12月25日 屋根の補修(2回目)


去年の9月の台風で傷んだ屋根は、翌月の10月に、とりあえず応急処置でシートをかけてもらってました

あれから一年以上経ったんですが、その後もなんとそのままの状態でした

このまま放っていくわけにはいかなかったんですが、屋根屋業界は今年に入っても手いっぱいの様で
ネットで調べた屋根屋さんは、シートをかけてくれた所も含めて数件連絡しても、半分は繋がらず
繋がっても、「いつ行けるか分かりません」と言われ、試しに飛び込みの営業に見積りさせると、
足元をみた法外な金額を提示される始末でした

まあ価格というのは、需要と供給のバランスで決まるわけで、便乗したいわゆる”ぼったくり業者”が
現れるのも自然な流れだし、何より他の場所ならともかく、屋根だけは専門業者でないと危険なので
しばらく様子を見ようと思ってました(図らずも今回の台風で業界の歪みが露見したわけです)

そして、もうそろそろ落ちついた頃かと思ったので、一月ほど前に(吹田の業者は全滅だったので)
お隣の豊中の業者さんに連絡した所、先週「ようやく行けそうです」とことで、すぐに来てもらいました

一度下から見てもらって、大まかな見積もりをしてもらうと、思ってた以上の良心的な
金額だったので、お願いすることにしました


3日後に、見積もりをしてくれた代表の方と、いかにも”屋根屋”って感じの職人さんの3人が来て、
門の前から3階まで届く長いはしごをかけて登っていきましたが、
高所恐怖症の自分は
見てるだけで怖くなります

befor
 
屋根の一番上の棟板金というのが飛んで、その下のカラーベストが二枚割れていたんですが

after
 
割れたカラーベストを交換して、棟板金も新しい物に付け直してくれました

仕事も早く、値段も(悪徳業者なら必ずある追加料金もなく、見積もり通りの良心価格で
ホントにいい屋根屋さんでした(あまり安いので一万余分に払おうとしても受け取らなかった(笑))

台風は大型化してるので、何時また被害に合うか分からないのですが、これでとても心強いです
(でも次は値段が高くなってもいいのでバケット車を使ってください(笑))

ただ完了写真を見ると、カラーベストの特に南側が日に焼けてかなり劣化してたので
いずれはやり直さなければいけないのですが、その時はぜひお願いしようと思います

 → 
サイズを測るために、ガレージに置いていた飛んだ板金は、結果的に必要なかったんですが
やっと
捨てられるので、折りたたんで燃えないゴミに出しました

もし今年も大型台風が来てたら、もう永遠に屋根の補修はできなかったかもしれなかったので
今年中に解決してほっとしました(重しの砂袋が破れる寸前で、これ以上は放っておけなかったそう)

ウチにとっては何よりのクリスマスプレゼントで、これで気持ちよく新しい年を迎えられそうです

 

週末セカンドライフ 12月


令和元年のイノシシ年もあっという間に過ぎて、また新しい年の始まりです


仰木の”アトリエTilkku”さんに行く途中にいたイノシシ
ウリボウの時から飼われていたそうなので、優しい目をしていました

 
週目に、久しぶりに参加させていただいた”風曜日にようこそ”さんに伺いました


年末恒例の、クリスマスと干支展です

 
干支は、先程の猪からネズミに変わるので、その小物達がいろいろ並んでました


ウチのランプはクリスマス向けです


アイアンの棚も使ってもらいました。この天板は田舎の港で拾った舟板です

  
座敷用の什器も上手に使ってくれてました。「軽くてありがたい」そうで、よかったです

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さて先月、次の手作り企画は、川に関する事だって言ったんですが・・
それはまあ一言でいえば、
”川の横に小屋を建てたい”という事です


元々のきっかけは、4年前に北海道の”六花の森”で見たこの風景です


この時に、この場所に小屋を建てて、川側に作ったウッドデッキに座ると気持ちいいだろうな~
とぼんやり思ったのが最初でした

(でもたぶんホントの原点は、むかし田舎の実家の裏に小川があって、窓からチクワでカニ釣りをしてた事だと思います)

その後、布布さんの川沿いのベランダや、テレビや雑誌等で川の画像を見るたびに、
イメージが膨らんでいったんですが、以前のある番組にそれに近いものがありました

    
これは、料理研究家の大原千鶴さんのご実家で、京都の花脊にある料理旅館”美山荘”の裏の川です
(録画してなかったので、後で探した画像から)


護岸していない自然な、でもかなり手入れされた川岸のすぐ横に建っていて、
お座敷からも流れが見えます

ここがほぼ理想の景観で、いつかは見に行きたいんですが、かなりお高いので多分無理っぽいです(笑)

まあこんな立派な建物は無理でも、小さな小屋ならなんとかなるんじゃないかと思ったんですが
護岸していない川の横の土地は、さすがになかなか見つからず、ほぼ諦めかけていました

ところが先日、風曜日さんに搬入した時に、頼んでた旦那さんの”庭師だいすけ”さんから
「ちょっとおもしろい土地があるので、見に行きませんか」といわれました

もちろん、「すぐ行きたいです!」と答えて、そのまま連れて行ってもらいまいた



車で20分程山道を走って着いた所は、だいすけさんが田んぼを借りてお米を作ってる所から
さらに奥に入った場所でした


かなりの山の中ですが、ちゃんと横に道もあって電気も来ています


今ここを借りている人がもう少ししたらやめるそうなので、代りに借りられるかもしれないそうです


川はいちばん奥の端にあるそうなので、ススキをかき分けて行ってみました


おお~、小さいけど、きれいな川じゃあ~りませんか!


下の河原に降りてみると、緑に囲まれた小さなせせらぎが、まるで作ったかのように流れてます
護岸されていない”山の中の小川”そのもので、イメージピッタリです♪

さっそく「ぜひ話を進めてください!」とお願いして、この日はここを後にしましたが
その後ずっと気になって、次の週に今度はヨメと二人でまた見にいってしまいました(笑)

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”川の小屋企画”は、思いついてからもう何年も経ってるんで、色々イメージはあるんですが
今回一歩進んだことで、もうすこしそれを具体化することにしました

※この後は、半分本人の妄想なので、その旨よろしくお願いします(笑)

 

まず、いつもののようにネット画像からイメージに近い写真をピックアップします(ピンタレスト便利~)

  
ホントは、こんな感じで川の中にデッキを出したいんですが、河原は私有地外で、
上流の水を少しでも汚すことはできないので、さすがに無理っぽいです

それと今回の建物は洋風ではなく、景観に合わせて和風っぽいものにしようと思っています


小屋は4畳半くらいで、中は掘りごたつ式の囲炉裏を付けたいです

 
雪見障子の外側に縁側を作って、そこから外の緑を見れるようにしたいです


部屋の中はこんな感じで、質素で、ひと昔前の田舎の家っぽいイメージです




・・で、それをずっと突き詰めていくと、どうしても”茶室”っぽくなっていきました


ここまで本格的なものでなくてもいいので、ちゃんとしたお茶会もできるような内装にしたいです


外の雰囲気もこんな感じが理想です


躙り口もあったりして

  
最終的には、外の庭(露地?)も・・

・・と、妄想は一気に膨らんでいきました(笑)

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次はその妄想を実際の絵に書いてみました(書くのはタダなので)


外はこんな感じです


中の間取りは、色々調べてこんな感じなりました(まだ検討中)


それを作ると中はこんな感じになるはずですが・・

さてこの企画、妄想だけで終わるのか、はたまた・・


・      ・


・・と、ここまでの記事は、先月の中頃に書いたんですが、その後、結局あの山の土地は
借りられない
ことになりました(残念~)

ただ、せっかくやる気になったので、茶室作り(?)は工場で少しずつやり始めようと思います
いつもの癖で、絵ができると、どうしてもそれを形にしたくなったのと



じゃーん、実は雪見障子を、すでにヤフオクでゲットしてしまったからでーす(笑)

どっちみち、いつものパネル工法のキットで作るつもりだったので、もし出来ても
土地が見つかるまで(見つかるのか?)
ばらして置いておくつもりです
(でも考えてみれば、これは一軒目のお山のおうちを作った時と、まったく同じパターンです
まあ、どうしても邪魔になったら、裏庭の小屋と取り換えますが・・)

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展示物を引き取りに行った時に、お茶の先生でもある風曜日さんが、お抹茶を点ててくれました
作法は分かりませんが、体験したことのない非日常な時間で、ちょっとハマりそうです
茶室(?)が出来たら、ぜひまたお願いします

と、いうことで、製作が進んだらまた少しずつアップしたいと思います

 

それでは、今年もよろしくお願いします

今月のオーダーなど 11月

  
最近注文の多いキッチン隙間棚は、各家の隙間に合わせたサイズオーダーもぼちぼちあります

  
クリア塗装の引き出しボックスは、定番の3段を5段にしてほしいとのことでした


今までのシューズラックオーダーで一番大きなものになった99足用は、全部で3梱包になりました



5日から始まるパピエさんのカレンダー原画展用に、また額を沢山作りました


今年のテーマはコラボ展と同じ”フランスの田舎”なので、今回もパリの蚤の市で売ってるようなイメージで
古材を使ったものやサビ塗装のもの等、お好みの絵に合わせて選んでもらえるように色々作りました


それと今回初めて、無塗装の生地ままのものも2種類作ってみました
お客さんはパピエさんの生徒さんも多いので、絵のイメージに合わせてご自分で着色されるのも
面白いかと思って、以前から作ってみたかったんです
(同じ素材で、ポストカード用の小さいものも沢山作りましたので、また見てください)


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アイアン小物は、シーズンに合わせてミニストーブを量産(笑)
これは、3日から始まる”風曜日にようこそ”の干支展にも出品する予定です

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風曜日さんにはいつもの棚も納品予定ですが、ついでに奥の和室用の展示什器も作ってみました


出し入れが楽にできて、収納も場所を取らないように色々考えて、軽いファルカタベニヤを
木の枠足に乗せるやり方にしてみました

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L型の枠足を2個並べた上に、ステイン塗装したベニヤを置くと、展示台になります
和室に合う
濃いめのステインにしましたが、裏はグレーで、作品に合わせてリバーシブルになってます


足を積み重ねて2段や3段にもできますが、この場合は枠足を真っすぐ置いた方がよさそうです

 


いろんなサイズの組み合わせに対応できるように、足は多めに作りましたが
この形なら、まとめるとそれほど場所をとりません
畳が傷つかないように、隅にフェルトを貼っていますが、これはマジックテープになっています

  →
枠どうしをマジテでくっつけて、高く使うこともできます

 
天板も色んなサイズの物を用意しましたが、大きい天板用の足は折りたたみにしました

とりあえず思いついたものを色々試作してみたので、後は使ってもらいながら
また改良していきたいと思います

週末セカンドライフ 11月


すっかり冬モードですが、コスモスはまだ咲いています

 
先月なかった前庭にも今になって咲き出しました

 
サンルームのブドウや、小屋の横のもみじもすっかり秋色です


そこから見える柿の木も実を採ってからは、葉っぱもほとんど落ちたようです

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久しぶりに文庫カフェさんにおじゃましました

 
庭の木の実が庭のテーブルの置かれて、こちらも秋っぽいです


オーナーさん作のシュールな鉄オブジェも庭に置かれていますが、すっかり周りに溶け込んでいます

もう少ししたら、冬限定のまったりしたお好みのチャイが始まるので、また楽しみです

3週目に、注文した帽子を持ってきてくれた布布さんと、三井寺のオーガニックマルシェに行きました

 
こちらも紅葉が有名なんですが、立派な門ですね

余談ですが、いわゆる京都の”いけず”をテーマにした、井上章一著の”京都ぎらい”の中に
祇園で遊ぶお坊さんの話がありますが、それがなぜかここの僧侶になっていました


子供の成長祈願で、カメの背中に子供の名前を書いてこの池に放すそうです


マルシェは境内の一番端っこで、こじんまりやってました

 

大きな木の下で出店されてる”大きな木”さんですが、布布さんから頂いた薪の材料は
こちらの作品の端切れなんだそうです。でもいい木はさすがに火持ちがいいです

使いやすそうな杉のお盆を購入させてもらいました


お寺の周りを小さな堀が廻っていますが、きれいな小川はいつ見ても癒されますね

実は次の自分の手作り企画は、こんな川に関連したものを以前から考えていましたが
やっと少し動きがありそうなので、また進展したら少しずつアップしていきたいと思っています

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9~11日までウチで行った”Tsudoi2019″も無事終了しました

 

初日からお天気に恵まれて、沢山の方に来ていただきました


帽子の布布さんは、いつもの入り口横のコーナーです


自宅でやっておられる、絵本のミニコーナーも作りました

  
色束さんもいつもの奥の部屋で、今回も沢山の草木染め作品を並べられました


ウチはその間のギャラリーコーナーなので、ディスプレイは殆どそのままです(一番楽な出展)

  
クリスマス用のランプや、量産(?)した薪ストーブも、もちろん出しました(笑)


台風で倒れたユーカリのスワッグも


ミシンテーブルの上は、今回もオレンジペコさんと、町田のヨメ友さんのアクセサリーを並べました

前回アリスのトランプゲームの場所には、パピエさんのコラボ展の時に作った小屋セットを置きました


窓の中に今回の案内を拡大して貼りましたが、画像的にちょうど外の景色の様に見えます

ここではちょっと浮くかなと思ったのですが、違和感なくコーナーに馴染んで予想以上に好評でした

  
一番奥のサンルームは、今回もハチヨコさん(”yau”に改名だそう)のランチとティーのコーナーです

みなさん居心地がいいのか長居されて、中にはフルコース注文されて半日いる方も(笑)

ランチは3日共違うメニューで、自分も3日間この食事を続けると、3日後には体重が減っていました
ビーガンランチはカロリーが低いので、ダイエットにもなるんですねー


それと、今回は初めてピザ釜を試しに使ってみました


前日に家で仕込んでくれたものを、さっそく伸ばして生地を作ります


大きな木さんの端切れを焼いて作った熾(おき)もできたので、早速入れてみます
 
入り口の大きさの、35㎝直径のピザまでは焼けますが、今回はお試しなので小さ目です


5分程でいい感じに焼けました
チーズ代りに豆腐を使ったビーガンピザの出来上がり♪
生地もとってもおいしかったので、次回は正式のメニューにしたいと思います


メニューにある洋ナシグリルも焼けました(これもおいしかった)

  

日が暮れるとサンルームも寒くなるので、陶芸で使った”さや”を真ん中に置いて
残った燠を入れて、火鉢代りにしました


布布さんが持ってきたくれたヒメリンゴも焼いてみましたが、火鉢ではなかなか難しいですね

 




 お客さんが帰った後は、この火を囲んで5人だけのプライベートなお茶会が始まります



イルミネーションの下での、このまったりした時間が、実は一番の楽しみなんですね

最終日は片付けが終わった後、夜の9時過ぎまで色々しゃべりました(笑)

・      ・

次のイベント出品は、先ほどもいった3日から始まる”風曜日にようこそ”です


干支展は3年ぶりの出品です
和室の什器もうまくいくでしょうか・・

 
その納品の帰りの道がきれいに紅葉してたので、思わず車を停めて撮影しました
人混みの紅葉スポットより、意外とフツーの場所がよかったりします

週末セカンドライフ 10月

月初めの夏のような暑さや台風が去って、後半はやっと秋らしい日になりました


お隣さんも、みんなで一緒に柿の実を採っています

今年は両隣さんから柿の実を頂きました
種類が違うのか少し味が違うのですが、どっちもおいしかったです

果物好きの人は最終的には柿に行きつくそうですが、その気持ちが少しわかるような気がします
ありがとうございました

反対側のお隣さんで切らせてもらったヨウシュヤマゴボウも、今年初めて生けました


リビングの窓をトンビがかすめて飛んでいきました。近くで見るとメッチャ大きいのでびっくりします


真ん中の電柱がいつもの指定席です

   
またそこにとまったので、双眼鏡で見てみました
トンビとタカとワシの違いを検索してみると、単に大きさの違いだけだそうです(ホント?)


もう今月は台風は無いだろうと思ったのに、中旬に来た台風19号は超大型でした


一時は日本列島がすっぽり入る程の大きさでした
どんどん近づいてきても、気圧は915から20位のまま落ちなく、その怖さを知ってる
自分はホントにビビりました

 
結局、上陸する直前の数時間で一気に小さくなったんですが、それは衛星画像でも表れていました
雲が薄くなり、はっきりしていた真ん中の目もなくなっています

もしあのまま上陸してたら第二室戸台風並みなので、えらいことになったんですが
それでも関東方面は前回の強風に続いて、今回は大雨で多くの被害がでたようです
関東に台風が続いて上陸するのは珍しいですが、台風は不思議と同じコースで来るんですね
温暖化の影響で
大型化してるので、これからはどこにいても他人ごとではありません

 
ウチの自宅も、窓の外の木を切って備えましたが、今回大阪はそれほど風は吹かなかったです
(来年はウチでも前から考えていた台風対策を、ひとつやろうかと思っています)

 → 
ところが、次に週にびわこに行くと、前庭のユーカリが3本とも倒れてました
やっぱり早めに剪定しておくべきでした

  
しかたないので、使えそうな枝を切り分けて、短くしてからもう一度起こしました

 

  → 
北側のユーカリは根元から折れていたのでもうだめかと思ったんですが、たまたま切り忘れてた
ひごばえが少しずつ大きくなってきたので、なんとか復活できそうです


切った枝は、一部屋を乾燥ルームにしてドライにしますが、部屋中にユーカリの香りが充満しています


前回分の一番大きな枝は、もう場所がなかったので、リビングの隅に置きました

→ 
小屋を立てるはずだった場所は、ミニトマトも終わったので、レンガを積んで開口を塞ぎました
向こうの畑が見える位に低めに積みましたが、
小屋用の基礎があったので、一日で出来ました

・      ・

   

27日に”風曜日にようこそ”(113回)に行きました
つい最近100回目だったような気がするのに、もう13回もやったんですねー


今回は木版画の作家さんでした


庭の小花が作品の横に生けられてました
12月の干支展には、久々にウチも小物を出品させてもらうことになりそうです

その前に今月の、9(土)~11(月)の3日間に、今年も”Tudohi2019″(第2回)をウチでやります


ついでにそのチラシを置かせてもらいました

今年も布布さんの帽子と色束さんの草木染がメインで、今回はおまけイベントはありませんが(笑)
はっちゃんのランチ&ティーも毎日あります

サンルームと、晴れたら小屋前のウッドデッキや湖岸でまったりしてください

ウチもなるべく3日間とも参加しようと思っていますので、ぜひまたお越しください

お店の営業日のお知らせ

お店は今月より不定期オープンになります
オーダー依頼等御用の方は、電話かショートメールで連絡してください
080-5312-1664

今月のオーダー 9月


キッチン隙間棚(スライド式)


書道教室用の折りたたみ椅子


その先生のご紹介で、これも書道教室のテーブルと椅子(これは固定バージョン)



京都の”小さい部屋”さんからのオーダー棚は、お店用ではなく自宅の本棚だそう



ハチヨコさんから、22日のイベント出店のために什器をオーダーされました

 
グレーとグリーンの二種類作りました


 
収納と持ち運びに便利なようにもちろん折りたためます

 

コーナーバージョンも作りました
出店の様子は次のコーナーにあります

週末セカンドライフ 9月



中頃は秋っぽくなったと思ったら、月末はまた夏なような暑さが戻ったり
季節の変わり目とはいえ、今年も気温差の大きい9月でした

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今頃は前庭はコスモスで埋まってるはずなんですが、今年はなぜか花が殆どありません

  
それでも、裏庭には少し咲いています。門の後ろの彼岸花も咲きました
鉄の門扉も、いい感じに錆びて来ました


裏庭にあったヨウシュヤマゴボウは、一輪挿し等に重宝してたんですが、すっかり枯れてしまいました


ところが先月より、なぜかお隣さんの畑で復活しています
もう少し色が付いたら少し取らしてもらおうと思ってます


ユーカリは8月の台風前に一度剪定したんですが、そのままにしていたら、またまた大きくなりました

 


黒くなりかけたサンルームのブドウは、あれ以上黒くならずにそのまま萎んでる物もあります

 
とりあえず色の濃い物からとったんですが、味は意外と美味しい!

 →
裏の水路に葦がまた浸食してきたので、がんばって伐採しました
一度水路に降りると、そこからどんどん広がるので油断できません(いたちごっこですが)

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さて、先程のコーナーでも紹介したハチヨコさんが、久々に参加されたイベントを見に
22日に近江八幡に行きました


”ヤポネシアンパラダイス”(?)という、近江八幡の仲屋町通りにある色んなお店のイベントでした


でも近江八幡といえばやっぱりこの風景ですねー


屋形船が通るとより絵になります


橋の上は、写真を撮る人がいつも大勢います


真ん中のお侍は、ずっと動かないので銅像かと思ったら本物でした
雰囲気作りのエキストラかな


町並みも城下町っぽくて、ちょっと篠山にも似ています

 
通りに面したお店も風情があります


お昼を頂いた席からは、純和風の中庭が見えました

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今回のイベントは、その街中のあちこちに分かれて開催してるんですが
はっちゃんは仲屋町通りの真ん中にある、”酒遊館”という所に出店してます


 
入り口の壁に貼ってるチラシにもちゃんと出てました


   
中は元酒蔵だったようで、奥の部屋がマルシェ会場になってました


はっちゃんはマルシェ出店は久しぶりだそうで、お友達が次々に「おひさー!」と
挨拶に来てました(人気もん!)

 

この日のために作ったグレーの什器と、折りたたみテーブルを上手に使ってくれてました

 
今回の出店者さんはどちらも選りすぐりで、使ってる什器もそれぞれ個性があって勉強になります
はっちゃんのも使いながら、色々改良していく予定です


入り口に積み上げてあった、藁の塊のようなものが気になってたんですが

 
しばらくすると、奥のステージに飾り始めました
これは今回のイベントのテーマオブジェで、麻のヒンメリという北欧のモビールだそうです
色んな形と大きさがあるんですが、これなら立体でボリューム感がだせるのに、とても軽くて
使わない時は畳めるので、舞台の装飾にはぴったりの素材ですね(色を塗っても面白いかも)

 
後で入った町屋カフェにも色んな形の物が沢山吊ってました

 

ヒンメリスタンプラリーもやってたので、全部回って最後の2個をゲットしました♪

それと近江八幡といえば、もう一つがウォーリーズの建築です


今回会場にもなってた、隣の元郵便局もその一つです


 
確かに中は郵便局で、横の部屋は骨董屋さんになってました

 
待合室(?)の腰壁や天窓の造りがウォーリーズっぽいです


有名なアンドリュース記念館にも行ってみました


正面の階段は、ウォーリーズ建築としては一番よくみるシーンかもしれません

 
アールの木製手摺が見事ですが、横は純粋な和室になってます(元祖和洋折衷)

 
二階はオシャレなナッツ屋さんになってました


 
このテーブルには蛇口が付いてるので、たぶん元洗面所だったのかも

 
その窓から見える町並みの瓦がきれいですが、真ん中に大きな鳥の巣のようなものがあります


下の駐車場から見てもよくわからなかったので、裏に回って直接見てみることにしました

裏は、”まちや倶楽部”という建物になってて、その裏庭にこんなものがありました


これは、葦で作ったいわゆるストローハウス(?)ですね

 
にじり口のような狭い入り口から入ると、中は意外と広くて10人程座れそうな丸いベンチがありました
天窓で明るく、風通しがいいのか外より涼しい(さすがストローハウス)
閉鎖的な感じが逆に落ち着く、ちょっと茶室のような不思議な空間でした

 
まちや倶楽部には、奥に大きなギャラリーや色んなショップがあって、工事中の物もあったので
まだまだこれから広がりそうです

・        ・

そして近江八幡のもう一つの顔、現在の近江八幡のメインは、実は川を渡った西側にあります


橋を渡って琵琶湖側にあるケーブルカー乗り口の方に来ると、沢山の車と人がいました


 
右側が和菓子の”たねや”で、左側はスイーツの”クラブハリエ”があります

中は人でいっぱいで、買うことはおろか写真も撮れなかったので、奥の庭だけ見に行きました



 

芝生の周りの池と植栽が、完璧に作り込まれてました

そして最後に行ったのは、そこから車で10分程のところにある、クラブハリエがやってる”ラコリーナ”です

まず驚いたのは、ここは大型ショッピングモールかテーマパークかと思う程の広い駐車場に
ほぼいっぱいの車で、それも殆ど他府県ナンバーでした

 
門をくぐって中に入ると広大な草原(?)。その向こうにある草屋根の建物がどうやら店舗のようです



ここはさっきよりさらにいっぱいの人、人で、お菓子を買うどころか、身動きがとれません



押し出されるように、裏に出るとこれまた広い草原の周りを長い回廊が巡っていました

 
蕎麦の花がきれいですが、稲や雑草まで全て地元の自然を再現するために厳選して植えてあるそうです


 
サイロっぽい建物と草屋根の雰囲気がちょっと北海道っぽいです
お菓子屋の作った広大な庭と言えば、”六花の森”が思い出されますが、こんな近くにもあったとは・・
三田の小山ロールにも驚いたんですが、ここはまたスケールがでかい
(お菓子屋ってそんなに儲かるんだ~、がんばれハチヨコ製菓!)

来てる人の数からも、近江八幡のメインは、もう昔の町並みではなく、こっちだって
思い知らされた一日でしたが、それにしても今も昔も、近江商人恐るべし・・

近江商人と言えば、また最初の会社の話ですが・・
その会社の社長は、兵庫県出身なのに彦根で会社を立ち上げたのは、近江商人に憧れたからだそうです
いや、憧れというよりほぼ宗教レベルの筋金入りで、社員にその精神を叩き込む事に一日の大半を費やしていました
自分も夜の7時から11時まで机の横に立たされて説教(いや教育)されたこともありました(最後は眠りながら喋ってた)
当時は、本来の近江商人の教えとはかなり外れた、偏った考え方のような気がしたので、内心反発してたんですが
その後の自分の商売の局面で、無意識にそれに影響された決断をしてることに、後で気づくことが多々ありました
結局、繰り返す間に自分にもその考え方が刷り込まれていたのかも・・つまりは教育(洗脳?)されてたわけです
・・ということは、かなり間接的ではあるけど、ひょっとしたら自分も
近江商人の端くれなのかも

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今月のお花

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今月はやっぱりコスモスですね


リーチの壺は、庭でとった、ミント、ツルニチニチソウ、ハツユキカズラです


それと先月のパピエさんのイベントで頂いた、原画をリビングの二ッチに飾りました


イベントの最後に「どれでも好きなものを一点選んで貰ってください」というので
二人でめちゃめちゃ迷って、これを頂いたんです(≧▽≦)

でもここでもう一度あらためて見ると、やっぱりいいですねー

ウチの軽い雰囲気の部屋のより、シックで本物のアンティークな部屋ならもっと映えるでしょうね
ヨメもこの絵だけ周りのものとはちょっと違う雰囲気で、最初からずっと気になってたと言ってました
貴重なものをありがとうございました

今月のオーダー 8月


久しぶりにドアの製作をしました

  
以前作らせてもらったお客さんが引っ越されて、また同じデザインのものを
作ってほしいという事で、3枚作らせてもらいました


ステンド風の窓も、前回と同じデザインです

まだ工事中のお家に取り付けに行きました

  
ドアはサイズが少しでも違うと付けられないのですが、今回は事前採寸ができなくて
施工会社から送ってきた社内用のCAD図面のみで作ったので、ほぼ賭けのような一発勝負です
また大手メーカーは全てが分業で、コミニケーションが上手く取れず、さらに別業者(特にウチの様な)
が入るのを嫌がるので、現場施工もかなり不安だったんですが、
どうにか無事に付きました
(案の定かなり苦労しましたが)

やっぱりドアはお客さんと直接できるリフォーム交換の方が、事前採寸もできるのでずっと楽ですね・・

8月17日 道の駅の舞台背景装飾



GWに田舎の観光協会長と約束した、道の駅の舞台背景装飾を、お盆の帰省の時にやりました

  
この後ろの無機質な倉庫の壁を、イベントを華やかにするための装飾です

   
たまたまその後に行った、西脇の”tamaki niime”でみた布のディスプレイがいい感じだったので
このイメージで、背景を布で覆うことにしました

ホントはこんな手染の布を使いたいのですが、基本ボランティアなんで、あまり予算はかけられません

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そこで、まずニトリのカーテンコーナーに行ってみました

 
色々見て、厚手の生地よりも、うすい透けてる生地を使うことにしました


これならしわになりにくいし、屋外なので風で揺れる感じもいいかもしれません

舞台の幅は4m程あるので、何枚か重ねて使わなければいけないんですが、
一色だと面白くないので、いろんな色を混ぜることにしました

ニトリには色の種類がなかったので、舞台屋の友人にも相談して
500円/mのシフォンジョーゼットを、ネットでとりました

取り付けは、天井の単管パイプにひっかけるので、上下を布用両面テープで袋にして棒を入れます

 
こんな感じで透けているので、色を重ねるとグラデーションっぽくなると思います


風で揺れるのも、いい感じです


単管に簡単に付けられるように、両側にばね付きのフックを付けます
天井の単管パイプにもフックを付けて、それに引っ掛ける予定です


ついでに舞台の腰も、こんなレインボーカラーにすることにしました

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台風で帰省が1日遅れたんですが、17日はたいした風もなく無事に付けることができました
(メッチャ暑かったけど)

 
8色のジョーゼットをレインボー風に吊りました

布は全部で12色あるので、イベントに合わせて組み合わせを変えて、雰囲気を演出できます


今回は両側を少しずつ前に出して、奥行き感を出してみましたが、これもイベントに合わせて
本数や位置を変えても面白いかもしれません

上のフックは付けたままにしておくので、次回から誰でも簡単に取り付けができるはずです


布は少し長くして下を棒に巻き込んで、風で飛ばないように白ガムテで巻いたレンガで押さえています
少したるませて、全体を風で波打たせるのもきれいですが、あまり風が強い日は無理かも

 
腰のレインボーカラーを付けると、めっちゃ派手になりました
(この辺りに多いサーファーには受けるかも(笑))

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それと今回は付けませんでしたが、
使わないスリムライトが沢山あったので、10本程寄付しました
延長コードを繋いで、布の後ろに置いて下から照らすと、夜は幻想的な雰囲気になるはずです

 → 
これで倉庫の壁の前でやるよりも、ここに立つ人ももっとテンションが上がるはずです

布を吊ってると、通りがかったおっちゃんが「竜宮城を作るんか?」と言ってましたが
元々ここはウミガメの町なので、それならピッタリかもしれません


まあ思った以上に派手になりましたが、これで遠くの人にも目立って、
通りがかった人も見に来てくれると思います

布以外にも色々使って、後は地元に人に手作りで自由にアレンジしてもらうとうれしいです