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5月2日 溶接ルーム完成

木工と鉄工を同じ場所でやるのは、火の粉が飛んで危険なんで、本来やるべきではないんですが
今までは何とか工夫しながらやってました
(鉄工所で木工をやるより、ウチの様に木工所で鉄工をやるのが一番アブナイ)

  
最初は、防炎ベニヤで仮のパーテーションで囲ってやってました

   
でも、いちいち囲うのが面倒だったので、今度は防炎シートのタペストリーに変えました
これでも上は開いたままなので、早く完全密閉した溶接用の部屋が欲しかったんですが
ついつい先延ばしになって、結局2年程このままやってました

ところが、先日ちょっと怖いことがあり、さすがにこれ以上引き延ばすのは危険を感じたので
連休の前半を使って、溶接ルームを作りました

(大事故の前は、必ずヒヤリハットがあるので、その時に対処しなければいけません)

 
工場の一角をかたずけて、ありもののパネルで囲って、壁際に2畳ほどの部屋を作りました
今回はもちろん天井もあります

念のために内側は、全て防炎ベニヤを張りました

 
防炎ベニヤは、あまり一般的ではありませんが、イベント会場等の製作物には必ず使用するもので
多少高いですが、燃えにくいベニヤです(焦げるけど燃え上がらない)
裏に防炎協会の検査証と、赤いインクで大きく”防炎〇〇ボード”と印刷されています

 
天井は低いですが、作業台はw2,7m程あるので、けっこう大きいものも作れそうです


上のH鋼の梁には、以前友人にもらった火の神様(?)のお札も貼っています
今回、ヒヤリハットで済んだのは、このおかげかも

 
完全密閉なので、換気扇も付けました。送風口は火の粉が出ないようにカバーも付けました

これでやっと安心して溶接ができるので、後は使いながら改良していきたいと思います

今月のオーダー 11月

今月はシューズラックの注文が多かったです

  
定番の3足7段、21足用以外にも、3足9段28足用や

 
4足7段の28足用、4足9段の36足用


さらに、5足9段の45足用等、どんどん大きくなってきました
半分はお店用のようですが、一般の家庭でも最近は靴が多いようですね

全種類のサイズを置いておくわけにはいかないので、定番以外は受注生産品としてるんですが
単品製作は製作時間がどうしても余分にかかります(かかった分をそのまま単価は上げれないけど)
最近はこんなサイズ変更の注文と在庫補充に追われて、新作をほとんどアップしてないのですが、
実はまた新しい商品のアイデアが沢山たまってきてるんですが・・

あと、画像を撮り忘れて、ヘタな絵だけ残ってる分です(最近は発送に追われてよく撮り忘れます)


エアコンカバーを兼ねたアイアンテーブル


扉付きのコーナー棚はトイレの収納棚だそうです


サイズ指定のコーナーテレビ台

(普通、図面はミリ表記で書くんですが、お客さんは素人の方が多いので、大体センチ表記にしています)

細かい要望に合わせたオーダー製作は一番手間がかかるんですが、それが企業に対抗できる数少ないツールの一つだし
同じものばかりを作るのも飽きてくるので、在庫補充の合間にできるだけ続けたいとは思ってます
お店時代は、ほぼフルオーダーだったので、今思えばいかに効率が悪かったか・・
まあそのために今のレパートリーがあるわけなので、一種の修業時代(下積み?)だったのかも

あー、早く新作作りたい・・(アップするのはこわいけど)

今月のオーダー 7月

   
細長い10段のシューズラックと、サイズ指定のアイアン直棚

 

サイズ指定のキッチンワゴン


シャビーなドアパネル

 
同じくシャビーなプランター棚と、プランターラダー

   
ミラーキャビネット


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いつものオレンジペコさんより、イベント出店用のジュエリー棚をオーダーされました

電車移動のために、組み立て式でなるべく軽くしてほしいとのことでした

   
作品は軽いので、細めの丸棒のフレームに棚板を乗せる形で、パイプに横棒を差し込むだけで
簡単に組めるようにしました


折りたたみ式のものより小さくなるので、移動にも楽だと思います

今月のオーダー 12月



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アイアンフックのコート掛け


パイン集成材のコタツ板


玄関用のチョイ掛けスツールは、片手で簡単に折りたためます

 → 
けっこう便利なので、クリーマにも新作でアップしました

今月は、アイアンのオーダー棚の注文が多かったです

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キャスター付きのハンガーラックと、曲げ飾り付きのシューズラック

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40足用のシューズラックと、サイズ指定の斜め棚

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その他、サイズ指定の棚、色々

ウチの定番の、丸棒とワンバイ棚板との組み合わせは、簡単に色んなサイズの棚ができます

12月5日 珈琲豆ましろ

尾道に行った姪っ子夫婦の、お店の看板を頼まれました
お店はコーヒー豆屋さんで、”ましろ”というそうです

 
9ミリの丸棒を組み合わせて、店名を作りました

    
このアイアン文字は、A型看板の上に付きます


外の壁に付ける木看板も二枚作りました


看板を付けた写真を送ってくれました


店内もやっと出来たようです。けっこうきれいですねー
カウンターの足もアイアンで作りました
お店のHPはまだ完成はしていないそうですが、こんな感じです

お正月は二人で四国に来るそうなので、色々話を聞きたいと思っています

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サイズ指定の小さな取っ手

 

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ベンチの脚は角パイプとフラットバーの二種類を、偶然別の方からオーダーされました

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161128_2216アイアン斜め棚の3段バージョン

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サイズ指定の、壁付け棚フレーム3枚(棚板はなし)

 

今月はアイアンのフリマ用什器のオーダーが、お二人ありました

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お一人目は埼玉からの注文で、今はやりの板を差し込むタイプのものです

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四角い枠に天板を差し込むと、ハの字のようになって、何もしなくてもそのまま自立します

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板の厚みより少しだけ枠の幅が広く作るのがポイントです

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この方法だと長い板を入れれば、そのまま長い棚になります
構造的にあまり高くはできないですが、スリットを増やせば2段、3段の棚にもなります

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組み立て式の什器としては、一番簡単なものかもしれませんし
バラバラで持っていけるので、フリマには向いてると思います

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同じお客さんからのもう一つのオーダーは、二枚の枠を丁番でつないで折りたたみ式にしたものです

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これを二つ並べて、板を渡せば大きな棚になります
脚は三点支持なので、がたつきはないはずです

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もちろん畳んでコンパクトに収納できます

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お二人目は奈良の作家さんで、陶器の展示台のオーダーでした

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こちらは、いつもの格子のバッテン式のものでした

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屋外で使うこともあるそうなので、リクエストで脚の下に高さを調整できる
アジャスターを付けました

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同じ物を4セット作りました

こちらの作家さんは、17日からATCで始まる、手作りバザールに出店されるそうです

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そのイベントには、いつもウチにアクセサリーを置いてもらってる
オレンジペコさんも出るそうです

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そのブースに付けるための、サインもワイヤーで作らせてもらいました

今月のオーダー 8月

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新築のトイレットペーパーホルダーは、小棚が丁番で折れます

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ペーパーを入れると上の棚で押さえる形になって、空回りしません

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6ミリ丸棒で作った表札