おうち作り

おうち作り  7月



先月前庭に植えた宿根草がヨメの言ったとうり花が咲きました




周りの木も梅雨の雨ですっかり葉を茂らせています
それにしてもまだ木が小さかった頃と比べると、ちょっとした雑木林のようです

     

    

木の成長って根がつくとホント早いですね。これからは逆に剪定に追われる事になりそうです




サンルームは日差しが強い日は、暑くて長い時間はとても居られなくなりました

布を張っただけでは日差しは遮れても輻射熱は防げないので
これを防ぐには2階の屋根裏に貼ったアルミの遮熱シートがいいのですが、もうありません

ロールで取るほどの量はいらないので何か代わりのになる物がないかとホームセンターで探すと
押入れシートというのが畳サイズで一枚200円程であったので、さっそく上半分張ってみました

     

キッチンの天窓もとりあえずこれで塞ぎました




ペラペラの薄いシートですが、これだけで不思議なほど上からの熱気はなくなりました




それとシャッターを閉めたままだとその熱気が家中に回ってるので、帰る時にシャッターの裏にも貼ってみました



キッチン、(ピザ窯ルーム?)の続き


先月タイルを貼ったシンクでしたが、うっかり底の傾斜を付け忘れたので水が十分流れずに端に溜まってました
タイルを剥がすのはもう無理なので、タイルの上からモルタルで傾斜を付けてもう一度タイルを貼りました

     




ところで、キッチンの横には今でも畑の水やりに使ってる雨水タンクがあります

元々はこのタンクを遮光するための小屋を作る予定が、物置になりさらにサンルームからキッチンにと
つながっていったんですが、キッチンにしたために物置スペースがなくなってしましました

そこで少しでも物置き場を確保するためにタンクの上に棚を付けて収納スペースにしました

            

目隠しと遮光のために扉も付けました。この扉もケイカル板を裏のザラザラした面を表にして塗装しました

        




さて壁はピザ窯ルームなので漆喰をやめて石張りにしました


     


・・というのはもちろんウソで、これは漆喰で作ったフェイクの石壁です


シンク周りは白いレンガ壁にしましたが、これも漆喰です




モルタルで出来るのなら漆喰でも出来るだろうと思ってやってみたのですが
やってみると意外と簡単だったので、やり方を紹介したいと思います


・   ・   ・   ・


まず漆喰は後で造形出来るようにいつもより厚めに塗ります。でも5ミリ〜8ミリ程で十分です
(プラスターボードに漆喰を塗る時はプライマー代わりに木工ボンドをローラー塗りしておきます。(プラゾールの10分の1の値段なので)

 


次にモルタルの時と同じ様にハケの柄の後ろ等で、石の模様をなぞっていきます



柄に付いた漆喰は捨てずに模様の中に付けときます

     

全部書けたら不自然な角の所を書き直したり、全体のバランスを見て石の形や大きさも修正しておきます

    →    

そして固めのハケや雑巾でエッジをつぶしていきます
その時付けてた漆喰の塊も一緒につぶして石の表面に凹凸をつけます

      


これでずっと自然な石っぽくなりました

      

ここまで出来たらこのまま乾かしておきます

乾いたら刷毛の柄でなぞった所は下地のボードの色が見えてるので同じ白のペンキで塗ります

白い石壁もオシャレなんですが今回はちょっと色を付けたいと思います
目地の色を白以外にする時は先にその色で目地を塗っておきます(多少ハミ出してもOKです)


着色は石の色をスポンジに付けて壁を軽く撫ぜると、凹んでる目地以外に色が付いて石の形が浮かび上げってきます
十円玉に紙を乗せて鉛筆で撫ぜると十円が浮かんでくるのと同じ要領ですね




全体を塗ったところです。でもまだクッキリしすぎてちょっと不自然です



後は別の色でエイジングしたり白でハイライトを入れたりサンディングしたりしてなるべく自然な感じにしていきます

    

濃い目の石と薄めの石を混ぜて全体的な立体感もだします




とりあえずこんな感じになりましたが、石の色やエイジングは基本お好みなんで色々試しながらやってみてください

   




次にレンガ壁ですが、まず二枚のベニヤで5センチ幅のこんなレール状のものを作っておきます





これを同じく厚めに塗った漆喰に押し付けてレンガの横模様を付けます

   


次に同じベニヤの切れ端で縦の模様を一枚ずつ付けます




そして石壁と同じ様にハケやウエスでエッジをつぶしていきます

        


乾いてから目地も白く塗って出来上がりもちろんこれに色を付けてもっとレンガ色っぽくもできます
ブリックタイルを貼るよりずっと簡単なはずです






壁が出来たので最後に床ですが、これも同じ所でとったタイルを貼りました


  


自然石風のテラコッタの赤目とベージュ色の二種類を混ぜて貼りました





・   ・   ・   ・


煙突も付けてこれでようやくピザ窯ルームも完成です♪




サンルームも含めると去年の今頃の暑い時に物置を建ててから、ちょうど一年かかってしましました


    →   

まあでも物置にしてるよりも、こっちの方がサンルームのイメージもアップしてると思います
外のモルタル壁ともけっこう合ってる気もするし、もちろんここで焼きたてのピザも食べれるしね


さあ今度はピザを焼いてみようっと!




おうち作り  6月


4月に植えたミニトマトがようやく実を付け始めました
トマトは連作障害があるそうなので去年とは違う畝に植えました

      


去年トマトのあった場所に植えたトウモロコシは今年は食べられるかなー




紐を張って誘引してるブドウも、少しずつサンルームに近づいてます。カンバレ!






さてピザ窯は先月出来た(?)のですが、それを置くためのキッチン台もようやく作り始めました





現在市販されてるシステムキッチンっていうのは、今や超多機能になって高いのは100万もするんですが
キッチンってのは元々はシンクと火床のある作業台の事だと思います

そういう意味では2階のリビングに付けたキッチンは多分もっとも安くてシンプルなものだと思います




今度のもアウトドアキッチンの様なもんなんでまあそれでもよかったんですが、今回はさすがにもうちょっと装飾することにしました

シンクは既成品は使わずに、ベニヤ組にいつものアルミ複合板を貼って防水コーキングしました


    

天板にもアルミ複合板を貼って、扉には防炎のためにケイカル板を貼りました





本体のベースが出来たので、びわこに持って行って組み立てていきます


この奥のコーナーにL型に付けます

    


台を置く前に、シンクがくる位置に水栓の配管を付けておきます
給水は二個ある外の散水栓の片方で、雨水タンクが出来る前に畑の水やりに使ってた所からとりました

       


本体は一体ものだとキャラバン(車)に乗らないので二分割で作りました

  

シンクの上の水栓金具(ホームセンターのワゴンセールで500円だったのでまとめ買いしてた物)も付けました




ケイカル板で作った扉と引き出しも付けてみました。ブルーグリーンのヨゴシ塗装です
扉を付けるといきなりキッチンらしくなりました






次に天板と立ち上がりにタイルを貼っていきます

タイルはネットで安いアウトレット品があったので今回沢山使うことにしました
これは1シート(30センチ角)200円程です

    


ところで表面にでる素材をすべて防炎材にこだわってるのは、ピザ窯以外に溶接やプラズマカット等
火の粉が出るアイアン系の制作をする時の作業場としてここを使いたいためなんです(いちいちベニヤで囲うのが面倒なので)

窓枠等どうしてもカバーできない所はこの液体を塗ります
これはイベント会場等でたまに使うハイショーカーという防炎剤で、これを染みこませると燃えにくくなるんです(ホント)






まあでもあくまでここの主役は例のピザ窯なので、ピザ窯はコーナーの真ん中に置きます

床の断熱用にケイカル板で空気層を二層作ってから耐火レンガを敷きましたが
実際に釜を焼いてみてまだ不十分ならまたやり直すつもりです

    




ところでピザ窯自体は先月作ってから横の工房に置いたままです

まずは中に詰めてるプチプチの型を取りたいのですが、予想通り重くてひっくり返せません




仕方ないので焚口から手を突っ込んでカッターでゴミ袋を破って少しずつ引っ張りだしました

      
ベロ〜ン                    また使える

最後にガムテの抜け殻を取りましたが、表面の蝋引きのおかげで意外と簡単に剥がれました
                                                      (まあダメなら燃やすつもりでしたが)





さてこれをキッチンの上に運びたいのですが何しろ重い
使った材料から計算すると多分80キロ位。二人で持てなくはないですがちょっとこわい

・・と思ってたらちょうど友人が弟君を連れてやってきたので男3人で運ぶことができました(ラッキー!)

それでもいきなり乗せるのはキッチンが邪魔だったので、前の仮台に乗せてから滑らすことにしました(横取り工法)






そうこうしながらようやく定位置に収まりました

事前に後ろに貼ってたタイルの紙も剥がして目地も入れました

      

焚き口用に耐火レンガの蓋も作りました





ピザ窯がなんとか収まったので、残りのタイルを貼っていきます




シンクの所は”ちょっと懐かしいタイル”っていうタイトルで売ってた物をネットでとりました

タイルをカットするのは大変なので、シートから剥がして幅に合わせて目地幅を調整しながら一枚ずつ貼りました




たしかにこの柄は昔よくあったような気がします




前面にもサイズを合わせるために大小のタイルをツートンで貼りました





タイル貼り完了〜♪  あ〜腰イタイ




けっこう収納も出来そうです




次は壁と天井に漆喰をぬってから最後に床かな



おうち作り 5月


ミモザが終わると次にオオデマリとライラックが咲きました

木の花は草の花と違って手入れが簡単なので、ウチにはピッタリなんですが
放っておいても時期が来ればこうして花を付けてくれるのはありがたいもんです。バシバシ採れるし

      





シンボルツリーの桂も去年より葉っぱが増えてます
今年からぼちぼち剪定しなければいけないかもしれません





もちろん草の花も元気です

車庫スペース横の底なしプランターの植え込みにも小さい花が付いてます


      


去年植えたアプローチの周りの花は一年草だったので、今はアジュカだけでちょっと寂しいんですが
もう少ししたら去年花をもらった公園の植え替えがあるそうなので、又貰って植えようと思ってます

  




サンルーム周りの木も緑になって窓越しの景色がきれいです




でも晴れた日はもう日差しが暑いので、余ってたオーガンジーで天井を覆いました

    


これで十分日差しは柔らかくなりましたが、白っぽい布だったので明るさはそれほど変わりませんでした



でもいつかはこれの代わりにぶどうの葉が・・


・   ・   ・   ・


さて物置のキッチン作りの続きですが、
ピザ窯の作り方をネットで色々見てると、いつもの”作りたい虫”がムズムズしてきたので
ホントは順序が逆なんですが、キッチンより先にピザ窯を作ることにしました



材料は耐火レンガと耐火セメントで、いつものホームセンターにありました




この2つの材料は焼却炉プラント時代によく使ってたので、なんかちょっと懐かしい気もします
当時はさすがにレンガ組は築炉屋さんがやってたんですが、一万枚以上も使って部屋の様な焼却炉を作ってました
出来た炉の中に入ると洞窟のように冷んやりしていて、なぜか不思議と落ち着いた気分になったのを憶えてます



ピザ窯の形は特に決まりはないようですが、焼け具合はドーム型がいいそうなのでその形にすることにしました

ただレンガを組む時に必要なドームの型は、球体なのでベニヤ等で作るのはけっこう難しいです
そこで最初は土で山を盛って型の代りにしようと思ったんですが、かなり重くなりそうだったんで
たまたま工場にあった梱包材のプチプチを使うことにしました



底だけ50cmの円ベニヤを切って、プチプチ(エアキャップ)を大きめのゴミ袋に入れてガムテで貼り付けます




なるべくきれいな球体になるように気をつけながら、さらにガムテをぐるぐる巻きにします
ガムテの表面は蝋引きしてるので、型を外すときに取れやすいはずです

      


ちょっといびつだけどなんとかできましたが、ちょっと低いかな?
ガムテをきつく巻いたので一回り小さくなってしまったんですが、その分けっこう固くなりました
これならレンガを乗せても大丈夫そうです




それとピザ窯には煙突はなくてもいいそうなんですが、今回は部屋の中で焼くので薪ストーブの経験上
火付けの時に部屋が煙りそうだったので、やっぱり煙突を付けることにしました

ただピザは薪ストーブでお芋を焼くときと同じ様に、直接火で焼くのではなくて釜の予熱で焼くそうなので
釜が十分温ったまったらその熱を逃がさないように、煙突にフタをが出来るようにダンパーを作りました
これで一気に炉を温めてからダンパーを閉めればいいはずです



余り物の丸パイプで、レバーを縦横することでフタが開いたり閉まったりするようにしました

   


・   ・   ・   ・


準備が出来たので、びわこの工房でレンガを組んでいきました


まず作業台の上に釜が乗る大きさのベニヤを敷いて養生してから、とりあえず適当にレンガを並べてみました

ホントはキッチンが出来てからその上で作るんですが、逆になったので後で移動できる重さにしなければいけません
そこで耐火レンガは分厚くて重いので、グランドぺーパーっていう、いつも庭に使ってる安いレンガに変えました
まあ同じレンガなんで大丈夫でしょう・・多分?

  


そのままだと丸く置けなかったので半分にカットしました
グラインダーに石材用の歯を付けて両側から少し切り込みを入れてハンマーで叩くときれいに割れます



焚口の上は正方形の物を使いました。支えるために前に鉄のアングルを渡しました
開口サイズは35センチなのでその大きさまでのピザなら焼けますが、ちょっと小さいかな




真ん中に、作ったダンパーを置いて、それを囲むようにカットしたレンガを並べていきます




全部カット出来たら、それをもう一回バラして、いよいよセメントで固めていきます
曲面をコテで塗るのは難しいのでゴム手袋をして手で塗っていきました



まずベースのセメントを塗ってからもう一度レンガを置いていきます




全部並べたらまた上からレンガを埋めるようにセメントを塗りこみます

レンガの表面を見せた方が釜っぽくてかっこいいんですが、難しいので結局全部埋めてしまいました

   

レンガなしでセメントだけを厚塗りして作ることも出来るかもしれませんが
やっぱりレンガを入れるほうが厚みを付けやすいと思います


飾りで外側にタイルを貼るのもあるんですが、とりあえず焚口に余り物のタイルを二枚だけ入れました




これで一週間乾かしてから型抜きするつもりですが、さてうまくいくでしょうか



ちなみにこの作り方は結局ネットで見たやり方からかなり外れた自己流になったので、ホントは間違ってるかもしれません。
まあダメならまたバラして作り替えればいいし



・   ・   ・   ・



びわこに月道が出来てます





今の時期は水の中に入って釣りをしてる人が沢山いますが、最初に夜の散歩で見た時はぎょっとしたもんです





おうち作り 4月



少しずつ暖かくなってきたので、木が芽吹く前に庭の木の植え替えを色々やりました


物置の外にまた小さい物置きを付ける事にしたので、シマトネリコはサンルームの横に移設しました
木のあった所は色が塗れてませんでした

     →    


ここでもう少し大きくなれば艇庫をカバー出来るかもしれません

   


プラムと近かったコナラは左に寄せて・・、それからこれは・・ まだヒミツ♪

     





そしてびわこに春がやって来ました


湖岸の桜はまだ小さいですがピンクの花を付けました




双眼鏡に携帯を当ててズーム(?)で撮ってみました



ミシガンも見えます




ちなみにナイトクルージングの時はこんな感じです



真っ暗い湖にぽっかり浮かぶ光の箱が、ゆっくり動く光景はとてもきれいです
でも乗ってしまうと見れないのでミシガンは乗るより見るものなのかも・・




びわこ側のお隣さんの畑は菜の花が満開です

   






前庭に植えた木の中では一番成長の早いミモザも花をつけました




ミモザは飾りやすいので沢山採ってあちこちにおすそ分けしたのですが、ウチにも色々飾りました

        

                             洗面台の隅にも
        



・   ・   ・   ・


物置の工事は今月は東京の仕事の制作に追われてあまり出来なかったんですが
とりあえず、石膏ボードを壁と天井に張りました


結局ここは物置ではなく”キッチン”にすることにしたので、火を使えるように全て不燃材で内装するつもりです


        


奥のコーナーの壁には煙突用の開口もしました
この下に”お約束(?)”のピザ窯を作る予定です

     



切り取った壁のモルタルがちょっとカッコよかったので、ミモザの背景に置いてみました

  



・   ・   ・   ・

母方の出身地の長崎に住んでるおじさん(母の兄)が、カステラと版画を持ってはるばる遊びに来てくれました

じつは小学校3年の時に、このおじさんに連れてきてもらったのが琵琶湖だったんです
田舎から生まれて初めて出た”旅行”だったので、田舎の海より広い(?)びわ湖にとても感動したのを憶えてます
                                              (それを書いた作文は表彰されたほどでした)
最初の就職地に琵琶湖沿いの彦根を選んだのも、それがどこかに残ってたのかもしれません


さっそく額に入れてリビングに飾りました




版画はおじさんの従兄弟さんの作品で、長崎の懐かしい風景だそうです









                                                 


おうち作り  3月



サンルームの仕上げで、まずドアを付けました




  → 


窓枠と同じ幅で枠を作って窓枠のラインを揃えました
外側は防水剤を塗ってるのでテカテカですが、内側はツヤ消しの白のままです

   


でも欄間の上の三角の所やパーゴラの両サイドの上は開いたままです
これはキッチリ塞ぐのが難しいというのもあるんですが、塞いでしまうと夏は多分暑くて入れないからです(晴れたらもうすでに暑い)

        





床は三年ほど雨ざらしになってたので所々傷みが出て来てたので、ついでに白く塗りました

庭仕事で土足で出入りするので、ここもヨゴシ塗装しましたが、痛み具合とマッチしてけっこういい感じになりました


    


  →  



屋根が付いたのでイケアのガーデンチェアにも付属のクッションがやっと付けれます
二年以上も雨ざらしだったのに全然壊れてません(メッチャ安かったのに)






ただあまりにも部屋が白々になりすぎたので、ポイントでいつものフェイク梁を一本渡しました




さっそく洗濯物干しに使われてしまいました (まあ確かにサンルームの中はよく乾くけど・・)






そして最後に家側の掃き出しのサッシの改造をしました




まずサッシの外側に二枚の引き戸を付けました

  


サッシも二枚の引き戸なんですが、いっぱい開いても枠があるので一枚分しか開きません
でもこの引戸の枠は右側の壁いっぱいまであるので、引き戸は壁の所までスライドしてサッシより広く開けられます




そしてサッシを外すと広い開口ができました




なぜこんなこ事をしたかといえば、中の作業台で長い物を切るときにサッシに当ってとてもやりにくかったからなんです

これでガラスを気にしなくて思う存分作業ができます




サッシを外してもシャッターがあるので防犯上の問題はありませんが、それにしてもペアガラスのサッシはホントに重たい!
サッシ屋さんがよく腰を痛めてるの訳がよくわかりました(前から建築や店舗業界で一番大変な業種じゃないかとは思ってましたが・・)



これでサンルーム分作業スペースを広げることができました
そして実はこれがサンルームを作った一番の目的だったんですね
ウチではなんてったって工房室がいつも一番なんです
(自宅も唯一の希望が一階を工房スペースにすることだった。工房さえあれば生きてけるもんね!)




でも実用だけでなく中からの景観も変わりました
(画像では分かりにくいですが、ガラスがあるのと無いのでは開放感が全然違います)

   


引き戸を閉めるとこんな感じですがこれも逆光でいい感じです

    

家の一番奥に明るいサンルームがあると、実際よりずっと広がりを感じられるような気がします




でも一番よかったのは意外と横の物置の中から見た景色でした



この画像は先日息子さんと二人で遊びに来てくれたパピエさんに撮ってもらったものです。さすがに上手ですねー



おかげでちょっと物置にしておくのは勿体ない気がしてきたので、次はここをちょっと改装しようかと・・









                                                     
                                                                                     元の飼い主?と再会♪



おうち作り  2月


雪に埋まってた冬野菜達も元気に育ってます。でもまだまだ小さい
いつになったら食べられるものやら・・

     



・・と思ってたら、朝起きるとベランダに野菜が・・?





周りを見回すと、ちょうど遠くでお隣のおばちゃん(おばあちゃん?)が野菜の収穫中でした
こっちに気がついて「置いといたからー!」って。(田舎ではよくあるパターン)

お隣さんはウチの敷地の倍ほどもある畑を作ってるんです

そして「まだまだあるから一緒に採らんかねー」 という言葉に甘えて色々採らしてもらいました
(作りすぎて沢山捨てるんだそうです。そりゃモッタイナイ)

   


いつもありがとうね、おばちゃん♪


・   ・   ・   ・


パーゴラを → サンルームに、を決行!



パーゴラをサンルームにするためにまず屋根を貼ることにしました

屋根材はサンルームなので物置に使った透明のポリカを貼ります



ポリカ(ポリカーボネイト)は一見薄くてペラペラなのですが、アクリと違って割れないしホントに丈夫な素材なんです
そのため防塵カバーやゴーグル等にも使われてるし、仕事でも強度が必要な箇所にはよく使います

カットもノコで切れるし、留めるのは傘釘というカバーの付いた釘で直接打ち込んで簡単に留められます
波型の山の所に打つので水が入らないんです。波型になってるので重ねて貼っても雨水が回らないわけです

     


まずポリカを貼るための桟をパーゴラの上に450ピッチでビス止めしていきます

        


その桟にポリカを部屋側から打っていきます
間違って外側から付けていけば、足場がなくなって最後の一枚が打てなくなるので気をつけます(でもよく間違う)

  


全体が貼れたのを2階から見たところです




デザイン的に波々が気になるっていう人もいるんですが、自分は特に気にならないけど





次に大事な風対策をします

パーゴラならいくら風が吹いても抜けるので大丈夫なんですが、屋根を貼ったことで凧の様に風の影響をもろに受けます

そこで上に吹き飛ばされないように補強の金具を柱ごとに上下に入れました。ビスは板に対して必ず垂直に打ちます
ただポリカはビスではなく釘どめなんですが、最悪軽いポリカを飛ばして枠を残した方が周りへの被害が少ないはずです
(ここはギリギリセーフですが屋根を貼れば一応”建物”になるので10平米以上は基本的には確認申請がいるはず。つまりちゃんとした設計図がいる)

      


風の怖さにビビるのは屋外イベントの時にいつも悩まされるのと”台風の通り道”と言われる所で育ったためだと思います
小学生の時には風速70m以上を2回も経験して、ものすごい音と共に家の柱が風でゆがむという恐怖の光景も見ました

海の近くなので都会の人なら海の見える開けた所に家を建てるはずですが、地元の人は絶対そんな所には建てません
多少日当たりが悪くても、山の裏とか風の当たらない所に建てます

耐震補強より実際は毎年来る台風対策がまずは必要なんですね





次に窓を付けます

窓は以前パピエさんの所でやったような上下に開閉するようにしたかったんですが、その仕組がイマイチ思い出せません
作っておきながらと言われそうですが、ちゃんとした図面なしで考えながら作っていった時は実はよくあることなんですね
そのためにマメに写真を撮っておく必要があるんですが、なかなか全て撮るのは難しいんですよねー


仕方ないのでパピエさんにお願いして、もう一度実物を見せてもらいました




ふむふむこうなってたのかー。 あっ網戸まで付いてたんだー
なかなかうまく出来てるなー (ってホントに作ったのか?)

   

大変お邪魔しました



構造が分かったのでいつもの様に工場でパーツを作っていきます
アクリを入れた上下の窓と下の腰壁のセットで、これがいわゆるサンルームキット(?)の様なもんです

  


これも同じように白のヨゴシ塗装です





さっそく取り付けます

まず柱の間に付けてた手摺を外します

   →  


そこに同じサイズで作った腰壁パネルを替わりに付けて、上の窓を柱に固定します

     


次に細い桟を打ってガイドを作ってから下窓を入れてから、もう一度桟を付けて窓をはさみます

    

これで下の窓が溝に入って上下にスライドします。いたって簡単な構造ですね




最後にワンバイを繋いで作ったパネルで腰壁のフタをすると一面完成です

     

同じ要領で横の面もどんどん付けていきます




全部付けると一応サンルームっぽくなりましたが、どちらかと言えばこれは温室ですね


    


風対策的にも窓を付けた方が、下からの吹上がなくなるので安全なはずです
出入り用のドアも早く付けなければ














                 
まん丸が開いてくると春近し                         
                                            


おうち作り 1月


今年初めての雪景色




庭もベランダも真っ白です

   


おもわず作った雪だるま。ちょっときたない




裏の畑も真っ白




トマトの代わりに植えた冬野菜は大丈夫かな

    



2階のベランダからは、今の季節は木も落葉して琵琶湖が一望出来たんですが
湖岸の家がどんどん建って、ほとんど見えなくなりました。 あ〜あ価値半減じゃー




でも復活したユメちゃんは湖岸を元気に走ってます。ヨカッター





・  ・  ・  ・


バーゴラ作り


物置が出来たので横のバーゴラを作りました



before





バーゴラ用に物置側に付けてた木は、本数が少なかったので真ん中に一本ずつ増やしました

   


ベランダの右側の手摺は、ちょうど柱を付ける位置に付いてたので下枠だけ残して撤去しました

   


その手摺をバラした材料で小さい幅のものを4個作りました

今回のバーゴラはブドウの緑が映えるように全て白のヨゴシ塗装です
組む前に塗った方が楽なので先に塗装しておきます




ツーバイ材の柱と作り直した手摺をひとつずつ順番に下枠に付けていきます
手摺で挟み込んで留めることで柱を床にしっかり固定するわけです

    


端まで付けてから上にも柱を75ミリのビスと補強金具でしっかり留めました

    


中から見るとこんな感じです。仕切りが出来ると中の広さが大体わかります





そしてその枠の上にバーゴラ用の板を一枚ずつ渡していきます
12フィートのツーバイ材では長さが足りなかったので27の105という4mの板を使いました

    

バーゴラを付けることで枠がしっかり固定出来るんです

    



とりあえず完成

 


後ろの母屋とは色的にちょっと浮いてるけど、こっちが湖側なんでリゾートっぽいのもまあありでしょう




中から見るとちょっと部屋っぽいですね
いずれはこのバーゴラの下を葡萄棚で埋める予定ですが、いったい何年かかるんでしょうか

    



うーん、でもここまで出来るとどうしても○○に、したくなってきました





そう、サンルームです。 ・・やっぱり




おうち作り 12月


物置作り 続き


先月で大まかな所はできたんですが、気になる事が所々出てきたので今月は細かい所を色々やりました




まず小窓の左右の石(フェイク)が薄っぺらかったのでちょっとやり変えました






窓枠を少し部屋側にずらして、その隙間をモルタルで埋めてから石の目地を同じように付けました

      



同じ塗装すると最初より大分石に厚みがつきました

    





それともう一つどうしても気になるのが”屋根”です

この小屋にはやっぱりスペイン瓦でしょう
全部でなくても前から見える所だけでも付けられないものかな

でも本物の瓦は高いし重いので、何とかこれもフェイクで作れないものかと思いました



前面だけなら半円の筒を付ければいいんですが、側面側は瓦が重なるため円錐形にしなければいけません

この形を作るのはけっこう難しいので、最初はスタイロを削ったり植木鉢をカットしようかと思ったんですが
取り付けが簡単に出来るように、何とか木で出来ないものかと思いました


そこで色々考えて思いついたのが、いつものくるくるプランターカバーでした

   

これは白板を白番線で裏からつないでるだけなんですが、表からもとめれば丸く固定出来るんじゃないかと思いました



さっそくやってみました。


円周が小さいので杉板は半割にしました



真っ直ぐつなぐと真っ直ぐな円になるので、テーパー(円錐型)にするために少し扇型につなぎます



それを型板に合わせて曲げて表からも留めると予想どうりそのままの形で固定でしました

  

こんな感じで重ねられるはずなので、とりあえず必要な枚数分作りました

  

次に表側にルーフィングを巻いて、ラスの代わりに金網を貼りました
木なのでタッカーでパンパン留められます

  






下地が出来たところで、表側にモルタルを塗っていきます。



ちょっと試しに白ペンキを混ぜたので白くなってますが普通のミックスセメントです


側面用の実物大の物と、前面用の小さい物の二種類作りました

   


モルタルが乾いたところで、ペンキで色付けしていきます

  


色々塗ってみてこれくらいに落ち着きました

   



フェイクの瓦ができたので、次の週にさっそく取り付けてみました

before





まず側面側は下から一枚ずつ付けていきます
表面はセメントですが下地は木なので、ビスで簡単に留めることができます

   


側面ができたら、前面もその流れで付けました
     


でもこの瓦はあくまで飾りなので付けるのは前から見える所だけで、2階から見ると端だけしか付いてないのが丸見えです

      


小さいのが余ったので小窓の上にも付けました

     




最後の仕上げに何かもう一つアイアン系の物が欲しかったので、外灯を付けることにしました


まず泡入りガラスで五角形のカバーを作ります




この形はアイアンでは難しいんですが、前に練習したステンドグラスのやり方が役に立ちました

   


それにアイアンの屋根を付けて壁掛け用のフレームに留めて蔦を絡ませました

    



付けてみるとフェイクの石壁とアイアンは予想どうりよく合ってます

   



これで物置はやっと完成です。

暑かった夏からやり始めて、もうすっかり冬になってしまいました




次は横のバーゴラ作りですね








                                                 
                                                                           ユメの冬ハウス、980円


おうち作り 11月


日吉大社さんは紅葉真っ盛り

”燃えるような赤”ってホントにあるんですね

  


去年工事してた東本宮の屋根の葺き替えも完成したようです。檜皮葺はやっぱりいいですねー
檜皮を竹釘で打つ様子も見せてもらったし、少しですが奉納もさせてもらったのでちょっと嬉しいです




それにしても境内に入った途端に空気がガラッと変わるのはいつもながら驚きます
さすがメジャーなパワースポットです。ひょっとして比叡山はもっとすごいのかな

   

 

・    ・    ・    ・


物置作り 続き


モルタルが乾いたのでいよいよ塗装していきます

目指すは定番のコッズウォルツ風ハニーカラー。かな?


使う塗料は普通の水性ペンキで、白、黒、赤、黄、の4色を混ぜて使います
まずベースになるベージュ色を塗ります。毛足の長いローラーならモルタルにも塗れます

    


乾いてから一回目のヨゴシ。この時はまだ石の所も同じ色です
下のブドウの苗にかからないように今回は一応布で養生してます

   →   


基本的にはベース色→エイジング→ハイライトの順ですがなかなか思った感じにはならなくて
その後試行錯誤しながら3回ほど塗って結局これ位に落ち着きました。でも光の具合でかなり色目が変わります
普通、物は濡れると色が濃く見えるんですが、ペンキは逆に乾くと濃くなるので薄めに調色しなければいけません

石の所は色を変えてちょっとムラ目に塗るとかなり石っぽくなりました(まだまだヘタッピーですが)

    

塗っては離れて見て・・を繰り返す度に脚立に昇り降りするのが大変なので、後半は足場用に台を付けました

塗装に使った道具は、固めの刷毛、霧吹き、ウエス、スポンジ等ですが
硬いモルタルを擦るため四角いスポンジが終わった頃はこんなことになってしまいました







ところで、塗装やエイジングのやり方には”ボブの絵画教室”がけっこう参考になると思います

この30分で描き上げる手法は油絵というより自分には凄く上手いエイジングに見えます
そして絵画っていうのは究極のフェイクだって気付かされます(何しろ平面に立体を出現させるんですから)

それに比べれば元々立体の造形なんかはずっと簡単なはず・・?



もっと実践的なものは今年の2月号のDIY誌”ドゥーパ”にかなり分かりやすく載ってます



バックナンバーはもう売り切れてるみたいですが、デジタル版ならネットで購入できるはずです

    


でも前にも言ったけどエイジングのやり方はけっこうなんでもアリだと思うので、あまり決まりにとらわれずに
”失敗も成功”(?)って感じで、いろいろ試してみるのも楽しいと思います(っていうか、それが一番の近道)


・    ・   ・   ・


次に工場で扉と窓を作りました


扉はいつものバラ板組で下には溝付の戸車を付けました

    

これにいつもの白のアンティーク風塗装してから上にアイアンの面格子を入れました
物置なので格子の多いデザインにしました







窓にも面格子を付けました
こっちはちょっと可愛目にしました






次の週に早速持って行って入れてみました


before

  



after

     

やっぱり建具が入るとガラッと感じが変わりますね

ヨゴシの壁にヨゴシ塗装の扉が我ながらよく合ってると思います
下は掃除がしやすいように、溝をやめてレールに変えました





でも扉以上によかったのは、意外と小窓でした




アイアンの面格子も横のフェイクの石とマッチしてます
でも石の所はモルタルをもう少し厚く塗った方がもっと本物っぽくなったかも(反省)




    

この壁にブドウの蔦がはうとカッコイイだろうなー




それにしても最初のパネコートの時から比べるとすっかり変わったもんです

板壁も簡単でいいですが、こんな土と石の壁もなかなかいいもんですね。さすがに今流行ってるわけです
壁の厚みはモルタルを入れても4センチ程しかないんですが、それよりずっと分厚くて重い感じがします

   



ところで後で知ったんですが、今回塗ったスチロールを混ぜたモルタルは造形モルタルの下地に使うものだそうで
本来はこの上にギルトセメントを塗ってから造形するんだそうです。そりゃ知らんかった

まあでもこれくらいの造形ならこんなんでいいじゃん


それよりまだまだやらなければいけないことが・・




おうち作り 10月


アスファルトで作った花壇のコスモスは先日の台風で少し倒れましたが今満開です

門柱の周りもやっとヒメツルソバが広がってきました

     


台風で落ちた栗はほとんど虫入りで食べられないので、部屋に置いて”秋ディスプレイ”しました



      




ミニトマトは10月になってもまだとれ続けています




さすがに味は少し落ちてきましたが、花や青い実もまだまだついてます
いったいいつまで採れるんでしょうか

      



・   ・   ・   ・

物置作り  続き


外壁の表側は板張りはやめて、前からやってみたかった”造形モルタル”をやってみることにしました


そこでまず防水シートの上にモルタルの付きを良くするためにラスをはりました

        

造形モルタルにはギルトセメントっていう専用のセメントを使うそうなんですが、けっこう高いのでとりあえず
普通のインスタントセメントでやってみようと思い買いに行ったら、たまたま横に”軽量骨材”というのがありました



セメントで造形するには厚くぬる必要があるので、軽いのが条件なんですがこれで代用できるかも

      

でも裏の説明書を読んでみると・・、しまったインスタントセメントではなくて生セメントに混ぜるって書いてる。
まあ多めに混ぜればなんとかなるでしょう ・・と、いつもの言い訳

      


サンドっていうので砂かと思ったらスチロールの粉でした
どうりでめっちゃ軽いはずだわ。おかげで手で簡単にまぜまぜできました





さっそく塗ってみました

軽いのでたしかに厚塗りはしやすいですが、ザラザラでほんとに付くのかちょっと心配です




でもその分テカテカしたセメント感がなくていいかも

コーナーと窓周りは厚塗りして造形モルタルっぽく石張り風にしてみました


    


乾いたらペンキで色塗りして仕上げるつもりです



ところで上に付けてる木は引き戸用の枠とバーゴラ用の受けです

      


扉はドアより引き戸の方が使いやすそうだったので、二枚の引き戸をこのレールに入れるつもりです
                                                      (今は仮のベニヤパネルを入れてます)




そしていずれは天井にバーゴラを渡して、横に植えてるブドウを誘引してデッキの上をブドウ棚にする予定(野望?)です




ただ落ちたモルタルで葉っぱがモルタルまみれになったので大丈夫かな




おうち作り  9月


物置作りの続き


大分涼しくなってきたんですが、今月の週末は雨や台風の影響もあってあまり工事が出来ませんでした

台風18号は意外と風が強くて(多分風速40m位はあった)ちょっとビビリましたが、物置も特に問題なしでした
柱は無いけど面と面がつながって一つの箱になってるので意外と強いんです。ツーバイ工法と同じです


外壁を仕上げる前に、先日窓の効果を実感したので妻手側に小窓を付けようと壁を開口をしました

    


壁を開口する時は、実際に付ける窓枠と同じ大きさの枠を作ってそれを合わせながらカットしました
丸ノコで真っ直ぐ切るのは難しいので、曲がった所は粗めのペーパーヤスリを付けたサンダーで削ります
                                                            (粉だらけになりますが)
サンダー(ディスクグラインダー)は元々鉄工用の工具なんですが、木工や家具作りにも色々使える魔法の道具なんです
昔仕事で鉄工やってた時はまだ高価で”マイサンダー”を持つのが夢でしたが、今は安くて軽いのがフツーにあります
                                                     
  


外壁は屋根に使ったルーフィングが余ったので下地の防水用に貼りました
ホントの家なら結露を防ぐために透湿防水シートを使うんですが、まあパネコート張りの物置なので。

仕上げは裏はちょうど家に使ったサイディングと似たトタンがあったのでそれを横貼りしました
窓は枠ごと外して内側から開口に合わせてサンダーで開口する方が早いです

    

ちょっと色目が違うけどまあなんとか家の続きのようにみえるでしょう



さて表側ですが、予定では塗装した杉板を貼っていくはずだったんですが、ちょっとまだ仕上げを迷っています




トユをまた直結して今は使っていない雨水タンクですが存在感がありすぎるのでとりあえず白く塗りました





・   ・   ・   ・


21〜23日の3連休にはヨメの昔の旅友さんたちが遠くから集まってくれました


自分達の世代の青春時代(死語?)は大変な旅ブームで、皆リュックを背負って日本中(世界も)駆け巡ったもんです

ヨメさんはもっぱら北海道派で、ある最果てのユースに入り浸ってたらしく、今回はその時の仲間だそうです
                                                (ちなみに町田の友人はそのユースのスタッフでした)





♪    ♪    ♪


歳を重ねるメリットの一つは、昔の色んな出来事を”いい思い出”として語り合えることだと思います
過去は過ぎ去るものではなくて、砂時計の砂のように”今”を通って心の中に少しずつ蓄えられる宝物なんだそうです




琵琶湖は京都にも近くて集まるにはちょうどいいので、またぜひ来てくださいね







                                       
                                                            ユメの想い出は・・?


おうち作り 8月


裏の物置作りのつづきで、屋根の仕上げをしました


前回屋根パネルを付けた後、とりあえずベニアの継ぎ目だけコーキングして雨漏りを防いでました

   


下地は角に役物(トタンの水切り材)を回して、アスファルトルーフィング(防水シート)を貼りました

   


仕上げの屋根材はシングルやカラーベストを使いたいのですが
あまりの暑さで長時間の作業がつらいので、一番簡単なポリカの波板を貼りました

   


熱抜用の開口を付け忘れてて中がサウナ状態になってたので、急遽ガラリを表と裏に二個ずつ付けました。
パネルを作るときに開口すれば簡単だったのに、建ててからの後付は3倍手間がかかります




次にそのまま壁も仕上げていきたかったんですが、暑いので外作業はもうここまでにします
                                           (納期がないのはホントに楽だ〜)



・   ・   ・   ・


その物置にある雨水タンクに問題発生


普通の雨の時は大丈夫なんですが、最近よくあるスコールの様な時は、トユから雨水が溢れてしまいます
調べてみると、濾過槽の送水量が間に合わないようなので、ろ過材の砂利等をすくって負荷をなくしました

     





湖岸の家をちょっとでも隠すために、もう一度プランターに木を植えました

前のシマトネリコはダメだったけど、今度は金木犀とプリペットなので強いはずです
     →    

でももうすぐ横にまた一軒建ちそうなので、まあほんの一時しのぎですが




おうち作り  7月
 


ミニ畑のトウモロコシは取る時期を間違えて干からびてしまい、イチゴは甘くなったとたんに
ほとんど虫に食べられてしまいました。でもトマトだけはまるで木の実の様に沢山採れてます

      


たかが10株ほどなのに、毎週買い物袋いっぱい採れ続けてます。特にミニトマトが甘くてとても美味しいです
それとまだ1メートルほどのプラムの木に初めて10個程の実が付きました

   


雨水タンクの散水システムも順調で、たまに降る雨を貯めて毎日少しずつ勝手に水やりしてくれてるので助かります

それにしても最初は似たような苗だったのに、大きくなると当たり前のようにちゃんと色んな実を付けるっていうのは、
まあ”そういうふうになっている”とはいえ、改めて遺伝子ってやっぱりすごいなーって思います



ところで、たまに防鳥ネットの外にトマトが出てるんですが、なぜか鳥には食べられてません




イチゴの被害は虫のせいなので、もし鳥はトマトを食べないならネットは元々必要なかったのかも。


・   ・   ・   ・

屋内の暑さ対策のつづき



暑いので去年失敗した床下冷気利用の冷房システムを懲りずにもう一度だけ試してみました

そもそも各階の部屋でどれくらいの温度差があるか晴れた日に測ってみることにしました


まずメインの二階リビングは大体34度位で、その時一階は31度で3度程違います(この差は大きい)
そして一階の床下は28度でさらに3度低いので、つまり2階と床下は6度も違うんですね

           


ちなみにロフトの畳の上は窓を開けても37度で、屋根裏の熱気が降りてくる天井近くは42度もありました

   



6度も差があるならを少しは冷やせるんじゃないかと、封印してた地下の送風機をまた逆かさまにして
久々に回してみると、2階の送風口では30度まで下がりました。ひょっとしてこれならいけるかも♪
       


・・ところが部屋全体は、いくら回してもせいぜい1度位しか下がりません。

風量が足らないのか、はたまた床下の容量が小さいのか?
まあそれよりやっぱり埃臭いので気持ち悪い・・(あたりまえ)

       

あーやっぱりダメだ〜・・!



・・ということで、




     


じゃーん、ついに付けてしまいました。チャンチャン



・   ・   ・   ・


以前おやまのおうちを改装してた時に、取り外した窓のサッシをずっと置いてたんですが、
窓枠は壊さなければ外せなかったので、窓と網戸だけしかなくて使えませんでした



枠だけはホームセンターにも売ってないんですが、最近上下のレールをたまたま見つけました





そこでこれをワンバイの木枠に付けてサッシに合わせた窓枠を作りました。さすがに開け閉めもスムーズです

     

全部木で作ってもおしゃれなんですが、外用に使うにはやはり耐久性と密閉度はサッシが一番です





・・でこれをどこに使うのかといえば、裏の雨水タンクの収納小屋に付けようと思ったんです


大活躍の雨水タンクは藻の発生を抑えるために、日陰に置いとくほうがいいそうなんですが
このさいついでに小屋をベランダ縦サイズいっぱいに作って、物置兼用の大きなものにすることにしました

作り方は以前、義兄の畑の物置を作った時と同じいつものパネル工法です

さっそく簡単な絵を書いて各パネルサイズを拾い出しました




サイズは横はベランダいっぱいの約4mで奥行きはベニヤサイズの1.8mで4畳半位の広さです
今回作ったパネルは全部で20枚ほどになりました





暑いのでなるべく外仕事はしたくないので、出来てからもしばらく置いてたんですが
あまり晴れてない日を選んで設営することにしました


なるべく短時間で出来るように前日に設置場所の下準備をしました

まずタンクをどかします。配管はほとんどテープで留めてたのですぐにバラして移動できました
      


次に手摺を外したんですが、これはコーキングされてて、さらにビズが錆びてなかなかとれずに意外と大変でした
やっぱり外作業にはケチらずにステンビスを使ったほうがいいようです


 →   




そして次の日にいよいよ組んでいきます。でも晴れてんじゃん!

でも今回は基礎を作る手間がないので、なんとか一日でできるとは思いますが・・

まず床パネルと側面のパネルを直接床と壁にビス止めしました。サイディングにもビスはききます
床パネルはベニアの塗装面を裏にしてるんですが、裏のネタにも防腐剤を塗っています




前回のように人数がいなかったんで、後ろの壁パネルは一枚ずつ付けていきました
作った窓枠も間に入れてます。サイドの壁パネルは短いので合体してから起しました

     


10時から2時間位で何とかここまではやったんですが、ずっと晴れてたのでもうバテバテで倒れそうでした
でも途中でやめるわけにはいかないので、続きはシャワーを浴びて昼食後に昼寝をしてからやりました



元気になったので残りの前面と屋根を付けました。午後からはずっと曇ってて快適でした

      


屋根パネルは一枚ずつ上げて全部合体してから壁とのバランスをみて最後に壁パネルに固定します
中央に二箇所アクリの天窓を付けています
屋根だけは雨が入らないように登って継ぎ目をコーキングしましたが、いずれ屋根材を貼るつもりです

    




なんとか組立完了! 出来てみるとけっこう大きいです

前回はこのままで外装はなかったんですが、今回はこれに板を貼ったりして色々仕上げをする予定です

残った時間で中にもう一度タンクを設置しました
扉もまだ作ってないので、とりあえず風が入らないようにベニヤで塞いでおきます


    



それにしても夏の外仕事はやっぱりきつい
作業もいつもの半分位のペースでしか進みませんでした。というか半分にしないとあぶない。
”年寄り半日仕事”と同じです(でもこの方法で三浦雄一郎さんは80歳でエベレスト登頂に成功したそうです)







                                                 
                                                   
                                                   のんびり行こうぜ



 おうち作り  6月23日


びわこのオープンハウス(&ガーデン)無事終了しました
遠い所、沢山の方に来ていただいてありがとうございました♪



駐車場も埋めた板のラインが目印になって、止めやすかったと好評でした。よかったー




一階のギャラリーコーナーには作ってたアイアンの棚を並べました

  


おみやげ用のミニ小棚も喜んでもらいました




前庭の花はもう終わってしまいましたが、ギャラリーから見える庭もなかなかいい感じです

   



リビングには新作のテーブルを置きました

お客さんともここで色々話しましたが、やっぱり大きいテーブルをに座るとなぜか落ち着きます

 


天板は寄木風のパッチワーク柄です




これはベニヤ板の上に色んな板を並べています

   



脚は最初アングルで作ったんですが、天板の割に華奢っぽかったので角パイプでも作りました

   

天板はとりあえず乗っけてるだけですが、重いのでけっこう安定しています




もちろん両方とも折り畳めます

      



椅子は以前古道具屋で買った低めのものと、イケヤのガーデンチェアです

イケヤチェアは座面が高すぎたので、テーブルに合わせて5センチほど脚をカットして溶接しました
                                              (よい子は真似しないでね(笑))

   
                    脚の下にはキズ防止用のゴムも付いてるんですが硬すぎてさらに
                             なぜか角度がずれてるので水平に削ってからパッチを貼りました




部屋の隅はいつもの螺旋アイアンに庭で採った草でコーナーディスプレイ

     




ミニ畑の収穫はどんどん増えてます






ところで湖岸の家は二軒建ちましたが、まだ半分以上景観は残ってます(でもいずれ10軒建つそうです)





 






                                  
                                  草寝



おうち作り 5月



ミニミニ畑の野菜たちはどんどん大きく育ってます

       

イチゴは花をつけ、トマトには小さな実が付いていました

    

二週間後に行くとイチゴの実が赤くなってたので初めての収穫!
味はイマイチだったけどうれしい♪

   



・   ・   ・   ・


雨水タンクの設置



自動散水器の水漏れが少しあったので、水道直結はやめて雨水利用と併用することにしました

ベランダの隅にちょうど雨樋のパイプが付いてたので、ここをカットして給水することにします

   


作り方は「雨水タンク、自作」で検索すると沢山アップされてたので参考にしてプランを書いてみました

タンクだけだと泥やゴミが溜まるそうなので、初期雨水のカットと濾過槽も付けることにしました




ホームセンターで500リットルのタンクを買ってそれをメインにして、プラスチックのゴミ箱で濾過槽を作りました

        


雨水はパイプで底から上に滲み出すのですが、その間に砂利や砂や炭の層を作ってろ過する仕組みです

          
     
後で分解出来るように水圧のかかる所以外は接着せずに、とりあえずテープで固定しています

最後に藻の発生を抑えるために黒いゴミ袋で包んで太陽光を遮りましたが、いずれは小屋で囲む予定です




これをいっぱいにしておくと一週間はもつはずです
(でも雨が降らなければ水は溜まらないし、雨が降れば散水する必要はないし・・?)



・   ・   ・   ・

外仕事いろいろ



秋と同じく今年の春も短そうなので、暑くなる前に外仕事をできるだけやっておくことにしました


前庭の道の横は細長い空きスペースがあって、ほうっておくと夏は雑草が茂ってるんですが
とりあえずゲスト用の駐車スペースにすることにしました



まずアスファルト沿いにレンガを並べて仕切りを付けました
横にいるお隣さんは元建築関係の専門家なので、庭作り等のアドバイスをよくしてもらっています

    


駐車スペースのライン用に黒く塗った足場板を埋めました。ホントは枕木を使いたいのですが高いし・・




一週間後に行ってみるとやっぱり反ってたので半分に切って埋め直しましたが、さて何年持つでしょうか
レンガにそってグランドカバー用の草(メキシコマンネングサ)を植えましが、雑草に勝てるかな




ところで土仕事をするときに欠かせなのがこのニーパット。膝を付いて作業すると腰が楽なんです






あちこちのコーナーに小さな花壇を作りました


門の前はアスファルトのカケラが捨ててあったんですが、これを積んで花壇の囲みにしてみました

  →  

この技は金井良一さんが以前TVでやってたのを真似したんですが
金井さんも言ってられたようにアスファルトの断面は意外と自然石っぽいんですね

白板のフェンスを背景にして、お隣さんに貰ったコスモスを植えました

    

ここは白塗装した足場板で囲みました。ペンキが剥げたり自然に板が朽ちてくるのもまあ味でしょう




一番簡単だったのは盛土をレンガで囲んだものですが、レンガは埋めずに斜面に合わせてただ置いただけ


    

これだけで十分花壇っぽくなりました





前庭に植えた花も咲いて、庭に”色”が付きました




以前の木が小さかった頃や花が無かった頃と比べると庭が華やかです。やっぱり花が主役ですね


befor (門側から)

      
(一昨年の秋)             (去年の夏)

after

(今年)



まだ白の花だけですが、もっと色も入れて行きたいです。(色彩のバランスは難しいですが・・)
吉屋桂子さんのように色のセンスがある人は、たぶん風景(立体)を絵画(平面)に置き換えて
キャンバスに好きな絵を描く様に、花の色を決めていくんじゃないかと思います


befor (玄関側から)


      
(一昨年)                (去年)


after

(今年)


この花は実はタダでした
たまたま公園を歩いていると花の植え替えをやってて撤去する花をもらったんです
以前買ってきて植えた花では量的に全然足らなかったのでラッキーでした


      

あくまで背景と一体なので、全体のスペースに合わせたボリューム感がどうしても必要なんですね
設営現場でプロの園芸家さんの仕事を見てると、まずはその”物量”に驚かされますもん
        


・   ・   ・   ・


お知らせ

せっかく駐車スペースも出来たので、毎年恒例のオープンハウスを今年も行います

ここ一年は外仕事しかしてなくて内装は去年のままなので、今回はオープンガーデンです。
                                              (というほどの庭でもないですが・・)

ギャラリーコーナーにはお店には置けない大きめの家具、特に今回はアイアンの棚を色々展示します




日時は6月23日(日)の11時〜6時位

興味のある方ははお店に地図が置いてありますので、ぜひお越しください
(カヌーに乗りたい方もどうぞ、ただし強風時はなしです)




おうち作り  4月



完成したプランター畑に、いよいよ野菜を植えていきました


イチゴとトマトとトウモロコシとおいしい実のなるものばかりです
前庭はまあディスプレイの様なものですが、裏庭は木もイチジクやサクランボ等、実益中心なんです





でも週末菜園だと、できた実はどうしても鳥に狙われます
おやま時代も美味しくなった頃にはいつも取られてほとんど食べた記憶がありません


そこで今回は防鳥アミで囲うことにしました


ちょうどプランターの杭が打ってあったのでそれに角材をビス止めして柱を立てます


           


周りと中央にも立ててその上に横棒を渡すと部屋の様な囲みが出来ました

      



その枠に防鳥ネットを張っていきます
角材にならタッカーでパンパン留められるのでハウス用のパイプで組むより取り付けは簡単かもしれません

買ったネットが黒っぽいものでほとんど目立たなかったので、その上から黄色の防鳥糸をグルグル巻しました
今度来たら鳥が引っかかていても怖いので・・


     


補強のコーナー材も入れて、出入り口は細い角材を付けてクリップで止めれば絡まらずに開け閉めできます

     




これで鳥対策はバッチリですが、もう一つの問題はやはり水やりです


ここの土は砂状で特に水はけがよすぎるので、一週間も雨が降らなければ多分駄目でしょう

そこで以前自宅で使ってたタイマー式の自動散水器が置いてあったので、これを使ってみることにしました

給水はベランダの両側に二箇所蛇口を付けてあったので、そのうちの一つを自動散水専用のものにしました




散水専用のホースも色んな種類の物がホームセンターには売ってたんですが、ホースは耐久性に不安があるのと
ジョイントのコーナー継手の種類があまり無いので、ちょっとラインが複雑になると出来ないんです

そこで結局普通の水道用の塩ビ管を使うことにしました。これだと継手用のエルボ(直角)やチーズ(T型)等があって
ほとんどの形状に対応できるし、接続も専用のボンドを塗って差しこむだけなのでずっと簡単にできるんです
値段もホースの半額以下です(4m物で¥280)

     

まず買ってきた水道管を大体の所に置いて、カットする長さを決めていきます

      

プランターの横までは地中に埋めるので10センチ程の深さの溝を掘って接続した配管を埋めました
埋めてるほうが凍結防止にもなります。多少曲がってもキッチリ接着してれば全然大丈夫です




    

4つのプランターに1つずつ配管を立ち上げて横に伸ばします

バーコードのシールは剥がすのが面倒なのでいつもそのままです。まあそのうち自然に取れるでしょう

    

最後に水の出てくる穴を細いキリで開けていきますが、最初は少なめに開けて
水を出して様子を見ながら穴の太さや数を少しずつ増やしていきました
均一な方向に穴を開けるのは難しいので、配管に印刷されてる文字(同じパターンなので)を参考にしました



 
ところがやってるうちに散水器が突然動かなくなりました。分解してみても原因がわかりません
まあ10年以上もほおっておいた物なので、しかたないので新しいものを買って付け替えました

値段は前のは一万円もしたのにこれは3980円!。でも設定パターンが単純なだけで意外と大丈夫なようでした
ただ本体の機器のみでホースなどの接続用部材がまったく入っていません
蛇口から散水器までは常に水圧がかかるので前の器具の耐圧用のを代用したんですが、ちょっと水漏れが心配です





そして放水! チョロチョロと水が出るところはなぜかちょっとかわいいです

       


ミニミニ畑作りもこれで一応完成♪

あとはマルチで覆ってしまえば放っておいてもおいしい実がザクザクとれるはず・・?



・  ・  ・  ・


14日に日吉大社さんの山王祭の船渡御があったので、作業の手を止めて見に行きました

地域ごとの7つの神輿が岸に勢揃いしてから鳥居の向こうに着けた船に載せていきます

  




神輿を乗せると船も華やかに見えます

 → 

でも船渡御といえばいつもの天神祭を連想するので、船自体にほとんど装飾が無いのがちょっと物足りないです
これが大阪なら御神船以外にも周りに見物用の船を沢山出して、中で酒盛りしてバッチリ商売にするんでしょうねー

でもここはあくまで京都圏なんで大人しいんです(祇園祭の超スローな鉾と岸和田のだんじりの差のようなものかな?)

                         



おうち作り 3月



畑プランター(?)完成♪  何植えよっかな

   


山の雪も消えて水も温み、春の気配です。倒れたミモザも何とか収穫できそう
       





おうち作り 2月


裏庭に畑を作ることにしました

夏は雑草に占領されてますが、冬の間にスコップで根を掘り起こしておきます


  

ひっくり返してしばらく置いておくと”寒起し”といって土の殺菌ができるそうです



その後フルイを使って根と土を分けていきます。これはけっこう重労働でした

  


やっと分離できた土で畝を作っていこうと思ったんですが、後々の作業がしやすそうだったんで
前庭でやった杉板で囲ったプランターの様な畝にすることにしました



杭を打って白く塗ったいつもの杉のバラ板を二段に重ねて18センチの深さの囲みを作りました
左右の水平は十分測って傾かないように注意しました

   

コーナーは杭をダブルで打って補強しています





囲みが出来たところで周りの土を腐葉土や肥料を混ぜて入れました

           なんか公園の花壇みたいですね      

  

こんな畝を全部で4つ作る予定です

でもここで何を栽培するのかは、まったく決まってません・・?





 12月



今度は寒さ対策?


あっという間に真冬になってしまったので今回は薪ストーブ以外の暖房を試してみました
それは夏に暑さ対策のために床下に置いてた送風機です
冷房には結局大して役にはたたなかったんですが、ひょっとして暖房には使えるかもと思ってたんです


befor

床下点検口を開けてその下に送風機を置いてますが、今は風の向きは床下から二階に送るようになってます
 

 


それをひっくり返して今度は二階の空気を吸い込んで一階の床下に送るようにしました

after
    

つまり二階の温まってる空気を一階床下に送ることで床下暖房にしようということです
送風機に逆回転装置がないのでわざわざひっくり返さなければいけないんですが、一年に2回だけです

一階を温めるためというより晴れた日に温まったロフトの空気を間接的にリビングに下ろす効果を期待してるんです


・・でその効果は


またしても微妙〜・・


試した日がたまたま曇ってたのであまり差がわからなかったんですが、多分イマイチなかんじかな?
さすがに”お手軽ソーラーハウスの道”はそう簡単ではないのも
家は窓やドアで”横”の空気の循環は出来るようになってるんですが、もっと上下もあってもいいように思います
まあでも薪ストーブで暖めた空気(酸素)の入れ替えには使えそうです。今度晴れた日またやってみます






郵便ポストはアイアンで作ろうと思ってそのままになってたんですが、
電気の検針票が毎月ドア下に入ってるので、とりあえず余り物のワンバイで簡単に作ってみました

 

今度はインターホンも付けて傘立ても作らなければ・・ 必要なものから一日一作!









                                      
                                                            木工屋の犬はダンボールハウス暮らし



おうち作り  11月


外仕事いろいろ・・


庭仕事に最適の季節ですが外で作業をすると必ずユメがついてきます

裏庭はこの前に柵で囲んで放せるようにしたんですが、前庭は車庫があるので付けていませんでした
とりあえず長いロープでつないでたんですが、いつも木に絡まって動けなくなってます(逆回りができない)


   

そこで前庭でも放せるように柵をつけました。横は打ち込んだ杭に杉板をビス止めして囲ったんですが
あまり閉鎖的にしたくなかったんで、乗り越えられない(?)ギリギリの高さにしました
門の入り口はとりあえず置いてあったフェンスで塞ぎました

   

車庫の入口は幅が3mほどあるので一枚のフェンスで作ると取り回しや自立が大変です
あくまでユメブロックが目的で普段は開けておきたいため、それほど大げさな物は必要ないので
とりあえず余った杉板でスノコの様なフェンスを二枚作りました



それを丁番でつないで白ペンキでラフに塗りました

  

二枚合わせると3mより30センチほど長く作ってるので、開くとL型になって特になにも支えなくても自立します

 

これでユメちゃんも一緒に庭仕事(?)ができます
軽いので作業が終わったらすぐに折りたたんで横に置いとけます

  




去年植えた木の中では一番成長の早かったミモザですが、先週の強風で倒れてたので杭で支えました
ミモザはしっかり根を張らずに上だけどんどん伸びるらしくよく倒れるんだそうです
これで春の開花までなんとかがんばってほしいものですが・・

     



秋頃から裏の水路にススキが覆いかぶさってたんですが、大分枯れてきたのでようやく刈り込みました


befor
    


after
   

ついでに崩れやすかった出入り口下の土に、鉄平石を並べて固めました





今年は外仕事が気持よくできる秋の期間が短かくて、あっという間に冬になってしまった感じですね


でもそれは薪ストーブの季節が来たということなんです♪




今年初めての火入れです

火が小さくなって熾になってくるとお芋を濡れた新聞紙とアルミホイルで包んで放り込みます
ユメもできるのが待ち遠しそうです

     

皮がちょっと焦げたくらいが一番の食べごろです

  

おやまのおうち時代は昼ごはんは必ず焚き火の飯ごう炊飯だったんで、よく一緒に焼いてたんですが、
家の中でぬくぬくホクホクするのもいいもんです(もうアウトドアには戻れないかも)


・    ・    ・    ・


地鎮祭をやってもらった日吉大社さんにお礼も兼ねて紅葉を見に行きました
ここは新聞の紅葉だよりにものってる見所なんです。近くの三井寺も有名です


これが御神木の桂ですが、ちょっと遅かったのかもうほとんど葉は落ちていました




    



それでも境内は色づいた木々が綺麗でとても癒されます。
昔は特に興味もなかったのに最近はなぜか惹かれます(わふーがいい・・)



日曜なのに人出もそれほどではなく、駐車場にもすぐに入れました
これが京都のお寺だったら今の時期はもう大変です
ちょっと足を伸ばせばこんな穴場があるのに・・(なのにあなたは京都にゆくの〜byチェリッシュ)古!






                                                   



おうち作り 10月



前庭にヨメがぼちぼち花を植え始めました


ラベンダーセージ、ホープレイズ、サルビアレウカンサ、カレントスコープ、エレモフィラ・ニベア、等・・
花や草は全くわからないのでチンプンカンプンですが、何となく見てると大きな寄せ植えを作ってる様なもんですね


   




湖岸の工事は基礎はできたけど、まだ建物は建ってません
建売ではなく分譲のようなので、売れるまではまだこの景色が見れるかも。 誰も買うな〜!高いよ〜(営業妨害?)

ちなみにこういう湖岸の物件は”浜付き”といってウチなんかと比べると数倍以上はするんですね
不動産屋さんも言ってたけど、バブルの頃はすごかったらしいです。今は「夏草や・・」の風情ですが

 

ベランダのプランターに植えてたシマトネリコはどんどん葉っぱがなくなってきたので庭に植え替えました



冬になるとミシガンのナイトクルージングもないのでこの夜景もあと少しです







                                                            






おうち作り 9月


寝室にカーテンを付けました

いつものアイアンの受けと、カーテンとレース用の二本のバーを3組作りました




この受けは上に棚も付けられるんですがとりあえず今回はバーだけです

    


ファブリックは苦手なのでヨメが決めるまで、とりあえずホームセンターで一番安いのを付けました

   

インテリア好きの人にとってはカーテンを選んだり小物を飾ったりするのは
一番の楽しみかもしれませんが、なぜか面倒くさいです

ディスプレイの現場ではウチが作ったセットに、ファブリックや仕上げの飾り付けは
デコレーター(通称デコさん)のおばさん(おねえさん?)がやるので、普段からあまりやったことがないんです



・    ・    ・    ・



階段踊り場の吹き抜け用にペンダント照明をつくりました



ここの吹き抜けは高さが4メートルもあるのでいつものミニペンダントではボリューム感が足りません
そこで先日作ったパイナップル型の花瓶がまだ3個あったのでそれを使うことにしました





本体のフレームは9ミリ丸棒と蔦ワイヤーを絡ませて以前作った壁掛けと同じようなものにしました





3個のガラスランプをランダムに吊るとちょっと果物のように見えました





ボリューム的にはもっと大きくてもよかったかもしれません
夜は漆喰の壁にパイナップルの影が写っていい雰囲気です

   


・   ・   ・   ・


姉がカヌーに乗りたいというので2週続けて琵琶湖に浮かびました

自分はちょっと飽きてきたので、今回は周りで沢山の人がやってるようにバス釣りに挑戦してみました

魚は田舎の磯でモリ突きがメインで釣りはあまり経験がないので、釣具屋で一番簡単なやり方を教えてもらって
ボートの流れるまま糸を垂らしてみましたが、さすがにビギナーズラックとはいきませんでした。残念


    







おうち作り  8月


暑さ対策  つづき


先月の床下冷風作戦の失敗からといあえず”冷やす”ことは諦めて、
まずは”できるだけ暑くならない”ことに専念することにしました。

なぜなら一週間以上も閉めきったままだと入った時に熱気が一階まで充満してて
冷えるまで何時間もかかるし、多分家の痛みも早くなるような気がするからです

その原因はやっぱりロフトに溜まる熱気です。
窓の上に通気用のガラリが東西に二個づつ付いてるんですが、これ位では全然追っつきません

そこでその内の一個の格子を外して、換気扇を付けて24時間強制換気することにしました

         


ただ、いない時もずっと点けっぱなしになるのがちょっと心配です

そこで今回だけは仕方なく(?)”ちゃんとした”メーカーのもの(倍の値段だった)を買って、
分電盤についてるものより一回り小さい容量のブレーカーを中間につけて漏電対策(?)しました
さらに万一発火しても燃え移りにくいように換気扇の接地面をケイカル板で囲んでいます
ただ換気扇は構造上モーターが中心に離れて付いてるので扇風機等より安全です







ところで、そもそもなんでそんなにロフトに熱気が集まるかといえば、前にも言ったように
3段階の通気システムですべて上に集めて、下の部屋に籠らないように作ったためなんです


一つ目はてっぺんの棟木の両側に付けた格子の穴から、屋根裏(屋根のベニヤと遮熱シートの隙間)
の熱気が降りてきます。これが一番暑くて多分80%はこの熱気だと思います



次に梁の下の格子は遮熱シートと天井の間の空気を抜くための穴です
つまり天井と屋根の間は二層になってるんです
そしてさらにその下の小窓は部屋の天井に籠った空気を抜くためのものです

 

部屋側から見るとこんな感じです。傾斜天井なので一番高い所についています
反対側の低い所には吸気用の開閉式ガラリが6個ついてます。遮熱シートの内側にもここから吸気できます

     

このシステムは猛暑の中作りながら色々考えたんですが、それが今うまく機能してるということなんですね
ただそれはロフトの窓を開けて換気するというのが前提なので閉めきってしまうとダメなんです


多分これで暑さ対策はかなり改善されると思いますが、これでもダメならもう一個付けようと思います



・   ・   ・   ・



町田の友人が息子とカヌーを持って遊びに来ました

これはファルトボートといってアルミのフレームにビニールを被せて組立てる構造で
昔はよく息子達と相模湖で乗ってたそうです
風船カヌー(?)も膨らませてウチのJrも入って4人で琵琶湖に持って行きました

    


さすがに”本物”のカヌーは風に流されることもなく、あっという間に沖に行ってしまいます

  


とりあえず「置いといて」というので作業場の天井に吊って物入れにしました
かなりの大容量で軽い物ならけっこう入ります。艇庫っぽくてかっこいいし







湖西では方角的に普通は見れない夕日。
これは反対側の太陽が雲に反射して、さらにそれが湖面に写った珍しい風景でした














                                              
                                                                    ユメの暑さ対策は短髪カットと980円の冷え冷えマット




今月のおうち作り 7月


夏の暑さ対策?


極端な節電意識はないんですが、できることならここではエアコンを付けずに過ごせないかと思ってました
冬は薪ストーブだけで十分なんですが、問題は夏の暑さです

家を作ってた2年前はすごい猛暑だったんで、急遽屋根裏に遮熱シートを貼ったり、二階の部屋には
屋根裏、天井裏、そして壁上小窓と3重の換気システムをつけて、熱気を上のロフトへ逃すようにしました
そのために晴れた日はロフトにはすごい熱気がこもっていて小さなガラリだけではとても追いきません
その熱気が下のリビングに降りてきて二階全体が暑くなってました

そこで手っ取り早く換気するためにロフトの窓に業務用の扇風機を当てて強制換気すると
効果はてきめんでリビングはグッと涼しくなりました

今から考えると予算アップしても屋根を二重構造にして直接外に出す構造にするべにだったかも
とも思います(そういう意味ではソーラーパネルっていうのは発電だけでなく屋根の遮蔽効果もあるのかもしれません)

    


ただそれでもやっぱり暑い・・ やはりエアコン付けようかな〜

でも一階に降りるとかなり涼しいので、この涼しい空気を二階に持っていけたらと思い
試しにリビングの床に穴を開けてみました


    

下はちょうど作業場の部屋の隅のところになります

    

さすがにこのままでは危ないので格子でカバーしました

     


そうするとしばらくは涼しい空気が上がってくるんですがとても部屋全体分の勢いはありません
暑い空気なら自然に上に上がるんですが、冷気は逆に下がるためダメなんですね


そこでロフトと同じように送風機で強制的に風を送ってみました

      

たしかに少し涼しくなったような気がしますが・・・やっぱりエアコンのようには・・

でも下に行くほど涼しくなるならひょっとして床下ならもっと涼しいかも・・
(いつもの様に)段々エスカレートして、最後の手段で床下の空気を使ってみることにしました

ちょうど点検口もほしかったんで、床を開口してベニアで作った送風ボックスを置きました

   


   

そこに送風機を置きます。吸気口はなるべく基礎の真ん中において外の空気を吸いにくくしました
ダクトの先は網戸のアミを二重に付けてフィルターにしましたが、いくら新築とはいえ2年経ってるので
さすがに最初の一回分は外に逃しました(古い家ではとてもできないでしょうね)



壁のコーナーをベニアで囲ってダクト代わりにし、カットしたフローリングで点検口をつけました


    


・・で涼しくなったかといえば・・

ビミョー・・・


確かに最初から比べると多分2〜3度は下がったとは思うけど、なにしろ外は35度以上の猛暑!
やっぱりエアコン・・・(しつこい)


・   ・  ・   ・

ところで地下に埋めたパイプを循環させて冷暖房をするというシステムはこれを本格的にしたものです
これはある方の家で実際見たんですが、地下なら温度も15度ほどでそれだけで十分家を冷やせるそうです
塩ビパイプを埋めるだけなんで、基礎を作るときについでに埋めとけば後は送風機を付けるだけなんで
それほど高いものではないような(?)気がするので、今考えればやっとけばよかった(またー)
今度庭でも掘り返してやってみようかな・・?(ホントは10m以上掘るそうですが日陰なら浅くてもいいかも)


 




                                                      
                                                      アツイ〜 シム〜



おうち作り  6月



10日と17日に行った見学会&ミニギャラリーには、どうしても見てもらいたかった方や
懐かしい人にも来て頂いて嬉しかったです。ありがとうございました



         

入り口周りにはいつものフリマセットを並べてちょっとガーデンショップっぽくしてみました






中のギャラリーコーナーは雰囲気を変えて、古道具とウチの家具を一緒に並べて
アイアンの壁掛けやランプで内装に合うような落ち着いた感じにしてみました

            


左の壁に付けた明かり取りのガラスブロックの一個をニッチに変えてみました

                        


階段の踊り場のコーナーのニッチにはランプが置けるようにコンセントを付けました

                               





新作のガラスの切れ端を積んで作ったランプはなぜか古道具をよく合ってました

                

      

でも今回の目玉は寝室用に作った医療棚風のキャビネットです
これは最近よく作ってたステンド風扉を、医療棚に付ければきっと合うと思ってたのです
アクリの天窓ごしに中をランプで照らせます

         

ヨゴシ塗装でアンティーク風にしたので、部屋の雰囲気もぐっと大人っぽくなりました

       


終わったらお店にもっていくつもりなので又みてください



・    ・    ・    ・



イベント(?)は終わりましたが、まだまだ工事は続きます


洗面所に付けた板壁がちょっと閉鎖的だったので小窓を付けました

  →    

ついでに横の勝手口のドアを白く塗装しました
アルミサッシにもプライマーで下塗りをすれば、水性ペンキでも十分のります

  →       




車庫のぺイピングは、先月アスファルトの上にセメントを塗ったんですが、それでも素材感が
どうしても”セメント”っぽかったのでもう一度今度は少し盛り上げるように塗って、
アプローチの時の様に小粒の玉砂利を撒いて洗い出すと、今度こそホントの石っぽくなりました

目地に撒いた芝生の種はやっぱりムリだったようです。まあ雑草でもいいか
「自然界に雑草はない」と金井さんも言ってられるので。

        


梅雨の雨で草木も茂ってすっかり庭らしくなってきました
あらためて庭を作る前と比べてみると、奥行き感が出るのか家の感じが全然違います

befor



after
         

         




・   ・   ・   ・




今だけ見えるリビングからの夜景・・
その中をゆっくりと横切るミシガンの明かりは、湖面に浮かぶ小さな宝石のようです

     








今月のおうち作り  5月


裏庭でユメを放し飼いにできるように、柵で囲むことにしました



今までは長いロープでつないでました。(ロープの先にユメがいます)
いつも散歩に行く湖岸に抜ける裏道の方に行きたがります




杭を打って杉板を横貼りしてから、濃い目の防腐剤を塗りました

    

最後に扉を付けて完成です

「できたよー!」とロープを離すと一目散に扉の方へ・・




な・なんじゃこりゃー!出れんじゃんかー!(犬のきもち)



しばらく首を突っ込んだりして、必死で出口を探してました
自宅の玄関に付けた出入口の時の長い攻防を思い出しました(3年はかかった)

    

今回は一時間程でやっと諦めたようです。  勝ったー!

    





待望の水遊び開始(?)



今年の夏はせっかくなんで何か水遊びがしたいと思い、とりあえずネットで空気で膨らますカヌーを買いました
   


昔、彦根に二年程住んでた時、ヨットを作るためにヤマハヨットスクールでディンギーには乗ったことがあるんですが
カヌーは学生時代にカヌー部の友達にちょこっと乗せてもらって以来です

着いたその日にさっそく工場のコンプレッサーで膨らましてみました
手前のが二人乗り(¥9,000)奥のが一人乗り(¥6,000)・・ こんなんで大丈夫なんかな〜
もちろんライフジャケットも買いました(なんと¥1,980円)、派手な色の方が他のボートから確認できて安全なんです

    




・・しばらくは置いてたんですが、どうしても我慢できずちょっと乗ってみることに・・



浅瀬に持って行って勢い良く乗り込んだものの、この日は湖側からの風が強く珍しく波もあり、
岸に流されてなかなか出航できません。打ち上がったトドのようにただ水際でジタバタしてるだけです(超マヌケ)

   


笑いながら携帯で撮ってるヨメにおしりを押してもらってなんとか離岸(早々にダンナの面目丸つぶれ)
さらにビビって沖に流されないようにロープでつないでるので、精々10mほどの所を行ったり来たり。
油断するとすぐに風で流されますが、それでも段々とコツが分かって来ました。イエーイ

  


フー、軽くすぐながされるので風のある日やっぱり止めといたほうがよさそうですね。
それに近くの釣り人には少々迷惑かもね

   


でもこの重さなら担いでトコトコと持っていけるのがありがたいです

    


・   ・    ・    ・

お知らせ

6月10日(日)と17日(日)の2日、一年ぶりにびわ湖のおうちの見学会とミニギャラリーを行います
実はまだ完成してない所も多いんですが、もし参加を希望される方はお店にお問い合わせください
(地図はお店にあります。場所のわかる方は11時〜6時なのでその間にお越し下さい)





おうち作り 4月


この前に作った勝手口の仕切り壁の裏は庭仕事用の物置になってるんですが
狭い床に物がいっぱいになってきたので、奥に棚を作って道具は壁掛けにして整理しました

     → 

収納のコツは、物が一目で見える様に置く事と、動線を確保してすぐ手に取れる様にする事だと思います


・  ・  ・  ・



湖岸の工事がついに始まりました。やっぱりやっちゃうのね

 

ただ今はその工事で正面の木を切ったため今まで見えなかった湖面が広く見えます
 まあ3ヶ月程の絶景ですが・・






・  ・  ・  ・


暖かく(いやもう暑い程に)なってきたので、庭仕事を再開しました


秋にアスファルトを割って作った車庫のぺイピングが、表面に塗ったモルタルが薄かったのか
所々まだアスファルト色だったので、もう一度今度は厚めにモルタルを塗りました

befor



コテだと石の所だけ塗るのは難しいので、モルタルをシャバシャバにしてハケで塗りました
塗り終わった手前の方から段々乾いて白っぽくなってきました

         


完全に乾くと今度こそ横のアプローチと一体化して、向こうの道ともはっきり差がつきました
これ位の色の方がいずれ生える下草の緑とも合うはずです

after
 
   
雑草に占領される前にと、急いで芝生の種をまいたのですが、さてどうなることでしょうか


正面の桂の木にも新芽が出てきました。



君がここの主役なんだから(実は家も背景)早く大きくなるんじゃぞ!





おうち作り 3月


玄関灯を付けました

センサー付きの物は、安いプラスチック製(1980円)しか無かったので、アイアン風に塗装して
セットのすりガラスを、以前余ってた泡入りガラスに替えるとけっこういい感じになりました

    

塗り替えたサイディング壁の”板目”もなかなか本物っぽいでしょう



手摺のやり替え


リビングからのびわ湖の眺めはここの一番のおすすめなんですが、ソファに座ってしまうと
手摺の高さで湖は見えなくなってしまうので、思い切って手摺をやり替えることにしました
前に言ったようにいずれ湖岸に建物が建つと見えなくなてしまうので無駄になるかもしれませんが
”明日地球がなくなっても今日リンゴを植える”っていう精神で決行です!(またオーバーや)

befor



せっかく作った手摺ですがとりあえず半分だけ撤去します。後付なので簡単にとれました
手摺が無ければいっきに開放的になりますが、下の畑や横の艇庫が丸見えでやっぱり落ち着きません




ソファに座った位置から今度はしっかり高さを測ってから30センチほど下げて作り替えました
材料はバラしたものをそのまま使いました。右半分は元々建物があって見えないので元の高さのままです

でもこういう景観に対するサイズや寸法っていうのは、実際にできてからそこに立ってみないと
なかなかわからないものなので、結局作ってからの手直しはある程度仕方ないものなんですねー
まあセルフビルドだからできることですが・・






after

これで座ったまま湖を見ることが出来ます。夜は対岸の夜景もきれいです
時間と共に変化する湖面や空はずっと見てても飽きることがなく、つい時の経つのを忘れてしまいます


   







                                                  
                                                   ウリウリ




今月のおうち作り  2月



一階の洗面所は脱衣所も兼ねてるんですが、すぐ横が勝手口なので
とりあえず窓を布で目隠ししてたんですが、ようやくそこに間仕切りの壁を付けました

befor


洗面台の横にワンバイで板壁を作りました
裏側は勝手口からそのまま土足では入れる庭仕事の道具等を置くための物置になってます

 

内側は白くペイントして出入り口はカーテンを付けました
改造した洗面台は使ってみると、両側の天板が物をちょっと置くのに使えてとても便利でした

after
     




外はすっかり雪景色、庭もベランダも真っ白です

    


でもリビングは薪ストーブでほっかほか。 焼き芋もできてこの季節の一番の楽しみです




湖岸の木も落葉して今が一番湖が見える時です




ところが春には湖岸の土地の分譲建設が始まり、完成すれば半分以上湖は見えなくなるそう・・・残念!
でもこれだけはしかたないんですねー。今まで建ってないのが逆に不思議だったんで。

まあこの世は諸行無常(ちょっとオーバー?)、すべてはうつろい、ノットフォーエバーなんです・・


・  ・  ・  ・


ところで例の電気工事士試験、やっと免許がもらえました

2年越しの長期戦になりましたが、いままで全くそういうことに興味が無かったのに
多分このおうち作りがなければ手にすることも無かったと思います




これで数年前に取ったDIYアドバイザーと合わせて2つ目になりました。(溶接の免許もありますが)
これで失業しても大好きなホームセンターに雇ってもらえるかな(笑)
(今でも売り場で専門的な質問をされて困ってるパートさんの代わりに商品の説明をすることがよくあります)

                                              



今月のおうち作り 1月


イベントで使ったスタイロ畳があったので、ロフトに敷いてみました。寝っ転がると気持ちいいです

   



寝室にベッドを置きました。このベッドは籐(ラタン)製です

今の仕事を始める前に5年ほど籐家具職人(?)をやってたことがあるんですが、
これが実は第一作目のものなんです練習がてら自分のために作ったんです
それ以来引っ越すたびに分解して持ち回っていますが、今でも十分使えます
ベッドは構造が簡単なんで壊れにくいんですが、籐は軽い割にはとても丈夫な不思議な素材なんですね


   

その素材感からか、ちょっとリゾートっぽい部屋になったかも(笑)

   

ヘッドボードは太民という太い軸で作ってます。竹のようですが中は空洞ではなく熱で自在に曲げられます


・  ・ ・  ・


ラタンクラフト時代はオーダー家具やオブジェっぽいもの等色々作ってました(ほとんど写真は残ってませんが)

       

これは今よくみかける籐のかごですが、このフレーム組のデザインを最初に作ったのは多分自分だと思います(自慢?)
これは単にカゴ編みが苦手だったので、編みの手間を省く一種の手抜きだったんですが、逆に見た目がすっきりするので
意外と好評でけっこう売れましたが、やめてから数年後に大手雑貨店が販売して世に広まったんでした(よくあることですが)




当時籐製品はけっこう高級なものだったんで、高い材料を使ってもなんとか食ってけたんですが、
いきなりの輸入自由化で、いわゆる”一万円均一”等の安い現地産が出まわり続けられなくなったんです
今で言うTPPのようなものですね。でも結果的にはそれがよかったのかも・・
人生全て塞翁が馬(?)・・


  



                                               
                                                丸ゆめ





今月のおうち作り


・・と、いうわけで、またまた週末おうち作りをやってるわけです・・



ベランダのプランター作り

二階のベランダに置くためのプランターを作りました
たまにしか行けなくても枯れないように、足場板二枚組の大きなサイズにしました
内側は土があたっても腐りにくいようにプラダンでカバーして上は黒スプレーしてます

    

目的はせっかくの景観を邪魔してる右側の建物を隠すためなので常緑のシマトネリコを二本植えました







脱衣所の棚作り

脱衣所に棚がなかったのでとりあえず簡単に作ることにしました
棚を作るのは格子ハシゴ二本と棚板の組み合わせがやっぱり一番簡単です




壁に格子をビス止めして棚板を乗せれば出来上がり。棚受を使うよりずっと早くできます
壁に直接留められない時は、後ろにバッテンの補助棒をいれます

    




庭作り続き    車庫のペイピング


門柱の左側は、最初からあったアスファルトの道があってとりあえず車を留めるスペースにしてます
ホントはここも庭にしたいんですが、何かと搬入物が多いのでやはり車を近くまで入れたかったんです

ただアスファルトのままだと道との境が無いので、ここもアプローチのようなペイピングをすることにしました



でもアスファルトを手でめくるのは大変なんで最初はアスファルトの上にそのまま作っていこうと
思ったんですが、それだと段差ができるんでやっぱり頑張ってめくることにしました

    

ところがハンマードリルとツルハシ、バール等で一日中やったんですが全然進みません
コンクリートならこれで割れるはずなんですが、アスファルトは粘りがあってなかなか割れないんですね

ノルマの白線の所までまだまだ残っててとても体力が持ちそうにないのでついに
西村工務店さんに連絡してユンボでめくって欲しいとSOSしました
すると「いいですよー。でも今一軒建ててるので少し待ってて下さい」とのこと。
仕方ないのでユンボ待ちすることにしましたが、次の日にひとつアイデアが浮かびました




それは”クサビ”です。
ピラミッドも”テコとコロ”でできた様に、シンプルですがこれらが”道具”の原点なんです
アングルを溶接して簡単に作ってみました。でもこんな小さなもんでホントに役にたつんでしょうか?



アスファルトの下に差し込んでハンマーで叩くと、バールでは上がらなかった”道”がなんと持ち上がりました
持ち上がった所をハンマーで叩くと簡単に割れました。下に隙間ができたため折れるんですね。作戦成功!
(総仕事量=作業(重さ)×時間(距離)という法則どうり、大きなものも少しずつやることで達成できるんでありんす)

   

半日で何とか全部割ることができて、とりあえず周りにどかして駐車スペース分開けてみました
次は例の”型”を使ってそこをまたペイピングしていくつもりだったんですが、
考えてみれば、割ったアスファルトの処理も大変なんで、いっそこれを使えないかと思いました

   

試しに並べてみるとけっこういい感じなんで、結局このまま使うことにしました

    

ここは車で踏むのでアプローチ以上にしっかり下にコンクリで固めてから隙間に土を入れていきました
この時にアスファルトに付いたモルタルをそのまま塗りこんでおけば、多分白くなって石っぽく見えるはずです

左側の畑との間の土はガラが多かったんで杉板を杭で留めた、底なしプランター(?)を作りました

    

   




予想どうり(?)乾くと白っぽくなって横のアプローチとも違和感なくつながりました

    


春になったら目地の土に芝生の種を撒いてみようと思います

      


これで前庭のハードはほぼ完了です。あとはメインの草花の植栽、いわゆるソフトの部分です
でもそれはヨメ担当で、自分がやりたいのはあくまで花を活かす背景作りなんです(まあディスプレイ屋なんで・・)

でも庭作りは木工や建築と違って後からどんどん変化していくのが見れるし、やっぱり土いじりは楽しいー







今月のおうち作り   庭作りつづき



残ってた石畳を作ってから一週間後に行ってみると、完全に乾いて白くなっていました
例の”型”のままだと石の間隔が狭すぎたので、少しずつずらして並べ替えました




隙間には草が生えるようにしたいのですが、根が伸びすぎると抜くのが大変なんで石の固定も兼ねて
薄くモルタルを打ってから土をかぶせていきます。”ふるい”を忘れたので浴室マットで代用してます(笑)





次にアプローチの入り口に門を作ります。
ここはガーデニング風に枕木を立てて門柱にするつもりだったんですが、枕木だと少し”ごっつすぎる”ようです
それに意外と値段も高くて加工も大変なので、100角の檜の柱を三本ボルトでつないで代用することにしました




もちろん防腐剤も塗りますが、土に埋まって一番腐りやすい所はコーキングと塩ビ板で防水加工しました



    


右側にも2本と1本立てます。これだけで仕切りができて、けっこう庭らしくなってきました





そしていよいよメインの植栽にかかります

以前に小さい木は4,5本植えてたんですが、門の位置も決まったので今回はいわゆるシンボルツリーを植えます
ウチのシンボルツリーは地鎮祭をしてもらった日吉大社さんの御神木でもある、”桂”の木と最初から決めてました

桂はネットオークションで買いました(送料込14,000円)が、帰り道にたまたま寄ったホームセンタームサシにあった
シラカシ(2,980円)2本とナナミノキ(1,980円)も一緒に植えます。シラカシは煎じて飲むと結石に効くそうなんで。




桂は門柱の後ろで、正面から見るとちょうど庭の真ん中の位置に植えます。あいにくの雨の中の作業です




梱包を解くとさすがにもう葉っぱは殆ど落ちてましたが、落葉してる方が木の負担は少ないそうです

    


シラカシは、よけてあった折りたたみのフェンスを開いてコーナーを作った右側のスペースに植えました。
桂の後ろにも、もう2,3本植えてアプローチを囲むようにしたいです
高木の足元には低木を植えてから仕上げに色んな草花を植えるつもりですが、これはヨメ担当ですね

  




桂の枝ぶりはとてもオシャレなんで、大きくなって木立ちの間から家が見えるような感じになるのが楽しみです

           


まだ未完成ですが(庭は多分10年はかかる?)ここまでのエントランス工事にかかった費用は
セメントや植栽全て合わせても6万円程でした。でもけっこうそれっぽくなったでしょう




おうち作りのつづき 9月    庭作り



ようやく涼しくなってきたので、いよいよ一番やりたかった庭作り(エントランス・外構?)にかかりました


デザインは色々考えてるですが、間口の狭い細長い土地なのでレイアウトが限られ決めきれません
そこでとりあえず入り口までのアプローチを作って、後はそれに合わせて考えたいと思いました


befor



レンガのペイピングでS字の小道をつけるつもりです。試しに買ってきたレンガを
イメージするアプローチラインに合わせて大体の位置に置いてみてから、そこを少し掘り下げてならします

   


ただレンガを置いてみるとイメージしてるより洋風というかガーデニングっぽくなりすぎるような気がしたので、
ネットで色々調べてると、セメントで簡単に石畳ができるキットがあったので試しにやってみようと思いました
説明書によればこんなアプローチが簡単にできるそうですが・・ ほんまかいな・・

  


まず試しにベニヤの上で一枚作ってみます
この枠の中にセメントを入れて枠を抜くだけでできるそうです。いわゆる型抜きってやつですね
(画像は逆さまに入れてます)
   


うまくいきそうなので、さっそくトンボで慣らした場所に持って行って本チャン製作です
ワンブロックづつセメントを入れては抜きの繰り返しでどんどん進んでいきます
しっかり枠の内側までセメントを押し込むのと形を抜いてからエッジを少し丸く面取りするのが
ポイントのようですがコツをつかむと確かに”簡単”にできます

セメントだけでは味気ないので憧れの金井良一さんを真似て表面に小粒の玉砂利を入れて
洗い出しっぽくしてみました。”洋”の中にちょっと”和”の入るイメージが理想なんです

    

三時間位で半分以上できたんですが、ここで日没の時間切れで続きは次回です
乾くともっと白っぽくなるはずですが、今度来たら雨で流れてたり・・?

   





おうち作り後記  〜工務店さんの仕事編(引渡しまで)〜


8月21日

琵琶湖のおうちに家本体を建築してもらった大工さんが見学がてら遊びに来てくれたので
完成した所を色々説明しながら見てもらいました。
彼もウチの作業にはとても興味があるようで、引渡しが終わった後もアドバイスを兼ねてよく来てくれてました
貰い忘れてた建築の工事写真データもついでに頂いたので、今回は家本体ができるまでをまとめてみました



最初に土地を見に来た時の画像です。この土地に出会うまでほぼ一年以上は探したように思いますが
ここを見た時、なぜか頭の中ではもう家が建った時のイメージが何となく浮かんでいました

           


地鎮祭は近くの日吉大社さんにやってもらいました。さすがにパワー抜群です




地盤調査の結果は特に改良工事は必要ないとのことでしたが、1.5m位まで少し柔らかかったので
念のために表層改良といって、その分の土に硬くなる素材を混ぜて固める工事をしました
やっぱり地盤は一番重要でせっかく立派な基礎を作っても下が沈むと無意味なので、これで安心です
費用は35万円ほどでした

          

その上に防湿シートを貼って鉄筋を規格どうりに組んでいきます。組みあがった所はいつ見ても壮観です
床が出来てしまうと基礎ラインは隠れてしまうので、画像を残しておくとリフォーム等で床下に入る時便利です

もちろんベタ基礎です。ところで家の土台は基礎にボルトでしっかり固定されていますが、では基礎は
何に固定されているかといえば、実はどこにも固定されてはいないんですね。単に土に乗ってるだけなんです
だから重さが必要なんですが、あの世界一の明石大橋を吊ってる直径1mのワイヤーを根元で支えてる
アンカー(コンクリの塊)も、いわば”置いてる”だけだそうです。ただしビルほどの大きさがあるそうですが。

       


並行して工務店の工場では大工さんが構造材の”きざみ”にはいってます

「外注のプレカットは浅くて不安だ」って彼も言ってるように、もちろんこだわりの手刻みです
確かに機械のプレカットは均一に出来て効率的ですが、接合金物で固定するまでの仮組みのような感じがします。
それと何より自分の手で作ることで、その物に責任感と愛着がわくし、”気”が入るのでいいものができるんですね

進行状況の写真ををその都度メールで送ってくれたので、離れていてもいつも見るのが楽しみでした

      


そしていよいよ棟上げです。
この日はもちろん出かけて行って見学させてもらいました。構造材の軸組形も打ち合わせの時に
すべて教えてもらってたので、それがそのまま組まれていくのを見るのはとても勉強になりました

           

       

棟上げのあとは、まず屋根を葺いて雨の心配がなくなった所で壁工事にはいります
最近の家はコスト削減のためか軒が殆ど無いデザインが多いのですが、
軒はやっぱり大事でしょうと大工さんとも意見が一致したのでこの家はかなり深めです

   

壁は外側に構造用合板を貼ってサッシを入れます
昔は合板は使わずに筋交いだけで耐震補強してたんですが、最近は作業性からも殆ど貼るようです
面材を使うことで軸組の上にツーバイ工法の強度もプラスされるのでより強くなります
ウチでは内側にも使ったので壁倍率(耐力壁の強度値)は更にアップしてるはずです

次に透湿防水紙とサッシ周りに防水テープで雨仕舞いをして胴縁を循環空気層のため縦に付け
4日かけて塗り替えたサイディングをサイディング屋さんが貼って行きます


           
    
軒裏にケイカル板を貼ってサイディングの目地をコーキングしてからトユを付ければ外側は完了です

      


中の構造の様子です。大工さんもこだわりがあるのか、軸組の画像がやはり一番多かったようです

    

床を貼る前にシロアリ対策と防腐用の散布もします。
市の建築確認の中間検査を終えて、床の下地と階段まで作ってもらった時点で引渡し完了です

   


・  ・  ・  ・

今回のこういった”ハーフビルド”という形での家作りは”どこまで”工務店さんにやってもらうかの分業ラインと
なにより大工さんの臨機応変な協力が絶対必要だったんですが、今回建ててもらった西村工務店さん
ホントぴったりの業者さんでした。というよりこの工務店さんに会えたことが成功の大きな要素だったと思います

話せば長くなりますが・・(笑)、実は他にも幾つかの業者さんと会ってきました。その中にはハウスメーカーの中では
一番安い(?)といわれるタ○ホームさんもありました。ここはけっして悪くはなかった(むしろ予想以上)のですが
「もし自分で内装したければ一度完成したのを買ってから、それを壊して作り直してください」と言われました

それからは地元の工務店、特に大きな組織ではなくて家内的で地場に根ざし、そして実際に”きざむ”大工さんが
直接やってるような所を中心に探しました。これは確かにリスクを伴う所もありますが(実際その内一社はその後倒産)
最後は直感と”相性”で選びました。経験上協力していいものを作るには、やっぱり人同士の関係が一番なんで。

そして結果的にはかかったコストも見積どうり一番安くできました。これはどこかを手抜きしてるわけではもちろんなく
単に営業マンやモデルハウスが無い分余分な経費がかからずに、材料と手間のいわゆる原価により近いからです
ハウスメーカーも実際の工事は地元の工務店がやってるので、その営業経費分どうしても高くなります
今回の工事もウチの分も合わせてもちょうどそれ位(3割位)の差がありました

同じ物作りをする者としてこういった真面目に作ってる人がもっと認められてもいいといつも思ってるんですが
実際に”売れる”のは結局、広告とイメージ戦略にお金をばっちりかけた大手メーカーなんですね
まあ寡黙な職人さんより 説明上手な営業マンのほうが一般の人には話やすいだろうし・・(自分は逆に苦手ですが)
やっぱりよく言われるように、家を”買う”ならハウスメーカーでってことなんでしょうか。でも”建てる”なら・・





6月5日


一週間遅れでしたがの琵琶湖のおうちの見学会も何とか無事行うことができました

前にも言ったかもしれませんが内装もひとつの作品だと思って作ってるので見学会はちょっと緊張します
作品展を前にした作家さんの気持ちがちょっとだけわかったような気がしました(笑)


最後の準備は案内の看板作りです



当日は国道からの入り口、敷地の入り口、そして玄関前の3枚を立てました

  



わざわざ遠くまで沢山の方に来ていただいてありがとうございました

   

やっぱり二階のベランダとロフトが(特に子供さん達に)人気のようでした
またネットでは出せない(笑)建築時の裏話というかほとんどグチにまで付き合ってもらってすみませんでした

”内装も作品”といったものの今回の家作りは”手作りでローコスト”というテーマと共に
デザインに関して目指したのは実は”普通の家”なんです。
ですから特に奇抜な事はしていないつもりですし、逆に一番オーソドックスなものを選んだつもりです
ただ素材を規格品の”きれいな”ものを使わずに、なるべく”自然な”素材だけで作っただけなんですね
ただそれが本当に成功したかどうかは実際住んでみないとわからないかもしれませんが
今の所はなんとか”成功した”(コスト的にも)と思っています
そしてなにより色々勉強になりました(今まで建築についてどうしてもわからなかったことが今回沢山わかった!)




予定がずれたために来られなかった方のために完成写真をまとめてみました
でも実物より画像のほうが"アラ”が見えないのでいいかも(笑)



まず一階のホール左はトイレとラバトリーの入り口があり、間の壁には明かり取りのガラスブロックを埋め込んでます
トイレのドアはいずれアイアンのステンドに替えるつもりですが、洗面のドアのデザインはパピエさんのアトリエドアが
前から気になってたんで真似っこさせてもらいました(パピエさん勝手にすみません。今度ご招待させてもらいますんで♪)







  
トイレにはまだ照明がないのでとりあえずスタンドで照らしてます

洗面台の周りの壁もその後仕上がりました
  


奥のベランダを付けた部屋はまだこんな状況ですが作業場がなくなると何かと不便なんで当分はこのままの予定です
でも未完成の所も面白いとお客さんにはなぜか好評でした




階段周りに付けたニッチです。上がるのがちょっとは楽しくなるかも

  


   


踊り場から二階を見たところ、正面はトイレのドアでここの小窓にはいつものステンド(風)を入れました




そのトイレの洗面にもお店にあった鏡を付けました




左のドアを開けるとリビングです
さすがに家具までは作れなかったんで、既製品のチェアとお店から持ってきたいつもの格子棚と
家にあったソファをとりあえず置きましたが、家具が入るとがぜん部屋っぽくなりました




椅子はイケアのガーデンチェアでテーブルも同じセットなんですが、手作りの天板を乗っけるだけで
十分リビングテーブルとして使えそうです。それにしてもこのセット全部でも13,000円ほどとは・・
イケアおそるべし・・

  → 


右側のドアを開けると例のモリスの部屋(?)です

    

予想通りこの部屋に関しては賛否両論、好きと嫌いがまったくはっきり分かれるようです

ここの照明はやっぱりシャンデリアでしょうということで、これまた以前作ってお店に付けてた
ミニシャンデリアを吊りました。ベッドは昔やってたラタンクラフトの籐のものが合いそう

   




今回見学会のために半分ディスプレイとして色々小物を置いてみて気がついたんですが
なぜかこの内装とウチの小物がすごくマッチするっていうこと
まあ同じ人が作ってるんで当たり前といえば当たり前なんですが・・

そこで今回飾った小物やランプ達です

    


     


      








以前”小さい部屋”さんにもらった古道具もなじんでます。

こうなるといずれは月イチ位でギャラリーでもやってみようかとも思いますが・・




一番最後に来られたご夫婦の奥さんはイラストレーターで家の前で撮った写真を
なんと後日、似顔絵風(?)にしてプレゼントしていただきました。似顔絵ってリアルすぎないのでいいかも
今度個展をされるそうでぜひ見に行かせてもらおうと思ってます

   


今回来られなかった方でも、もし希望があれば連絡いただいてタイミングさえあえばいつでも見に来てください
日曜は大体半分位は居てるはずですから





今月のおうち作り 5月



キッチンの入り口が狭くて冷蔵庫が入らなかったので、結局壁を開口して代わりに小棚を付けました

  →      


一階奥の裏庭に面した部屋の隅に収納を兼ねた大きめの床下点検口を2つ付けました

    



その外にまたまたウッドデッキを作りました

befor

  

基礎を作ってる時に雨が降ってきたのでシートを掛けての作業です

   

作り方はいつも通りですが、ここは大引を切らずにそのまま使ったので奥行きが4mと広めのデッキです

   

   


おやまの経験からウッドデッキは広いほど便利だとは思ってたんですがこれだけあると何にでも使えそうです
イケアで買ってきたガーデンベンチを並べるとちょっとしたガーデンカフェのようです
いずれはおやまの時のように半分位をサンルームにしようかと思ってます

   



先月二階の部屋が一応できたのでいよいよ一階にかかりました

一階は玄関を入るとすぐに階段のある細長いホールのようになっています
階段は建築時に大工さんに作ってもらってたので、今回はそこにアイアンの手摺を作ることにしました

befor
   

その前に思いついて横の壁に穴を開けていろんな所にニッチを付けました

          

手摺の採寸は難しいので、まず角材で実際のサイズで仮の手摺を作ります

      

それをそのまま工場に持って帰って、その型に鉄を並べて作っていきます。こうすればぴったり合うはずです

   

一番上のバーには手触りを良くするために面取りした木を付けました

   


予定通りほとんど一発で合いました。曲げ飾りももっと入れたくなるのをぐっと我慢してこれ位にしました

最初は広さ重視で一直線の階段の予定だったんですが、曲り階段に変更したのは、登るのが楽なのと
なにより階段は家の中でも重要なフォーカルポイントで、この手摺がもっとも絵になるからなんです

       


after

壁と床を塗って、お店にあった照明を適当に持って行って付けるとホールもほぼ完成です
右側の壁は全て収納スペースにする予定だったんですが、白い壁がちょっとギャラリーっぽいので
とりあえずはこのままにしとこうかと思ってます


     



29日に予定してた見学会が台風のため延期してしまい予定されてた方にはすみませんでした
でもせっかくなんで、それまでになるべく作ろうとがんばったせいか今回けっこう進みました
やっぱり何事にも”納期”は必要なのかもしれません(仕事ではいつも苦しめられてるけど)





今月のおうち作り  4月


今月は震災の影響で仕事がさっぱりヒマだったので(アカンやん!)けっこう進みました




”ロフト完成♪”


残ってた壁の漆喰を塗って完成です。天井が低い分”籠った感”があって意外と落ち着く部屋になりました






”2階トイレの手洗い”


二階のトイレに手洗いの台を付けました

置き用の洗面ボウルがネットで安かったので思わず買ってしまいましたが、奥行きサイズが大きすぎ、
水洗金具も壁に付けるつもりで配管してたのに、これは直接付けるタイプで合いませんでした

   
  
そこで最初は壁に後ろを埋め込もうと思って開けてみたんですが、筋交いが入っていて無理だったので
少々荒っぽいとは思ったんですが、後ろをカットすることにしました

     

一階トイレで使った無垢の一枚板が残ってたので、入って左側の奥行30センチのスペースに渡して付けました

  

その上にカットしたボウルを置いて排水管も付けました
カットしてもまだ少し飛び出しますが、これくらいならそれほど不自然ではないでしょう

   

壁の漆喰を塗って、水洗金具を付けて完成です♪
ここは下を扉で塞がずにオープンにしました



一応トイレの手洗い用ですが2階にちょっとした洗面台があるとなにかと便利なはずです



”一階の洗面台は紆余曲折?”



一階のはメインの洗面コーナーで、ここも既製品は使わずに洗面ボウルと水洗金具だけ取り寄せて
本体は手作りするつもりだったんですが、オシャレなボウルは高い割には意外と使いにくそうだし
便利なシャワー付シングル混合水洗金具はかなり高額なものしかありませんでした

でもこれだけは頻繁に使うものなので、もうそれでいいかなとも思ったんですが
あくまで”手作りでローコストな家づくり”がテーマ(?)なんで諦めずに色々探してると
ふとホームセンターで安い洗面台が目につきました。
本体はすごくちゃっちい感じなんですが、陶器のボウルと水洗金具は探してた物とほとんど同じです
そこでこれのボウルと金具だけ取り出して使えないかと思いました
(結局、別のメーカーで値段は同じ物を取り寄せて使うことになりました)

    

ボウルの付いた下台と上のミラー付き棚は元々分割されていました
下台はMDFのプリント合板で上棚はペラペラのプラスチック製でした。
究極のロット品的な作りですが、ミラー自体は6ミリのしっかりしたものが付いてました


  

とりあえず下台と棚をバラバラにばらして使える所だけ取り出しました

  

そしてこれが欲しかった水洗金具で、もちろんちゃんとしたメーカー品で、別梱包でした



これだけ単体で買うと数万円もするのに・・
ボウルも付いて(もちろん本体も)この値段とは・・ よくわかりません
物の値段っていうのは、結局色んな要素や事情が絡んで決まるんだっていうことなんでしょうか 
でもこういう完成品の方が逆に安いってことは意外とよくあるんですね


まあとりあえずそれを使ってそのまま木で洗面台を作り直しました

  


ところが実際に置く場所にもう少しスペースがあることがその後に判明。
それに一体型のデザインがイマイチだったので、思い切って作り直すことにしました

さすがに全部ボツにするのはもったいないので”捨ててあった”元の下台に
バラした使えるパーツをくっつけて天板付の洗面台にしました

  
 

  

茶色に着色して洗面台自体は完成です

  

・・が、やっぱり白がかわいいので天板以外を白に塗りました
まあここまでくればもう何回やりかえても一緒って感じですし・・
扉の中の下板もとっぱらって湿気がこもり難いようにしました

  

せっかく下地に茶色が入ってるのでエッジをサンディングして少しアンティーク風にしました

  


上棚は下をカットして、真ん中の扉に元のミラーを、両サイドには新たなミラーを木枠で囲んで付けました
照明とコンセントも元のものをそのまま流用して付けました
壁の仕上げができるともっとかっこよく見えるはずです

      




”モリスの部屋”・・?



やっとイメージが決まった北側の部屋、テーマはウイリアム・モリス、いわゆる”洋書スタイル”ってやつです


befor
  


この部屋だけは漆喰ではなくクロス仕上げなので下地を作るため合板の上にボードを貼ります
継ぎ目は全てパテを打って、茶色だった梁もイメージに合わせて白く塗りました
正面は腰壁にする予定なのでボードはそこまでしか貼ってません

  


ところが洋書スタイルなんて最初はするつもりではなかったんで、窓はこげ茶のサッシに茶色の枠でした

     

さすがにこれでは台無しなので内側だけに白い木の窓枠を入れて二重窓にすることにしました



狭い方は観音開きで広い方は引き戸にしました。
外の景観はこっち側はイマイチだったので透明でなくスリにしました。和紙を張ると障子になるかも(笑)

    

これでいきなり洋風に変わりました。うっすらと後ろのサッシが透けて見えてます
後でクロスを貼ってから周りを白い枠で囲む予定です




クロス選びにはメーカーから取り寄せたサンプルを実際に当ててみて全体をイメージします
最初はモリス等の輸入壁紙を貼るつもりだったんですが、高いし・・(また?)
結局、サンゲツとリリカラのものを使うことにしました(なんじゃそら)

   

これはクロスに糊を付けるための機械で、ウチには2台もあるんですが
最近はめっきり”表具”という作業は仕事でも少なくなりました




そしていよいよ選んだクロスを貼っていきます

でもクロス貼り作業は下地処理や”合わせ”等に手間と技術がどうしても必要になるため
結局、ラフにできる漆喰塗の方が”アラ”が目立たないのでDIY等には向いてると思います




仕上げにこのスタイルには欠かせない、巾木や回り縁に使う”モールディング”を作ります
既製品は高いのでワンバイを割って3種類のビットを使って作りました

    


腰壁は今回は板を使わずに、扉等に使う額付のパネルを並べてモールディングで見切ります

  





after



腰壁パネルを付けて巾木、天井の回り縁、窓周りに各モールディングを付けると完成です♪

今回はこのクロスの組み合わせにしたのですが、色や柄を変えるともっと可愛くも渋くもできます
もちろんカーテンやベッドカバー等のファブリックを合わせることで、さらに印象が変わるはずです

    



ドア側の壁は試しに違う柄にしてみました。こっちの方がいわゆる”洋書スタイル”に近いかも

      


最初にこのドアをたまたま白くした事が、この部屋のイメージのキッカケになったんです

        






以前よりお店のお客さんからも「家を見てみたい」というリクエストがあるので、出来たら一度内輪の内覧会をしようとは思って
いるんですが、”完成”を待ってるといつになるかわからないので、まだ途中ですが近々(夏までには)やろうかと思っています
日にちが決まりましたら又連絡します




3月5日


今回の土地をお世話して頂いた(おやまの売却も)不動産屋さんは工務店もやっておられて
今ちょうど堅田で新築を建てられていたのですが、今日完成内覧会だそうで見に行ってきました

プランニングは”住育”というコンセプトを提唱されている”ミセスリビング”こと宇津崎光代さんだそうです
作る側からでなく、使う側つまり主婦目線からの家作りで、家族の気配を感じられる間取りと共に、一番の特徴は
洗面トイレ、お風呂、洗濯等の水回りが一直線に並んだレイアウトで、たしかにとても使いやすそうでした

    

もう2年の付き合いになる不動産屋さんの社長は全然不動産屋っぽく無い方で、
普段から地域のボランティアにも色んなアイデアを実践されています
宇津崎さんともモンゴルに木を植えるボランティアに行った時に知り合われたそうです











今月のおうち作り  2月


今月はプランの決まらない2階の北側の部屋(寝室の予定)の前に、リビングの上のロフトをやりました

屋根の形状からキッチンと階段の上には広い屋根裏ができるので、最初からロフトにする予定でしたが
実際建ってみると予想以上の広さで、これは使わなければもったいないと改めて思ったのでした

   

収納やゲストの寝室にも使えますが、機能的には屋根裏の熱気をここに抜いて
下のリビングや寝室の温度調節の役割があります。夏になるべくエアコンを使わなくてもいいように
屋根裏と天井裏さらに部屋上の小窓と3段階の換気構造になってます
そのため冬でも晴れた日は下から集まった熱気でここはホカホカです
いずれこれをダクトで一階床下に送って”お手軽ソーラーハウス”にするつもりです

部屋のイメージとしては、屋根裏なのでやっぱり”山小屋”風にしました
そのために天井はボードの下に面取りしたシナベニアを板張りっぽく貼ってみました
地鎮祭で頂いた日吉神社のお札が棟木を支える柱から見守ってくれてます

         


上がるための階段は2×6材を使いました。工場で作ってから車になんとか入れて運びました。

    


階段はリビングの入り口横のスペースに付けました。
アイアンのらせん階段も作ってみたかったんですが、スペースの関係であきらめました
収納式ではなく常設タイプですが、まあ取ろうと思えば取れないことはないです。

急傾斜なのでもちろん手摺付きです

     

急傾斜の階段手摺は下ではなく、上がった上のほうが実際は必要なのでアイアンを曲げて作りました
上り口の横の床は、大きなものを上げるときのために取り外せるようになっています

      


床のフローリングを張ると、けっこう居心地のいい空間になったと思います
天井に貼ったシナベニアがペッタリした感じだったので、ステインで塗り分けて板張りっぽくしました
あとは壁に飾り柱を付けて漆喰を塗れば”山小屋風”の屋根裏部屋完成の予定です

    



・ ・ ・ ・ ・


ところで2階でまだ残っている寝室のイメージですが、ようやくおぼろげながら決まってきました
テーマは”ウイリアム・モリス” ・・です 

今は作業場になってるこの部屋が、さあ〜どうなることでしょうか・・?





・・と言いつつ、3月はお仕事が忙しくなりそうなので(ヨカッター)多分ほとんどできない感じです
”二ヶ月で一部屋”計画もここにきてほとんど怪しくなってきています

結局ここもまた?年計画になってしまうのかな〜 
まあ趣味だし・・楽しみはボチボチと・・




今月のおうち作り  1月


木は冬に植えたほうがいいそうなので、シャラにヤマボウシ、シマトレニコ、そよご等色々植えました

それにしても、植木のレイアウトは大きくなった時をイメージしながら
間隔や奥行き等を決めなければいけないので本当に難しい・・

建築は立体の物作りで3次元の世界だけど、造園はそれに時間軸が加わった
いわば4次元の世界といえるかも

   


植えた直後に雪に降られてしまい、少々心配です





内装つづき


中の作業はリビングの”トリ”である、待望の薪ストーブをつける工事をやりました
薪ストーブは今回の家作りのなかでも”やりたいことベスト3”に入るメインの作りものなんです

配置場所は正面の右かどでドアを開けて入るとまず最初に見えるコーナーです
建築時からここに予定してたので重量を持たせるために大工さんに構造材を補強してもらっています

    


薪ストーブ本体は小型のホンマ製
ウチとしてはこのストーブで、おやま時代から数えると3代目になります




ところが小型とはいえ重さが90キロもありちょっと動かすのもままなりません
仕方ないので、「ええんやろか?」といいながら、少し分解してみることにしました
架台と側面を離したあたりでやめとけばよかったものの、ついいつもの”分解ぐせ”でとうとうバラバラに・・
まあ前回のも、バラして運んだんで多分なんとかなるでしょう・・?

  


軽くなったんでさっそく持ち込んで、コーナーに積むレンガも大体の位置に仮置きしてみました

背面のレンガは3種類の”焼きすぎレンガ”を組み合わせて積み
床はガーデニング用の自然石タイルに、たまたまいいのがあったんでそれを使うことにしました


   

まずそのストーブを置くための壁と床のコーナーをつくります。
これは機能的にはもちろん熱を遮断するためのものですが、ストーブ自体をインテリアとして
より絵になるように見せるために重要な役割があるんですね

まず壁面のレンガを壁から4,5センチほど離してL型に積みます
焼きすぎレンガは一個ずつサイズがバラバラなんでモルタルで調整しながら積んでいきました

    

次にストーブを仮置きして煙突の位置を決めて、壁に煙突用の穴を開けます

床は下地に耐火ボードのケイカル板を少し隙間を空けて2重敷きしてから自然石タイルを貼りました
コーナー角には外気吸気用の配管も付けました

   


そしていよいよストーブを組んでいきます




分解した時に撮っておいた画像と説明書を見ながら組んでいきましたが
鋳物製なのでボルト穴が少々アバウトでなかなか合わず、
スキマを埋めてたパテも大分取れたので埋め直さなくてはならなく
バラしたことをちょっと後悔しました



それでも半日がかりでようやく組めました。
でも結果的には構造がよくわかってよかったかもしれません




ただこのままだとまだ部屋のインテリアにしかなりません(お店のストーブはそうですが)
ストーブとしての機能をもたすためには煙突を付けなければいけません
そして、この煙突の取り付けが実は薪ストーブの工事でもっとも重要なポイントなんです


煙突はとりあえず同じホンマ製のステンレスシングルを使いました。
部屋側だけ耐熱スプレーで黒くしました

煙突は屋根に真っ直ぐ出した方がいいんですが、さすがに後付は大変なんで、
ベランダ側の壁に抜いたのですが、横引きが長く高さも低めなんで”引き”が弱いかもしれません
風の強い日に屋根の風圧帯に入って煙が逆流するようならもっと高くしなければいけません
でもシングル煙突は外気に冷却されてスス等が溜まりやすく、こまめに煙突掃除をしないと
煙道火災(煙突内に溜まったススやタール等が一気に燃えて火柱が上がる現象)が危険なんで
エルボを外したりする作業のしやすい、しっかりした足場のある所の方がいいかもしれません
いずれもっと頻繁に使えるようになればその時は二重煙突に取り替えたいと思います


  


防火的には壁との貫通部が一番危険なんで、壁開口の下地には二重にケイカル板を使っています
壁内蓄熱を防ぐため、開口は塞がずにもう一枚壁より長めのケイカルでカバーして空気層を作りました
ただ見た目はいまいちで、二重煙突を使えばこれは必要ないかもしれませんが、低温炭化を防ぐために
触れるほどの温度に下げるには、とりあえず循環できる空気層が一番有効なんです
壁の仕上げはもちろんクロスではなく漆喰です
直接触れているのは外装のサイディングだけで、サイディングは完全耐火材で熱伝導も少ないんです
開口の隙間は耐火パテで塞ぎました。それと鳥が入らないように防鳥アミも付けなければいけません

後は実際に使ってみて危険な所がないか十分に確認しながら調整していきたいと思います



:煙突の取付工事は基本的には万一、煙道火災が起こっても大丈夫という前提で行うべきで
ウチの場合はたまたま今は周囲に建造物や高い木等、類焼するものがないのですが
家の構造や周辺の環境によっては同じように施工できないので、必ず専門の業者に相談してください


      


一応、タバコの煙で試してみると案外”引き”も大丈夫そうでした
この機種はサイズの割に煙突経が太いのでいいもかもしれません







床のタイル周りをアイアンでカバーして、とりあえず完成です♪

  



漆喰壁と梁のある部屋には薪ストーブがよく似合います

   








うーん、炎の癒し効果はやっぱりたまりません







暑さが苦手なユメちゃんもなぜか火は大好きなんです。いつもホコホコの犬になってます
ウチはストーブも犬も身の丈サイズです





今月のおうち作り 12月


リビングが大体出来たので、そのまま次の部屋の内装にかかるはずだったんですが
ここで内の作業は一時中断して、本来は内が出来てからやるはずだった外の作業を
気分転換もかねてやることにしました。
長い期間の製作物はモチベーションも保つために、こういった工夫も必要なんですが
次の部屋のプランがなかなか決まらないんです

普段から人の描いたイメージを具体化することばかりやってるためか、実はデザインが苦手なんです。
っていうか、前にも言ったように”自分のスタイル”や”こだわり”が悲しいかな、ほとんど無いんです
唯一のこだわりは”合うか、合わないか、”だけ・・  (まあそのためにオーダー受けができるんですが)
だから、今回のように”なんでもOK、好きにやっていいです”っていうのが一番困るんですねー
とりあえずなんかキッカケが見つかるまで他のことでもしようというワケです


外の入口正面はもちろん予算上の理由で外構工事もコッチ持ちなんで今はなんにもありません
でもホ〜ントは・・この家作りで一番やりたかったことはじつは内装ではなく外、つまり庭作りなんです
っていうか庭(周りの木や環境すべて)と一体化した家作りなんです


いつかは木の間から家が見える様な感じにしたいんで、それに合うように外壁も塗ったつもりですが
今回はまず正面にいつものベランダを作ることにしました




畑の真中にぽつんと建ってて敷地は広く見えますが、すぐ両隣はお隣さんの畑で横幅は7mしかありません
さらに市の規制で建物は隣の境界から1m以上離さなければいけないため家の間口は5mです
そんな狭い家は建てられないんじゃないかということで、格安物件にもかかわらず長い間売れ残ってたそうです
でもこのあたりではそうかもしれないけど、今の自宅もぴったり5mだったんでウチとしては普通だったんですね


まず雑草を抜いたり、ついでに少し木を植えたり下地作業から始めます



束石を配置して基礎を作ってから大引をわたします。防腐用にいつものポリプロ板も貼ってます
手を抜いて先にレベルちゃんと出さずにやってしまい、結局2度手間になってしまいました
やっぱり何でもレベル(水平)が一番大事です(ってなにをいまさら)

  

天板と手摺を付けて完成。
一般的に手摺は下の大引にはめ込んだりするんですがウチではいつも後付けです
これは手間的な事もあるんですが、なるべくネタの切り込みをさけて雨水の浸透を少なくするためです
コーナーがL型になるんでこれくらいの長さならこれで十分です。床との接地面はすべてコーキングします
それとお隣さんからのアドバイスで猫の巣作り防止のために地面との隙間はすべて金網で塞ぎました

  



ついでに試しに垣根を作って置いてみましたがこれは可愛くなりすぎたのでボツ
手摺の色もまだ思案中です。やっぱり木がメインなのでいずれ木に合わせて変えたいと思います







今月のおうち作り 11月


今月はドアやカーテンボックス、キッチン収納、トイレの洗面台等、小物を中心に作りました
2階のドアは二箇所ともシングルですが一階の奥の分は2枚の親子ドアです。

 

たくさんの小窓はドア上やロフトに付けてドアを閉めたまま換気ができるようにするためのものです
これも今年の猛暑を工事中に経験したので急遽追加したんです

 




2階のトイレには手洗い用のスペースがあるんですが、一階は階段下なのであまり余分な場所がありません
ただ奥行きは比較的あってドア横に15cm位の壁面があるんですが、さすがにそれだけでは狭いので
その横の合板を一部外して柱厚分壁をへこませませました。仕上げをまだしてなくて正解でした

    

そのスペースに合わせた洗面台を作っていきます
たまたま檜の一枚板があったんでこれを手洗台の天板にしようと思いました



壁の形状に合わせてカットしてボウルの取り付け穴も開けます
ボウルはネットで色々探したんですがいいのは高いし・・
そこでこれもたまたま買ってあった680円のホーローの洗面器に穴をあけて排水栓を付けてボウルにしました

 



 
天板の下に白の収納台をつけて完成です
棚板は後で配管の来る所をカットしなければいけません。中の裏板は付けずに少しでも広くしました

    


ニッチにした分壁にぴったり入ってで全然狭くなりませんでした。いわゆる”造り付けの妙”ってやつですね
後ろ側にペーパー用の棚も付いててすぐ取れて便利です。給水栓は自分で付けました(1000円でした)
給水配管は排水側と違って圧がかかるんで絶対ミスがゆるされないので慎重に付けなければいけません
後は壁の漆喰を塗ってドアを付ければ完成です(今までは布を押しピンで留めて目隠しにしてました)

   

隙間やデッドスペースを利用した作り物はぴったりハマルとなんか得した感じでちょっとうれしいです
ウチっぽいし




キッチンの収納棚も作りました。 このシンク上の開口面に吊り棚を付けます


 


両方から出し入れ出来るようにアキアキの棚です




実際に付けたところです。下段の扉は跳ね上げ式です

   

これまたぴったりでよかったんですが、付けた後気がついたんですが・・
なんと冷蔵庫を搬入するための開口サイズがどこにもありません
もう一度棚を取るか、はたまた壁を抜くか・・    まあ来てから考えようっと



その冷蔵庫横のバック棚です

今回はシンクに合わせてアイアンでフレームをつくって棚板を渡したもっともシンプルなものにしました
でもちょっとおしゃれなカフェの什器っぽいでしょ。棚板を差し替えることで高さも変えられます

 

壁の小窓はちょうど玄関が見れる位置に付いてて、キッチンに居たまま来客の確認ができます



ドアとその上の小窓も付けて、とりあえずリビングはほぼ完成です
今回はほとんどいつもの仕事と同じような作業だったんでまあスムーズでしたが
図面が無い分その都度考えながらやってるので、どうしても仕事ペースでは進みません
でもそれも楽しいです。というより楽しまなければとても続けられません。まあ色々勉強にもなるし

   




久しぶりに夕方湖岸を散歩しました。   満月の月道が幻想的でした

   






 10月 今月のおうち作り


先月、外のベランダが出来たのでやっとリビングの内装にかかりました


まず天井の梁や表に出る柱にステインで着色します
この色の違いで部屋の雰囲気が全然変わるので、かなり悩んだんたんですが
リビングはちょっと懐かしくて落ち着いた雰囲気にしたかったのでこれ位の色目にしました




次に天井と壁のボードの継ぎ目をパテうめして合板にはアく止めしてから、いよいよ漆喰を塗っていきます
天井塗は脚立では不安定だし、いちいち上り降りしなければいけないので、とてもこの広さはもたないんで
ビティという建設用の足場を組んでその上で塗りましたが、それでもやっぱり壁の3倍は大変です
漆喰には色粉を混ぜて少しベージュにしました。

        

最近はあまりコテ跡を付けないのが好みなので、小さい部屋さんでやったようにコテ塗りしてから
少し経って手の平で撫ぜるというやり方で塗りました(もちろんゴム手袋をして)
この塗り方だとアラすぎもなくキレイすぎもないちょうどいい塗りムラが簡単に出来ます
まあ元々いくら頑張っても左官屋さんのようにキレイには塗れなんですが・・


      



左官作業の三点セットです。低い所はこの長い脚立の方がしっかり立てるんで便利です
漆喰は最初から水で混ぜられてるものを使うとずっと早くて楽なんですが一缶1万円位もするので
粉のものをその都度溶いてます。これだと水抜きで20kg2000円ほどです
混ぜる水の量はモルタル等よりずっと多いですが、その分乾いてからの吸湿性も大きいわけです

              

混ぜるのに使う電ドリと自作の撹拌棒です。
この形だと最初回転させずに潰していけるので市販のものより自分としては使いやすいです
バケツのままだと飛び散るのでゴミ袋でカバーしてます。キッチン内が作業場になってしまいました

     




漆喰塗が終わったら次に床のフローリングを貼っていきます
フローリング材は無垢のパイン材のB級品で、時々節があって使えない所があるんですが
¥6000/坪位なのでそこを捨てても結果的にはまだかなり安いと思います


    


        

いつもそうですが床が貼れるといきなり出来たような感じがします
白木の床もきれいなんでちょっと迷ったんですが、予定どうり柱と同じ色で着色しました

   




ところで左官三点セットと共に、内装作業の時にいつも重宝するものが二つがあります

まず折りたたみの”ウマ”です。二つのウマの上に現場には必ずある合板を置くと簡単な作業台になります
直接床で作業する大工さんも多いのですが、やっぱりテーブルがある方が自分としてはずっと楽です
合板を丸ノコで切る時はこの上にスタイロフォーム等を下敷にするとそのまま切れて便利です

     

もう一つ便利なのが道具置用の棚です
これもいつも適当に現場にある余り物の角材とベニヤで簡単に作るんですが
5枚の棚板で一畳以上と同じ面積があるので収納力抜群で、狭い現場では特に必需品です
いわゆる業務用の格子棚のようなものですね
これは大工作業から、左官や塗装はては土建までと作業範囲がプロの業者さんより広いため
どうしても道具が多くなるためでもあるんですが、道具を探す時間もけっこうばかにならないんです

     



下にキャスターを付けるとじゃまな時にすぐ移動できるんでより便利です
たまに仕事の時は終った後にお客さんに欲しいと言われて置いてくることもよくあります
まあじゃまになったら裏のビスを4つはずすだけですぐバラせるし

ところで宇宙では無重力なんで物が”置けない”そうです。うーんそりゃ不便だわ




とりあえずリビングの内装は大まかには一応完成です
あと入り口のドアやカーテンボックス、そして肝心の照明を付けなければいけません
もちろん家具やファブリック等も手作りしたいのでほんとの完成はまだまだですね
あっ、それと薪ストーブも・・


     



ロフト側は真壁にして柱を出したのでちょっと蔵っぽいです。梁をもっと黒く塗れば古民家風ひなったはずです
キッチンの入り口の横にはニッチも付けました。キッチンは収納の作り物もまだまだあります


         






ところで先月いい忘れたんですが例の電気工事士の試験結果なんですが
忘れかけてた9月のとある日に協会より合否通知にハガキが着きました
筆記の合格通知と同じハガキだったんでもちろん合格と確信して開けると一行目に「残念ながら・・・」という文句?!
なんと不合格だったのです(がび〜〜ん!)  なんで〜〜??
筆記の時は逆に受かったのが不思議だったけど今回は自分でも完璧と思ってたのに・・

どうにも納得がいきませんが内容は非公開で、どこが原因なのか教えてもらえません
うーん、たぶん受験動機に正直に「家をセルフビルドするため」と書いてしまったからかも・・
筆記はマークシートだけど実技は大きなミス以外は印象点なんで、「こいつはあぶない」と思われたに違いない!(被害妄想?)


だだ来年もう一回だけ筆記免除で実技のみ受けられるんで、その時は絶対「就職するため!」って書こうっと









9月 今月のおうちづくり


今月は仕事がヒマだったので(あかんやん)だいぶ進みました

このご時世に家作りとは景気のいいことで・・と言われますが実状はその逆で
むりにでも自分で仕事を創りださねばいけなかったということが実はホントの目的なんです。景気は悪いです




さてほぼ2ヶ月ぶりで、次はどこからやろうかと色々考えたんですが、
地道な下地作業もまだまだ続きそうで、先の見えない状況にモチベーションも低なかなか上がりません
そこでとりあえず、まず一部屋を完成させてやる気をアップさせようという作戦にしました
そしてそれならばメインルームの二階のリビングを仕上げと思いました

壁と屋根の下地までできてたので次に天井を作ります。母屋(屋根梁)に吊木をしてボードを貼っていきます
勾配天井の角度にあわせて斜めに貼るので手間がかかりますが、こだわりの丸太の小屋梁も出せます
小屋梁は出したいのでぜひ丸太で、と大工さんにお願いしてたんですが、意外と見積りは角と同じでした

普通はボードの上に保温用の断熱材をいれるんですが、あまりの猛暑に急遽変更して
天井裏の熱気をロフトに逃がすために、壁際に開閉式の通風口を付けて通気スペースを作りました


  


平行して同じリビングにあるキッチンのタイルを貼りました


   


タイルのカットに使った道具はこれだけです



刃先に超硬刃の付いたカッターでキズを付けてからへの字のようなペンチでつまむとパキッと折れます
ガラスのカットと同じ要領ですね。カッターもペンチもホームセンターで千円位でした

    

後は切り口をサンダーで軽く仕上げてOKですが、配管の穴は少しずつ削っていくしかありません。
配管用のドリル歯も売ってますが五千円以上もします

     

クシ歯のへらでタイル接着剤を塗ってタイルを貼ってから目地セメントをゴムベラでいれます

    

しばらく乾かしてからスポンジで拭き取れば出来上がりです
タイル貼りは意外と簡単なわりには仕上がりがきれいなのでちょっとはまってしまいました

レンジフードも付けて、とりあえすシンクも置いてみました。フードはネットで18000円でありました

      

キッチンはこの後、開口の上に吊棚を付けたり、後ろの収納棚を作ったりする
造作仕事がまだまだありますが、これはいわゆる本業なんでまあ楽勝でしょう



さて次の順序としては天井と壁の漆喰を塗って床の無垢フローリングを貼っていくはずなんですが
どうしても待ちきれなくてホントは最後の予定だった外のベランダにかかりました

befoer




屋根の勾配に合わせて作った大引を屋根に取り付けてからその上に床板を貼っていきます
乗っかる足場もあるし勾配も少しなので今まで作ったベランダのなかでも一番簡単な工事です
屋根材は最初からベランダ工事を想定してここだけガルバリウムにしてもらいました
いつものように大引の上には防腐対策のポリプロ板も貼っています


    


    


after

       

手摺を付けると下の畑や水路のごちゃごちゃした所がうまく隠れて、緑と青のバランスもよくなったように思います
ベランダは床というよりこの手摺の方が最初からの目的で、この手摺ごしの風景がいちばん見たかったんです

リビングも今までは、”いきなり外”って感じだったのがベランダがあることによってワンクッションできて
部屋の中も以前より落ち着いた安心感があります。いわゆる和室の縁側と同じような効果ですね









 8月  今月のおうち作り
 

今月はほとんど工事に行けず進展がありません

そこで今回は同じく家作りをされてる方(もしくは考えてられるのために、参考になればと思い
最初のプランニング時にとても役にたった、おうちの模型作りの簡単なやり方を紹介したいと思います
たまにこれを作ってくれるメーカーさんもあるようですが、一般的には頼むとけっこう高いものになるので


まず工務店さんや設計屋さんからもらった平面図と立面図を希望のサイズに拡大コピーします
まだちゃんとした図面の無い段階なら、方眼紙にプランのサイズできっちり平面と立面を書きます

     


それをホームセンターにある5ミリ厚のハレパネ(片面糊付きスチレンボード)に貼って各パーツにバラバラにします
  


次にアウトラインに合わせてきっちりカットして各パーツを切り出します
   



そしていよいよ組み立てていきます
貼り合わせる切り口にはボンドを塗るか、100均にある細い両面テープを使うと便利です

まず1階の平面図に壁面を立てます

   


一面は残した状態で一階の内壁や階段等、内部の造作部を付けていきます
二階も同じように別パーツで作ります

  

家具や小物等を手作りしたり、壁や床も実際に近い色に塗ればより本物っぽくなって楽しいかもしれませんが
作り難い所や必要のない所はある程度省略して作るのがコツです
屋根は表に軽く切り込みを入れるとそのまま折れ曲がります

これですべてのパーツが完成です。




これを組み合わすと外観ができますが、この各パーツは接着せずに仮留めだけにしておきます
屋根や壁面を外せると内部を見やすいので、間取り等をチェックする時便利だからです
  


この模型はあくまで表面的な物なので、構造自体をもっと勉強したい方は小さい角材で軸組模型を作ると
棟上の時その作業の意味がよくわかって見ていておもしろいはずです



                実際と同じ高さの目線で見ると中の様子が実物に近い感じでイメージできます
          これは平面では出来ない模型ならではのメリットです
  

それともう一つ参考になるのは、窓の位置と大きさです
間取り等は後からでもある程度変えられますが、窓の変更は大変なので事前に決めておく
必要があるのですが、これが図面上だけではなかなか難しいんですね

そこで模型を日光の中にかざしてみたりして日当たりや景観を納得するまでチェックします





模型は自分で作ると変更や追加にも自由に対応できるし、なにより”自分の家”を作ってる気がするはずです
もちろん工務店さんの営業ツールにも使えますが



リビングの出窓の手摺に置くとまるでツリーハウスのようでした。




でも、こうやって小さいけど実物に近いものを作って毎日眺めてると
そのもの自体をイメージしやすく”夢”を実現する近道になるそうです(実際そうでした)







7月3日〜7月30日   今月のおうち作り
 

内装は断熱材を入れてから下地材を貼りました
一階は耐震補強も兼ねてオール構造用合板を貼りました。出来たのを見た大工さんが
「がっちりした感じがしますね!」と言ってもらいました。普段の工事では滅多に内側に合板は貼らないそうです
二階は壁面の少ない横方向だけ合板を貼って、縦面は断熱重視で石膏ボードを貼りました

面材を貼るまでに全ての壁の構造材や柱位置の画像を残しておくことは、後でリフォームしたり
何かを取り付けたりする時参考になるのでとても大事です。特に配管周りは重要です

    

床の下地までと階段は大工さんに作ってもらいました。仕上げの無垢フローリングはウチで貼るつもりです
手摺はアイアンで作ってみようかと思っています

      

二階の屋根裏には遮熱シートを貼りました。この下にもう一度断熱材をいれた天井を作る予定です
最近は寒さより暑さ対策のウエイトが大きいですが、このシートはかなりの効果があるようです

天井や壁の仕上げ方等はまだ何にするか全然決めてないんですが(申請図面的には一応決めてますが)
作りながらぼちぼち選びたいと思ってます。この柔軟ささがセルフビルドの一番のメリットですね




                                 
                                       ”犬走りにいる犬”
                                 早くも”なんちゃって番犬”してます


外装は足場も取れて完成です。今回はおやまではなく畑の真ん中って感じの所です



でもその分二階の窓からの眺めはなかなかです。遠くには木の間にチラッと琵琶湖が見えます
いずれこの屋根の上にベランダを作る予定です

     



夕暮れ時の湖岸の散歩は気持ちいいです。

 






ところで例の電気工事士の試験は筆記はなんとか合格したので25日に実技試験に行ってきました



実技試験は事前に候補問題が公表されるので今回はばっちり準備して本番に望みました
今年の出題は候補問題13問中No.3がでて、右が正解の配線です。うーんたぶん・・大丈夫でしょう

      

まあどっちにしても、もう電気屋さんとの打ち合わせも終ってるんでほとんど必要はないんですが・・
      





6月3日〜6月28日  ”今月のお家づくり”


”外装”


外装は、サイディング屋さんが透湿防水紙を貼ってから、塗り替えたサイディングを貼っていきました
サイディング貼りは大工さんではなくて専門の人がいるそうで、その後に隙間を埋めるコーキングも
また別の専門業者がきました。やっぱり建築業界は予想以上に分業化が進んでいます

   

そもそも、なんでわざわざ塗り替えたかと言えば、画像では分かり難いですが
”ナチュラルな木目”を出したかったからなんです。サイディングの表面にはリアルな木目の凹凸が
ついてるんですが塗装が均一にぺったり塗ってるんで、ほとんど木目は見えません
そこでベージュの薄い色のものに濃い茶色を塗って軽く拭きとることで自然な木目をだしました
これは実はいつも白板をを作るときやエイジングのいちばん簡単なやり方なんです

 

ただ塗るのに4日もかかったんで、その日の塗加減で色が微妙に変わってしまい
一部ツートンカラーになってしまいました(笑)。そこでサイディング屋さんに頼んで
それはなるべく裏に回してもらったんですが、意外とこっちのほうが本物っぽかったかも・・

(それじゃ、本物の板を貼れば・・と言われるかもしれませんが耐久性、防火性等から
さすがに今回は選べなかったんです。それにそもそも木の方が高いし・・)



内装  ”お風呂作り”


いよいよ内装の開始、ここからがウチの本番です

普通ならまず壁や床を作っていくんですが、設備屋さんをあまり待たせたくなかったんで
設備系、つまりお風呂、キッチン、トイレ等、配管が関係してくる所からやることになりました
いきなり家作りのなかでも一番難しいお風呂から作ることになったわけです

最初は既成のシステムバスを組み立ててと簡単(?)に考えてたんですが、ヨメが「絶対タイル風呂!」と
譲らなかったんでしかたなく難しいタイル貼りのお風呂になってしまいました
そこで大工さんに聞いたりネットで色々作り方を調べたりしたんですが、タイル風呂をシスバスに
リフォームするのはたくさんあるのに、逆バージョンはほとんどありません。それでも色々調べるうちに
あるアイデアに行き着きました。それはつまりシスバスの様に”お風呂キット”にして作るという方法です

結局、いつものパターンに戻ったわけですが、シスバスというのはやはり合理的なやり方だってことなんですね


    

まず底になるシスバスでいえば”パン”にあたる床の台を作ってその周りを4枚の壁パネルで囲みます

浴槽の入る所はすこし下げて万一のためにドレン抜きの配管を付けています。浴槽はネットで取り寄せました
浴槽を据えてから腰のエプロンをそれに合せて作ります。内下地は最近はFRP防水することが多いそうですが
これはけっこう大変なんで、代わりに仕事でよく使うアルミ複合板を貼ってシーリング防水しました

     


工場で仮組したお風呂をもう一度ばらして今度は現場の位置に組み立てていきます
同じように床、壁、浴槽、天井と組んでいきます。床のアップはアジャスター付きのアングルの架台を作りました

現場で躯体の壁に直接作るより、少し狭くなりますがシスバス方式で躯体から放して作る方が、
万一、濾水や結露しても柱等の構造材を腐らせないため安全だといえます。

壁パネルの外側は配管が終わりしだい断熱材を貼ってから外壁で囲んで仕上げる予定です

    


そしていよいよタイルを貼っていきます
壁を貼ってから床の勾配をモルタルで付けてから床タイルを貼りました
今回はヨメの希望で壁には150角のつやなしのものを使いましたが、この選択が最後にえらいことに・・

    


全部貼り終わったんで、はみ出したりして表面に付いたコーキングを落とそうとしたんですが・・おちません!
狭い室では使いたくはなかったんですが有機溶剤で拭いてもマットなタイルの小さい凹凸に入って、おちません
いままで普通に使ってたコーキングがこんな厄介なもんだって初めて知ったわけです

結局、すべてタワシの手作業で少しずつ落としていくしかなく丸一日かかってしまいました
(よくある”ピカール”という金属磨き剤がまたしてもすごく役にたちました)


   

でもとりあえずお風呂はなんとか完成しました。乾燥機もつけました。やっぱりタイル風呂はいいです!
苦労したけど内装の一つのヤマを越したような気がします(まだ一つですが)


P,S   あとで気付いたんですが、シスバスにタイルを直接タイルを貼ることも可能だと思います(絶対と保証はできませんが)
どうしてもタイル風呂をDIYしたい時はすでに配管がセットされてるシスバスを利用する方をお勧めします。(って誰がやんねん)




”キッチン作り”


苦労したお風呂とは対照的にキッチンはいたってシンプルです

まずシンクを以前、姉家のリフォームの時使ったステンの板金屋で作ってもらい、
それをアングルで作った架台に載せて完成です。




    

今回は最近よく見る対面キッチンなんで、これ自体はほとんど見えないので、
扉も付けずにコロコロ台車で収納しようかと思っています。でもこのアイアンキッチンもオシャレでしょ

     
ガス台も同じようにして作りました。ここの壁の内側がキッチンスペースになる予定です


こういう形の家作りは職人さんとのコミニケーションが一番大事なんですが、
特に設備系の造作は配管屋さんとのやりとりが沢山必要です。でも今回の”にいちゃん”はホントいい人で
色々教えてもらいました。実際はほとんど彼のアドバイスで2人3脚で作っていったようなもんです




”おまけ”


今回の家つくりの”おまけ”のようなものですが、
これを機会についでに電気工事士の試験に挑戦してみようかと思いました。

ある程度の知識と経験はあるんでちょっとした配線ならできるんですが、基本的に配線には免許が必要です
もちろん免許をとってもすぐに実際の配線はとてもできないので、今回は電気屋さんにやってもらうんですが、
打ち合わせの時にはある程度の知識があったほうがいいとは思います

そこでちょうど6月に筆記試験があったので先日行ってきました




合否はまだわかりませんが、ほとんど”二夜漬け”で本番にのぞんでしまい結果はビミョーです
もし筆記に受かっても次は実技試験をうけなければいけません






                                                              
                                                                             5年かけてやっと玄関土間から
                                                                              上り口のマットまで領域を広げたユメ




5月12日


外壁のサイディングの色ぬりをやってます

”おやまのおうちをうってその分で違う所にもう一度建てよう”という計画をしてからほぼ一年・・
紆余曲折はあったものの先月末にようやく棟上にこぎつけました

今回は建確の必要な場所なので躯体と外装までは地元の工務店さんにやってもらい
内装や外構等を自分達でやる、いわゆるハーフビルドっていうパターンです
一回目がセルフビルド、2回目(自宅)は建売、で今回がハーフという目茶苦茶な順番ですが
規格品だけの組み合わせを避けたかったのと、なにより予算のために自然とこういう形になったんです




で、なんでサイディングを塗ってるかといえば、既製品に気に入った色が無かった(あったけど高かった)
のでしかたなく自分で塗ることにしました。   ・・でもあと150枚は残っています・・・


まあこの調子でこれから長〜い道程の始まりですが、楽しいおうち作りが又できるのでワクワクします
ちょっと一味違う”家づくりブログ”もまたアップしていきたいと思っています




トップへ
トップへ
戻る
戻る