おうち作り」カテゴリーアーカイブ

週末セカンドライフ 10月


10月も中頃までは暑かった日もありましたが、月末はさすがに涼しくなりました

年々短くなる秋の中、朝晩はもうちょっと寒いので、今年もすぐに冬になりそう


工場の前をショールームにする工事は、8割ほどできた時点でストップしています
折り畳みの扉も畳んだままで、中は元の物置状態になっています


せっかく作った看板が長い間ほったらかしだったので、仮付けしてみました

でも去年からストップしていた本業が、少し復活してきたようなので、このお店企画は
当分延期するつもりです

一年前のメインクライアントのイベント撤退から、急に仕事がなくなったことをきっかけに
お仕事を「企業から個人へ」と移行させる流れは続けていきたいですが、一気にやるのは
やはり難しいようなので、自然な流れで少しずつやる方がいいと最近は思うようになりました

また週イチでもオープンすると、普段でもお客さんが入ってくるかもしれないので
忙しくなればその相手をする余裕はないはずです

ネット以外にも実物展示はあった方がいいので、また仕事がなくなればやるかもしれませんが
元々お客相手は苦手なので、できればここは今のままの「町工場」がいいです
作ったショールームスペースは、とりあえずネット用の商品撮影室にでもするつもりです

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例年なら今頃の前庭はコスモスでいっぱいになるんですが、今年はなぜか少ししかありません
これも先月の暑さのせいでしょうか

 
サンルームのブドウも実付きはよかったんですが、ピオーネなのに全然黒くなりません
夜の間の冷気で黒くなるそうなので、やはり暑さのせいでしょう

 
ぼちぼち落ちだしたので、なるべく黒いものから取ってますが、やはり例年の甘さはないようです
毎年配ってる方達にも今年はちょっと気が引けますが、デラウェアと思えばまあOKでしょう

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比良の小屋に行く途中に見えるびわこが、この日は快晴で珍しく真っ青でした

小屋では追加の雑工事を色々やりました

  
山の中で木も茂ってるので、普段小屋を締め切っていると中が湿気るので、
24時間換気を付けました。これはもう一個追加する予定です

 
沢の水を引いてる15000円の中国製ポンプの起動が悪いので、ヤフオクで27000円の
中古の国産を取って交換しましたが、一応順調のようです


ついでに砂に埋まっていた取水口も堀り出して、掃除しました
砂に埋まってる方が濾過効果を期待できるので、もう一度埋め戻しました


起動してしばらくは水が濁っているので、そのまま使うと水栓器具のフィルターを詰まらせるので
給水側のバルブで、バケツ一杯分は捨てて使います



キッチン水栓のフィルターも掃除すると、ちょろちょろしか出なかった水も大分出るようになりました

  
まだ当分工具は使いそうなので、物置に棚を作ってリビングに置いてた道具を移動しました
内開きに窓も外開きに変えて、取り出しやすくしました

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3週目は天気が良かったので、初めてお泊りに行きました


天気がよかったので、Amazonで買ったテントと焚火台を持って行って、
テラスでキャンプすることにしました


少し下火になったとはいえ、ブームのおかげで、最近のキャンプ道具の進化には驚きます
ワンタッチで開くテントは全面開口して、網戸になるので開放的で快適です
軽い分ちょっと弱そうですが、これで7800円なら十分でしょう

 
今回は珍しく息子も来たので(娘は逃げた)、子供たちが小さかったおやま時代はよくやってた
バーベキューを久しぶりにやりました

焼くのに時間がかかる野菜は、横の小屋のレンジでチンできるので便利です
バーベキュー台にもなる焚火台は初めて使ったのですが、下に吸気口もあって燃えやすくて安全です
コンパクトに収納もできて、これが3600円です


焼き芋をしながら焚火を見てると、行くはずだった近くの温泉に間に合わなかったので
久しぶりにお風呂を沸かしましたが、夜は暗くて森が見えなく露天気分は味わえません(あたりまえ)

一番気持ちがよかったのは、朝の森の空気と光でした

  
自分はツリーハウスで寝たのですが、狭さが逆に落ち着いて予想以上に快適でした
天窓から見える木漏れ日がきれいです


結局、昼まで雑木林を見ながらぼーとしてしまいました

先月お披露目イベントを終えた時点で、もうここでやることがなくなったような気がして
実は次の物件を探したりもしてたんですが、
実際に泊まってみると木立がホントに気持ちよくて
改めてここを一番有効に使えるのは、やっぱりウチなんじゃないか
と思い直しました

まあ元々最初に見たこのロケーションのために作ったようなものなので、そういう意味では
今回の「雑木林の中の小屋作り」企画は、
成功したといえるはずです
作り残した所や改良点も色々あるので、これからは2拠点ではなく、2,5拠点生活で
ここを使いながら、また作っていきたいです

週末セカンドライフ 9月


体温越えの日々も、秋分の日を境にようやく少し秋らしくなりました

「暑さも寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですが、今年の暑さは真夏並みです

 

ガーデン小屋は今月も売れて、2週目には総合のランキングで4位になりました

 
家具部門でならトップになったこともあったんですが、総合は13位が今まで一回あっただけです
メダル圏内じゃないんだといわれますが、全国何万の中の4位はホントはすごい事なんですがね~


全国発送は基本宅配便なので、個別梱包が大変です


3週目の2台分は名古屋のテレビ局だったので、赤帽で行ける距離なので梱包はしなくて済みました

関テレのお仕事は最近はさっぱりないので、まさかガーデン小屋が名古屋のテレビで使われるとは
ある意味、一週回って・・、という感じですか・・?

 


  
その横にある白いパネルは、神戸の異人館通りにオープンするブライダルフォトスタジオのものです

工場の前は床と天井も仕上げて、ショールームの準備もある程度進んでたんですが、
少し忙しくなってきたので、
ストップしています
お店にすると普段もお客が入ってくるかもしれないので、ホントはオープンしたくはないんですね
またヒマになったらやるかもしれませんが、できればここは秘密の町工場のままがいいです


これは背景用の間仕切り壁で、大きいので現場で組みました

 
下にキャスターを付けていて、撮影に合わせて移動できます

フォトスタジオはたしかにウチにはぴったりの業界で、最近ネットでも依頼が増えてるので
これからもっと売り込んでいってもいいかもしれません(お店にしなくてもお仕事は何でもありそう)

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びわこのリビングは冷房なしでは、35度近くあり例年より2度ほど高いです

  
上の通風孔も全部開けっ放しで、熱気をなるべく換気扇のあるロフトに逃がします


  
サンルームのブドウは少し黒くなってきましたが、今年は遅いですね


前庭は猛暑の中、セージだけが咲いています

  
比良の小屋も一段落したので、久しぶりに掃除しました

  
駐車場の草刈りもしました

  
大きいゴミ袋5個分になりましたが、まだまだ終わりません

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2週目に比良の小屋の完成記念で、はっちゃんの”お菓子なお茶会”を予定通りやりました

 
前の駐車場の整備もしました。お隣の関電の土地にも停めさせてもらうかもしれないので
草刈りをして、仮の溝蓋をコンパネで作っておきます

 
仕切りの板を埋めて、ブロックの車止めにカバーもつけました



前の角には、いつもの公園の植え替えでもらってきたセージを植えました

  
プロパンのボンベも目立つので、同じ板でカバーしました

これでオープンです

  
看板は駐車場と道の曲がり角にも置きました



本番は余った車は結局関電の土地にも置かせてもらいました

  
蚊の対策は蚊取り線香とオニヤンマ君7匹
その効果かどうかは分かりませんが、2日ともほとんど見ませんでした


暑さ対策はお隣の土地から業務用の扇風機を回しました
お客さんは「森の風が気持ちいいですね」といわれましたが、人工の風です


 
メニューはパンナコッタセット一品だけです
厳選した素材で原価もかなりかかってるそうで、これで1500円は安いはずです



自分達にも最後に残った材料で作ってもらったんですが、めっちゃおいしかった

 
基本予約制だったので、2日ともちょうどいい人数でした
まあ半分はいつものメンバーですが、看板を見て入ってくれた方も一組おられました
お忙しい時期に、遠い所をわざわざありがとうございました


ツリーハウスは子供たちに大うけだったので、作ったかいがあります


雨対策は、前日にグリーンシートを付けたのをバーゴラの上に巻き上げてたんですが
開くと閉塞感が半端ないので、使わなくてよかったです

今まではサンルームでやってたんで、今回初めて屋外でやってみてその難しさを痛感しました
今回はたまたま天候にも恵まれましたが、プライベート以外ではたぶんもうないかな

さて、これでここの小屋作り企画も一段落で、ちょうど一年かかったことになります
いつものように使うというより作ることが目的だったので、今後ここをどうしようか迷っています
森に中なので、ほったらかしのすると小屋が痛むので、
グランピングの貸コテージにするとか
いっそ新築の間に売ってまた違うところに建てるとか
色々意見がありますが、手直しする所も
まだ少しあるので、とりあえずそれをやりながら、せめてワンシーズンは自分達で
使ってみて
使い勝手を確かめながらまた考えたいと思います

 

週末セカンドライフ 8月


月末の台風10号は、途中で普通の低気圧の変わったよう
伊勢湾台風並みという報道を続けてると、そのうちオオカミ少年になりそう


晴れた日の工場は、38度からたまに40度近くなります


 
今年は特に暑いので、冬の居酒屋を真似てビニールで囲って冷風扇の冷気を外から入れてみました
上は開いてるけど、冷気は下がるので効果はあるはず

  
しばらくすると、35度から33度まで下がりました。中に入るとヒヤッとします
この5度の差はありがたい

オーダーを受けて作ってた、ガーデン小屋ができました

  
春前にデッキを大きくしたいというオーダーがあったのですが、
今回は小屋自体を倍にしてほしいというリクエストでした



中が一畳から二畳に変わると、たしかに使える用途が増えそうです



ガーデン小屋はロハスフェスタに出したりしても、最近はなぜかさっぱり動かなかったのに
これを作ってる間にもう二台売れて、さらにもう一台オーダーの打ち合わせ中です
一台出ると続くのはよくありますが、なぜ真夏に売れるのか不思議です
まあありがたいですが、もう少しばらけてほしいもんです

  
新作の置き水屋も2台売れました。一台は海外からのオーダーでした
これは今後伸びそうなので、もう少し改良して再販する予定
いきなり茶室を売るのは難しいと分かったので、小物から少しずつ誘っています(笑)


台風対策で前庭のユーカリを久しぶりに選定しました

 
切った枝はまたヨメがドライにするので、当分家の中がユーカリだらけになりそう


ミモザと共に、庭に植えてはいけないといわれてるユーカリですが、ウチには両方あります
自分で剪定できなくなったら、下から切るかここを売るかという選択になりそうです

比良の小屋も台風対策をしました

  
小屋は大引きの角パイプにドリルビスで留めてるんですが、まずビスをボルトに変えました
床板を外してみると、留めてたビスが折れてた所もあったので、早めに変えてよかった

 
さらに周りの木の根元からロープでトラ張りしました

今回は必要なさそうですが、今年はこれで終わりそうにないのでいいリハーサルになりました

 
大雨対策は、トイレのタンクの蓋を二重にして水が入らないようにしました
トイレも初めて使ってみましたが、ウオシュレットも付いてるので全然快適でした

 
ガーデン小屋の在庫がなくなったので、ここに置いてた小屋はバラシて持って帰りました

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さてツリーハウス作りの続きは、仕上げの内装です

    
いつものように、遮熱シート貼ってから下地のベニヤを張りました

  
右側の木は中に付ける予定のソファベッドに当たるので

  
根元から切って床をフラットにしました


仕上げの漆喰を塗ると広く感じます

  
正面の壁一面に、幅180㎝のソファベッドの台を付けました


  
ホームセンターで買った長座布団とクッションを置くと、簡易ソファベッドができました
幅は65㎝しかないですが、一人なら何とか寝られそう


台は3分割になっていて、右二枚は壁に折りたためます
椅子とテーブルを置くとお茶もできます

ここは離れのゲストルームにするつもりですが「立って半畳、寝て一畳」というので
ひょっとしたらここでも暮らせるかも


  
後でテーブルは壁付けの折りたたみにして、台も白く塗りました

 
ソファベッドに座ったままでもテーブルを使えそう


台を畳んだ時に残りの一台は、長座布団を3つに折って一人用のソファになります

  
この木もやっぱり邪魔なので、途中で切ってサイドテーブルの脚にしました

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はっちゃんに、ここができたら必ずやってねという約束をしてたので
今月の15、16(日、月)の連休に「お菓子なお茶会(ミニ)」をやることになりました

  
増えた道具をまた片付けてカフェ仕様にするために、一台だけ残ってたガーデン小屋を
ツリーハウス下に移設して、
物置代わりにすることにしました



最後の小屋をまたばらします

  
まず基礎の台を作って床パネルを付けます
全面付けると隣に越境するので、2枚分カットしました


この小屋はフライヤーの撮影から数えると、5回目の組み立てです

 
組み立て自体は30分ほどでできました



デッキ周りが小屋だらけになりましたが、これでお隣の廃屋も隠れました

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今年の「夏の終わりのフェバリットソング」は、映画音楽にしました

「ムーンリバー」はエリッククラプトンとジェフベックのバージョンです
映画より原作が好きなんですが、この曲の原文はたしか
”眠りたくもないし 死にたくもない ただ旅していたいだけ 大空の牧場通って”
という詩だったと思います(和訳、龍口直太朗)
ちょっとシュールな表現ですが、この作品を一言で表していて、多感な時代の自分も
「こんな風に生きていきたい」と思ったもんです

カポーティを初め、ジバンシーやマンシーニ、ワイルダー等がいた50年代のアメリカ文化は
キラキラしててやっぱりいいですねー

2曲目はパーシーフェイスの「夏の日の恋」
弦奏のメロディーに焦燥感があって、こちらは芭蕉の、”夏草や兵どもが夢のあと”
という句を連想します
いわゆるイージーリスニングの代名詞のように言われる曲ですが
けっしてイージーではないと思うし
クラシックよりこんな映画音楽だけのオーケストラ演奏なら行ってもいいかも(シーンも投影して)

3曲目は「おもいでの夏」と迷ったのですが、先日お亡くなりになったアランドロンの
「冒険者たち」です(口笛だけのバージョンがなかった)
ドロンはこの頃が一番よかったような気がしますね(自分も憧れてダーバン買った)
それにしてもフランスの美人さんは、みんな同じ顔に見えるのは自分だけでしょうか

週末セカンドライフ 7月


体温越えの日が続きますが、もう一月の辛抱です(たぶん)


工場のショールームの内装は、ドアと窓を付けました

 
家具の展示だけでなく内装のサンプルも兼ねてるので、色を変えて窓は引き戸と開き戸にしました

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滝のポンプが届いたので、交換しました
3年ぶりにバケツも洗いましたが、水が循環したてので、それほど汚れてはいなかった

  
茶室からもまた水音が聞こえます

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ツリーハウスは、工場で別のメンバーに作ってもうことにして(暇な時の調整仕事も兼ねてるので)
その間に、
途中になってたトイレを仕上げることにしました

下水の引き込みは近くの業者に「100万!」といわれて諦めたので、汲み取りにすることにしました
汲み取り業者にも確認が取れたので、さっそくタンクを埋めることにしました


雨水タンクにしてた今は使っていない、500リットルのローリータンクが邪魔になってたので
それを流用することにしました


ローリータンクの蓋は首がないので、本来は便槽には使えないのですが、既製品のマンホールの蓋を
合体して首を付けました。直接踏まなければこれで大丈夫でしょう

 
それを埋める穴を掘ります

 
穴が深くなってきた時に土の袋を持ち上げるのが大変なので、腰を痛めないように
吊り上げる装置を作りました



キャスターを付けたウインチを斜めにした棒に通して、吊り上げると外にスライドする仕組みです

でも実際にやってみるとこの深さでは使う必要がなく、邪魔になるので結局使わずじまいでした


表面は砂地だったんですが、深くなると山土や石が出てくることを覚悟してたんですが
なんと最後まで砂で、結局2時間ほどで掘れました(ウチの庭なら3日かかる)

 
山土の場合は雨が降ったらタンクが浮き上がるのですが、ここならその心配もないので、そのまま
埋め戻して、大雨でもタンクに雨水が入らないようにもう一回り大きい蓋を被せて2重にしました

  
デッキの床板を外して、汚水用の配管を付けました
(ガスボンベが邪魔になるので、元栓を閉めて移動したままにしてると、マイコンで異常検知が
通知されたようで、次の週に行くと付け直されてた)


臭気抜きのファンも付けました
昔の田舎の家にはこれが必ず付いていたような気がしますが、今はあまり見ないですね

5年前まで毎年ちょうど今頃は、天神祭りの船渡御の設営を暑さでふらふらになりながら20年もやってたんですが
考えてみれば、あの仕事のメインは仮設のトイレの設置管理だったので、トイレ工事は実は慣れてるんですね

 
床板を外したついでに、前からやらなければと思ってた、これからやってくる台風対策をやりました
小屋は床下の大引の角パイプにドリルビスで留めてるんですが、さすがにビスでは
不安なのでボルトに交換しました。パイプを貫通させてナットで固定しました

ビスを外してみると、けっこう折れてたものあったので、これで少しは安心ですが
実際は
防水用に周りに打ったコーキングの方が強そうです(台風の後に来たら小屋がなかったり)


便器は汲み取りなので、水量の少ない簡易水洗にするつもりだったんですが
色々考えて、結局普通の水洗トイレにしました

配管の角度があまりとれなかったこともあるんですが、使用頻度とタンクの容量から普通の水洗でも
多分一年は持つはずなので、便利で清潔な普通水洗にしました(一年以上貯めておきたくはないし)

価格も簡易水洗が6万位で、普通水洗が約2万と4万程安いです
一回の汲み取り代が約5千円なので、8年分はただになるわけです(笑)


トイレの幅が60㎝しかないので、狭くて付けにくかったですが、何とか設置で来ました
(YouTubeの取り付け動画で予習しました)

実際に使ってみるとウオシュレットも付いていて、超快適です(ちゃんと流れた)
かかった費用は、便器が22000円、便座が15000円、配管その他が8000円の合計45000円なので
あの業者に頼むより、95万程安く出来たわけです
(ちなみに先月ガス工事をしてもらった代金は何と8000円!基本料金が発生するとはいえ、業者によって
こんな差があるので相見積はやっぱり必要ですね。まあ別荘地の近くの業者はどうしても
高くなります

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トイレができたので、ツリーハウスのデッキの続きをやりました
落ちるといけないので、先に手前の手摺を付けました

 
木の位置に穴を開けながら、床板を貼り伸ばしていきました



とりあえず全部張れました
約2m角の広さがありますが、
小屋は後ろ半分で前半分はベランダになります


 
デッキの足場ができたので、お隣りの土地が売れる前に越境してた木を切りました
落としてみるとかなりの量です

 
小屋が立つ前に座ってみましたが、下より風があって蚊もなぜかいないのでめっちゃ気持ちいい


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工場で作ってた小屋がやっとできたようです

 
いつものパネル組です


 
たまたま見た別の小屋のデザインを真似して、壁を少し斜めにしました


屋根は杉板の乱張りです

 
デッキとのバランス上、高さは180㎝のミニサイズで、ドアは130㎝しかないので屈んで入ります
ガーデン小屋としてもかわいいので、新作として売りだしてもいいかも(何が売れるか分からないので)

 
中は一畳ほどで、三角屋根の真ん中では立てます
中のほとんどのスペースはソファベッドになる予定です(いちおう泊まれる仕様)
窓はオール網戸付きの引き戸で、天窓も付いています



さっそくもう一度バラシて、作った本人と二人で設営に行きました



床パネルは、事前に測った木の位置を開口しておきました

 
壁パネルを組んで屋根を付けました。足場は結局組ずまにそのまま手で上げましたが
前の屋根は一体物だったので、さすがに重くて大変でした



前のベランダスペースもこれだけあれば、ちょっとお茶もできそうです

 
中の左の太い木は事前に切っていたので、屋根には当たらなかったんですが
右側の細い木も途中で降ってきた雨の中、位置を合わせて開口する余裕がなかったので、
結局切ってしましました(いずれ枯れるかも)


 
何とか本降りになるまでに組み立てができました

 
遠くから見ると、すでに森に溶け込んでます
今回外側は木地ままの塗装なしで、経年変化にまかせてみようと思っています
半年ほどでグレーに変わると思いますが、汚くなったらその時点で塗るつもりです

 
階段も付けました

 
踊り場も広くとったので、2段のベランダとしても使えそうです

週末セカンドライフ 6月


梅雨に入って曇り空と雨の日が続いています
これが開けると暑い夏ですが、もう昔のようにあまりうれしくはないです

工場の入り口付近をショールームに改装して、週イチショップをオープンすることにしました
これも売り先を企業から個人へ移行するという、今年の目標の一連です(できることは何でもやるつもり)

 ➡ 
外装(ファサード)はとりあえずシャッター部分に木工屋っぽい壁を付けて、観音扉を付けました

 
ただ、他の日は元の工場として使えるように壁を折り畳みにしました


 
これなら車も入ります

 
中は今は物置になってるシャッターの右側を、展示スペースに改装する予定です



今はほとんど使っていない足場などを片付けて、バックパネルと右側に床を付けました
真ん中に仕切りを立てて、右側が屋内仕様で家具を置いて、左側は外仕様にして
ガーデニング用の商品を置くつもりです(続きはまた来月)

・     ・

  
オルレアが終わって、アジサイとお隣さんのグラジオラスが咲きました

   
洗面台の横にもアレンジされています

  
サンルームのブドウも大きくなってきました。今年は実付きもいいので楽しみです

  
今回の”風曜日にようこそ”は、庭に鉄のカエルとゴリラのオブジェが置いてます

 
ちょっと現代アートのようですが、意外と庭に馴染んでます

・     ・

 

比良小屋はようやく見つかったガス屋さんと打合せしたんですが、配管に間違いが
あったようで、さっそくやり替えました

給湯の配管は耐熱用の物を使って、水抜きバルブも必要だそうです
ちゃんと言ってくれる人でよかった

  
次の週に取り付け工事に来てくれました
彼は14年前に坂本の家の工事をしてくれた一人で、あの時はまだ新米の兄ちゃんでしたが
すっかり頼もしい設備屋になっていました

給湯器は施主支給でAmazonで34000円でした
DIYあるあるで、こういうセルフビルドのサポートや、施主支給の物を取り付けるだけの工事を
嫌がる業者が多いのですが(自分もその気持ちはわかるけど)、昔のつながりと、今でも坂本の家は
ここでガスを交換してもらってるので頼みやすい(なんでもっと早く気が付かなかったのか)


ポンプの圧が低めだったので自動点火するか不安だったんですが、無事にお湯が出ました



湯気でドアと窓が曇ります♪
長い間待ったので、水が出た時以上に感激しました


さっそく入ってみました
ちょっと狭いけど、ドアを開けると露天気分でサイコーです
追い炊きができないので、最初の温度設定がちょっと難しいですが慣れると大丈夫そう
(配管の水漏れがあっても自己責任ですが、(^-^;)


イベント時とオープンガーデンに来てくれたご近所さんに、今度はこちらからお邪魔すると
庭にツリーハウスがありました

これはご主人の手作りだそうで、こんな人がご近所にいたとは驚きです(灯台下暗し)

 
実はデッキ横のこの木に、ツリーハウスができないかと思っていたので、
さっそく作り方を聞いてみました

 
すると次の週に自作の模型と本を持ってきてくれて、色々アドバイスしてくれました


作り方は、大まかにいえば木の上にデッキを作って、その上に小屋を立てるということですが


一番ポイントになるデッキのネタ組は、たしかに模型を作ると分かりやすいので
自分も作ってみました

 
すると絵だけでは分からなかったネタの組み方が、段々とイメージ出来てきました


プランが決まったので、さっそくデッキ作りの準備にかかります


使う材料はネタにツーバイフォー材、天板にカフェ板を使います
通常はキシラデコール等を塗るのですが、経験上雨が浸透しない方が長持ちするはずなので

屋根用のペンキを厚めに塗って、小口もコーキングして完全防水を目指します(キシラ高いし)

デッキの準備ができたので、次の週に組みに行きました

 
実物の前に模型を置いて、まず段取りをイメージします

 
下のデッキのない所はガタガタだったので、片付けてた足場を持ってきて組みました
小屋を立てる時はもう一段組むつもりです


幹にネタを留める方法は色々あるそうですが、幹を締め付けるよりボルトを打った方が
木の負担は少ないそうです

でもさすがにボルト打つのは抵抗があったので、太めのステンビスを多めに打つことにしました


ネタもホントはもっと太い柱を使う方がいいのかもしれませんが、ホゾ加工のノミが
苦手(手間がかかりすぎる)ので、
ビズ止めできるツーバイにしたんです
台風の時に木が揺れてビスがちぎれても床が落ちないように、
木の又で支えています

 
一番元の支えができると、その上にどんどんネタを足していきます
ネタが細めなので多めに入れます

 
ネタ組が大体できたので、床板を一枚張ってみました

 
右側の端は支えの木がないので、下から斜めに支えを付けますが
ツーバイでは味気ないので、本物の木を使いました

 
この木は長い間自宅の玄関横に植えてたエゴノキですが、最近なぜか枯れたんです


去年外構リメイクの後は、こんないい枝ぶりで葉っぱも出てたので残念です
やっぱり工事の影響なのか?


階段周りもあれから一年経って大分馴染んできました(踊り場が上がるときに楽)
この外構工事は体力的に、もう一度やろうとは思いませんが、出来は今でもけっこう気に入ってます



エゴノキがなくなって寂しいですが、前に植えたシマトネリコが大分育ってきたので
2代目のシンボルツリーになりそうです

週末セカンドライフ 5月


月末に寒い雨が降りましたが、それ以外はぽかぽか陽気のいい春だったと思います


サンルームのブドウも、ヨメの摘花で実が沢山ついています

 ➡ 
前庭のオルレアも毎週ごとに増えてきました

  
茶室に行く横の路地にもコボレ種で増えて、全然和風じゃない(笑)

 
例年より背が低いですが、週末にお知り合いに声をかけて今年もオープンガーデン(?)しました

・     ・


比良の小屋の周りもすっかり森に戻りました

  
デッキ周りの木も茂って、空が隠れてきました

   
内装は最後の入り口横の壁を仕上げました


ここは石模様のシートを貼りました

    
その前にウチの商品のキッチンバック棚を付けました
これは憧れのカスケ山荘さんがリビングでやってた、レンガの前の棚を真似してみたんです

これで内装はいちおう完成です♪


びわこのストーブ前に置いてた小さいソファーと、アイアン足のローテーブルを置きました


ほぼ最初のイメージスケッチ通りになりました
半分思いつきで書く最初のスケッチは、結局いつもその通りになるので、けっこう重要なんですね 


   
今回の内装のテーマは、”男前カントリー”ですね



ロフトに上がる梯子は、すぐ使えるようにここに立て掛けておくことにしました

次の週から始まる地元のイベントでお披露目するために、外の追加工事をしました


入り口の階段がなかったので

 
後半のロハスフェスタをサボって、工場で足場板で広い踏み台と両サイドの手摺を作りました


これでずっと上がりやすくなりました

  
裏のテラス側の掃き出し窓の上にバーゴラを付けて、家側30㎝だけアルポリで屋根を貼りました

 



軒は10㎝程しかなかったので、窓に雨が当たりにくくなった分長持ちすると思います


そのイベントが始まりました
ウチは会員ではないので、いわゆる便乗組(?)です


正式に出展されるfufuさんに頼まれて、ワークショップ用のハンガーラックも納品しました


ついでにびわこの駐車場に置いてたガーデン小屋を移設して、一緒に展示することにしました

 ➡ 
前からここに持ってくるつもりで、レイアウトは色々考えていたし、ロハスフェスタでは
周りに木がなくて芝生もハゲハゲで、全然絵にならなかったんで、ここに立てたかったんです


小屋の壁にもフライヤーの画像で作った看板を付けました

  
裏のテラスの誘導看板も立てました

  
サンルームに置いてたテーブルと椅子を全部持ってきて、臨時テラスカフェにしました

  
木漏れ日がめっちゃ気持ちいい


両側のコーナーには落ち止めも付けました

  
ちょっとした森のレストランの様です

最初にこの場所を見た時からこれを狙っていたとはいえ、実際出来てみると予想以上の快適さなので
今回はお試しでしたが、今度トイレができたら不定期でオープンしてもいいかもしれません

 
前のガーデン小屋はフライヤー付きでそのまま置いておいて、当分展示場にしておくつもりです

・     ・

今月はイベント続きでけっこうハードでしたが、その合間に田舎の高校の同窓会にも出席しました
去年母親が尾道に引っ越して家もなくなったので、もう行くこともないかと寂しく思ってたんで
一年ぶりにがんばって徳島まで往復運転しました


同窓会は11年ぶりですが、ウチは3年間クラス替えがなかったので、けっこう皆な親しいんですね
ほぼ半数の人が参加されてましたが、中には卒業以来49年ぶりという人も3人いました

じつは高校時代は
自分史の中では、暗中模索五里霧中の暗黒時代だと思ってるんですが・・(笑)
今思うと、そんな内向きで恥ずい時代も必要だったじゃないかと思うし、その時間を共に過ごした
仲間に会って喋るのは、懐かしさと共に、
何かそれを上書きできるような気がしていいもんです

クラス会で覚えたてのギターで神田川を歌ったら声が出なくなり、恥ずかしくて途中でやめた記憶があるんですが
今回もカラオケで大好きなさだまさしの主人公を初めて歌ったら、やっぱり高音が出なくてボロボロになりました

でも今度は最後まで歌い切ったのは、半世紀の成長なわけです(ちっちゃ)

 

週末セカンドライフ 4月


春爛漫!、裏庭の草木も緑になりました

  
サンルームの壁に這ってる藤の花は、なぜか例年より大きいです
そのせいか花蜂がぶんぶん飛んで近づけない



宿根のアジュカもたくさん咲きました
冬の間見なかった池のメダカも姿を見せましたが、10匹以上いたのが4匹しかいない


月末から始まるロハスフェスタに出品予定の、ガーデン小屋のフライヤー撮影をしました
撮影した小屋はそのまま駐車場に置いていますが、いずれ山の小屋前に移設して、
5月の
「かんじる比良」イベントに便乗するつもりのテラスカフェと一緒に展示するつもりです

2週間後に、そのフライヤーができました


これも友人のデザイナーに作ってもらいました

 
一応、メインのガーデン小屋5種類が載ってます


1000部程刷りましたが、一部は園芸店に送って販売取り次ぎの依頼するつもりなので
ウチの社名の欄は白紙になっています

・      ・


茶色だった山も緑になってきました

 
デッキの周りの木も、葉っぱがどんどん大きくなってきました

  
2週目に東京のお友達夫婦がちょうど一年ぶりに遊びに来たので、ここにも連れてきて
デッキの上で一緒にランチしました
初めて近くにある小ぶりの温泉施設にも行ったんですが、中は予想以上に広くて快適でした

 
駐車場の横はシダが沢山生えてるんですが、その新芽のワラビが沢山出てたので、山のお土産として
持って帰ってもらいました。家の庭に移植するそうですが着くんでしょうか

 
先月付けた薪ストーブは横からしか火が見えなかったので、窓用の耐熱ガラスを注文してたんですが
それがやっと着いたので、扉を開口して窓を付けました


これで前から火が見えるので、火力の調整がしやすくなりましたが、
もうストーブは冬まで必要ありません


小屋の内装の続きは、まずトイレの中を仕上げました


幅60㎝の狭さをごまかすために、かわいい系のクロスを貼ることにして、
糊付きの壁紙をネットで取りました

  
腰壁にするために板を貼りましたが、これ以上狭く出来ないのでいつのより薄い板にしました

  
茶色だったドアも壁に合わせて、白に塗りました

肝心の給排水は水道屋に見積もりをしてもらったら、道からの上下水の引きこみ工事と
排水桝までの配管で100万以上になって、小屋の建築費を超えています

さすがにローコストを目指してるこの小屋にはぜいたくなので、今回はお断りして
当分は沢の水とポータブルトイレで我慢することにしました

元々設備は無しのつもりだったので、電気が来ただけでも十分なんですが、トイレは
汲み取りの簡易水洗なら、自分でやれば10万位でできそうなので、いちおう検討中です


そこでせめてグレーだったのを白に吹きました


横の洗面所の壁もついでにクロスを貼ることにしましたが、柄がだんだん派手になってきた


でも自分的にはこういうのも意外と好きなんですね


これからの季節に必要になる冷蔵庫は、キッチンの下に入れるつもりですが、
幅と高さは入るんですが、奥行きのサイズに合うのものが探しても見つかりませんでした

 
仕方がないので、キッチンの天板を継ぎ足して奥行きを広くしました


 
これで何とか入りました。この冷蔵庫はAmazonで1万円でした


ドアは右開きがよかったんですが、安いものにはなかったので左開きです


次にリビングの壁を仕上げます



ここは古材風のモザイク柄を貼ります
壁は
最初は白ペンキ塗りの予定で、これは天井に貼るつもりでした
でも天井のクロス貼りは腰が痛くなるので、結局逆に変更しました


縦貼りか横貼りか迷った結果、縦にしました


その横の壁は部屋の中心で一番目立つので、ここだけ漆喰を塗ることにしました

  
ベニヤに直接塗ると、もしもの撤去時にビスが埋まって見えなくなるので、
余り物のクロスを下張りしてから、その上に塗りました



仕上がりは画像ではクロスとの違いが殆ど分からないですが、実際は質感が全然違います
やっぱりナチュラル系の内装は漆喰ですねー


 
入り口側の壁は後回しにして、次は2か所あるロフトを先に仕上げます
天井を白ペンキで塗ってから、壁に同じクロスを貼りました


床はネットで取ったマットレスを敷きます(2枚で1万円ほど)


 
水周りの上が幅120㎝のセミダブルで、キッチンの上は90㎝幅のシングルタイプです


厚みは5㎝ですが150ニュートンの硬質タイプなので、下地を拾わずに寝心地もいいです


天井は寝台車並みに低いですが、枕元に網戸付きの小窓が2個あって
新鮮な空気も入るので、閉塞感はないです

コンセントも付いてるので、秋の夜長にここに籠って本を読むのは至福の時間だと思います


梯子は使わないときはここに掛けておきます

・      ・


27日の金曜日から万博ロハスフェスタが始まりました
ウチは2007年の第3回ロハスフェスタ以来なので、何と17年ぶりの参加になります


この画像はその時のものですが、ガーデンハウス風壁パネルは、実はその時の
ディスプレイ用に作った物なんですね


今回芝生搬入用に使った一輪車タイヤの台車も、その時に作った物で、
タイヤは入れ替えましたがこれも再登場です


設営はオープンの前日でしたが、前の日の雨で下がぬかるんでてその台車を使っても搬入は大変でした

 
11時から搬入に1時間かかって、昼休憩の後に組み立て開始です
今回はフルの5人体制だったのですが、その内の一人は今日が最後のお勤めになります

 
その彼の頑張りもあって、設営自体は2時間ほどで終わりました
24年間ホントにご苦労さんでした。これからやりたいことがあるそうなのでがんばってください


オープン前にヨメと早めに行って、小道具のディスプレイをして準備完了です

 
小物はびわこにあった物をそのまま持ってきました

本番は意外とお客さんが少ない印象で、昔のあの熱気はもう無いように感じました
元々ロハスフェスタは雑貨系の小物のお店ばかりで、ウチのコマはその中でかなり浮いています
客層は最初から予想はしてたんですが、さすがに数千円の予算のお客さんに38万は無理があるようで
中には値段のゼロの数を数えて「3万8千円じゃないんだ・・」という人もいました(笑)

昔は工務店なども出店していた気がしましたが、さすがに撤退したのかありませんでした


まあ衝動買いできる商品ではないし、スマホで画像を拡散してくれたり、出来立てのフライヤーは
沢山持って行ってくれたので、多少の宣伝効果にはなったはずです
またこんな機会がなければ会えないような人達に会えたのも、ちょっとした同窓会の様で
うれしかったです(それが一番の目的だったかも)

今までは作るだけが専門だったので、それを売るっていうのがいかに大変だということが
改めて分かった気がします

今回はミスマッチでしたが、17年前に戻って(笑)これからまた色々試してみたいと思います

週末セカンドライフ 3月


3週目は真冬並みの寒さになりましたが、月末はようやく春らしくなってきました

2週目にパピエさんのアトリエ小屋の外構工事が始まったそうで、見に行かせてもらいました


外はまだ工事中でしたが、中のロフトに手摺が付いていました
これはイギリスのアンティークもので、元は外のフェンスだそうですが、
オーダーしたみたいにピッタリです

ほぶりっく”という外構屋さんはアンティーク屋もやってるそう、
いやアンティーク屋が外構もやってる?

まあどちらにしてもかなり有名なお店だそうで、パピエさんのランチを一緒に
いただいたんですが、
普段は愛知県から全国を飛び回ってるそうです

・     ・

 


殺風景だった前庭に、少し色が付いてきました

 
玄関前のミモザも咲きましたが、サルノコシカケが付いたせいか花はいつもの半分くらいです


今月のお稽古は釣り釜です


床の間の花は侘助


花器は陶芸体験で作られた先生の自作だそう
ちょっと歪んた姿が絶妙で、こんなのができるならもっと作ればいいのに、と言うと
ただ笑っておられるだけです

いいものをたくさん見てしまうと、自分では作れなくなるものなのかもしれません
(その点自分はなにも知らないので、何でも作れる(^^;))

・     ・

組み立て茶室のDMを送る前に、別バージョンを追加することにしました

  
まず、正面の壁と左の障子を簾のしたバージョンです

 、

   
閉めるとうっすら外の光が入って、全部上げると開放的になります
これは75万円で、通常より24万ほどリーズナブルです

もう一つは掘りごたつ風の腰掛バージョンです
これはモニターになってもらってるfufuさんのお客さんの提案だったそうで
それはたしかにいいとと思ったので、早速やってみました

  
畳の一部を細長い畳に敷き替えて、釜の周り2面を床の高さ分抜いて足が入るようにしました

 
正座が苦手な人にはぴったりで、お客さんも4人までなら座れます
予想通りこれはとっても楽なので、オプションではなくもれなく付属することにしました
実際に使ってもらうとこんなアイデアが出るのでおもしろいですね


消防対策として、自動消火装置と消火器、煙感知器、IHヒーターの4点セットも付属しました

月末に、これらを追加したDMをようやく30部ほど発送しましたが、まだ反応はありません
印刷した300部全部出してダメなら、この企画はまたしてもお蔵入りになるかも・・

・      ・

暖かくなって日も長くなってきたので、小屋作りにはありがたい季節です


寝室の窓から見える比良山系も最後に雪景色です


小周りの木も芽吹きはもう少し先のようですが、小さい新芽の元が見えます
もうすぐあのチミチミっとした新芽がすべての木の枝に付いて、山がふわっとした霧のような
緑に覆われるはずですが、その景色は桜の花より短い、ほんの一瞬なんですね

 

キッチンの上に吊り戸棚を付けました

 
ところが計算ミスで下の流し台より10㎝長かったので、右側に棚を作ってごまかしました

  ➡ 
その右側は薪ストーブを置く場所なので、床にレンガを並べました

  
狭い部屋で酸欠にならないように、後ろの壁に吸気口を付けます
実際に燃やすと、ここからけっこう風が入ってきます

横の壁は断熱用にレンガを積むつもりだったんですが、ただでさえギリギリだった幅が、
吊戸棚のサイズミスで横の棚を作ったために、そのスペースが無くなってしまいました
断熱壁は壁から少し隙間を開けて、空気層を取る必要があるんです(お高いストーブでは必要ないですが)

仕方ないので、薄いケイカル版を立てることにしましたが、そのままでは見た目がよくないので
レンガ風に加工することにしました

やり方は去年ワークショップで作ったガーデンプレートと同じです(大きさが違うだけ)


まずケイカル版に白セメントを塗ります

  
雑巾で水気を取ってから、割りばしでレンガ模様を付けてます

  
スポンジで3色の茶色をランダムに塗ります

  
濃い色や薄い色を垂らしこんでヨゴシをかけてから、はみ出した目地を埋めると
2時間でなんちゃってレンガ壁の完成です



とりあえず、右横と後ろの2枚分作りました


早速壁に付けてみましたが、薄っぺらくてまだ嘘っぽい

  
そこで、はみ出してる部分の裏に本物のレンガを積んで、側面を同じ色に塗りました

  
これでぱっと見は本物のレンガに見えるはず?。何とか空気層も確保できました

次に煙突を付けます


壁を少し大きめに開口して、ケイカル板2重の断熱ボックスを入れます
今のストーブもこのやり方で10年使ってるので、多分大丈夫だと思いますが
実際に燃やして熱くなるようなら、またやり替えるつもりです

  
直接煙突が触れる外側は、たまたまあった窯業系サイディングの半端で支えました

  
これで外側の煙突が設置できました。高さは約3mですが小さいストーブなので
これで空気の引きは十分だと思います

ストーブの設置はこれで3台目になりますが、今回は一番最初に使ってたものを再利用するつもりです

  
そのストーブは一時裏庭で焼却炉にしたんですが、他に置く場所がなくてそのままセメント擬岩の中に
長い間隠したままになっていたのですが、久しぶりに開けてみるとさすがに錆びだらけでした


とりあえず分解してからワイヤーブラシでこすって耐熱スプレーを吹きましたが、ボルトが錆びついて
取れなかったので、一部カットしたのでストーブ自体の気密性が、かなり悪くなったはずです


まあそれでもなんとか設置できました


上の天井(ロフトの床)もケイカルで断熱しました

さっそく廃材を燃やしてみました


最初は少し煙ったけど、燃え出すと引きもよくなってきました
元々ホームセンターで買った安物のストーブなので、気密性もあまり関係ないようです


外は寒雨でしたが、狭い小屋はすぐに暖かくなって、これでヤカンも沸かせそうです
でももう春なので燃やす必要はなさそうですが、山小屋風ディスプレイの小道具にはなっています

週末セカンドライフ 2月


月の中頃は春のように暖かかったけど、また寒くなったりして体が付いてかない

  
お隣さんの梅は毎年大きくなって、畑のあぜ道が赤い花びらで埋まっています


枯れる前にまた少し切らせてもらいました


茶室の床の間に生けました
自然な枝は差すだけでバランスがとれてます


ウチの桂も剪定しました
この大きさに収めるために、脚立に上がれなくなったらもう下から切るしかないでしょうね


切った枝にアイビーが絡んでます


これもそのまま床の間に立ててみましたが、これは生け花ではないかも

・     ・

淡路島で民泊をされているオーナー様から(本業は車屋さん)オーダーを受けてた
ガーデンミニハウスが
出来たので、下見に来てもらいました


宿泊客にここでバーベキューをしてもらうために、
デッキを倍のサイズにしてほしいとのリクエストでした

  
テーブルや椅子は横の小屋に収納して、すぐに準備ができるようにしたいそうで
たしかに使い勝手がよさそうです

去年メインクライアントのお仕事が会社の方針転換によってなくなったので、これを機に
前から考えてた
仕事の相手先を、企業から個人中心に移行していきたいと思って、
お茶室等の新商品を出そうとしてるんですが、茶室はすぐには売れそうにないので
今年はこのシリーズをメインに推していきたいです。ただそれまで資金がもつのか・・(^^;


その茶室のDMができました

デザインはいつもの友人のデザイナー氏に依頼しましたが、ほぼイメージ通りでさすがです


動画のQRLも付けました

 
DMが600部と専用封筒と挨拶文が300部印刷しました
今回は本業の製作工房(ユニ工房)からの販売になります


発送先リストもほぼアップしましたが、施設に販売する場合は消防規制が厳しくなるそうなので
その対策と、追加したいオプションが2個ほど出たので、発送はもう少し先になりそうです

・      ・

 
fufuさんの離れに立てたお茶室の窓から見える景色が殺風景だったので、
ちょっと和風ディスプレイすることにしました

 
ホームセンターにあった燻よしずでパネルを作って、駐車場を隠すことにしました


90㎝×190㎝が3枚と扉用のを1枚作りました

  
旦那さんにも手伝ってもらって、杭を打って立てました
右側は植物がなかったので、柊南天と玉竜で簡単な和風植栽もしました


サッシの上半分を簾で隠せば、これで茶室からは駐車場は見えません
春になって今は枯れてる前の植栽が芽吹けば、もっと庭っぽくなると思います

・     ・

森の小屋作りは今月は寒さと雪でほとんど行かなかったんですが、ようやく雪も
解けたようなので、すでに出来ていたキッチンと洗面台を付けました

  
まず作業棚を置いてた場所をかたずけて、設置スペースを作ります

  
壁はいつもの漆喰を塗りたかったんですが、もしもの撤去時にビスの頭が分からなくなるので
今回はパテ打ちなしの白ペンキ塗装にしました(ここは消防法ではなく建築基準法。は~)

  
両方ともサイズを合わせて作ったので、ぴったり収まりました

  
給排水の配管も接続して、さっそく沢のポンプを作動してみました

  
水漏れもなく無事に水がでましたが、ガス屋が相変わらず来ないのでお湯はまだ出ません

あくまで水道を引き込むまでのつなぎですが、この水が水道ではなく沢からの水って
いうところに、ちょっとロマンを感じるのは自分だけでしょうか

  
水をペットボトルに持って帰って、水質検査キットをネットで取って調べてみました

  
上流にほとんど家がないので、農薬の化学物質や大腸菌なども検知されずに
きれいな水の様です。まあ飲むことはないですが

次回からまた各コーナーごとに、少しずつ内装を仕上げていくつもりです

週末セカンドライフ 1月


寒波が来ると真冬になりますが、それが過ぎるとまた暖かくなります

昔の冬はずっと寒かったような気がしますが・・(まあ寒さが苦手なので、暖かいのはありがたいですが)

お正月は毎年徳島に帰省してたんですが、母親が去年尾道の姪っ子の所に引っ越したので、尾道に行きました

 
家は尾道の対岸にある向島にあるので、小さいフェリーにのって50mほどの海峡を渡ります

姪っ子の旦那さんはコーヒー豆やをやっています

 
母親がいつもお世話になってるので、少し殺風景だったお店の外観をリメイクすることにしました

 
ホームセンターで杉板を買って、庭で腰壁パネルを作りました(地震と羽田のニュースを気にしながら)

最近はどこにでもホームセンターがあるので便利です

3日しか滞在しなかったので、次に日にさっそく付けに行きました

 
賃貸で壁にビス止めができないので、ガルバリウムに100均の強力マグネットをたくさん付けて貼りました
看板も最初に作った物が大分傷んでたので、先月作り替えて送ったものが付いてました

向島のお店は、尾道の観光地からは離れた所にあって、商売的に有利な立地ではありませんが
その地理的なハンデが、例えば先月は地元の中学の美術部と組んで販促イベントをしたりと
常に新しいことにチャレンジするきっかけになってるような気がします。彼の人柄もあるんですが
地元の人以外にも、しまなみ海道のサイクリストや、車で来る県外のお客さんも沢山いました
姪っ子夫婦は、いわゆる若者の地方移住の一つの形だと思いますし、さらに5年後が楽しみです

・      ・


先月作ったメロンパンの色が違うような気がしてたので、ネットで画像を探してみました


色自体は大体合ってたけど、ラインの焦げ目が足らなかったようです
やっぱり調べてから作るべき


くっきり塗ると不自然なので、100均の硬い刷毛で叩きながらぼかして塗ります


仕上げに白のスプレーを吹くともっと自然な感じになりますが、今回は舞台で使うので
遠くから目立つように、あえてこのままにしました

これが実質の今年の仕事始めですね

・      ・


湖岸の木の葉も完全に落ちて、先月よりさらにびわこが見えていますが、もう一軒家が建っています


月末には、お隣さんの梅の木の赤い方は咲き始めました

 
お稽古は去年に続いて2度目の初釜でした。途中で床の間の設えが変わります

 
今年も各自持ち寄りの点心です

 
女性陣は着物姿で(ヨメ以外)、お点前もいつもより華やかです

 
自分も久々の着物コスプレ。この着物は引っ越しでもらった祖父のおがりですがちょっと小さい
自分は覚えていませんが、祖父は常に着物を着てた人だそうで、生地も柔らかくなってとても着やすいです
お稽古から帰って忘れないうちに復習。今回もいつものせっかち点前を指摘されましたが、性格はなかなか・・)
改めて、あけましておめでとうございます

・    ・

小屋作りは、先月お風呂の壁まで出来てたので、その床を仕上げます


お風呂の床は水を流すために排水口に向かって勾配を付けなければいけません


下地のアルミ複合板の上に厚みの違うベニヤを並べて、隙間に砂を入れました


その上にもう一枚アルミ複合板を敷いて、仕上げに塩ビフローリングをはりました
これは元々壁に貼るつもりでしたが、色がいまいちだったので沢山余ってたんです
塩ビなので水にも強いはずです


試しに水を流してみると何とか排水口に流れました

水栓金具も付けたので、さっそく給水ポンプを試運転してみました


洗面器の水は吸えたので、20m以上ある沢のホースに繋いで実際に動かします
ホントに水は来るんでしょうか


その前に、沢給水口に砂が入らないように洗面器に入れて、落ち葉カバーの金網を石で押さえました
もっと深く掘りたいんですが、寒いので今回はこれが限界



最初は全然水が来なかったので、ダメかと思ったんですが3分ほどすると来ました
水圧も低めですが十分です。最初は少し濁ってたんですが、だんだんきれいな水になっていきました
いずれ水質検査もするつもりです


水漏れチェックのメーターをみても、この圧ならどこも漏れていないようです(ホッ)


月末は雪が積もって、外作業はできなくなりました
出る前に晴れてても、20分ほど北へ走るだけで景色が一変するのはホントに驚きます(和邇あたりから変わる)


この足跡は鹿ですね


デッキも雪が積もったままです
近くの建物の板のデッキが腐ってるのをみましたが、たしかにこの雪なら板は5年でダメになりそうです


ホントはこの雪景色を見ながらお風呂に入りたかったんですが、田舎のガス屋が
全然来てくれないので、当分無理っぽいです

外仕事ができないので、屋根を雪の重みに耐えるように中から補強しました

 
両側のロフトの手摺で屋根を支えて、天窓も枠を付けました
これで1m位の積雪なら大丈夫でしょう・・?

  
雪の湿気で無垢のドアが伸びて開きにくくなったので、付け替えました
まあとにかく雪国は大変ですね

・     ・

2畳茶室の2台目ができたので、DM用の撮影をしました


前回はこの引きの画像を撮り忘れてたんですね
DMは古い友人のデザイナーと一緒に作ります
彼は昔は有能な経営コンサルでもあったので、それも期待してます

 
中は前の物とほぼ同じですが、床の間の幅を少し大きくしたり、腰張りを低くしたりと
少しマイナーチェンジしています


中に入ると、狭いけどそれが逆に”おこもり感”があって落ち着きます
元々茶道に興味があったわけでなく、茶室の空間が好きでそれを作ったのがきっかけだったんで
お茶を点てなくても、ここに居るだけでなぜかとても癒される気がします
そしてそれは多分、茶室のデザインの力だと思います
日本人のDNAか、それとも元々田舎で小さい時は古民家暮らしだったからかもしれません

 

そういうわけで自分的にはめっちゃ気に入ってるので、今年は10台売るのが目標です(笑)
とりあえずいつものクリーマや
ヤフオクには出してるんですが、さすがに場違いな気がするので
外国人向けの民泊や学校の茶道部等に、ピンポイントで紹介するつもりです(本家茶道関係は避けて)
まあいつもの自己満に終わるかもですが、
今年に入ってから友人のデザイナー以外に、お茶イベントの
主催者さんや、淡路島の民泊オーナーさん、販促のプランナーさん
の3人に紹介したんですが
3人共とても興味を持ってくれたようで、やはり全員外国人向けだといってました
多分自分が茶道の部外者で、ほとんど外国人と同じ視点で作ってるからかもしれません


茶室の向こうに、出来たばかりのガーデンシェッドがあります
茶室が売れるのはかなり時間がかかりそうなので、まずはこのシリーズを推していきたいと思います


それでも次の3台目製作のために、床柱に使う柳の木を裏の湖岸にまた切りに行きました
ここの木はせっかくのびわこが隠れるので、前はよく切ってたんですが、切れば切るほど逆に生えてくる


数年前に一本だった木を切ったら、株立ちして結局びわこが完全に見えなくなった(もう太くて切れない)


今回は9本切りましたが、いい具合に曲がって使いやすい木はなかなかありません

 
ついでに倒れてた葦の枝も一緒に拾いました。これは下地窓に使います
材料はほぼ無限の現地調達
この環境がミニ茶室作りにはピッタリなんですがね・・