イベント
1月15日
先月の額の続きで、今回はエイジングの仕方を紹介したいと思います(あくまで自己流ですが)
使うのは先月と同じもので、杉板を内側だけ面取りして軽くサンディングしたもので表面は少しザラザラしてます
まず面取りしてる所をマスキングしてから、ベースの色をぬっていきます

塗料は水性ペンキを使ってますが、特に絵の具でもなんでもいいと思います
単色だけでなく色んな色を混ぜれば仕上がりに変化がでておもしろいです

茶色は今回はペンキを塗りましたが、いつもは木目が出るオイルステインを使うことが多いです

乾いてから白ペンキを原液のまま布に付けて少しずつ伸ばしていくと下地の木目が浮いてきます


グリーンのも同じようにエイジングします

白ペンキを直接塗る以外に、白スプレーを軽くかけると、きれいめな木目をだすことができます

乾いてから軽くサンディングして塗り後を自然な感じに仕上げます
最後にマスキングをとって面取りの所も色塗りしてからここも軽くエイジングします
この色の組み合わせで色んなバリエーションを作れます

今回は荒目の杉板を使いましたが、ワンバイ等のツルッとした素材ではまた違った雰囲気になります
もちろんエイジングにはこれ以外にも沢山のやり方があるので色々試してみるとおもしろいです
額は絵の背景の延長だと思うので、絵を描いた本人がイメージに合わせて塗るのが一番いいと思ってます
ウチでは無塗装の額も杉板とワンバイの二種類置いてますので、今回のを参考にしてぜひチャレンジしてみてください


胸の腫れ物の手術決行
12月5日~7日
パピエ水彩教室さんの10周年イベントのカレンダー展は今年も大盛況の中終了したそうです
いつもは閑散としてるウチのお店もスタンプラリーに参加させてもらってたので
三日間ずっと大勢のお客さんに来ていただきました。ありがとうございました。

パピエさんは2代目千里丘活性委員会、会長ですね(笑)
スタンプラリー等の詳しいことはパピエさんのブログに紹介されてますので
ウチからは今回そのカレンダー用に作った額について紹介したいと思います
ホントはもっと色んな素材で作ってみたかったんですが、結局いつもの杉板だけになってしましました
でも、色とエイジングを変えるだけでけっこう色々できました

さっそくカレンダーに合わせてみたんですが、やってみて改めて額によって絵の感じが変わる事に気づきました
例えばこの1月の絵も3枚ともちょっと違う感じに見えませんか
絵に込められたストーリーに合うっていうか・・それを自然にイメージ出来るような額が理想だと思うんですが・・
結局この絵に選んだのはいつものグレーに白ペンキを散らしたものですがどうでしょうか。・・ちょっと寂しすぎます?
同じ色の額でも、中の面取りの色を変えるとまた違って見えます

でもこの絵には暖かさを感じるブラウン系の方がやっぱり合うようです

茶色の板は薪ストーブの部屋の柱や梁を連想させる素材で、白のエイジングは外の雪のイメージです
3月と4月はこんな感じでどうでしょうか

4月のは仕上げにゴールドのスプレーを軽くかけてハレの日を演出してみました
5月と6月は面取りの色を変えてみました

7月は白とブルーのどちらも合うようで・・

8月は色は塗らずにステインだけを軽くかけましたが、ナチュラルな感じが絵とマッチしてます
今回のカレンダーのテーマが”農場の収穫”だそうなので、杉板の素朴な素材感が一番合ってたようです
9月は絵の中の敷物のイメージに合わせました

11月はオータムカラーで、12月はピンクでかわいく

いやー、12種類ってけっこう多いのでちょっと大変でしたけど、あーでもないこーでもないと
色々組合わせる作業はすごく楽しくて、ちょっとハマってしましました
今まで特に何も考えずに作ってたんですが、額っていうの実はけっこう奥の深い素材なのかもしれないと思いました
残ってるものはまだお店に置いてますのでまた見に来て下さい(ポストカードサイズも追加で作りました)
そしてウチのお店に置いてもらってた原画にはこんな額を作ってみました

絵にラメが入ってたのでシルバーの額も、もう一つ作ってみました

さらに嬉しかったことに、チラシに使ってもらったお店のイラストの原画を、何とプレゼントしてもらいました♪

とにかく全ての絵が素晴らしいので、こっちもそれに引っぱられるように創作意欲が湧いたんですが
やりながら色々勉強にもなりました。ありがとうございました。
次回は今回の額の作り方(塗り方)の紹介をしたいと思います
12月13日~17日
心斎橋のアイギャラリーさんで一年ぶりに出張展示をしました
去年新しい場所に引っ越した時、来年中には必ずやるって言ってたので、何とか約束を守れました
今回は一階なので、びわこに置いてたアイアンの家具を中心に並べました

ここは一階に一つと2階にも2つ展示スペースがあるんですが、一階は10坪程もあるけっこう広い空間でした
before

after

作品展というよりただのお店ですね
でも築50年以上経ってる古民家を改装したギャラリーなので、ウチの商品とはけっこう合ってます
壁が漆喰だったらもっとアイアンが映えるんですが

棚やテーブルは全て分解して搬入して組んだので、これ全部キャラバン一回で乗りました


今回のために新作したアイアンの机です。これも脚を外して分解できます
それとギャラリーはバックヤードがないので、急遽折りたたみ式の壁を作りました

これはいつも溶接作業するときに囲ってる薄いベニヤをガムテで留めたもので、白く塗って白板の枠を付けました

ストックスペースがあるとゴチャゴチャしたものが置けて片付きます。もちろん折り畳めます

・ ・ ・ ・
でもこの家具達にはやっぱりこの部屋が一番合ってるような気がします

ところで、お店があるのになぜ”作品展”をやる必要があるのかと言われますが、それにはちょっと訳があります
それは今の仕事をやるきっかけにもなってる事なんですが・・(ちょっと長くなりますが)
以前、籐をやってた時に直輸入の安いのが出まわり続けられなくなったと言いましたが
そのピンチをじっと指をくわえて見ていたわけではもちろんありません
なんとか続けるためにどうしたらいいかと考えた結果、「そうだ作家になって付加価値を付けて高く売ろう!」と思ったんです
で、作家になるにはどうすればいいかといえば、単純に”作品展”をすればいいんだ、それもメジャーな所、できれば百貨店で・・と
その妄想を実現するために、たまたま知り合った百貨店の企画屋さんに相談すると「同系統の作家を集めれば可能かも」と言われました
時代的にちょうど自然素材ブームだったので、”自然は元気”っていうテーマで自然素材の作家や職人が
仕事の合間に遊びでつい作ってしまった様なものを集めようという企画でした
そこで色んな作家さんやプロの陶工さんなんかを紹介してもらったりして、場所も西武百貨店で・・と話はどんどん進んでいったんですが
一つ大きな壁がありました。・・それはズバリ費用でした
企画によって違うんでしょうが、百貨店に持ち込みでやるには展示装飾の費用が必要でそれは大変高いものでした
「そんなものは自分達でやる」って言っても、それをするには専門知識が必要で、出入りの業者しかできない・・云々
その時初めて展示会やディスプレイ業界っていうものがあることを知ったのでした
じゃあその業界に入ってノウハウをマスターすればいいんだと思い、すぐにある制作会社でアルバイトすることにしました
ところが入って一週間位して、たまたま昼休みに「小さいけど一応籐家具をつくる作業場を持ってる」と言ったら
そこの社長さんから「じゃあ来週までにこれ作ってきて!」といきなり図面を渡されました
ちょうどバブルまっただ中で猫の手も借りたかったんでしょうが、一週間でいきなりバイトから下請け業者(?)になったんでした
・・その後はその波に巻き込まれ ・ ・ ・ そのまま現在に至る(?)わけです (早!)
結果、自分の作品展をするために入った業界で、いつしか人の作品(商品)を乗せる台を毎日作ってる事に。
つまり”ミイラとりがミイラに”の典型的パターンなんですが、それに気付くヒマもない程忙しく・・その辺の記憶はちょっと飛んでます(笑)
その後、仕事を通していろんなことを経験したり、”本物の”作家さん達にも沢山お会いするうちに、自分がいわゆる”作家”向きではなく
”職人”タイプだってことがだんだんとわかってきました(いや才能が・・)。そしてそれと共に昔の野望もいつしか自然になくなったんでした
でも元々の目的は作家になることではなく、あくまで”手作りで生きてきたい”ってことだったので、まあ結果オーライだったかも
ただその時の思いからか、今でも”作品展”っていう言葉にはちょっと照れくさい憧れがあるんですね
まあ作家だ職人だとこだわらずに、たまには”オヤジバンド”のように出張展示、いや”作品展”もやっていきたいと思ってます(百貨店以外で)
これをもちまして新年の挨拶とかえさせてもらいま・・、(早いわ!)
(注:長文コメントは削除の可能性アリ)
11月20日
除幕式
去年ミニミニ水族館を作らしてもらった柏原市のホールの外看板ができたので除幕式をやりました
”ゆうゆうマップ”っていう柏原市の観光案内マップです

大塚屋で買ったサテン地を縫って大きな幕を作りました
上に紅白の紐を縫いつけて両面テープで留めておいて両端から引くと落ちる仕掛けですが、うまくいくでしょうか?

市のお偉いさんが勢揃いしてドラムロールの中、いよいよ除幕式の開始です
スタッフでのリハーサルでは一応うまくいったんですが、本番は素人の一発勝負なので何があるか分かりません

案の定、片方が引っ掛ってハラハラ・ドキドキ(だからあんなに真下には引くなって言ったのに・・、おかげて写真も撮れず)
この日は風が強かったので、スピーチの途中で落ちるとシャレにならないと思い、強めに付けたんでした
それでもまあ何とか落ちて無事看板の前で記念撮影♪

ヤレヤレ、いつもながら式典は苦手ですね
10月15日
舞台の装飾用に二本のギリシャ柱を作りました
ベニヤで半割の円柱を作って上からリシンを塗って石っぽくしました。中は空洞なので軽いです

両サイドに立てて下からアッパーライトで照らすとリシンのつぶつぶが浮き出て本物っぽくみえました

~8月10日
今月の前半はずっと”凱旋門”を作ってました
・・といっても、もちろんいつものハリボテですが。
神戸のホテルで正月にやってた滞在客用のイベントをお盆もやりたいと、先月末に急に言われたんですが
なんでもオーナーがフランス人に変わったとかで、今回テーマを凱旋門にしたいとの事でした(又々おまかせで)
なんかだんだんエスカレートしてるような気もするんですが、形は直方体なので多分なんとかなるでしょう
とりあえず急いで画像を探したんですが、本物は下から見上げた写真しかありませんでした

サイズのバランスを見るには正面からの画像がいいので困っていたら、ある人のアドバイスで
「淡路島のミニテーマパーク”オノコロ”にミニチュアがあるかも」とのこと
さっそく検索するとホントにありました。それも完璧に細部までコピーして作ってます。すごい!

そこでその画像をトレースして大体のサイズとデザインを決めていきました(さすがに版権はないので)
縦横はほぼ正方形のようです。今回は5m位の大きさで作る予定です


サイズと形が決まったのでさっそく作っていきます
本体のベースは有り物のリースパネルで組むので、作るのはアーチ部と上に貼り付ける造形だけです
建物の造形は画像から大体の形を予想してデザインを決めましたが、これで出来た時のレベルがきまるので
なるべくデフォルメ(省略)しすぎないようにしたいのですが、時間もないし・・ まあやれるとこまでやってみっか

ほとんどはベニアにスチロールを貼り付けて作ります。木工で作るよりずっと早くできるし、なにより軽いのです
現場でなるべく短時間で簡単に組めるように、コーナー部は一体で作って直線部で分割します

全部貼り終わったら表面を金ブラシで荒らして、外装材コーティングしてから3回塗装して石っぽくしました

本物の画像はグレーっぽかったんですが、コンクリートに見えそうなのでイメージ重視でベージュ色に変えました
レリーフはさすがにリアルには作れないので適当に省略して削りましたが、遠くからみればまあ何となく見えるでしょう

・ ・ ・ ・
8月12日
お盆の前日にいつものホテルの大宴会場での組み立て開始です
まず中央のアーチの入り口から組んでいきます。四方に入り口があります

それにリースパネルを組み合わせた大きな一枚のパネルで四方を囲んで、本体のベースを建てていきます

表側は同じ色の石目柄で表装してます

これで大きな箱のような物ができましたが、のっぺりしてこのままではまだ凱旋門には見えません
でもこの後作った造形を貼り付けていくと多分見えるはずです(今回は仮組み出来なかったのでちょっと不安)

例えば足元をこんな風に囲むだけで不思議とそれっぽくなるでしょう
→ 
まずてっぺんの方から付けていきます
なんかホントの石工事をしてるみたいですが、軽いので全然楽勝です

だんだん凱旋門っぽくなってきました

そして完成!
おー凱旋門じゃん♪

ライトアップするともっと本物っぽく見えました

作業上高さを少し低くしたのでちょっと横長になりましたが、近くで見上げるのでまあOKでしょう
16日に撤去しましたが、もう一度使うかもしれないそうなので造形物はしばらく置いとく予定です
他のイベントでも使えるかもしれません
3月20日~3月24日
takutoもちより会vol2、無事終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。

今回はガーデニング用品を色々展示しましたので、花苗も少し並べました。
春らしく、白いフェンスはお花を引き立ててくれます。
お願いしたお花屋さんは、吉志部神社並びの「花光」さん。
良い苗や切花がお手頃価格であるので、開店以来時々伺っています。
突然のお願いに心よく預からせて頂き、ありがとうございました。

寄せ植え用ミニプランターは引き続き販売しています
1月3日
去年お正月イベントで”実物大舟盛り”セットを作らせてもらったホテルから今年もオファーがありました
今年のテーマは”国技館の屋根”(吊り天井)だそうです
そこでさっそくネットで色々画像を調べてイメージを固めていきました

次に、いつもの様にスチレンボードで簡単な縮尺模型を作って作り方を考えます
実際は下から見るので軒裏の梁と妻手側の装飾が多分ポイントでしょう

形が決まったので、サイズに合わせてまず妻側の壁パネルを作ってから仮の軒を付けてみました
屋根パネルは予算削減のために新作せずに、有り物の定尺パネルを使います

大体できた所で、仕上げの表具をする前に仮組みしてもう一度バランスをみます
あくまでハリボテの偽物ですが、基本的な構造は本物の建築と同じなので、家作りの経験がけっこう役にたちました

工場では低い所で組むので楽なんですが、本番は3mの高さで作業するのでなるべく簡単に組めるように作ります

・ ・ ・ ・
そして会場での組立です。トラス(アルミ製の柱)の上に組んでいきます。一番高い所では5m位あります
屋根のてっぺんは届かないので内側から留めました。ちょっとした棟上げですね(笑)

入り口正面には瓦屋根風のなまこ壁も作りました。もちろん瓦もなまこもプラスチックの偽物です
瓦となまこ壁はちょっとミスマッチ気味ですが、裏テーマが”外人のイメージする日本”なのでいいんだそうです
飾り梁と金シートを貼った金具プレートを付けて完成です。バイキングテーブルも傘で正月ディスプレイしてました
お客さんはこの下を通って会場に入るので、これがいわゆる門の様になります

入り口の壁の前にも園芸屋さんが坪庭ディスプレイして、入った時の雰囲気を盛り上げてます

11月22日~12月1日
お店のコラボ展”タクトもちより会”は盛況にて終了いたしました。ありがとうございました
帽子とチェニックとアクセサリーは主に鎌倉で活躍されてる方で東京からの参加でした


ブリザードフラワーは五月が丘在住の地元作家さんです

それと原町でフーレセラピーをやっておられるルルドさんの耳つぼジュエリーとヘッドスパも大好評でした
「気持よくて癖になりそう」という人続出!

9年目にして初めてのコラボ展でしたが、これからもぜひ続けていきたいと思います
次回はなるべく早く告知しますのでまたよろしくお願いいたします
11月28日
移転した心斎橋のアイギャラリーさんのオープニング展”101のあい”に行って来ました
オープニングパーティーには大阪日日新聞の取材もあったそうです。大勢の人に囲まれて彼も幸せそうです

築56年の木造建屋を天井だけを残して改装したギャラリーに108人(7人増)の作品が展示されてましたが
それよりも本人から直接聞いた建物取得のいきさつや工事の予算配分などの裏話が一番面白かった・・

”あい”にまつわる物と言うことで、ウチもこれを”3本の螺旋”(絡み合い?)というタイトルで出しました(こじつけ)

10月13日~10月15日
心斎橋にあるアイギャラリーさんでクラフト展をやりました
ここは古い友人の建築家が事務所の空きスペースでやってたんですが今月末についに
移転することになったんで、「いつかはやる」という約束を果たすために急遽決まったんでした

作家ではないのでお店のような”雑貨”展になるよといってたんですが、結局”アイアンクラフト展”になったのは
先日あるお客さんから「アイアンクラフトでyahoo検索したらタクトさんがトップでした」といわれたためです
「んなアホなー」と思って検索したらホントでした。ウチみたいなバッタモンがなんでー・・?でもちょっと嬉しい♪
(ちなみに現在は5位にダウンの三日天下でしたが(笑))
ギャラリーのある建物は戦前の木造ですが、たまたま隣の農林会館が当時としては珍しい
ちゃんとしたビル造りだったんで、それが壁になって空襲の火から焼け残ったそうです
その独特のレトロ感が素敵で前に個展を見に来た時に、ウチもいつかやってみたいと思ってたんです
ほとんど告知も出来なかったんで、せめて看板を作りました
ギャラリーの壁が漆喰だったんで漆喰で大小二個作りました
真ん中がニッチのようになってて、暗くなるとLEDのペンライトを吊って照らせます

一個は入り口の階段に置きました。この奥の階段を上がった二階です
暗くてちょっとあやしいー。ホントにだれか上がってきてくれるんだろうか・・

もう一個はちょうど”御堂筋かっぽ”というイベントをやってたので御堂筋の横に置きました

二階に上がってさらに一番奥の部屋です。
今はほとんど空いてますが以前は小さなショップやSOHOがたくさんあったそうです

欄間のルームナンバーやガスメーターがいい味だしてます

ギャラリーは床や壁や天井もエイジング(?)された白一色の内装です
befor

そしてディスプレイが終わったところです
after

今回は二階だったんで家具などの大物はないんですが
思ってたとうりウチの小物がこの雰囲気とよく合ってます




花入れもちゃんと活けた所がなかなか無かったのでので、今回沢山撮りました



オーナーの建築氏が最後にポツリと、「知り合いの鉄作家にも見せたかったな」
「なんで?」、「”こんなんで”いいじゃんって教えてあげるため」
おい、それってほめてるのか~
さすがに看板だけでは”沢山”の人とはいきませんでしたが、勇気を出して(?)上がってきてくれた方は
個性的な方ばかりで色々話せてとても楽しかったし勉強になりました。ありがとうございました
アウトドアのフリマより落ち着いてできるので、またいつかやってみたいと思いました
・ ・ ・ ・
11月17日(土)~12月1日(土)で移転したアイギャラリーでオープニング展”101のあい”があります
ウチも一点だけ参加する予定です
7月25日
今年の天神祭の船は雨対策で客席をビニールで覆いました
今まで一度しか雨には降られてないんですが、一応保険でということです

ビニールはネットでハウス用の大きな一枚ものを取りましたが、けっこう重いです
でも橋をくぐるたびに下げるため、かなり低くしか付けられないので実際にはにわか雨の緊急用です

4月22日
ゴールデンウィークの前になると毎年、あるイベント屋さんからサイコロの注文が入ります
一日のイベントでなんと二千回以上も振るのでもう消耗品なんだそうです
さっそく直方体のスチロールの角を丸くしてサイコロと作っていきます
あまり丸くするとなかなか止まらず一回の時間が長くなるので程々にします

お箸に差したサイコロにビニル系コーティングしてから色を塗って乾かします

最後にイベントのシールを貼って完成です。今年も博多のどんたく祭りで使うそうです


お見送りの顔(2)
~1月3日
新春イベントの製作設営風景
毎年やってるクリスタ長堀の正月ディスプレイが今回はなくなったんで、早めのお休みにしようかと思ってたら
ある代理店の担当より「舟の舳先を簡単に作れませんか?」という相談がありました
なんでも神戸のホテルでお正月の滞在客にだすバイキングを、大きな舟から振る舞うような感じにしたいとのことでした
つまり”実物大舟盛り”ってことですね。ただ1週間ほどのイベントなのでなるべく「簡単に安く!」ということです
そこでまず小さな紙で色んなを形を切ったり折り曲げたりして、もっとも舟に見えるような展開図を探しました
今回のような曲面はパソコンソフトを使うよりアナログなやり方の方がずっとイメージをつかみやすいんです

次にそれを元に今度は原寸サイズの二枚のベニヤで作って曲げてから、それに合わせて床を作っていきます
先月のエコプロの台に続いて今回も工場いっぱいいっぱいサイズの作り物になってしまいました
形が出来たら表面に板目模様の表具紙を貼ってより舟に見えるようにします

ついでにコーナー看板もいろいろ作ります

出来た舟セット(?)をもう一度バラして、いよいよ会場のホテル大宴会場に搬入して組み立てます


ウチらが組んでる後ろでホテルの宴会係がバイキング用のテーブル等を準備してます
いつも思うけどホテルの宴会班は”蝶ネクタイをした設営隊”で、ある意味ウチらよりずっと体育会系です

舳先用のベニヤパネルは2.5ミリという薄さなのでそのままだとペラペラですが、曲げるとしっかりするんです

工場とは逆の順序で床を作ってからそのベニヤで囲むと、いきなり舟の舳先が出現しました

最後にバイキング用テーブルを同じ板目表具したパネルで囲むと約10mの巨大舟盛りの完成です

今回は図面のない”ほとんどおまかせ”状態の作り物で、ちょっとハラハラもしましたが何とか形になりました
滞在されたお客さん達の新春気分も、これで盛り上がってもらえればうれしいです
12月3日~12月12日
去年に続き今年も東京ビッグサイトで行われるエコプロダクツ2011のテーマコーナーを作りました
今年は円形の台で8分割で作りましたが、去年のジオラマよりだいぶイベントっぽいデザインです

ひな壇の上に花を差すためのオアシスを貼りつけています。なにか秘密基地のようです

今年のテーマは双葉です。お客さんが手作りした花をオアシスに差して、その数をこれでカウントします

今年は東京の設営には行かずに現地のチームに組んでもらいました

実際に花が付いた所です。参加型イベントで今年も好評だったそうです

11月5日、6日
万博のイベント、”ガーデンパーティー”に出店しました


小物と一緒に今回はいつもの小屋セットとガーデンシェッドもまた新しく作って立てました

その2組を直角につないで立てると後ろのテントとも合体して一つの家のようになりました

裏はこんな感じで小物の展示コーナーになりました

お天気もイマイチでお客さんは意外と少なかったんですが、これはどうも告知不足のようですね
ただウチはお客さんより出店者さんから沢山買っていただいきました
仕事柄か一般向けというより結局お店屋さんさん向けの什器屋なんですかねー、ウチは・・
万博の芝生での搬入には今回も一輪車タイヤ付きの台車が活躍、というよりこれが無かったら無理でした

ところでこの左のは主催者側が作ってたテーマ用のガーデンシェッドですが、
どう見ても以前ウチがロハスフェスタで出したものとよく似てます。ひょっとしてパクリ?

まあウチも、ある展示会でガーデン屋さんのブースを見てイメージしたのでエラそうにはいえませんが・・
(・・ということで、ウチのデザインはオールフリーでパクリオッッケーなのでどんどん真似してください(笑))

ユメとカメ
10月16日
神崎川畔のミニロハスイベントに今年も参加しました
来月の万博のガーデンパーティー用に作った小物や棚をリハーサルを兼ねて並べてみました

9月21日
ツーバイ材で沢山のA型を作りましたがこれは・・

組むとバリケードになりました。文字はアクリをレーザーカットしてステンシルで入れました

全部で36台もあります。さすがに最後は飽きました

こんないつものヨゴシ塗装の箱も沢山作りました
ハロウィンイベントに使うそうです


ムニャムニャ
7月23日~26日
今年もまたまた天神祭の季節がやってきました
船の装飾はかれこれ10年以上やってるんですが、今年は今までの中で一番と言えるほど涼しくて、
設営も全然楽でした。いつもこうだといいんですが・・

最初は何も無い砂利運搬船に看板や提灯を付けたり椅子を置いたりしてお客さんが乗れるようにします
→ 
でも何と言ってもメインのお仕事は実はトイレなんです
3時間ほど川を遊覧する途中、ビールも飲み放題なのでもちろんトイレは必要なんですが
もともと砂利船にはそんなものは付いてません
そこで工事現場なんかで使う仮設のトイレをレンタル業者さんに設置してもらいます

でもさすがにこのままでは恥ずかしい(?)んでウチで作ったカバーで周りを囲って部屋にします
中はこんな感じです(マル秘本邦初公開!)

屋根がビニールになってるのは橋の下をくぐるたびに当たらないように折り畳む必要があるためです

橋がくるたびに屋根の上げ下ろしして、その間トイレの誘導もして本番はけっこう忙しいです
そのためにいつもヨメとその友達なんかに手伝ってもらってます。(女性の誘導は女の人のほうがいいので)
友達には「乗りたい!」という人がなぜか毎年必ず誰かいて、そしていつも喜んで帰っていきます
そうやって毎年ローテーションで今まで10人以上の人に手伝ってもらいました
つまりヨメの友達になると船渡御の特典付き(ただしトイレ番も)(笑)
7月2日
夏のイベント”ワンピース”用の小道具製作
去年作った海賊船と丸太のイカダの上に乗せるので、それに合わせたヨゴシ塗装です

告知看板のフレームは複雑なモールディングでこっちは金ヨゴシです

2月3日
去年設営した水族館の年間イベントも先月で終了したので撤去作業に入りました
次のイベントのプレゼンは通らなかったのでまた次に期待です

12月7日
東京の有明にあるビッグサイトにジオラマ台の設営にやってきました
実際に組み立てるのは現地のチームがやってくれるのでアドバイスだけです
全てのパーツを一体に組み合わすのはこれが初めてだったので少し不安だったんですが
梱包もバッチリしたために無事壊れるとなくトラック便から降ろすことができて、順調に組み上がりました

それにしても現地に着いてちょっと驚いたんですが、けっこうメインのコーナーじゃ、あ~りませんか
”エコプロ”は日本でも最大級のエコイベントのはずで、ひょっとしてこれがその中の目玉企画かも。
そんなこと聞いてないよー
でもまあ聞かなかったほうがやっぱよかったかも。変なプレッシャーで作り難いから


お客さんが隣のテーブルで新聞紙で手作りした”ひねもすの木”を自分で差していく参加型の企画で
一本差すごとにそれが本当の森を守るための寄付につながり、守られる森と同じ面積の下敷きを貰えます
本番は大好評で最終的には予定の1200本どころか7000本以上の木が植えられたそうです
そのなかには鳩山前首相もおられたそうです
でもこれはあくまで企画がよかっただけで、ジオラマ台が特によかったわけではないんですけど
やっぱり関わったイベントが成功するのはうれしいものです
~12月4日
先月プレゼンしたボルネオのエコプロイベントが決まったんでサンプルジオラマの実物を作りました
この分です

実物は10M位あって本番は東京のビッグサイトという所なので運送出来るように12分割です
一度に全部組むと場所をとるので3つずつに分けて組んでから上に作り込んでいきました。
まずいちばん右側の分からです

台の上はほとんどオアシスという吸水スポンジを敷き詰めるんですが、なんと約600枚以上必要です
ダンボール7箱分あります

それをさらに節約と加工しやすくするために8cmの高さのものを半分にスライスしました
木で簡単なスライス器を作ってノコ刃を加工したカッターでギロチンのようにスライスします
オアシス自体は非常に柔らかくて簡単にカットできました

さすがに当分オアシスは触りたくありません
そうしてようやく本体の加工にはいります。イメージはもちろんボルネオのジャングルです
最初に川の所に緑の色を付けて周りにスライスしたオアシスを木工ボンドで貼っていきます
上流の方はだんだん土地が高くなるのでスチロールでかさ上げします

川の上にブルーのもやったシートを貼ったアクリ板を少し浮かせて敷き詰めて周りをオアシスで埋めていきます

川岸に少しだけジオラマっぽく造形します。
縮尺は20倍になったけどジオラマのサイズは結局同じです。これでも本物と比べると模型サイズなんで。
オアシスの所は本番に子供たちが新聞紙で作った1200本の木を差していくそうです
本当のジャングルの川はもっと緑色なんですがオアシスと同化するのであえてブルーのシートを使いました
本来のジオラマなら樹脂系のもので水面を作るんですがとてもこの大きさでは使えません
でも下地の緑と混ざって少しは本物っぽくなりました。上流はちょっと谷っぽい感じをだしてみました

これは真ん中の分です。ここはジオラマはありません

そして最後の左端の分です。中央に山の造形を作ります

岩山の上に森があるイメージです。参考文献は見ずに全部想像で作りました(文献を見ると束縛されて作り難いので)
ここも分割されるのでその分やりにくいですが、組んでしまうと今度は手が届かないのでまあよかったかも
熱帯雨林に針葉樹があるのはホントはおかしいんですが、やっぱり木の種類が色々あったほうが
森っぽく見えるんで結局入れました。まあ今回は学術的な目的ではないのでイメージ優先です

今回は極端におおきな物と小さいものが一体化した作り物で、(特に前に縮小模型を作ったために)
作ってる途中でスケール感覚がおかしくなりそうでしたが、なんとかまとめることができました
(ジオラマ自体はその道の人から見れば全然ちゃっちいもんですが)
現場12月7日からなんで来週は久しぶりに東京出張です
11月3日
まだ11月の初めだというのにもうクリスマス装飾も終盤です
去年と同様大きなプレゼントボックスを屋根に上げる時は自作のリフターが活躍しました

10月27日
プレゼン用に、簡単なものですが久しぶりにジオラマを作りました
これはボルネオの熱帯雨林を守るためのエコイベントで使われる予定のものを
20分の一に縮尺したもので、もし決まれば10メートル位の大きなものになります

この緑のところにオアシス(吸水スポンジ)を敷き詰めて、そこに子供たちが手作りした木のオブジェを差してゆくそうです

作り方はTVで鉄道模型等の”本物の”ジオラマを作ってる所を見てそのやり方を真似っこしたりします
いつも学習はTVやネットからで、今はなき”TVチャンピオン”と”料理の鉄人”が一番の師匠でした
そういえば最近仕事でTVチャンピオンのジオラマ王の方に会ったんですが、あまりに若いので、
「以前から修行されてたんですか?」と聞くと「ほとんど初めてでした」だって・・
おもわず「あんた天才やねー」っていうこっちを逆に不思議そうに彼は見てました。
努力ってなんなん?・・
8月9日
阪急3番街の夏イベントでペーパークラフトの動物園の背景設営をやりました
動物はペーパクラフト作家さんがなんと紙で作ってるそうです。すごいリアルでした

7月25日、27日
”夏のイベントしごと”
この季節のイベント仕事は、まずいつもの天神祭の船装飾。今年は一艘減って2つでした
本番は夜なので涼しいのですが、日中の設営はまるでフライパンの上で作業してるようです
これは京都の鴨川沿いにある川床料理屋さんでの掛け軸展の会場からの眺めです

百貨店外商の設営時代に京阪神にあるメジャーなホテルや料亭は
ほとんど行ったんですが(ただし裏口から)、川床料理屋さんは今回初めてでした。
(いつか表から入れる日がくるんでしょうか・・?)
7月2日
豊中にある紅茶&レストラン「サロンド シュシュ」さんでの”グルメ&ZAKKAマルシェ”に参加しました
オーナーさんが”森カフェ”さんのパティオに置いてたガーデンシェットの雰囲気がお気に入りで
ぜひ今回のイベントにあんなスペースを、というリクエストでした
そこで先日お店を下見させてもらった時、ちょうどお店の入り口奥の正面の一番目立つ所なのに
なぜかデッドスペース的になってたコーナーを、イベントにあわせたオシャレなテーマスペースに変えようと思いました
まあコーナーディスプレイは本職(?)なんで、おまかせを!って感じで今回遊ばしてもらうことにしました

このコーナーは電気の分電盤があってそのために普段は鉢植えくらいしか置けないので
ついついほったらかしになってたようですが、イベントの間だけならOKということでした
ところが分電盤以外に正面に真っ赤なアンドン看板が付いています
これはシュシュさんの裏にあるお店(大家さんだそう)の看板でこれを隠すわけにはいきません
ということは、この看板にもマッチした背景にしなければいけません
でもこのビビットな赤はイベントのカラーとは正反対のものです
この難問にはさすがに少し悩みました。
元々は南欧のイメージの予定だったんですが、そのうちバリか、いっそサンタフェにすればと思い付きました。
つまり原色を原色で消す(合わす)わけです
奥のお店の入り口の雰囲気からか、なぜか最初からそのイメージが実はあったんです
そしてバリやサンタフェは得意のバージョンはなんで、そう思うと少しイメージも広がってきました
そしてそのイメージで作ったのが下のセットです
ピンクの壁にブルーのドアとお決まりのパターンです

ところが、「いいのができたー 早く取り付けに行きたい」とヨメにこの画像を見せると
「ヤメテー!」と言われました。 なんでー・・?
結局”おとなしめ”に塗り替えてなんとか許してもらいました。はぁー

現地に取り付けた所です。なんとか看板ともギリギリセーフってとこですね
セットの上にいつものアイアンテーブルと今回それに合わせて作った椅子(花・小物置)を置いて
その横に前に置いてあった鉢植えを並べると同じ物だと思えないほどオシャレに見えます
ところが初めて見るお客さんはあまりに風景に溶け込んでるため(?)か
元から有ったもんだと思って普通に見過ごして通り過ぎてしまいました(だからいわんこっちゃない・・)
、
お店の正面にも白板フェンスとウチのお店の前からリースされたベンチでイベント感を演出しました。
ここにオーナーさん自らが作ったオリジナルなポスターを貼るそうです

シュシュさんのイベントは7月11日までやってるそうなので興味のある方はぜひ行ってみてください
5月6日
上海万博のイベントで遣唐使船出航の前夜祭パーティーの舞台装飾をやりました
舞台の腰に船と上に帆の書き割りを付けると、舞台上の人が船上に居るように見えます

舞台のお仕事は近いようで意外と異業種で普段はあまりやらないので本番はやっぱり緊張します
4月3日~4月18日
今月は色んなフリマイベントに参加出店しました
まず3日の神崎川畔桜まつりに昨年に続いて参加しました
今回は最近よく見る軽トラ改造のイベントカーを真似て、ウチの愛車ジムニー君を使ってみることにしました
この車は今年でなんと18年目、十分”エコカー補助金”の対象なので車検のたびによく買い替えを勧められてましたが
愛着もあるしなによりまだまだ十分元気なので、ずっと断ってたら最近はさすがに言わなくなりました
家の前のベランダの下で色々並び替えてシュミレーションしてみました

本番はこんな感じになりましたが、軽トラと違ってジムニーは荷台が小さいのでただの背もたれにしかなりませんでした
でも風対策には安心だし、なによりそのまま積み降ろしができるのがすごく楽でした。疲れた時は車内で休憩も出来るし

次の日は天王寺の”なにわ人形フェス”に参加しました。これは千里丘活性委員会の栗山会長からの
お誘いで出店させてもらいました。最近農業に目覚めた(?)栗山さんチームも参加されてお米を売っておられました

お寺に建てたのテントの中のテーブル一個分の小さなブースで後ろはなんとお墓です
でもフリマの原点のようなアットホームな雰囲気で、ちょうど桜の下だったんで花見もできました
連日のイベント出店でしたが、荷物をそのまま持っていけるので積み込みの手間が省けて逆に楽でした
そうか、それであの軽トラバージョンが流行るわけか。 このまま全国イベントどさ回り旅もおもしろいかも・・
18日は千里丘駅の近くにある”森カフェ”さんの雑貨展に出店しました
ウチはお店の奥にあるパティオ(中庭)スペースをすべておまかせでということでした
そこでここだけは今回作った板壁を使わずに、以前ロハスフェスタで使った小屋セットを使いました

元々このガーデンシェッドはこういう場所のために作ったものなんで予想どうり違和感なく風景に溶け込こんでました
スペースの都合で斜めにしか立てられなかったんですが、奥行き感がでて逆に広くなったように感じます
窓から緑が見えるように鉢植えを置きましたがドアの後ろがちょっとした物置スペースにもなるので便利です
森カフェさんも「おうちができた!」と喜ばれ結局イベント終了後も、もう少しこのまま置いておくことになりました
4月15日
水族館の工事がようやく終わり、年間イベントがオープンしました
今回のメインはいちばん奥にある”魚のさわれる水槽”です。

もちろん危険なエイの毒針は取ってるそうです。
ところで“さかな君”は今やりっぱなスターなんですねー。”芸(?)は身を助ける”ということなんでしょうか
3月25日
天保山にある水族館の1年展示の会場設営が始まりました
ウチの担当は主に壁面と水槽周りの床作りで、オープンは4月の中ごろの予定です

9月15日
19日から始まるドラえもんイベントのキャラクターカットアウトを枚パーに納品しました

このセットは福島ハワイアンズ(フラガールの舞台になったとこ)に続き2組目なんですが
前回の状況から「子供が押しても倒れないもの、でもベースは小さく 等など・・」と矛盾した要求。
結局、現場でベースに床と同じカーペットを貼ることでなんとか目立たなくなりました
いつものことながらいろいろ大変です裏方も

7月20日
南港にある”なにわの海の時空館”の夏イベントの設営をしました
ここは三セクの公共施設で、本来はいくつもの”いわゆる”代理店が間に入ってウチのような末端業者は取引できないのですが
たまたま別件でつながりがあったのと府の財政再建の動き(?)もあって最近は直接受けさせてもらってます(もちろん入札して)
いちおう江戸時代がテーマの館で、今年の展示は「大阪の水油」の歴史です
ウチは入口周りの装飾と、油しぼり体験セットを作りました
毎回テーマが硬くどうしても地味な展示になるので、何か”つかみ”がいるのではと提案させてもらったのです


油しぼり機は江戸時代の絵を元に作ったのですが、こういうイベント用の遊具(?)は構造的なことより
手摺や柵等、安全面の方に気を使います。でも子供達にはとても人気があったそうです。
全館の経費を浮かすほどの入場者はもちろん望むべきもありませんが、せっかくきてもらったので
せめて少しは楽しんでもらいたいものです
4月20日
スコップのような特大フォークとナイフを作りました
これはGWにインテックス大阪である「食博」イベントの看板に付けるための物だそうです

このイベントでは最初ある華道家さんの生け花(といっても巨大オブジェのような物ですが)のサポートを頼まれてたんですが
芸術家さんの手元は超ヘビィなので、「それだけはごかんべんを、他のことは何でもしますから!」(笑)
といって許してもらった代わりに、「じゃあこれ作って」といわれたもんです。 なんじゃそら
4月10日
近大アメリカ村で今ではちょっと懐かしい”あの人”のステージ設営をしました
ここでは仕事中もなんと日本語禁止なのです(まるで罰ゲームですがオッケーの連発でなんとか乗り切りました)
6角形の舞台は倉庫に収納できるように3分割で作りました

ところであの人とは、そう、ビリー!です
素顔のビリーは子煩悩なホントええおっちゃんって感じの人で、スタッフのうけもサイコーでした

やっぱり思ってた通りあの大ヒットは彼のキャラクターが画面から伝わったためで、
他の人では多分あんなには売れなかっただろうと改めて確信しました
4月4日
吹田市さくらまつり(神崎川畔)の本番に出店しました
ペンキ塗りしたテントがどうなるでしょうか。ドキドキ
幸い(?)準備してる時から少し雨模様で、内心ちょっとラッキーと思いました(他のブースの方すみません)

立ててみるとこんな感じで、2回目にしてもう何年も使い込んだヨレヨレ感が出ています。天窓効果も十分でした
それと今回テントにもう一工夫したのは、周りを白板で囲んでよりショップっぽさをアップさせるというものです
テントの柱をL形の板で囲ってその間に天板(業界用語ではパラペットと言います)を付けるとアーチになり屋内感がでます
正面一面だけでもよかったんですが今回は色違いを2面に付けました。
会場がウォーターフロントなのでブーステーマはズバリ「海の家」です.。(って早すぎるか、・・川だし)
柱部分に小物を掛けたりも出来ます

L形の柱は折りたたみ式なのでまとめると数枚に小さくできます。仮設イベントものは収納が命です
結局、イベント自体はオープンしてから3時間で雨のため中止になってしまいました
でも地域の行事に参加して多少は雰囲気作りに貢献できた(?)のでよかったです
”産直”と”地域密着”にはこれでも一応こだわってるつもりなので。
テントの試験もばっちりだったし
4月1日
4日の吹田市のさくら祭りイベントの出店準備をしています
といっても商品作りではなくて、今回のメインはテントです
テントは前回万博の住宅展示場で出店準備をしてる時、急に雨が降ってきたので急いで近くの
ホームセンターに買いに走ったもので、ほんとは白がよかったんですがその時は無かったのです
でもどうしても白が欲しかったので、それならいっそ塗っちゃえということで、ぺたぺたと白ペンキで塗りました

ペンキはいつもの白板に使ってる水性のものですが、乾けば耐水性もあるはずなので”たぶん”大丈夫でしょう
べったり塗らずにちょっと塗り残してウチっぽい感じにしてみました
ところが全部塗れてから中に入ってみるとペンキでコーティングされた分、光が通さなくなり暗くなってしまいました
そこで上の部分に天窓を付ける事にしました。(天窓の効果は以前サンルームで実証済みだし)
縫製してる所を避けてカッターで切り抜いて厚めの透明ビニールを強力両面テープで貼りました
一番上の三角の所は少し曲面になってるのでそのまま残しました。張り合わせの継ぎ目にはシーリングで
防水対策をしましたが、水漏れや雨でペンキが剥がれたりしないかは、実際に雨にあわないとわかりません
こわいけどちょっと楽しみです。ワクワク

テントにはこれ以外にもう一工夫する予定です
3月4日
なぜか金の扇がたくさんあります
これは不景気風を吹き飛ばす(?)ための企画もので、支給された扇にカッティングシートの切り文字を貼りました

不景気は自営業者にとっても大敵なのですが、逆に今までできなかった事ができる
自由な時間を手に入れられるチャンスとも考えられます(無理やり)
ただ何をするかっていうのは、忙しい時ほど浮かぶものなので、その時メモっとく必要があります。
2月10日
バレンタインイベント用に梅田スカイビルの展望ルームに”ラブシルエット”パネルを作りました
この時期は”ラブハグルーム”だとか、やたらハートマークが飛び交います

後ろから光を当ててるハートの中にカップルが立つと、影絵の様にふたりのシルエットが浮かびます
それを、自分達のデジカメや携帯のセルフタイマーで撮影して記念にしてもらう企画なんですが
そのカメラを置く台に予想以上にてこずってしまいました
なるべく雰囲気に合う繊細でオシャレなものを、という希望だったので細めのアイアンで作ると
タイマーを押す時の力でシャッターが切れる時でもまだ”揺れて”るんです
結局、2台作り直して3台目で何とか使えるものになりました

(1台目はハンガー掛けに変身させました)

3月14日までやってるので興味のある方(で高所恐怖症でない人)はやってみてください
12月15日~12月25日
例年この時期はイベント物のシーズンなんですが、今年はクリスマス装飾が無かったので比較的静かでした
(撤去を一晩でやらないといけないのでかけもちが大変なので、ことわり続けてたらなんと今年は無くなってしまったのです)
その中でも一応、季節の作り物たちです
このなんの特徴もない普通の金物は、じつはお正月に関係するものなんです・・いったいなんでしょう?
といってもなんのこっちゃですが、これは巨大鏡餅を持ち上げて走る競技の餅を台に支えるものなんです
(絶対わからんな)
100kg以上のものらしいので、絶対壊れないようにバチバチに溶接しました

これはある年越しイベントで使うためのクラッカー造形です本番では仕掛けも入ってハデなことになるそうです
そして今年で4回目になるクリスタ長堀のお正月ディスプレイです。年賀状ネタにもそのまま使えるんで便利です
小さく見えるけど○は2m以上あります
このあたりの仕事を終えると今年もボチボチおわりかなーと、いつもは思うんですが・・じつはまだ・・
11月7~8日
万博の住宅展示場でミニロハスフェスタをやるのでどうですか?とシティライフの方よりお誘いがありました
仕事柄、朝に弱いので早朝設営のホンチャンロハスは無理っぽかったのですが、今回は11時アップで
車も横付けできて搬出入も楽そうなので出店させてもらいました
ブースも小ぶりで、今回はイベントの目的が会場内の雰囲気作りなので、ミニショップっぽい感じにしてみました

前回のロハスの後、1組だけ売れ残ってたガーデンシェルフは背景に立てるとがぜんお店っぽくなるので重宝します
ドアウォールも今回で全部売れました。前回のようにこちらが使い方をいちいち説明しなくても、
お客さんのほうで具体的なイメージをもっておられたそうで、へぇーと思いました
(伝言: グレーヨゴシのドアを買われた方に、セットの小棚を付け忘れてたので、もしこれを読まれたらお店まで取りに来てください)

それとシーズンなのでツリーを鉄板で作ってみました
実際のところツリーはもうあまりみたくもさわりたくもないのですが、クラフトで作るのは意外と楽しかったです

7月25日
天神祭りの舟装飾をして本番付きで乗船しました

夕暮れの中を出航です。舳先に乗っかってるので引船以外なにも障害物はありません
川から見る大阪の風景はちょっと新鮮です

たくさんの橋の下をくぐります。そのたびに布で作った3mのカンビールを畳まなければいけません
でも普段見れない橋の裏側はなかなかのスペクタルです。
橋の上は見物の人でいっぱいです。電車もこの時だけは川見物(?)のためにゆっくり走ります

日が暮れると花火がはじまります。天神祭っぽい光景です。対岸にもいっぱいの人でちょっとだけ優越感。

タレントさんも乗ってて花火の間に歌謡ショウもあります。歌も聴きたいし、花火も見たいし・・
たまやー!!

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