脚を開いて天板を乗せるだけで簡易なテーブルになります。使わない時は立てて収納できます

    

茶色のものもあります。天板はホームセンターでシナベニアや集成材を買えば安いですが
本物の一枚板を乗せればけっこう雰囲気のあるテーブルになります



W450、H700 ¥3.800/2個セット (天板別)




                                                
                                                ツチノコユメ



今月のおうち作り  2月



一階の洗面所は脱衣所も兼ねてるんですが、すぐ横が勝手口なので
とりあえず窓を布で目隠ししてたんですが、ようやくそこに間仕切りの壁を付けました

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洗面台の横にワンバイで板壁を作りました
裏側は勝手口からそのまま土足で入れる庭仕事の道具等を置くための物置になってます

 

内側は白くペイントして出入り口はカーテンを付けました
改造した洗面台は使ってみると、両側の天板が物をちょっと置くのに使えてとても便利でした

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外はすっかり雪景色、庭もベランダも真っ白です

    


でもリビングは薪ストーブでほっかほか。 焼き芋もできてこの季節の一番の楽しみです




湖岸の木も落葉して今が一番湖が見える時です




ところが春には湖岸の土地の分譲建設が始まり、完成すれば半分以上湖は見えなくなるそう・・・残念!
でもこれだけはしかたないんですねー。今まで建ってないのが逆に不思議だったんで。

まあこの世は諸行無常(ちょっとオーバー?)、すべてはうつろい、ノットフォーエバーなんです・・


・  ・  ・  ・


ところで例の電気工事士試験、やっと免許がもらえました

2年越しの長期戦になりましたが、いままで全くそういうことに興味が無かったのに
多分このおうち作りがなければ手にすることも無かったと思います




これで数年前に取ったDIYアドバイザーと合わせて2つ目になりました。(溶接の免許もありますが)
これで失業しても大好きなホームセンターに雇ってもらえるかな(笑)
(今でも売り場で専門的な質問をされて困ってるパートさんの代わりに商品の説明をすることがよくあります)

                                              


〜1月29日


今月のオーダー


古道具風の小引き出し、A4ファイルが入ります

  


ドックフェンスとアイアンドッグの切り抜き




お花屋さんの販売台

    

イベントで使った造花を入れてみました(造花は処分品で安く販売してます)




1月22日


紹介が遅くなりましたが、お隣りの”金の麦”さんの後に入られたパン屋さん(金の麦さんのお知り合いだそうです)
ブーランジェリー ミヤタ”さんが先月よりオープンされています。

店内にはウチの小物も沢山使ってもらっています。とってもおいしいのでぜひ行ってみてください
  (水、土、定休)


    


  



                                                  
                                                  ぱん!



1月12日


仕事柄か趣味なのかテレビを見る時は、どうしても画面の背景やセットに目が行ってしまい
気に入った場面は録画してストップモーション等でよく分析しています(笑)
特にドラマやCMの背景はその時代のトレンドが一番反映されているように思うからです


12日に始まった”最後から2番目の恋”というドラマにその気に入った場面がありました


それは主役のキョンキョンが鎌倉の古民家物件を探しに行くという所です




旗竿地の奥にある家に向かうアプローチの両脇は塀と植栽がいい感じで期待させます




苔が付いて角が丸く取れた石段に鎌倉の古民家の雰囲気がよくでています




中に入って家の横に回ると・・




絵に書いたような・・ちいさな庭と縁側が現れました
めっちゃすてきな雰囲気が画面からでも十分伝わってきます
やっぱり縁側やなー。究極は・・・

  


もちろん気に入ったキョンキョンが引っ越してきた改装後の室内です
やっぱり縁側がメインの構図になってます。でもこれはセットですね






それともう一つ、そのお隣りのカフェです。これまたオシャレでしょー!
古民家ベースのカフェスタイルという今一番はやりの内装です
格子や欄間という和の建具を白くペイントして古道具の家具や小物をアレンジした空間ですが
すべて白く塗らずに、一部は元の色をそのままで残すバランスが多分ポイントですね



さりげに吊ってる赤いガラスのペンダントとキラキラのモールで”お店”の雰囲気を演出してます




別のアングルです




ここのポイントは欄間に掛けてるレースで、あえてチープなものを使って旧家の重い雰囲気を消しています
でもこれはホントに安っぽくなることもあるので、実はけっこう難しい技ですが・・
ひょっとしてこの家はセットではなくてホントの古民家なのかも(多分両方?)




もう一つの部屋と外のウッドデッキスペースですが、ここはまあ普通ですね

  


でも建物は内装よりも結局は”どこに建ってるか”によって価値が全然違うと思います(地価という意味ではなくて)
このお店や古民家も”鎌倉にある”っていうことがイメージにプラスαの効果を与えてる気がします


鎌倉は古都の雰囲気と若者文化が見事に融合した日本の中でも多分トップクラスの街でしょうね
江ノ電はまるで”古都テーマパーク”の実物の装置のようです。
そして似てるけど京都と何となく違う雰囲気があるのはやっぱり海があるためだと思います

       


                                    注:TVの画面は著作権のためネットに出すのはやめましょう。シェイシェイ



1月9日


クリスマス装飾の撤去は普通は12月の25日の夜中にするんですが
ここだけはなぜか1月にします。まあ一晩でやるのはどうしても無理があるので助かりますが

屋根に上げたプレゼントボックスを降ろすためにいつもの自作のリフターを使いました
これは簡単に(?)作れるわりにはとても便利なのでもう少し詳しく説明したいと思います



もとはイベントブースの組立作業の時、ボーダーというサイン看板を上げるための補助具として
必要に迫られて作ったんですが、改良しながらこれが三代目です。市販のものは重くて使いにくいんですね

なぜ軽く出来るかといえば、本体は市販の脚立を利用してて、それにスライド用のレールを引っ掛けて
そのレールにスライドボックスを入れて反対側からウィンチで巻き上げるという簡単な仕組みなんです
最初は本体にハシゴを使ったんですが、脚立のほうが重心が真ん中にくるのでずっと安定するんです

まあもともとは機械科なんで色んな道具を考えたり設計したりするのは大好きなんです

    

レールの取り付ける段を変えることで高さの調節も出来ます
耐荷重はよくわかりませんが、一応80kgまでは上げたことがあります

  

スライドボックスの中にはベアリングを入れて滑りをよくしています

   


バラすとこれだけなんで荷物と一緒に混載できるのが一番のメリットです






”必要なものは自分で作る”っていう、いつものDIY精神の産物ですが、
昔の職人さんは自分で使う道具は当たり前のようになんでも工夫して作ってたもんです

イベント現場だけでなく家をセルフビルドする時などにも便利だと思うので
鉄工と溶接ができる人は参考にしてください(ただし安全管理は自己責任で!)







今月のおうち作り 1月


イベントで使ったスタイロ畳があったので、ロフトに敷いてみました。寝っ転がると気持ちいいです

   



寝室にベッドを置きました。このベッドは籐(ラタン)製です

今の仕事を始める前に5年ほど籐家具職人(?)をやってたことがあるんですが、
これが実は第一作目のものなんです練習がてら自分のために作ったんですが
それ以来引っ越すたびに分解して持ち回っていますが、今でも十分使えます
ベッドは構造が簡単なんで壊れにくいんですが、籐は軽い割にはとても丈夫な不思議な素材なんですね


   

その素材感からか、ちょっとリゾートっぽい部屋になったかも(笑)

   

ヘッドボードは太民という太い軸で作ってます。竹のように見えますが中は空洞ではなく熱で自在に曲げられます


・  ・ ・  ・


ラタンクラフト時代はオーダー家具やオブジェっぽいもの等いろいろ作ってました(ほとんど写真は残ってませんが)

       

これは今よくみかける籐のかごですが、このフレーム組のデザインを最初に作ったのは多分自分だと思います(自慢?)
これは単にカゴ編みが苦手だったので、編みの手間を省く一種の手抜きだったんですが、逆に見た目がすっきりするので
意外と好評でけっこう売れましたが、やめてから数年後に大手雑貨店が販売して世に広まったんでした(よくあることですが)





当時籐製品はけっこう高級なものだったんで、高い材料を使ってもなんとか食ってけたんですが、
いきなりの輸入自由化で、いわゆる”一万円均一”等の安い現地産が出まわり続けられなくなったんです
今で言うTPPのようなものですね。でも結果的にはそれがよかったのかも・・
人生全て塞翁が馬(?)・・


  



                                               
                                                丸ゆめ



〜1月3日

新春イベントの製作設営風景


毎年やってるクリスタ長堀の正月ディスプレイが今回はなくなったんで、早めのお休みにしようかと思ってたら
ある代理店の担当より「舟の舳先を簡単に作れませんか?」という相談がありました
なんでも神戸のホテルでお正月の滞在客にだすバイキングを、大きな舟から振る舞うような感じにしたいとのことでした
つまり”実物大舟盛り”ってことですね。ただ1週間ほどのイベントなのでなるべく「簡単に安く!」ということです


そこでまず小さな紙で色んなを形を切ったり折り曲げたりして、もっとも舟に見えるような展開図を探しました
今回のような曲面はパソコンソフトを使うよりアナログなやり方の方がずっとイメージをつかみやすいんです

   

次にそれを元に今度は原寸サイズの二枚のベニヤで作って曲げてから、それに合わせて床を作っていきます
先月のエコプロの台に続いて今回も工場いっぱいいっぱいサイズの作り物になってしまいました

形が出来たら表面に板目模様の表具紙を貼ってより舟に見えるようにします

  

ついでにコーナー看板もいろいろ作ります




出来た舟セット(?)をもう一度バラして、いよいよ会場のホテル大宴会場に搬入して組み立てます

   




ウチらが組んでる後ろでホテルの宴会係がバイキング用のテーブル等を準備してます
いつも思うけどホテルの宴会班は”蝶ネクタイをした設営隊”で、ある意味ウチらよりずっと体育会系です



舳先用のベニヤパネルは2.5ミリという薄さなのでそのままだとペラペラですが、曲げるとしっかりするんです




工場とは逆の順序で床を作ってからそのベニヤで囲むと、いきなり舟の舳先が出現しました

    


最後にバイキング用テーブルを同じ板目表具したパネルで囲むと約10mの巨大舟盛りの完成です

     


今回は図面のない”ほとんどおまかせ”状態の作り物で、ちょっとハラハラもしましたが何とか形になりました
滞在されたお客さん達の新春気分も、これで盛り上がってもらえればうれしいです





1月1日



あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします






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