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世の中はすっかり春ですが、コロナは先が見えない状況なので全力で浮かれられないのが残念です
1月の中頃の時点でパンデミックを覚悟してたんで、マスクは店頭から消える前に何とか買えたんですが
半年ほど前から行ってるカルチャースクールは、2月から休むつもりで一度は欠席届を出しました
ところが幸いにも感染爆発にはならず、2月もそのまま続けて、それは3月になっても続きました
レッスンもようやく慣れてきた頃なので、4月もなんとか続けられるといいんですが・・
医療関係はそんなのんきな事は言ってられない状況でしょうが、ここまで引き延ばせた事自体は
現場のパニックを防ぐ意味でも、とりあえずよかったと思います
お仕事はメインのイベント関係はほぼ全滅ですが、いつものテーマパークは閉館している間にと、
売り場のやり替えがあったり、ネットの注文は自宅にいる人が多いためか逆に少し増えてるようです
まあそんなこんなで今のところは何とかつないでますが、先の事はさっぱり分かりません
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冬の間何もなかった前庭は、いつもの公園の植え替えでもらってきた苗と
宿根系が少しずつ出てきました
宿根系は毎年どんどん増えてるようで、今月中にはここも花で埋まると思います
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裏のサクランボの木に花が咲きました。今年も沢山の実が採れるかも♪
こんな時でも変わらない自然の営みには、前向きな気持ちと一緒に免疫力ももらえそうです
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ミモザも今が満開です。ここ2~3年はイマイチでしたが、今年は久しぶりには花付きがいいです
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びわこ側の空地に植えた木がまた葛に巻かれてたので、ヨシが枯れてる間に払いにいきました
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元々は大きくなる木ですが、毎年あっという間に葛に巻かれてなかなか成長しません
まあいつものいたちごっこですね
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さて、お茶室作りの続きですが
本体は工場で大分出来たので、早くびわこに持って来たいのですが
その前に、基礎になるウッドデッキを、小屋がすぐに建てられるように調整します
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真後ろの欅は大きすぎて移植できないので、移動はとりあえずこの2本だけです
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次に増築した部分のレベル(水平)のチェックをします
床のレベルが出ていないと、壁は何とか立っても、屋根のパネルが合わなくなるからです
高価なレベル測定器を持っていないので、水平器を当てて調べましたがイマイチ精度に不安があるので
昔のやり方でもう一度チェックすることにしました
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サイフォンの原理で、ホースの中の水は一定の高さになるので、水平が測れるんです
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その結果、意外とピッタリ水平は出ていたので、その上に壁パネルの乗るラインを
ビス打ちできるポリスチレン材で囲みました
床と接する所が雨水に濡れて傷みやすいので、腐らないスチレン材にパネルを乗せるわけです
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左奥と真後ろの床が一部足りないので、その分だけ増築しなければいけません
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水屋シンクの来る場所はなるべく広くしたかったので、欅とぎりぎりですが大丈夫でしょうか
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その床を増築します
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水屋シンクの場所の床と、勝手口に入るための横道も付けました
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これでようやく小屋が建てられます
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次の週に早速搬入して、建築開始です
車は裏までは入れないので、家の横の狭い通路で搬入しなければいけません
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そこで、一輪車のタイヤを使ってパネル搬入用の台車を作りました
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幅が狭いので一度に沢山は運べませんが、一枚ずつ手運びするよりは大分楽に搬入できました
(今考えると、もし山の中に建てる事になってたら、もっと大変だったでしょうね~)
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一日目はお茶室本体のパネルだけなので、とりあえずこれだけです
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棟上げ(?)は、作った本人やジュニアも含めて全部で4人体制です(仕事もヒマだし)
記号を書いた壁パネルを、西側から順番に組んでいきます
ばらす時に工場で組んでたビスをそのまま残してるので、組み立てはサクサク進みます
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天気もいいので、お隣の畑から見ると田舎ののどかな現場風景ですね
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壁が立つと、その上に屋根パネルを付けていきます
壁パネルは基礎の大引きと金具で接合しますが、屋根パネルは基本ビス止めだけなので
接合面は普段より多めに打ちます
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本体が組めると、次に中の壁と屋根に断熱用の遮熱シートを貼ります
今回はアルミホイルは使わずに(笑)既成の遮熱シートをネットで取って貼りました
壁と屋根と床の仕上げベニヤの裏に全面貼って、小屋をいわゆる魔法瓶のようにするわけです
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最後に屋根にルーフィングを貼ってから開口をベニヤで塞いで、一日目のノルマが終了しました
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窓から青い小屋が見えてたサンルームや二階のリビングからは、今は別の小屋が見えます
前の小屋が周りの風景にかなり馴染んでたので、ちょっとまだ違和感がありますが
洋風のサンルームから、侘っぽいお茶室が見えるというのも、まあ面白いかもしれません
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横道を通ってきて最初に見えるのはこの風景なので、ここの第一印象がポイントになりそうです
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2日目は縁側と水屋の部分を組みます
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搬入した部材はこれですが、細かい部材が多いので数は本体より多いです
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ここは掃き出し窓が大きいのでほとんど開口ですが、中の床と屋根も付けました
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裏の水屋も付けました、欅がぎりぎりでしたが無理やり押して何とか入りました
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工場で仮組した場所がたまたま暗かったので、天窓を二枚も付けたんですが
実際の場所はとても日当たりがいいので、窓だけでも十分明るかったようです
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3日目は、いつ雨が降ってもいいように、屋根の仕上げをしました
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屋根は下からほとんど見えないんですが、和風の小屋に合うように渋めのブラウンにしました
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天窓は大小合わせて、4か所も付いています
(ところが次の週の大雨で手前の天窓からなんと雨漏りがしました。ルーフィングを枠に巻き込まなかったことが
どうやら原因だったので、またシングルをめくって下地からコーキングをし直して、何とか止まりました。はー)
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屋根の続きで、正面の軒も付けます
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足場丸太で組んだ柱と梁に屋根パネルを付けて、下地のルーフィングを貼りました
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軒は壁がないので台風で梁ごと飛ばされないように、柱との繋ぎ目はフラットバーで補強しました
基礎も羽子板付きの大きい束石を深めに埋めたんですが、後で周りを石で囲って固めるつもりです
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換気口のルーフィングをカットしてガラリを入れて、軒裏にフェイクの丸太を付けました
屋根材を張る前に上の壁面を塗りますが、今回外壁は軽量モルタル仕上げにすることにしました
ガラリも一緒にモルタルでよごしましたが、ここはいずれタイトル看板(?)で隠れるはずです
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ここの屋根は見えるので、仕上げは装飾も兼ねて杉皮葺きにします(たまたま工場にあったので)
幅広タッカーで留めてから黑竹で押さえましたが、雨ざらしで何年もつのでしょうか
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それでも杉皮葺きの軒が付くと、ぐっとお茶室っぽくなりました(ボロボロになってもかっこいいかも)
本来はこの軒先に竹の樋を付けるんですが、ちょっと迷ってるのでそれは後にして
次は残りの壁を塗って格子の窓を入れますが、とりあえず今月はここまでです
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内装材も今回一緒に搬入しました
搬入した部材を見ると、中のイメージが膨らみます
早く付けたいですが、これも取り付けは来月です
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今月のお花
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リビングや洗面所など、家のあちこちに飾ってます(ヨメが)
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これだけは自分が飾ったんですが、こんな感じならお茶室の床の間にも置けるかも