週末セカンドライフ 5月


緊急事態宣言も後半解除され、6月からはカルチャースクールも再開するようですが
イベント関係はまだ当分動き出しそうにありません。このまま収束してくれたらいいんですが

作業場の片付けのついでにパソコンのデータ整理をしてたら、懐かしいこんな画像がありました

 
これは2009年のGWに帰省した田舎の風景です。ホームの裏がすぐ浜になっています
(この浜は、”水がきれいな海水浴場ランキング”2020年全国450か所中13位です。ユメは9才!)

今年のGWはコロナの影響で帰れなかったですが、リードの感触はまだ手に残ってるので
収束したら、この浜をまた散歩しながら、あの”夢”だったような時間を思い出したいもんです

・・それにしても変に時間があると、こんな横道ばっかりで、片付けが全然進みません(笑)
逆に忙しい時の方が、何でも出来るような気がするのは何なんでしょうか?

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前庭は、前半はまだ少なかった花が、後半は一気に咲きました

 

 

 
ほとんどが以前植えた宿根草なので、今ではこの時期になると自然に生えてくるんですが
冬の間のヨメの手入れと雑草取りのおかげで、
毎年ボリュームがでてきています



 
ハクロニシキは背丈ほどになり、10株のポット苗だったオルレアも庭一杯に広がりました。


去年植えたルピナスのこぼれ種が芽を出しました。初めて夏を越せたようです


少しでも長く花が見れるように、ヨメも手入れに忙しそうです


キャラバンから乗り換えた、ブルーのセレナも大分庭に馴染んできました

6年落ちのお買い得車ですが、沢山付いてる機能は説明書を横に置きながら運転しています
キャラバンにはどこでもすぐに工事できるように、たくさんの道具類を積んでたんですが
その引っ越しに、ほぼ一週間かかりました



助手席側のシートを2個取っ払って、床下収納庫も使うと殆どの物を積み替えることができました

荷物はワンバイ100枚も難なく積めたし、平物は立てて積めば1m×2mのメッシュも入ります
長物は助手席の床下に差し込めば3,4mまで入って、4m物用にルーフキャリアも付けました
ミニバンが元の作業用車になりましたが、それでも前より”乗用車割合”が、かなり増えています
でも一番は何といっても運転が楽!。特に高速道が快適なので、びわこがぐっと近くなりました

まあ家でも仕事でも、その時の状況に合わせて変えていくのが、無理なく続けるコツかと思うので
その一つのこの車も、使いながらまた色々改造していくつもりです


 
サンルームの天井全面に広がったブドウは、ここ2、3年は実付きがよくなかったんですが
今年はいいようです

 
サクランボは鳥よけの網を掛けたので無事収穫できましたが、花の割に実が少なかったので
変だなと思ってると、収穫直前になんと鳥が一羽入って中の実を食べてました



近づくとすぐに逃げたんですが、どうやらこの網の継ぎ目から入ったようです
そこまでして食べたいのならと、少し実を残すと、次の日には全部なくなってました

そして、今の時期にやらなくてはいけないのが、スズメバチの駆除です
去年お隣さんの所に2個の巣ができて、その駆除に数万円かかったそうなので
女王バチが巣作りを始める今に時期に、駆除する必要があるそうです


そこでお隣さんと共同して、前庭と裏庭に一個づつ市販のトラップを仕掛けたところ
でかいのがウチでは2週間で20匹以上、お隣りさんは40匹以上獲れました(満杯画像はキモいのでカット)


あまりに沢山獲れるのできりがない気もしますが、駆除というより巣を作る場所を探しに来たハチを
トラップの方に誘導するという感じです。それでもお隣さんは大分減ってきたと言ってました
巣作り防止スプレーも、巣を作りそうな場所に吹きましたが、これは効果があるかどうか・・

 
茶室の軒裏は隙間を塞いで、杉皮の隙間もビニールで巻きました。換気口は裏に防虫網を張ってます

全国一斉にトラップでも付けない限り撲滅は難しいので、生活リスクの一つとしてもう共存するしか
ないのかもしれませんが、これはコロナにも言えることなんでしょうか

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さて、スズメバチにビビりながら、今月も残った外作業をやりました


正面の壁を塗るために、下地のルーフィングとラスを張りました


外壁は以前使った普通のセメントに軽量材も混ぜたものより、付きが良くて塗りやすい
ベースモルタルという軽量モルタルを塗ることにしました


 
ここの窓は”下地窓”(風)という、細かい格子が入ったものです
これは利休が田舎家の塗り残しの竹小舞を見て、そのまま茶室に取り入れたんだそうです(センスあるー)


一見、竹のようですが、これは湖岸に生えてた葦の茎です(いつもの現地調達)

   
窓を付けてからだと細かい所が塗りにくいので、付ける前にマスキングして刷毛で塗りました


 
最近のマスキングは用途に合わせて色んな種類があり、付きと剥離もよくなって使いやすいです

 
塗れた窓を付けて、壁と一緒に周りをモルタルで塗りこんでいきます

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とりあえず、正面の壁が塗れました

  
ドアは閉めると躙り口になるので、ドアの上もモルタルを塗ると、ちょっと隠し扉のようです

早く内装に入りたいんですが、暑くなる前に外作業を終えたかったので
続けて、前のアプローチを作っていきます

 
まず敷いてた手作りのペイピング用敷石を、また掘り出しながら草の根を取りました

 
今度は雑草が生えないように防草シートを敷いて

 
その上にまた土を被せて慣らします


  
アプローチの飛び石は 、歩いてみながら間隔を調整しました
躙り口に行く道と、湖岸にいく道に途中で分かれています

飛び石の周りは、苔はやっぱり無理っぽいので、いずれ何かグランドカバーで緑にしたいと思います

 
先月できた奥の坪庭は、後ろのモッコウバラがちょうど満開です


川の水漏れの場所が分らないので、とりあえずバケツを大きなものに変えて一日もつようにしました

水を流すと、ついついその前に座ってじっと見てしまうので、最後にやるつもりだった
ウッドデッキを先に作ることにしました

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ウッドデッキといっても、残った三角のスペースに作る小さな縁台のようなものです

   
縁側の踏み台と足置きにもなりますが、ここに腰かけて水の流れを見てると時間の経つのを忘れます


夜にデッキの下からライトで庭を照らすと、幻想的な雰囲気になります
秋には琵琶湖に上がる月をバックに、お月見もできそうです

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一服できる場所もできたので、その後ろの壁もつづけて塗りました


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山側の壁は、下地のルーフィングが途中で無くなったので、防水フェルトを二枚重ねにしました

  
ここの上窓も葦の格子入りですが、何となく物足りないのは、お茶室の格子には二本絡ませてある
藤蔦がないからかもしれないので、移植した藤が伸びたらやってみようと思います

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下窓は障子のままなので、雨でも破れないプラスチック障子紙を貼っています

 
裏側は足場が悪いので梯子をかけて塗りましたが、欅がじゃまです


 
こちら側は吹きさらしで風当たりが強いので、台風対策の金具を付けてから、何とか塗り終えました

壁のモルタルが乾いたので、ペンキで色を付けていきます


いわゆる土壁色にしたいんですが、乾くと色が変わるので調色が難しいです
モルタルのマスキング
は乾く前にはがしたので、塗装用のをまたするのが二度手間っぽく邪魔くさい

 
それでも100均のローラー刷毛を2本使って、半日で全面塗れました

ちょっと色目が違うような気もするけど、まあ何とか土壁風になったと思います
後は経年劣化で、茶色の柱がグレーになっていくような、自然のエイジングに期待です

 
雨が直接落ちると、跳ねた水が下窓や敷居を濡らすので、樋も付けました(竹ではないですが)

外の仕上げに、小物を色々付けました


躙り口の周りに、竹の間仕切りとベンチを付けました

 
勝手口の通路との仕切り垣は4500円の既製品ですが、竹のベンチは残り物の竹で作りました
複数の方がお茶室に入る時は、ここで待ってもらいます
オール竹製だと強度を出しにくいので、天板の下地にビスの効く足場板を使っています

 
意外と座り心地もよかったので、坪庭側にも、もう一個作りました


坪庭は、後半はモッコウバラも終わって、苔の代わりに早速雑草が生えてきました

入り口の枝折戸(しおりど)も付けました

 
枝折戸はホームセンターで2500円だったので、周りのフェンスだけ作りました
ここまで出来ると、前からあった雑木のコナラも和風の庭木に見えてくるから不思議です


家の横の細い脇道を通ってこの戸をくぐれば、お茶室の空間に入るという演出効果にもなるわけです

残りの雑工事や周りの植栽は、またぼちぼちやるので、とりあえず外の作業はここまでです

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外作業が一段落したので、ようやく中の作業にかかります

まず建具を入れていきます

  
縁側の掃き出し窓は、居ない時にハチが入らないように、小屋が出来たらすぐに入れたんですが
ここは雨戸がないので、ガラスより割れにくい5ミリ厚のアクリルをいれました
台風の時は外からベニヤでカバーするつもりです(真ん中の丸柱も後付けの飾りです)
網戸は、同じサイズのものを作って、夏は一枚入れ替えます

  
中の障子も入れました。下窓を開けるとちょうど坪庭が見えます


正面の葦の格子入り窓も、内側に障子を入れました


山側の低い窓は一般の家ではあまり見ないですが、炉を焚く時の換気口にもなりそうです

水屋にも二か所窓が付いていますが、そこにも障子を入れてから、シンクの台と棚板も付けました

  
茶室の水屋のシンク(流し)は床の高さで座って使うそうですが、腰が痛くなりそうなので
立って使える高さにしました。
でも一応本物っぽく竹のパネルでカバーしています


 
ここの壁は水を使うので、聚楽ではなく漆喰にしました。シンクの下は収納になっています


 
竹のカバーの下がシンクになっています。以前の小屋に引いてた配管をまた繋いで水もでました

 
反対側の、床の間の横になるスペースは、引き戸の物置になっています
床の間と同じ大きさなので、かなり収納できそうです。下の壁に電気の分電盤(?)
も付けて
掘りごたつと屋根裏のコンセント、屋外のライト等をここから分岐しています
万一漏電しても大丈夫なように、元の母屋側にブレーカーも付けました


水屋と縁側の天井は、和室の天井用のクロスですが、木目の凹凸が本物の無垢板の様にリアルです

廊下はシンクの高さに合わせて、腰壁にしました
ここは本来バックヤードですが、天窓で明るいので、けっこう居心地のいい空間になりました

巣ごもりのGWも利用して今月はけっこう進みましたが、前半はほとんど外作業になったので
メインのお茶室の内装は、来月になりました

順調に行けば、来月中には大まかな所は完成の予定ですが、どうなるでしょうか



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今月のお花

今月は庭の花が取り放題なので、家じゅう花だらけです(笑)

 

 
前半はコデマリがメインです

 

 
公園でもらってきた花達も、もう終わりなので一緒に生けました

 

リビングのテーブルや

 
洗面台の周りも、毎週入れ替わります

   



庭のお花も、あと二週間ほどは持ちそうです

今年はいつものオープンガーデンイベントができなかったんですが、
まあこんな年もあるでしょう