週末セカンドライフ10月


月初めの暑さから一転して寒くなりました。年々秋が短くなっていますねー


3週目は今年で6回目のTsudohiイベントをやりました

 
駐車場の車止めカバーを替えて、奥に在庫のガーデンハウス風壁パネル立てました

 
色束さんとfufuさんの作品も、いつもの場所に並んでいます


サンルームも久々のカフェ仕様ですが、去年はまだ沢山あったブドウが今年は終わってます
席は12個あるんですが、ランチ時には足りませんでした


お茶室の庭の苔も、いつもこのタイミングで貼り替えます


去年作った湖岸の茶室は、今年は藻が異常繁殖して場所がなくなったのでできませんでした


今年はもっと水の中に立てるつもりで、その方法を色々考えて胴長も買ったのに残念です

 
代わりにピクニックテーブルを、いつもの木の下に置きました

 
湖岸茶室をテーブルに貼り替えて、お茶室の裏に誘導看板も立てました


葦で埋もれていた水路側の道も頑張って刈りましたが、毎年これが一番大変です

 
初日だけ椿野先生のお茶席でしたが、凝った設えと演出で通の貴人達を唸らせたそうです(さすがー)

前なら何も知らずに自分もその人達の中に入ったかもしれませんが、少しお茶を習ったために
逆に入る勇気が出なくなったんで、終わった後にスタッフだけで頂きました(^^;


 
ところが7年間動き続けた滝のポンプが、初日のお茶席が終わったとたんに止まってしまいました
機械も最後の力でがんばっていたんでしょうか



残りの二日は緊張の時間から一転して、いつものなんちゃって茶席をやりました♪
秋のお花は前日のおさがりです


お茶碗をたくさん並べて、お客さんに好きなものを選んでもらうのも好評でした
今回はお茶室体験として、セルフお点前もすすめてたんですが、誰も希望者がいなくて
諦めかけた時に、
一組のカップルが入ってくれました
自分達だけの空間はけっこうぜいたくな時間だと思うので、きっかけになってよかったです

こんなウチのお手軽お茶体験で、実際にお茶をはじめられた方もおられるそうなので
ちょっとはお茶人口に貢献してるかも(笑)

今回のウチのワークショップは、前回の残りの積層ランプとガーデンプレート作りでした

 
ガーデンプレートは最初のセメントを練る所からやったので、90分の予定が
結局2時間かかってしまいまいました

でもお客さんには、造形が一番楽しいと好評でした

定期開催は5回までの予定だったので今回はおまけの1回でしたが、次にもしやるなら
不定期で、販促はサブにしてワークショップをメインにしようと皆とも相談しています


・      ・


さて小屋作りの続きですが、先月は床がほぼ張り終わるところまでできました

今月は工場で小屋の製作をやりました

 


色々考えた間取りのプランはこんな感じです
10㎡の制限があるので約6畳間ですが、2つのロフトと小さいお風呂も付けました

  
屋根は片流れで中はキッチンリビングのみですが、正面の掃き出し窓から外の景色が見れるはずです

自分はイベントの準備があったので、本体は別のメンバーに作ってもらいました
作り方はいつものパネル工法です

 
壁パネルと屋根ができたので、とりあえず仮組してみました


真ん中がリビングで右側にキッチンとストーブがあって、左側は洗面、トイレ、浴室です


浴室も大きい掃き出し窓から外の景色を見れます

 

 
次に開口に合わせて窓とドアを作ります
機能的にはサッシがいいんですが高いので、まずは木で作って不都合なら後で変えるつもりです


電気の仮配線もしました
森の中なのでキャンプ仕様でライフラインはなしでもいいんですが、後で付けたくなった
時のために、先に配線を
仕込んでおくことにしました(2種電気工事士免許有)


4週目に待望の物が着きました



木の浴槽です。ひと月待ちで中国から送料込みの52000円です(これは買った方が安い)

 
サイズ的に浴室に入るかどうか心配だったんですが、ぎりぎり入りました
ただ、肝心のお湯をどうするかも考えなくてはいけません

  
外装の仕上げは杉板を張るつもりですが、色を迷って結局立ててから
現地の風景に合わせて決めることにしました



久しぶりに現地に行くと、ドングリが床にたくさん落ちてました

 
掃き落として足らなかった2枚の床板を張って、とりあえず小屋を位置を囲ってみました


小屋の中から森を見るイメージです。
冬になるとここは寒いので、11
月中には外側だけでも何とか設営したいです


近くの山並みももうすぐ紅葉が始まります

週末セカンドライフ 9月


月末でもまだ30度超える日が普通にあって、「ホントに9月?」って感じです
その分秋は短そう

  
例年ならコスモスでいっぱいの前庭は、今年はほとんどなくて代わりの花が少し咲いています


木槿が咲きました


夏の茶花なので、彼岸花と一緒に床の間に生けました


お稽古の床は秋の七草。さすがに先生のはレベルが高い!

今年は暑かったからか、ブドウが久しぶりに黒くなってとてもおいしかったです
お土産にちょうどいいので、行く先々で配って喜ばれました

・     ・

さて、”雑木林の小屋(秘密基地)作り”の続きです

インスタグラムにも進行状況を少しずつアップしましたが、今月分をまとめてみました

 

 


土地は平坦地で、前の方は不動産屋さんが刈ってくれていたので車がそのまま入ります
敷地が道より高くなってる土地は造成費用が掛かるので、注意する必要があります

・    ・

最初は建物が建ってる所を買ってリフォームするつもりでした。ただ安い物件は実際に見てみると
前の道が狭かったり崖地だったりと、やはりそれなりの問題がありました
そのうちの一つの古屋を見に行った時は、不動産屋が玄関のカギを開けたのに、なぜか中に入りません
仕方ないので先に入ると、真っ暗の部屋には前の人の荷物がそのままで、寝室には布団が敷いていました
さすがにびびって電気を点けようとしても点きません。急いで窓を開けて何とか空気を入れ替えましたが
後で考えると、不動産屋も多分入りたくなかったんだと思います
まあ、掘り出し物件探しはこんなこともある程度覚悟する必要があるかもしれませんが、もういいです

・     ・

 
中は大きい木が何本か生えていて木陰になっています



右の奥は開けていて向こうの家が見えています

 
左側のお隣は家が建ってますが、今はほとんど使っていないようです(ここは大丈夫のよう笑)

そしていよいよ着工!

とりあえず、いらない木を切っていきます


前の方には漆の木があったので、かぶれないように慎重に切りました
あと森で注意しなければならないのは、マムシとスズメバチとマダニかな(以前は熊も出たらしい)


大分すっきりしました
以前の小屋跡の基礎を利用して、まずここに広いウッドデッキを作ります

 
セメントでその基礎を作るんですが、土地の表面は落ち葉の腐葉土になっています


セメントを練る水は隣の沢から調達。小さい橋の上からバケツを投げて汲みます


休憩コーナーは真っ先に作りましたが、ロングチェアは一度座ると立てなくなるのが欠点


 
工事用仮設トイレは介護用ポータブルトイレを利用(Amazonで7900円)
使い勝手が良ければ、そのまま小屋でも使うつもりです
テントは4900円で、フタを閉めると森に溶け込んでほとんど目立たないです


束の乗る所を少し掘って、タコで叩いてからセメントを流します
腐葉土の下はなぜか砂地になっていましたが、ここは川の堆積地なのかもしれません


 
基礎ができたので、デッキの資材をトラックで搬入しました
森の中なので腐らないように、大引は金物パイプのバタ角とデッキ材は樹脂材を採用
(6㎝角4mのバタ角はホームセンターで約3500円、25×140×2800のデッキ材はネットで約2000円)


バタ角20本デッキ材110枚の合計1トン程で、トラックが掘り返した砂でスタックしました

 
次に大引きのバタ角を防腐塗装。ヨメはこの作業でまた腰痛が再発して早くもリタイヤ

 
2分割のバタ角を繋いで以前の基礎に乗せてみました。これでまだ半分なのでかなり広いです

 
大引きの下に束を立ててレベルを出します。束も金物で高さを調整できるタイプです
セメントレンガも併用して、3種類の長さの束を場所に合わせて使い分けました
以前の基礎は、レベルも出てるしデッキの倒れ止めになるのでとても役に立ってありがたい
これがないと作った基礎だけでは多分持たないはずです

とりあえず半分の下地ができたので、いよいよデッキ材を張っていきます

 
一枚ずつ床材をドリルネジでとめていきます

樹脂製のデッキ材は専用の固定材があって、それを使うと天面にビスは見えないのですが
後で床板が外せなくなるので、基礎が沈んだ時に調整できるようにビスは上から打ちました
ただ
樹脂材に直接ビスを打つと割れやすいので、いちいち下穴を開ける手間がかかります

 
右半分できたので、残りも同じように基礎を作ってから張っていきます
左側は木が何本かあって土地も凸凹してるので、基礎が作りにくかったですが
この木がデッキの倒れ止めにもなるはずなので、
なるべく切らずにそのまま残しました

 
ほとんど貼れましたが、デッキ材が2枚と大引きが1本足りませんでした

30畳近くあるので小屋がなくても、森のテラス”としてイベントスペースや
テントを張ってキャンプサイトにもなりそうです
(風が吹くとドングリがたくさん落ちてきます)

 
でも前の道から見ると、暗くてよくわからない(笑)


大引きが足らなかったところは、近所の子供が乗って落ちないように
補強ができるまで注意書きをしておきます

・     ・

次はいよいよ小屋作りですが、10月は今年も”Tsudohi”イベントがあります
ウチでやるのは、多分今年が最後になると思います

1人、テキストの画像のようです
詳しいことは、Tsudohi(インスタグラム)を見てください

~8月28日 パピエさんのスタジオ小屋内外装


春から少しずつやってた、パピエさんのスタジオ小屋の内装でしたが
8月末の教本の撮影を、せっかくならここで
やりたいということになり
それまでにできるだけ仕上げることになりました

ご夫婦さんとDIYでのんびりと作っていく予定でしたが、いきなりのお仕事モード突入です

 
まず4月にご夫婦でタイルを貼った、キッチンコーナーから仕上げていきます

 
ここのイメージスケッチは2枚あって、こんな感じです
パピエさんは絵が描ける(あたりまえ)ので、分かりやすくてとホントにありがたいです

建築は建築士さんが書いた図面通りに作る理系なものなのですが、内装はソフトの世界なので
ふわっとしたイメージを形にするには、現場に合わせて作っていった方が外しにくいんですね
その時に依頼者さんとイメージをいかに共有できるかがポイントですが、
絵にできるということは
それがはっきりしてるということなので、
どんな希望を持ってられるかよく分かります


スケッチにはまだなかったですが、まず壁に付けてたシンクを、床に貼ったものと
同じ古材の足場板で作った扉で囲んで、アンティーク風の流し台にしました


その左の冷蔵庫の上は、作業台にするためにスペースに合わせたテーブルを作ります

 
天板はパピエさんのリクエストでモルタル仕上げになりましたが、まだやったことがありません
そこでいつものようにYouTubeで調べて、割れ止めのワイヤーメッシュを付けてから塗りました



プロレベルには程遠いですが、まあ何とかできたので、周りに見切りのモザイクタイルも貼りました


持っておられたアンティーク風のキャビネットも、正面の壁に付けました
作業テーブルの下は扉は付けずに、布のカーテンを付けるそうです

  
流し台の横は、支給されたアイアンの枠を同じ足場板とアイアンで囲んで、間仕切りの
パーテーションを作りました。今回の内装
はこの古材の足場板が主役ですね


  
このパーテーションは簡単に外せて、下に付けたスリットにT形の金物の足を差すと自立して
どこででも撮影の背景に使えます

 
キッチンコーナーができたので、次にその横のL字コーナーとトイレを仕上げます


トイレの中はほぼ仕上がってたので、天井に支給のクロスを貼ってドアを作りました

,

ドアは古材の足場板が在庫切れで、新品を古材風に塗装していつものステンド風の窓も付けました



L字コーナーは、選択にとても迷ったらしいクロスを貼って、持っておられたランプを付けました

 

古い窓がもう一枚あったので、これも足場板で囲ってパーティションにしました


裏は白シャビーに塗ってリバーシブルにしましたが、この柱の裏が一番マッチしてました

 

柱への取付は、これも持っておられた碍子を柱に2個付けて、それに差し込むだけです
2枚のパーティションを組み合わすことで、色んなお部屋のレイアウトができそうです


内装的にはここがメインのコーナーですが、これで完成です
床のタイルともよく合って、選ばれたパピエさんの世界観がでています。さすがのセンスですね

作業は分業せずにほぼ一人でやったので、素人っぽい所も多々ありますが、それが逆にいいと
パピエさんも言ってくれたので救われます(細かい依頼主や代理店経由では許されないでしょうね)



内装ができたので、次に外の工事をやります


まずキッチン横の掃き出し窓の外に、ウッドデッキを作ります

 
大体の位置に板を置いてみました
土地は広く使えるのですが、電柱のワイヤーがあるのでそこまでの大きさにしました


デッキと手摺とバーゴラは工場のチームが作るので、現場ではその基礎を作ります


高さがあるので、今回は金物の束を使いますが、これは高さを調整できるので楽です
大引きは今回も防腐塗装した角パイプです
大引きは壁付けなのですが、一応出来てから束をモルタルで固めて倒れ止めもするつもりです


工場で作ってたデッキセットができたので、さっそく作ったチームと一緒に設営しました
その内の一人は14年前の母屋のサンルーム工事にも参加した者で、後はアイちゃん(女性)と息子です



今回木材部は腐らないセランガンバツを使いましたが、とにかく重い
午前中は日が当たるので午後からの開始でしたが、床自体は2時間ほどでできました

 

 
手摺、フェンス、バーゴラも工場でデッキに合わせて作ってたので


何とか夕方までに全部組み終えました
このバーゴラにいずれブドウを這わせたいそうです


こちら側は下に降りるための階段も付けました

 ➡ 
プライバシー用のフェンスは、付けてみると少し低かったので4枚追加しました
いずれここに棚を付けたりハンギングしたりして、草花を飾りたいそうです


デッキがあることで、このスタジオ全体の使い方も増えるし、なにより部屋が広く見えます

次に、玄関のドアの外を壁で囲んで、風除室(?)のような部屋を作ります

 
このコンクリートの床の上を壁で囲みます


イメージはこんな感じですが、サンルームは前に作ったことがあるので、基本お任せでした

 
これはデッキとは別の者が作ったので、本人に組んでもらいます
彼も以前の工事に参加してたので、パピエさんも「ああ髪の長い方
(笑)」と憶えておられました

 
いつものパネル工法で、これも工場で組んでたのでサクサク進みます


午後から組み始めて、最後に屋根の雨仕舞をして、何とか夕方までにできました

 
窓は前のサンルームと同じように、上下のスライドで開け閉めできます
ドアは母屋をリフォームした時の撤去品で、白く塗る予定でしたがこのままでもいいかも

これで玄関の扉の前にワンクッション出来たので、中の冷暖房が効きやすくなるし(雪国仕様)
緑を置いて、ちょっとした入り口のディスプレイコーナーにもなります

  
壁は家と同じペンキで塗ったので、後付けの違和感はほとんどなく馴染んでます

 

 → 
正面の窓はこれも古い引き戸だったんですが、これはサンルームの窓に合わせて白く塗りました
いずれ前に植栽をすれば、奥行きがでてもっと絵になると思います

 

  
最後に、母屋の玄関に置いてたアンティークのキャビネットを移設して完了です♪

 
古い建具やネットで取った支給品とそれに合わせて新しく作った物が、うまくマッチしてると思います


色々相談しながら多少変更もしましたが、何とか最初のイメージに寄せることができたと思います
ぎりぎり撮影に間に合いましたが、カメラマンさんがここをどういう風に撮るのか楽しみです

記念の関係者サインにウチも入れてもらいました♪

週末セカンドライフ 8月



体温越えの猛暑は月末には少しましになってきたような気がしますが、まだまだ暑いです

  
お盆の台風7号は進路がどんどん変わって関西直撃になったので、事前にユーカリを剪定しました
今回はそれほど吹かなかったんですが、今年はこれだけでは済まないでしょうねー



サンルームのブドウは今年は黒くなるのが早いようなので、月末から少しずつ収穫しています


そのサンルームの外にあった足長バチが巣がどんどん大きくなって、下を歩けなくなったので
かわいそうだけどハチジェットで撃退!全滅!(スズメバチならこう簡単にはできない)



ユリの花が風で倒れてたので蹲に差すと、けっこういい感じ


今月のお稽古の水差しの蓋は、サトイモの葉に水滴を垂らしました


3年ぶりのびわこ花火は、ヨメの旧友さんが見に来られたので、久しぶりに湖岸に降りました
近場では入場規制の高い塀が色々問題になったようですが、ここは遠いので関係ありません
,

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さて先月お伝えした新しいDIY企画の件ですが
それは一言でいうと「大好きな雑木林の中に小屋を建てる!」ということです

ここ10年余りは、ずっと”里の”家と庭作りをやってたんですが、最近の小屋ブームで
多くの人が山の中に
色んな小屋作ってるのを、YouTubeやSNSで見て
もう一度自分も原点に返ってやってみたくなったんです

場所はできるだけ自然な森が残ってるところが良かったので、6月から色々探しました
でも、”お手頃な森”って意外とありそうで無いんですね・・(ホントの山の中は不便だし)



結局7月の末に、布布さんの近くの別荘地の中にある、60坪程の土地に決めました
(まあそれに至るまでは紆余曲折色々あったんですが、それはまた後日に(言える範囲で(笑))

ここはこの地区の中でも一番安い物件だったんですが、その理由は道の上に高圧線があるのと
調整区域のために、色んな制約があって建築許可を取るのが難しいためです


それでもここに決めたのは、値段と共にこの木たちです
もちろん人工林ではなく、全部自然の雑木林です
たまたま紹介してる不動産屋さんのポリシー(?)で、木は切らずにそのままで売ってたんです

その分現地に案内されるまでは、草が生い茂って中には入れないだろうと思ってたんですが
中は意外と開けてて程よい明るさで、ちょっと”八ケ岳の森”の様だったので、ほぼ即決でした
たぶん落葉樹の落ち葉が防草シートの代わりになって、下草を抑えてるんですね

市役所で聞くと、最低一年は建築許可は下りないそうなので、まだ家は建てられないけど
10㎡以内の小さい小屋なら建てられます


なるべく木は切らずに、ちょうど前の持ち主がDIYしたらしい小屋跡の基礎が残ってたんで
これを利用して、まずここに広いウッドデッキを作る予定です

8月は契約までに時間がかかったり自治会の説明等で、まだ着工はしていません(暑いし)
涼しくなって進展したら、またアップしたいと思います
インスタグラムにも随時アップしています)

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恒例の(?)夏の終わりのフェバリットソングは、今回も王道の3曲です

まず初めは、そのものずばりの「夏の終わり」
同名のキャロルの曲も好きですが、今では森山直太朗のものがスタンダードだと思います
「さくら」の次に出た曲だそうですが、当時はそれほど評価されてなかった気がします

2曲目も、ほぼ夏のクラシックの「少年時代」
陽水の曲の中で一番売れた曲だそうですが、自分的にはこの曲だけ他と異質な気がします
文学で言えば、川端康成の「伊豆の踊子」や三島由紀夫の「潮騒」のように、本来暗くて難解な作家が
その反動(きまぐれ?)で作った、やたら躁な作品のように思うからです(でもそれがなぜか売れる)

3曲目は、やっぱり「真夏の果実」
最近再評価されてるらしい映画「稲村ジェーン」ですが、自分は同世代だからか邦画の中では
ベストスリーに入るほど、けっこう好きだったんですね(ちなみに1位は”桜の園”)
まあたしかに分かりにくい所はあるんですが、それ以上に琴線に触れるシーンがたくさんあるし
何よりこの曲を生むきっかけを、
天才桑田氏に与えたというだけで十分価値があると思います
♪砂に書いた名前消して、波はどこへ帰るのか・
とか、 もう現代の俳句ですね

夏の旅行2023


毎年の夏旅行は4回連続で信州に行ったので、今年は浜松のガーデン巡りに行きました
今回はレンタカーではなく、セレナで東名を走って行きました

ホテルのエントランスから浜名湖が見えますが、湖というよりちょっと海っぽいです


まず最初に行ったのは、ホテルからすぐの”浜松フラワーパーク”
ここは東京ドーム6個分の大きなガーデンです

 
バラ園のバラはほとんど終わってたので、入場料は無料でした
花の時期によって入場料を変えるという画期的なシステムは、園長で樹木医の
塚本このみさんの提案だったそうです


おおきな熊さんのオブジェは健在です



バラ園の周りは遊歩道になっていました


 
苔むした小道や木陰の草道が炎天下ではありがたい


猛暑の中イングリッシュガーデンの手入れをされてました
ここは吉谷桂子さんがデザインしたコーナーがあちこちにあって、それを一番見たかったんです


巨大な温室もあって、南国の植物が植えてあります

 
バリの植物はたしかにバリっぽい


頭上注意の看板があるので見上げてみると



ヤシの実がありました
現地では落ちた実に当たって亡くなる方もあるそうです(でもどう注意すれば?)

中はムッとした南洋独特の匂いがあって、この匂いはなぜか記憶があるような気がしたので
考えてみると、
昔花博の国際展示館で毎週徹夜でディスプレイの入れ替えしてた時のものでした
匂いの記憶って残るといいますが、ホントなんですね


暑いので、外のガーデン巡りは今回も巡回してる汽車に乗りました
運転手さんの生解説も分かりやすかったので、結局2回乗りました


でも一番良かったのは、このゴンドラです


ここだけ冷房が効いていて他のお客さんもいなかったので、着いた後も涼んでました

ちなみに季節が違うとこんな風景が見れるそうですが、この時はさすがに有料です(笑)

・     ・

ナビの入力ミスで、もう一個の近くの大きなガーデンは行けなかったので
代わりに”名古屋港ワイルドフラワーガーデン(ブルーボネット)”に行きました


先ほどの所ほど広くはないですが、奥には大きな温室もあります


ワイルドガーデンというように自然なままの風景を再現していますが
自分的にはこっちが好みですね

 
真ん中にある池の周りも一見自然な風景に見えますが、しっかり手入れされてるようです(さすが中部電力)



北側はすぐ名古屋港で、ここが埋立地に作った人工の森だということが分かります

・    ・

これはガーデンではないんですが、帰り道にあった”ぬくもりの森”にも行きました

ここは個人の方が手作りで作ったイギリスの村(?)で、かなり歴史があるようです
でもお客さんとスタッフも若い方が多くて、ほとんどの方がインスタ用の写真を撮ってました

たしか関西にも同じようなものがありますが、それとはまた別のようで
こういうテーマの造作は全国的なブームなんでしょうか

 
でもここはデザインや細かいところまでクオリティが高くて、全体はそれほど広くないのに
レイアウトのうまさで狭さも感じません

造形モルタルの業者が静岡に多いのは、ひょっとしたらここの影響なんでしょうか


2日目のお宿の窓からの、浜名湖に沈む夕日がきれいでした

週末セカンドライフ 7月


真夏真っただ中!、この暑さもあとひと月の辛抱(?)です
まあでも短い夏を楽しみたいと思います 


シャワーの後はビール!ではなく、スイカです
お塩を海水から作ったミネラルたっぷりのものに変えたので、よりおいしい♪

 
炎天下の前庭に花はほとんどないので、貴重なジ二アです


ユーカリの枝を、台風が来る前にまた切っておかなければ


玄関前の桂やミズナラも今が盛りと茂っていますが、こちらは根がしっかり
付いてるので、倒れる心配はないはずです


その木の下が、ウチで一番涼しい場所かもしれません
やっぱり雑木林が一番好きです


裏庭は苔代わりのイワダレ草が、ほとんど水もやらないのにどんどん広がってます


ところが、池の水が一週間雨が降らなかったので、干え上がりそうになってました
ぎりぎりメダカは大丈夫でしたが、昼間は多分熱湯のような少ない水の中でよく生きてたもんです


とりあえず斜光ネットを掛けて、給水システムをまた付けましたが、これで一週間もつでしょうか

 ➡ 
春に切った湖岸の柳は、残した一本が茂ってびわこが隠れてきました
これだと3年ぶりに再開する花火は見えないかも


ある企画で、今月は毎週のように比良の布布さんの所にお邪魔してるんですが
今週はお土産に庭のアジサイをもらいました


さっそく自宅のリビングに飾りました。終わったらまたドライにするそうです

色々お世話になったので、4週目に旦那さんのベランダの補修を手伝いました
一部天板が傷んできて歩くのが危険なのですが、これを一からやり替えるのは広いので大変です
ただ、下のネタはまだ生きてて天板にビスは効くようなので、とりあえず安全に歩けるように
パネコートを天板の上から張ることにしました

 
自分がカットした板の裏と小口に女性陣が防水材を塗って、旦那さんがビズ止めするという流れです
上に水が溜まらないように、1㎝ずつ隙間を開けながら張りました


この日は気温37度、お互いいいお歳なので(笑)30分作業して30分休憩というパターンでやりました

 ➡ 
全面張れたら、布布さん希望の濃い茶色のペンキを塗りました
2~3日後に、乾いてからもう一度塗ってもらうと完成です
まあ応急処置ですが、これで多分5年は使えるはずです(途中で塗り足せば10年もつかも)

・      ・

 


その布布さんも一緒のお稽古は、ちょうど七夕だったので一人づつ短冊を書いて笹に付けました
いいアドリブが思いつかなかったので「佐渡に横たう天の川」と書きました(なんじゃそら)
お稽古の最後に、今回のテーマを茶杓の銘に例えて言うのですが、それに毎回苦心するのと一緒ですね
ちなみに、趣味でお茶を始めたという中田敦彦氏も、その流れを動画で言ってます(長いので最後の方)

季節感を大事にするお茶の世界とはいえ、先生にはいつも準備ありがとうございます


床の間のお花はなんと洋種ヤマゴボウ。でもガラスの花器と後ろのお軸ともよく合ってます


竹の水差しの蓋は、フキの葉っぱです
使った後に小さく畳むんですが、これがけっこう難しかった

・    ・

さて、先ほどの企画が来月から少しずつ動きそうなので、ちょっとわくわくしています
新しいDIY案件ですが、進展があったらまたアップしたいと思います

~6月10日 自宅の外構工事 おまけ


先月無事に外構工事も終わったんですが、ついでにずっと気になってた所も
この際一緒にやることにしました

  
それは、踊り場の右側に立ってるこの柱です
これは家の一番角の部分で、二階の床を支えてる重要な柱なんですが、
構造的に周りに壁が無いので、地震の時の不安がありました

いわゆるここがウチのウイークポイントなので、この柱の耐震補強をすることにしました


通常は太い柱を抱き合わせて補強するんですが、柱だと横揺れに弱いのと取り付けが大変なので
以前屋内でやったように、
柱状の壁を作って支えることにしました

 
ツーバイ材で作った枠に太めのビスを多めに打って、防水塗装したコンパネを貼っていきます
家のツーバイ工法と同じで、枠と面材の両方で支えるので柱以上の強度があります
さらに両側の柱だけでなく、上にも同じように壁を付けて一体型のアーチにします

この工事は今まで階段だったので足場が悪くてできなかったんですが、踊り場ができたので
可能になったんです。ただ高所作業になるので、周りを木枠で囲んでからやりました


外側ができたら内側からもベニヤを貼ります


正面側からだけでなく、横側にも同じように付けて2方向から柱を支えます

 
家の色に合わせて、もう一度防水材を塗って完成です
100%の耐震補強ではないですが、これで強度は3~5割程はアップしたと思うのでかなり安心です

6月25日 お仕事のきっかけ(?)


棚の整理をしてたら、今のイベント製作系のお仕事をやるきっかけ
(?)になった
懐かしい写真が出てきました

その前に突然ですが、「ジャンボマックス」という人形を知っていますか


画像を検索すると、こんなプラモデルの箱の写真がありましたが、
ジャンボマックスというのは、当時の人気番組「8時だよ全員集合」に出ていた
身長3mの巨大着ぐるみのことです(若い人は絶対しらんな)

じつはこれを高校の時に、体育祭の仮装行列の出し物として作ったんです
放課後に教室を工房にして、ほぼ一人で試行錯誤しながら一週間かけて作りました
本体ができたらそれに合わせて、衣装は家政科の女子に縫ってもらいました

 
その入場のシーンですが、当時はビデオもなくて、記憶だけを頼りに作ったので
今比べてみると、かなり実物とは違ってますね(帽子は身長を稼ぐために勝手にアレンジ)
それでも身長は本物に合わせて3m以上あります
クラスの一番背の高いやつに被らせましたが、胸ののぞき窓が目の位置だったはずです


本番では前のゴールデンハーフ(?)と一緒に踊るので、なるべく軽くするために
たしか竹を組んでハリボテを作った記憶があります
いわゆる”ねぶた”方式ですが、あの時の条件なら今作ってもこのやり方がベストだと思います

眉と口も動くようになっていますが、両手は手を動かす棒を持っているので
中に垂らした紐を口に咥えて引っ張らせました

この時自分も別の役で出ていたので、本番の写真はこの2枚しかないのですが
これが好評だったのか仮装行列は優勝しました


終わった後に手伝ってもらった後輩と一緒に記念撮影(髪ながい方)
人形は見に来てた中学生が、自分達の体育祭で使いたいと皆で担いで持っていきました(笑)

どういう流れで自分がジャンボマックスを作る担当になったのかは、今では思い出せませんが
多分自分で言い出して他に作れるやつがいなかったのかも(でも特に自分が器用だとは思ってなかった)

ただ終わってからその一週間が、高校生活の中で一番充実してた時間だったことに気が付きました
つまりこの時初めて自分が熱中できることを見つけたわけですが、もちろん当時はこんなことが
仕事になるとは思いもしなかったんので、そんな業界に巡り合うのは10年以上も後になります
でもその出会いもそんな思いがずっとあったからだと思うので、やっぱりこれがきっかけなんです

週末セカンドライフ 6月


月末もまだ梅雨は開けていないようで、湿気が多くてムシムシしますが気温はまだ低いです
梅雨が明けたら秋にならないかなー

 
前庭のオルレアもすっかり花がなくなって、違う花もぼちぼち咲き出しました



駐車場のヒメイワダレ草が、さらに広がって砂利を隠しています

 
月初めはオルレアだけだったリビングも、だいぶ色が入ってきました


サンルームのブドウは去年より実は少ないようですが、ヨメが摘花した分、粒は大きいようです


お隣さんのガクアジサイが小屋とマッチしてきれいです

 → 
茶室の勝手口の通路の板が腐ってきたので取り替えました
ここは軒がないので傷みやすいのですが、そのうちあちこちメンテが必要になってきそうです

 
アガパンサスが咲いたので、床の間に生けました


壁の軸は、田舎の引っ越しの時にゴミの中に埋もれてた母親の書です


今月のお稽古の掛け軸は「一両潤千山」(いちうせんざんをうるおす)

6月 水無月(みなつき)の名句で
ひとしきりの雨によって、千もの山々が生き生きと潤う、の意。
分け隔てなく降り注ぐ慈雨を釈迦の教えに例えた語だそうです




今月はたまたま遊びに来てた娘も参加しました
高校時代に茶道部だったので「筋がいい」と珍しく先生にも褒められてました(うらやましい)

・     ・

ちょっと気が早いですが、秋のイベントのワークショップに何をするか先月から迷っています
去年の積層ランプが沢山残ってるので、それをまたやろうかとも思うのですが
たまたまYouTubeを見てたらおしゃれなガーデンプレートがあったので、作ってみました

動画を参考にして、石模様とレンガ模様の2種類作りました(スペルを間違ってる)


 → 

ベースは白セメントを使うのですが、他のワークショップでは最後の着色だけやってるようです
でも作った時の感じだと、セメントを造形していくのが一番楽しいので、
なんとかすべての工程を一回でできないものかと、色々試行錯誤してるんです

 → 

石模様はやめて簡単なレンガ模様だけにして、なるべく無駄な作業をしないようにすれば
何とか90分位ではできそうです。
もっと短縮できないかもう少し工夫してみます



ワークショップではないのですが、先日オーダー品を取りに来た方の旦那さんが「溶接をしてみたい」と
言ってたそうなので、次の週に来てもらって、ピザ釜ルームでちょっと体験してもらいました
いずれ溶接機も買いたいそうなので、使用頻度にあった機種のアドバイスも少ししました
こういった要望は意外とあるので、いつかは溶接ワークショップもやってみたいと思っています

5月1日~5月10日 自宅の外構やりかえ④


今月は先月やり残した仕上げ工事をやりました
解体工事も終わり、痛めてた指も完全に治って、やっと本来の製作作業に戻れました


先月はここまで出来ていたんですが、まずポストの付いてる右の門から仕上げることにしました


仮止めしていたポストをブロックで囲んで


モルタルで固めました。イメージはレンガの壁が漆喰で埋まってる感じです


モルタルが固まる間に、階段の蹴込みを付けます


杉板を貼って、最初はそれを白く塗るつもりだったんですが



またすぐ汚れるので、その上に先日事務所のフローリング工事で余った
塩ビのフロア材を貼りました。
これなら雨に濡れても汚れにくいと思います

  
門扉は真ん中で二枚に分かれてたんですが、入りにくかったので、2スパン分カットして
入り口側が広い親子扉に
変えました。これで全然出入しりやすくなりました


門の後ろの踊り場の壁も、ついでにちょっと加工することにしました

  
ここも門とツインのレンガ風にしたいので、サンダーでレンガの切り目を入れてから

 
周りをモルタルで埋めて中をレンガっぽく塗りました。いわゆるモルタル造形(?)ですね


門も同じように塗りましたが



まだちょっと不自然だったので、いろいろやって結局こんな感じに落ち着きました
ヨメのリクエストで、アイアンのツタもおまけで付けました
後でポストにタイルのイニシャルを貼って、表札にするつもりです


  
後日、踊り場の壁には100均のコップで作ったランプも付けました

 


次に踊り場下の壁ですが、ここは広いし正面なのでいちばん目立つ所です

板張りにするといずれ腐るので、ここもモルタル造形でレンガの壁にしようと思いました

 
まずセメントでレンガを作ります
ラスの上にコテで伸ばしたミックスセメントに、切り込みを入れて乾かします


 
乾いたら3色で塗り分けてから、ヨゴシをかけます

ただここまでやってみて、全体の量を考えるとかなり大変そうだったので
急遽もっと簡単な石壁風に変更することにしました


梱包用の薄いスチロールを削ってベースの石を作ります


壁のサイズにカットしたアルポリに貼ってからモルタルを塗って、石壁風パネルを
作りましたが、これならレンガより全然早くできました


石は周りの色に合わせて、コッズウォルズ風に塗装しました
後で自然に汚れてくると、もっと馴染んでくると思います


門の中の床も階段に貼ってた石タイルを敷いて、作ったレンガは後ろのブロック塀に貼りました

 
蹴込みのレンガ(これは本物)をそのまま横に伸ばして、石壁の下に小さい花壇も作りました


隅にびわこの庭に勝手に生えてきたシマトネリコを移植して、周りにツタ系の植物を植えました
ツタは踊り場のプランターからも垂らして、いずれ石壁に這わせたいと思います


最後に、その前のコンクリの階段を撤去した所は、土の面を残したかったので


 
これもびわこで余ってた手作り石をランダムに敷いて、その隙間に掘ってきた
ヒメイワダレ草を植えました

月末には何とか根も着いたようです
車で踏む所は剥げるかもしれませんが、草の地面があると自然な庭っぽくなります


これでようやく完成です♪

 
今回は本物とフェイクのミックスでしたが、何とかまとまったようです
GW
もほぼかかりきりで延べ3か月、いや~長かった。結局予定の倍以上かかってしまいました

➡
始めた時はまだ枝だけだったエゴノキも、すっかり新緑になっています

後でまた以前のように、下からライトで照らすつもりです


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自宅のDIYが終わったので、工事の合間に少しだけ関わらせてもらったパピエさんご夫婦の
アトリエ内装のお手伝いも、お呼び
があればまた一緒に遊ばせてもらいたいもんです

 
いつもお忙しいお二人ですが、楽しみながら一年程かけてぼちぼちご自分達でDIYされる
余裕のプランなので、今回ウチはできるだけ手を出さずにアドバイス中心の予定です
でも皆でワイワイやるのが楽しいし、昔取ったDIYアドバイザーの資格が初めて活かせるかも.笑)