おうち作り」カテゴリーアーカイブ

週末セカンドライフ 10月


10月の前半は夏のようだったのに、後半いきなり寒くなって一気に冬になったようです
年々春や秋が短くなってるように感じてましたが、今年は秋がほとんどなかったかも

 
それでも前庭のコスモスは満開です。今年はなぜか背が高いです


バケツ一杯摘みましたが、まだまだあります

 
コスモス以外にも、ジニアやヒメツルソバも咲きました

 
時々あちこちの湖岸でやってる花火が、今日は音が近いなと思ったら、前の湖岸公園で上がってました


後半は、薪ストーブを今年初めて焚きました


急な寒さのせいかわかりませんが、池のメダカが大きい二匹以外全部死んでしまいました(ショック・・)


卵をもらった布布さんに報告すると、すぐにまた5匹持ってきてくれました



この子らには何とか冬を越してほしいもんですが



床の間に活けるススキを切りに湖岸公園に行ったら、桜の木に葛が巻いてました


ついでにそのツタで籠を作って、今月はそれを花器にしようと思いました

 
縦芯にツタを巻き付けていきますが、最初4本でやったら偶数ではできないことが分かって一本足しました

 


もっと壺っぽくしたかったんですが、結局なりゆきでこんな形になりました
でもちょっと緑が混じってて、まあ初めての割にはいい感じにできたと思います
(人からよく無人島に行ったら生き残れそうと言われます(笑))


ススキの横に沢山生えてた、セイタカアワダチソウも一緒に活けました


葛の籠の中には、ペットボトルを切って入れました


山側にも庭ができたので、茶室の勝手口にいく通路に竹のベンチを作って置きました
お茶会の待合にも使えそうです


焼却炉を使うために、薪ストーブに被せてあった景石をまた外して燃やしましたが


焼却炉に近い玉竜が、熱で枯れてしまいました


水の出なかった蹲は


ソーラーのポンプを入れて、水が出るようにしようと思いました


蹲の中にバケツを置いて水を循環させます

    
これで水が出るようになりましたが、曇ると止まります


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”風曜日にようこそ118”に、また行きました

 
今回は『小人の森へようこそ』がテーマで、テレビにも出られた木工作家さんの
小人の森の家や、どこでもドアがありました

 
真ん中の大テーブルには、今回の目玉の庭師だいすけさんが作った森のジオラマがあります(素晴らしー!)


「ジオラマというより大きな生け花のようですねー!」と、だいすけさんに聞くと
5年ほど正統な生け花を習ってたそうです(やっぱり)

でも庭師のお仕事には、生け花は必須ですよね


真ん中の苔の付いた倒木には、鈴花さんの鉄の昆虫がありました


ヨメが鈴花さんの大ファンで、先日大阪であったアクセサリー展にも行ったんですが
”シャコ万”(小さい万力)
や、”やっとこ”のイアリングの精巧さには、ホントに驚きました
(門扉のような大きいもんだけじゃなかったんだ)



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今月はここを使った、いろんなイベントがありました

1週目に浜大津のお茶の先生に、お茶室をお稽古に使ってもらいました


10人近くも来られて、なんと縁側にも正座されてました

   
床の間には、各自の生け花を一同に並べられていましたが、これは”花寄せ”というそうです

お茶室も、久しぶりに本来の使い方ができてよかったです
またいつでも使ってくださいね

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14日には、こちらも大津の作家さんグループに使ってもらいました


”ふわりて”という、子育て世代の若い3人のお母さんグループだそうです


3人共ジャンルが違っていて、布小物作家さんには奥の部屋を使ってもらいました



整体のセラピストさんには、お茶室を施術ルームに使ってもらいました

 
もうお一人は、グラノーラをサンルームでドリンクと一緒に販売されていました


サンルームにブドウの実がないとさみしいので、オモチャの房を代わりに付けてみました(笑)

こちらのグループは月イチであちこちに出店されてるそうです
ここは一応プライベート空間なので、
普段はお茶のお稽古とウチのイベント以外は、貸スペースには
していないのですが、今回はある方のご紹介があったのと、ちょうどウチのイベント直前だったので
それ用に設営した場所が、そのまま使えたのがラッキーでした

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そして23日からは、いよいよ年一回の、”Tsudohi2021″の3日間が、始まりました



先週の看板を書き換えて、オープンです


最終日は少し雨に降られましたが、初日と2日目は天気にも恵まれて暖かかったです

 
ギャラリーの壁には布布さんの帽子と

 
奥の部屋には色束さんの草木染が、いつものように並びました


3日目は少し寒かったので、ファンヒーターの暖炉も入れました


奥のサンルームは普段は作業場になっていますが、先週一年ぶりにカフェ仕様に変えました


ランチメニューは、初日が”NINA SPICE”さんのスパイスカレーで、

 
後の2日は、いつものはっちゃんのビーガンランチです


そして一番奥のお茶室では、今回も椿野さんのお手前があります



床の間には今回のために用意してくれたお軸に、野の花が添えておられます
下のお米は田んぼを借りて作っておられる古代米を、先日収穫されたものだそうです



入り口横では、ウチのワークショップのステンドグラスのライト作りも準備完了です



ガラスは、透明以外に色ガラスもあります

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オープンすると、今年もたくさんのお客さんに来てもらいました


着物のグループさんもいましたが、お茶室のお客さんでしょうか


サンルームもランチの時は満席になりましたが、今回は密にならない位のちょうどいい人数で
お客さんともじっくりお話することができてよかったです


  
初日のスパイスカレーと、はっちゃんのブッダボウル(洋風丼)も好評です


  
色束さんは、スタイル抜群のNINA SPICEさんに、ちゃっかり商品撮影モデルになってもらってました


お茶室では

 
お客さんの途切れた隙を見て、今年も一服入れていただきました♪


生菓子は先生の娘さんの、うららさん作です(最近売れっ子になってきたそうです)


今年も来てくれたセバスチャン一家の本人には、またお茶室で尺八を吹いてもらいました


去年は茶室の中の真横で聞いたんですが、今年はあえて外で聞かせてもらいました
お茶室からこぼれてくる尺八の音色を聞きながら、できた庭を見るのはホントに贅沢な時間でした

 
ウチのワークショップもたくさんの人に参加してもらいました


 
透明なガラス以外にも

 
色ガラスの組み合わせも、沢山作りました

 
赤や二色の組み合わせも、なかなかおしゃれです(ちょっと初心者マークのようですが(笑))


お手本代わりに一緒に作るので、たくさんできたサンプルは、今度ネットで売ってみようかな




お客さんもですが、今年も参加してもらったメンバーさん達に楽しんでもらえたことが、
一番うれしかったです。
またやりましょうね
(画像は、色束さん布布さんのFacebookからもお借りしました)

週末セカンドライフ 9月



すっかり秋本番ですが、今年は来ないかもと思ってた台風がやっぱりきています

なんとか無事に過ぎてほしいもんですが・・
急激に増えたコロナは、なぜか同じ曲線で急激に減っていますが、その原因はワクチンだけでは
説明できないそうで、なにか別の力がバランスをとってるような気もします

年内に経口の治療薬も出るそうですが、このまま普通のインフル並みになっていくのか、それとも
また新たな変異株がでて、ワクチンとのいたちごっこが続のか、ちょうどその分かれ目っぽいです


前庭は今年もコスモスが咲き始めました


水路の横の彼岸花はもう枯れかけてます



最後の花を、横の空き地から伸びてきた葛と一緒に生けてみました


この花器は古道具屋で買った昔の電灯のカバーですが、彼岸花の派手な色とけっこう合ってます



3週目にサンルームのブドウがひどいことになってました

  

また鳥に熟れてた実は食べられて、まだ熟れてなかった実は全部落とされていました
これは一羽ではなく、数羽の仕業ですね

  
ここに詰めてたスポンジが落ちてたので、ここから入ったようです
これ位の防御では全然だめだったようで、鳥の本気を甘くみてました

   → 
結局、先月はこんなにあった実が全部なくなってしまいました、は~。。


池の水漏れがようやく止まったようなので


トロ箱に移動してた水草をまたもとに戻しました

 
草がなくなってメダカが見つけやすくなったので、数えてみると30匹ほどいましたが
最初6匹いた大きいのは、今はなぜか2匹しかいません

・     ・

先月作った枯山水(?)の、真ん中に置いてる薪ストーブ焼却炉のカバーを作りました


最初は竹の格子でカバーするつもりでしたが、いっそ石にして庭の景石にすることにしました


前回のようにスチロールで作ると入らないので、工場にあった金網を使いました


これで焼却炉を巻いて


全面をカバーします


中に新聞紙を詰めて、金網に軽量モルタルを塗っていきます


一個だけだとさみしいので、小さいのも作りました


モルタルが塗れたら乾かします



乾いたら、ペンキで和風の石っぽく着色しました


こんな感じにストーブに被せる石(岩)ができました


小さいのも並べると、枯山水の景石風になりました



焼却炉を使うときは取って使うので、上に針金で持ち手も付けました



全部塗ると重いので、裏のモルタルは省略しています


奥に、灯篭と蹲も置きました


蹲の竹の筧は飾りで、今回は水はでません
石灯篭はネットでとったんですが、蹲はいいサイズが見つからなかったので

 
これもモルタルで作りました


灯篭と色が少し違いますが、本物の石がある方がフェイクの石もちょっと本物っぽく見えるかも


後ろに豆柘植を一本植えましたが、いずれもう少し植栽もしたいと思います


遠くから見ても、それほど違和感はないと思いますが・・?


まだ暑い日があるので、10月のイベントまで苔が乾かないように遮光シートでカバーしています

・      ・

10月は、ここでのイベントの予定が毎週のようにあります

2日の土曜日は、いつものお茶の先生のお茶仲間さん達が、ここの茶室を使ってお稽古をされるそうです
14日の木曜日は、大津の若い作家さんのグループが一日展をするそうです
そして、24(土)から三日間で、今年も”Tsudohi2021″をやる予定です。今回でもう4回目になります
(その間に、お茶室に毎月信楽から来てもらってる整体の先生の予約も入っています)


”Tsudohi”は、今回もいつものメンバーで、お茶の先生のお手前も2日間あります
お茶は、去年予想以上の参加者でちょっとパニックになったので、今回は予約制にしてもらいました

そしてウチは、今回もワークショップをするつもりです


こんなコンセントに直接差すタイプのソケットの在庫が沢山あったので


アルトドイッチェの切れ端と合わせて、小さいステンド風のナイトランプを作るワークショップです
コンセントがある所なら、どこでもお手軽に足元ランプになります(スイッチ付き)
参加費(材料込み)1500円
これも一応予約優先になります)

コロナと台風の心配もまだありますが、去年と同じ位たくさんの方に来ていただきたいと思います

 

週末セカンドライフ 8月



窓から入る風も秋っぽくなってきましたが、こんな長雨の続いた夏は初めてのような気がします
その分例年より気温は低かったはずなので、秋の台風は小さめにお願いしたいもんです

コロナはオリンピックの間に変異株が拡大して、連日新規感染者が2万人を超えています
ワクチンが遅れたのが原因の一つでしょうが、もし高齢者の接種が間に合ってなければ、
これ位ではすまなかったのかも

それでもオリンピックは何とか無事に終わって、パラリンピックが始まっています
記録はパラリンピックの方が劣るというイメージですが、前回大会では走り幅跳びはパラの方が上で
その選手はブレードジャンパーといわれてるそうです(1500mや重量挙げもパラが上だったそう)
100mもいずれはボルトの記録を、パラの選手が抜く時がくるじゃないかといわれてますが
その時はブレードランナーと呼ばれるんでしょうか

スポーツでいえば、今年は大リーグの大谷の活躍がすごいですねー
ホームラン王とMVPの両方取るかもしれません(大リーグは20年近く見てますが、こんな日が来るとは・・)


数年前にロサンゼルスから来たお客さんにもらったお土産が、エンゼルスの帽子でした
あの頃はまだ大谷はいなかったんで、忘れたままずっと置きっぱなしだったんですが、
今年は応援する意味も込めて、なるべく被るようにしています

    
改めてよく見てみると、裏に大リーグのマークが付いていました
29ドルですが、もし大谷のサインがあれば10倍はするかも

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夏休みの工作用に、ある親子さんがネットで椅子を買ってくれました


ワンバイだけで作る椅子で、完成品はこんな感じになります


完成品もありますが、親子で作りたいとキットの方を買われました

 
組み立てやすいように、各部材に組立順のナンバーを付けて画像と一緒に送りました


塗料も一緒に送ったので、無事に組めたらこんな感じに塗るそうです

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去年の秋に、田舎のお墓をこっちに引っ越したので、今年のお盆は一家でお参りに行けました


仏壇はまだ田舎にあるので、いちおう和室の隅に簡単な祭壇スペースを作りました
でも仏さんはやっぱり田舎の仏壇に行くんでしょうね・・?



工場でも、大きな仏壇を製作中


と、いうのは、もちろん冗談で(笑)、仏壇風パネルの製作です
艶のある黒いポリ板に、それっぽい形の金の装飾を付けると仏壇に見えます

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蝉がやたらうるさいと思ってたら、細い木に3匹も一緒にとまってました

 → 
中頃の強風で、低い方のユーカリの枝が曲がったんで、杭で支え直しました

  
ついでに大きい方も、台風が来る前に剪定しました

    
切った枝をヨメがドライにするので、この時期はいつも部屋中ユーカリの香りが充満しています


サンルームのブドウも大分色が付いてきましたが


2週目に行くと、床に沢山落ちていました


よく見ると、中身だけきれいに抜けた皮でした


サンルームのと屋根の隙間から猿が入ったかもしれないので、入れないように木枠を作りました


これで猿なら入れないはずですが


次の週もまた食べられていました
熟れた実だけきれいに食べて、まだ熟れてない実はそのまま残しています

,



これは猿ではなく鳥の仕業のようなので、先週付けた木の枠に金網を張ると、次の週からは
取られなくなりましたが、穴は他にもあるので、いたちごっこになりそうな気がします

・      ・

 

先月作った門周りの雑作業を、いろいろやりました


門の横のサンルームにワイヤーメッシュを追加して、藤で洋風の窓を隠します


屋根に乗せた土が、草が生える前に大雨で流れて、砂利だけが残っています


また雨で流れないように、イワダレソウの生えている土を、草付きで移植することにしました


土が少ないので、枯らさないようにまめに水やりしなければ


門の基礎の束石は、四角くてコンクリっぽかったので

  
角をハンマーで砕いてからステインを塗って、石っぽくしました

 → 
門の外側は、サンルームの白い腰壁を茶色の板で隠して、撤去したしおり戸と竹パネルを付けました



メダカの池には、カエルが繫殖しています


カエルはメダカを食べるわけではなさそうですが、カエルを狙って蛇が来るのが嫌なので
水切りネットでポイを作って捕まえることにしました


15、6匹は捕まえて、横の水路に逃がしましたが、まだいそうです


池の底がヘドロっぽくなってきたので、大掃除をすることにしました


メダカは、とりあえず
水草と一緒にトロ箱に移動しました


ついでに少し水漏れしてるようなので、タイルの目地セメントを塗って防水しました


ところがそれでも水漏れが止まらないので、上から防水シートをかけて全面やりかえました


これで大丈夫かと思うんですが、まだコーキングの継ぎ目から漏れてるような気がします
メダカ達には、もうしばらくトロ箱で我慢してもらうことになりそうです


・      ・

 
お茶室は、この時期は簾と網戸が重宝します。窓の網戸は引き戸ではなく取り外し式になっています


今月は庭に花がないので、床の間には生け花の代わりに、掛け軸を初めて掛けることにしました

そこで、つい最近まで書道を教えてた田舎の母親にリクエストして、好きな言葉を書いてもらいました


濃いバージョンと、墨を擦れさせたバージョンの二枚書いてもらいました
文字の”主人公”は特に深い意味はなくて、大好きなさだまさしの曲のタイトルです
でも本来は禅語だそうなので、床の間にも合いそうだと思ったんです



表装はこっちでやるつもりなのですが、一からやるのは難しいので、いらない軸も
一緒に送ってもらって、それを流用することにしました
(アドバイス付きで)



この軸は昔展覧会に出した作品だそうで、その上に裏打ちの紙を上下だけ
両面テープで留めて下の文字を隠します

全面糊貼りしないので、元の軸もまた使えるはずです


その上にこれも上下だけの両面テープで、濃い方の文字を貼りましたが、擦れた方がよかったかも
これで二重になるので、下の文字は完全に見えません


花の代わりに先月の枯れ木がそのまま残ってたので、それに葉っぱと細い枝を足しました
それにしても、軸はやっぱり床の間の主役ですねー、今度は自分でも何か書いてみようっと

・     ・

ちなみに”主人公”は、多くのさだまさしの曲の中で人気ナンバーワンだそうですが、本人は
それほど力を入れて作った曲ではないと言ってるようです。でも中島みゆきの”糸”のように
軽く(?)できたものが後に残るっていうのは、やっぱり名曲は”降りてくるもん”なんでしょうね

(最近はなぜかグレープ時代にはまってるんですが、”フレディもしくは三教街”という曲は、電話でタイトルを
伝える時に「フレディか、三教街」といったつもりが、そのままタイトルになったそうです)まさしミトレビア

それと当時は気が付かなかったけど、今聞くと意外と歌唱力があるんですねー
その熱唱してるシーンです。(”主人公”や”歳時記”は、さらっと歌う方が好きですが)
80年にミュージックフェアに出てる時の声は、音響もいいのか、ホントにきれいです
もし今こんな新人がデビューしたとしたら、どんな評価をされるんでしょうか・・

それにしても、ユーミンや中島みゆき、拓郎や陽水、永ちゃんやサザンも、今、巨匠と言われてる人達の
デビュー時の衝撃を、
リアルタイムで体験できたことは、世代のひいき目かもしれませんが
ほんとにラッキーだったと思います
(小田和正は、まだ2人のオフコース時代に大学の学際に来たのですが、その時はイルカの前座でした)

・    ・

お茶室の興味は、お花や掛け軸とどんどん横にそれていって、メインのお茶はすっかりサボってます
最初はテキトーな自己流でもいいやと、軽い気持ちで少しやったんですが、それでは意味がないと
(柄にもなく)思うようになって、逆に手を出せなくなったんですね

でも先日、”日日是好日”という本を読んで、また少しやってみようかと思いました(テキトーでもいいので)こちらもほんの軽い気持ちでお茶を始めた主人公(作者自身)が、迷いながらも続けるうちに
だんだんと内面的にも変化していく様子が、
流れるような文章で綴られていています
いわゆる”お茶あるある”エピソードも、ユーモアたっぷりに交えていて、
堅苦しい(といわれる)お茶の世界を、こんなに普通の人目線で分かりやすく解説した本は
今までなかったんじゃないかなと思います

そして、”世の中には「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」がある” とか、
”がんじがらめの決まりごとの向こうにある「ここにいるだけでよい」という自由”・・とか
お茶の最終的な目的ともいえる深い話も、体験者である作者自身の言葉で語られています
でもこの心境に達して”茶人”といわれるようになるには、いったい何年かかるんでしょうか・・
(ついいつものように、もっと簡単で楽なやり方が何かあるんじゃないかと探してしまいますが
雨の降るお稽古中にふと感じる”気づき”のシーンは、自分も永平寺で一週間の座禅研修時に一瞬感じた
”周りの森と一体化したような”ちょっと不思議な感覚に近いようで、ぞわぞわしました)




これは映画にもなってるそうで、ヨメは見たと言ってましたが、自分はまったく知りませんでした
お茶未経験の男性の監督が、この原作に感銘して映画化したそうです(分かる気がする)
樹木希林さんの遺作にもなった作品だそうなので、ぜひ今度見てみたいと思います



・      ・

茶室の右奥のスペースを、少しやり替えることにしました

  
ここは水屋に入る勝手口の通路がある三角形のデッドスペースで、今まで色んな果樹を植えても
結局はどれも虫が付いて、枯れてしまう場所でした
今は洋種ヤマゴボウとイチジクが育ってますが、藤棚にするつもりの藤も先月枯れました
そこで、いっそここも苔山の庭にしようと思ったんですが、剪定した枝を燃やす薪ストーブが邪魔です


竹パネルでお隣との仕切りを付けてたんですが、奥の垣根がちょうどお茶の木だったので
パネルを一枚外して、背景に見えるようにしました


とりあえず、ストーブは煙突を外して横にどかします


前回の苔山はガラの袋を積んだんですが、ここはブロックでかさ上げします


それに培養土と真砂土を混ぜた土をかぶせます


両側にも小さい山を作って3個の小さい山脈にしました。苔山作りも3つ目なので大分慣れてきました


ここまでは前と同じパターンですが、また水を流すのは大変なので、今回はミニ枯山水にしようと思います


そこで山の前を少し掘って、今度は防水ではなく防草シートを敷きました

 
シートを池の形にカットしてから、真ん中にまたストーブを置きました
焼却炉なので周りから少し距離をとる必要があるので、ここ以外に置ける場所がないんですね


その上にホームセンターにあった、一袋400円の白い玉砂利を撒きます

 
とりあえず、これで白い玉砂利の池ができました


後ろの山に苔を植えるために、次の週にまた布布さんの所におじゃました


前回教えてもらった秘密の場所で、ごみ袋2個分ゲットしました

道のない雑木林のブッシュウォ―クは、子供時代を思い出すようで、めっちゃ楽しい♪
ちなみに、もっと茂った藪をかき分けて進むことを、ウチの田舎では「ごぞをこく」といいます
これ位の林なら、歩くより
パルクルーのように走る方が、野生の本能が目覚めて楽しいんですが
たしか外国にそんな競技があったような気もします


今回は一人で行ったので、布布さんへの森のお土産は、倒木に付いてた毒キノコ!
庭にぴったりサイズの鉢があったので、さっそくシュールな盆栽にしてみました

 
その後に頂いたバタフライピーのお茶は、あざやかな透明色で、カクテルのブルーハワイのようです


それにスダチを絞ると、ブルーがみるみるパープルに変わります
理科の実験のようで面白いので「お店で出せば受けるかも」といったら「もうある」そうです


  
さっそく取ってきた苔と玉竜を、山に植えていきます


いろんな種類の苔が混じっているので、緑の濃淡がホントの山のようです


後ろにお茶の木が見える竹のフェンスも付けました

 

白い砂利に苔の緑が映えます。池は上の方を奥まで伸ばして川に変更しました
これで一応完成ですが、
薪ストーブがやっぱり邪魔なので、次回何か考えてみます

週末セカンドライフ 7月



強い日差しが夏本番という感じですが、曇った日は去年より過ごしやすいような気もします

紆余曲折のオリンピックも、始まってみると連日のメダルラッシュで盛り上がってるようです
先週2回目のワクチンを打ったので、二人とも来週には抗体ができるそうです
(副反応は自分は腕が少し痛いだけでしたが、ヨメは38度8分の熱がでました)

 


庭の花もほとんどなくなって、アジサイはヨメがドライにしています


先月お隣さんにもらった梅で、去年に続いて梅干を作っています
熱中症対策の水分補給には梅干がいいそうなので、この夏は重宝しそうです



今年もびわこ花火はないそうですが、たまに湖岸のあちこちで小規模な花火が上がっています


満月の夜は、花火の代わりに月道ができてました

 



庭に唯一残ってた最後の木槿は、枯れたサクランボの木に生けてみました



池のメダカも元気に生きています



子メダカも大分大きくなりました

砂利の仕切りを取って、川を遡上しようとする様子を撮ってみました

まだびびって躊躇しています

そして意を決したように、一気に登っていきました
その様子を見てると、中島みゆきの”ファイト”を思い出しますこの後一匹が行方不明に


池の水は、ゴミ箱3個だけでは雨が降らない週は水が半分以下に減ってしまうので
玄関横に置いてる500ℓの雨水タンクからも給水しようと思ったんですが、かなり距離があります
(水道は、自分で配管をした個所がけっこうあって出しっぱなしは不安なので、帰るときに元栓を閉めてる)


そこで、もっと近いお風呂の水を使うことにしました


ホースを入れるために網戸を外したので、応急処置で市販の網戸をガムテで張っています



水位をお風呂に合わせるために、ごみ箱は脚立に乗せています

これでメダカ達が夏を無事に乗り切れるといいですが・・

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1週目に久しぶりにびわこ大橋を渡って、湖東に行ってきました


湖西の湖岸には殆ど建物が建ってるんですが、湖東側には建物はなくてずっと湖岸公園が続いてます
湖岸沿いのビワイチサイクリングロードも、湖西より走りやすそうです




守山の佐川美術館に初めて行きました


仰木出身の今森光彦氏の個展を見るためです

春が来た!今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界~美術館「駅」KYOTO ...
写真はもちろんですが、たくさん展示されていた切り絵が素晴らしかったです
何枚も貼り重ねてグラデーションを付けた色使いと、細部のディティールに
自然への造詣と
センスを感じさせてくれます(中の撮影は禁止なのでネット画像から)
仰木の”オーレリアンの庭”もめっちゃおしゃれなので、いつかオープンガーデンをしてもらいたいもんです


佐川美術館は湖の中に建ってるイメージだったんですが、水はほんの10㎝程の深さしかありませんでした



でもそれをこの広さにすると、ホントに水の上に建ってるように見えます
安藤忠雄氏の壁に十字のスリットを入れただけの、”光の教会”もそうですが
意外と簡単な作りなのに、それが引き出す効果がすごいという、コスパサイコーのアイデアですね


カフェで一服してると夕立が来てまた去っていったんですが、水面の変化はずっと見ても飽きませんでした

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2週目は日吉さんの近くにある”竹林院”に行ってきました
(庭作りも一段落したので、これからはなるべくあちこち出かけようと思い、まずは近くからというわけです)


ここの写真を”おにわさん”でみてから、一度行ってみたかったんです


裏山を背景にして、きれいに作りこんだ和庭に癒されます


せせらぎの石組には苔が付いて、歴史を感じさせます


受付を通って最初に入ったお座敷から、縁側越しにこのお庭が見えます


このテーブルに庭が写るシーンは、ネットの画像にもに使われています


裏の小山を上がっていくと

、、


お茶室があります
やっぱり和庭には茶室が似合いますねー



柱や躙り口の板戸も、風化していい色になっています
中に入ってみたかったですが、この空間でお茶を頂くとどんな感じになるんでしょうか


ここの草屋根もそそられますが


一番気になったのは、この門です


これを見て、ぜひウチの茶室にも作りたくなったので、構造も撮っておきました



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ウチの茶室には外門はなくて、本来は内門のしおり戸だけです


これはまだ出来たばかりの画像できれいですが、今では大分傷んできたので、
これを木の外門に変えることにしました


3帖茶室の軒用の足場丸太があったので、それを使って早速作っていきます


両サイドの柱は、揺れにくいように3本の足で支えます
久しぶりに苦手なノミを使っての作業になります



屋根には一回り細い、杭の丸太を使いました
柱の足元は、防腐用にコーキングを厚めに塗っています



本体の部材が出来たので、ステインで塗装してから乾かします


次にそれを立てるための基礎を作ります

    
まず傷んでたしおり戸を撤去しました


大型台風がきても大丈夫なように、束石は大きなものにして、セメントもなるべく多く使いました



これを柱分の6個を埋めましたが、真ん中の二個は外より深くなっています


基礎が出来たら、それに両サイドの柱を固定します
これだけでかなりしっかり立ってますが、右側は横のサンルームにも一応つないでおきます


次に屋根の構造の丸太組を付けて


それに太めのビスを沢山打って屋根パネルを付けると、門っぽくなりました


構造は、できるだけ竹林院の門に合わせて作りました
パネルの裏は見えるので、竹スクリーンの切り残りを貼ってベニヤを隠しました



草屋根にするために、2枚重ねのルーフィングの周りにアングルで土止めを付けています


その上に粘土質の土を敷きました


これで特に何もしなくても、勝手に雑草が生えてくると思います



最後の仕上げに門扉を作ります

  
上に竹の格子を入れた観音扉にしました


門越しに見る茶室も、なかなかいい感じです♪
茶色のステインが雨風にさらされて、グレーになってくるのが楽しみです

週末セカンドライフ 6月

月初めは雲が切れて真夏並みの暑さになりましたが、月末はまた元の梅雨空に戻りました
来週一回目のワクチン接種の予定ですが、年齢的に副反応は心配しなくてよさそうです(多分)

前庭の車道のヒメイワダレ草に、小さい花がたくさん付きました


去年の台風で倒れて一時枯れかけてたユーカリも、完全に復活しましたが
また台風で倒れないように、剪定する必要がありそうです

  
根元から折れた方も、ひごばえが大きくなって、葉っぱはこっちの方が青々しています


その枝に付けてるスズメバチトラップは、今年はなぜか一匹も入りません


玄関前の落葉樹も茂ってきました


その下のアプローチは木の陰になって、夏でもここが一番涼しいです


玄関側から見るとちょっと森の中にいる様で、自分的にはけっこう好きな場所です

 
小屋の横に勝手に生えてきた野ばらが、小屋の屋根にかかるまで伸びてきました


そこでこの上にバーゴラを付けて、バラをその上に誘引することにしました


サンルームで作ったバーゴラを運んで、小屋の屋根に乗せます

   
この小屋の瓦はベースの下地が木製なので、バーゴラをビス止めできました

  
バーゴラを付けると、下のスペースがちょっと屋内っぽい落ち着いた雰囲気になります
バラが伸びて日影ができると、夏の庭仕事の休憩には重宝しそうです


遠くから見ても、この庭によくマッチしてると思います


その横の壁泉も、ポンプを取り換えて、また水が出るようになりました

 

その水音を撮ってみました


ちなみにソーラーパネルは、風で飛ばされないようにレンガの上にコーキングで接着しています


・      ・

 


サンルームのブドウも大分大きくなってきました


裏のお隣さんの畑の横に、リクエストがあって去年種をまいたオルレアが広がってきました


その奥の湖岸に抜ける水路沿いの道に、横の葦が覆ってきたので


今年もがんばってカットしました


その道を20m程行くと、湖岸公園に出るんですが、ここの水路際には毎年蛍がでます
今年は当たり年だったのか、ここだけでなく水路全体にたくさんの蛍が飛んでました


夜の蛍は写真には写らなかったんですが、昼間ウチの池の葉っぱに一匹とまっていました


この日は雨上がりで水路の水もきれいだったので、外人さんの親子が
きゃーきゃーいいながら水遊びしてました(笑)


小屋の横のアジサイが咲きました



ガクアジサイだそうです


少し切らせてもらって花かごに生けましたが、これはアレンジっぽいので
床の間には置きませんでした


床の間には、代わりに前庭に咲いてたアガパンサスを生けました


アジサイもおまけで下に付けました


その横の木槿は典型的な茶花です


壁掛け用に、余ってた竹で一輪挿しを作りました


これは床柱に掛けました

8日と9日の二日間は、いつものお茶の先生が、お茶教室の講習にここを使ってくれました


その時の床の間は、先生の設えです
”花は野にあるように”という、言葉通りの投げ入れですねー(これが意外とムズカシイ)


ちょうど一番暑い日だったんですが、先生の娘さんが作られた和菓子が涼し気です


講習が終わった後は、掘りごたつテーブルにして、持ち寄ったランチを皆で頂いたそうです
(※当日はいなかったので、画像は参加された生徒さんからのものです)

お茶室も久しぶりに本来の使い方が出来てよかったです

またいつでも使ってくださいね

・     ・

庭の給水タンクの蓋にしている、スチロールで作った擬岩を少しやり替えました

befor


最初からかなり違和感はあったんですが、そのうち自然に汚れて馴染んでくるだろうと思って
そのまま放っておいたんですが、
一年経っても、なぜかまったく汚れが付きません


after


そこで、表面に無理やり土を接着して、2か所ほど穴を開けて玉竜と草も植えました


これでぱっと見ならフェイクに見えないかも・・?


池に植えた水生植物がどんどん大きくなってきました

布布さんの旦那さんにメダカをもらう約束をしてたんですが、待ちきれずに
ホームセンターのペットショップで買ってきました


赤と黒を3匹づつ買ったんですが、赤の2匹は最初の一週間でいなくなって、4匹になりました


池の水は、一週間で半分位
に減ってしまいます


水生植物が多いと水がすぐになくなるので、かなり間引きました

それでも真夏の一週間を持たすのは不安なので、庭師だいすけさんに聞いたやり方で、
水を継ぎ足すことにしました


大きなバケツ(ゴミ箱)に入れた水を少しずつ池に入れるために、いろんな素材を試しました


結局細いシリコンチューブを使うことにしました


先っぽに針金を撒いて水量の調整をしていますが、水圧とのバランスがなかなか難しい・・


とりあえずゴミ箱も3つに増やしてみましたが、これで一週間もつでしょうか


4週目に布布さんの企画展、”梅雨のカケラ”に行った時に、旦那さんに赤いメダカを3匹もらいました


これで黒が3匹と赤が4匹になりましたが、オスとメスの違いはさっぱり分からないので
藻に付いていた卵も、一緒にもらってきました


卵を一緒に池に入れると親に食べられるそうなので、不織布を貼ったボウルに入れて
隔離していますが、無事に
子メダカになるでしょうか


まだ4匹の時に池の中を撮ってみましたが、じーと見ててもけっこう飽きないもんです


魚の遡上本能がメダカにもあるのか、放っておくと川を上がろうとするので、砂利で塞ぎました
(たまに写ってる、うねうね気持ち悪い寄生虫のような生き物は、アブの幼虫だそうです)

・     ・


ホームセンターでバーゲンしてたので、キッチンのガスレンジを買いました


10年目にして、ようやくカセットコンロから卒業です(笑)

週末セカンドライフ 5月

すでに梅雨入りしましたが、5月中頃からの梅雨入りは、今まであまり記憶にありません

緊急事態宣言も延長されるそうですが、そろそろワクチンのことも話題になってきたようです
元オリエンタルラジオでユーチューバーの中田敦彦さんが、コロナウイルスとワクチンのことを
解説してるのが、けっこう分かりやすかったので、いちおう貼っておきます

・     ・

  
自宅ベランダのカンパニュラも、咲いた途端に雨に打たれてしまいました


これはサクランボではなく、お隣との隙間に生えてるユスラ梅で、サクランボよりかなり酸っぱいです



今月は、びわこの両隣さんから新鮮な野菜を沢山もらいました

 、  
先月はまだ殺風景だった前庭も

  
今年もオルレアがたくさん咲きました


奥のコーナーも


  
月初めには緑が濃くなって、冬に公園でもらった撫子はまだ咲いていました

  
エリゲロンも小さい花を付けていましたが、月末にはオルレアに埋まってしまいました


庭を歩いて動画を撮ってみました



そのオルレアは

  
横の道や水路沿いにも、こぼれ種で広がってきました



布布さんにもらった種団子から色んな花が咲きました
種団子は福袋のような楽しみがありますね

,


今月は庭の花が豊富なので、ヨメのアレンジも色んな色が入って華やかです

,

  
先月植えた駐車場のリーフと花も

  
大分大きくなってきました

ただ、そろそろ雑草も出てきました


奥半分は防草シートを敷いてるんですが、前半分はそのままなので、これから雑草に悩まされます


掘り返して雑草を抜くより、防草シートを張った方が楽そうなので、暑くなる前に
前半分もやることにしました


  
まず防草シートを4台分張りましたが、50mのロールを全部使い切りました


  
その上に砂利とバラスを撒きます


  
交互に撒くことで、車のライン代りにもなります
ホームセンターを7~8回程往復して、全部で60袋ほど使いました


    
去年屋根全体に広がっていたサンルームのブドウは、今年は半分で止まってます


でもその分、実の付きはよさそうなので楽しみです


裏庭は、去年まで実が付いたサクランボが枯れてしまって、今年は食べることができませんでした


カミキリムシはホントにやっかいです


復活を期待してたんですが、横に生えてきた洋種ヤマゴボウが大きくなってきたので、諦めて切りました

  
でもその横に植えたイチジクは、今年初めて実を付けました



また鳥との競争になるので、とりあえず網を掛けましたが、前のように山から下りてくる猿には
役に立たないかもしれません

  
藤蔓が伸びてきて、通路の上の格子に広がってきました
茶室の下地窓の葦にも上手に巻き付いてます


滝の上ではモッコウバラが、先月末から小さい花を沢山付けていました




床の間に一枝指してみました


前庭でも色んな花を摘んだので、それも全部生けてみました


玄関前の紫蘭は

  
もともと和花なので、床の間にはよく合います


庭の真ん中にあるシモツケは

  
ペルシカリアとリクニスに合わせてみましたが、鮮やかな緑が春っぽいです

  
どんどん大きくなる白露錦と、風で倒れたアスパラは、

  
ヤフオクで買った炭籠に、オルレアと一緒に生けてみました


・      ・


先月作った池に、湖岸で取ってきたいろんな水生植物を植えました
メダカの隠れ家になる石も入れて、いつでも準備オッケーです


ここの庭の動画も撮ってみました

このブログ画像も過去に遡りながら、スライドショーでYouTubeにも少しずつアップしています

週末セカンドライフ 4月


またしても緊急事態宣言の連休ですが、まるで去年のデジャヴのようです
ある程度予想されてたとはいえ、ウイルスの変異がやはり一番怖いですね
ただ世界的には、ワクチン接種率の高い所から減少してるようです
(いたちごっこにならなければいいが)


前庭の花壇は土色から緑に変わってきましたが、花たちはまだまだ小さいようです

 
先月できた駐車場の花壇にも、リーフ系の苗をヨメが植えました



これが育って一列に並ぶと、何もなかった駐車場もいい感じになると思います

  
庭の花がいろいろ出てきたので、部屋にも花が増えました


  

デンドロビュームやライラックもありますが

  

今月はコデマリがメインです

  
モコモコっとした花が、家のあちこちにあります

・      ・

それと今月は、”頼まれもの”が、2点ありました


一つ目は、唐橋でギャラリーをオープンされる作家さんからの依頼で、お店の壁に付けるサインです

 
オーナーさんの作品の画像に、レーザーカットした文字を、少し浮かせて付けました
取付は向こうでされるそうなので、出来た物だけ送ったんですが、またいつかお邪魔したいと思います

 
ちなみにこれがウチのレーザー切断機で、ベースのアクリはこれでカットしました
最近はイベントがなくて埃をかぶってたので、久々の登場です(笑)

 
その横にあるのは看板用のNCルーターで、アクリ以外のカットはこれでやります
昔は糸鋸盤で手切りした時代もあったんですが、便利になったもんです

もう一つは比良の布布さんからで、2週目にギャラリーでされた二人展に行った時のことです


その二人展では、数年前からヨメが目を付けていた魔女の人形を、ついにゲット!


魔女の宅急便のその後かな?
ドローンが運ぶ時代になったら、これをキャラクターにして上に付けてほしいもんです(笑)

さてその依頼というのは


前回途中までできてたピザ釜が、ここまで進んでいましたが



このピザ釜の正面に付ける蓋を、鉄で作ってほしいとのことでした
蓋がないと作業が進まないので、間に合えば次の週に人形を引き取るときに持ってくるつもりです


その打合せ後、ベランダから川を見ると、向こう岸の壁に苔が付いているのが見えました


近くに行ってみると、護岸の壁の段にも、こんもりと苔が付いていました


下の土も厚く付いてたので、土ごとたくさん採れました♪

・     ・

苔のお土産ももらったので、さっそく工場でピザ釜の蓋を作っていきます


材料は自宅駐車場入り口の傾斜カバーに以前作った溝蓋で、作り替えたので不要になっていた鉄板です

 
それをもらった型に合わせてカットして、周りの枠はフラットバーを曲げて作ります


丁番で留めて取っ手を付けてから、艶消しの黒を吹いて完成です


 
のぞき用の小窓も付けましたが、耐熱ガラスがなかったので、とりあえず普通のガラスを入れています
同じサイズの鉄板も予備で渡しておいて、割れたら交換してもらうつもりです

 
一緒に下の空気口も作りました。灰出し用にこれも下扉になってます


なんとか次の週に間に合ったので、人形の引き取りを兼ねて取付に行きました


下の空気口はピッタリでしたが、上のはなぜか入らなかったので、レンガをカットして付けました
隙間は後で耐火モルタルで埋めてもらいます


この扉のサイズまでのピザが焼けるわけですが、いつ食べれるんでしょうか(笑)


その後また苔を採りにいきました
今度は布布さんに、別のよくとれる場所に連れて行ってもらいました(撮影まで)
地面や倒木等に厚く付いていて、素手で簡単に採れたので、ゴミ袋いっぱい持てるだけ採りました

「山の中に住んでる・・と最近実感する」と言ってましたが、すぐ横が山だとホントに便利ですね~


・     ・


その苔を植える予定の裏庭は、滝の後ろのモッコウバラも花を付けました



周りの草も育ってきて、鹿威しが埋もれています


一番奥の椿も、今頃になって少しだけ花を付けています



椿野さんのもらった竹籠に、さっそく生けてみました
椿は典型的な茶花ですね


アングルの一輪挿しにも入れましたが


ちっちゃい

今回苔を植えるのは、奥の滝ではなくて、先月作った蹲と灯篭の山の前です


この前にせせらぎを作って、奥の小川に繋げようと思ったんです

循環してる滝の水はバルブで絞ってるので、まだ水量には余裕があるはずです

 
そこでタンクから出てる配管を分岐して、一番手前の竹パネルの下から立ち上げました


ポンプを回してみると、予想通り十分な水量はありそうです


水は大丈夫そうなので、さっそくせせらぎの小川を作っていきます


奥の所は広く掘って、三日月形の小さい池にしようと思います


ここは土が柔らかいので、2時間ほどで端まで掘れました


次はその上に防水シートをかけていきます
今回はちゃんと池用のものをネットでとって、池の所は二重にしました


試しに水を貯めてみましたが、大丈夫のようです(今のところは)

 
そのまま川の所にも敷いて、周りをカットします


一番上は小山を作って、そこから水が出てる感じにしたいんですが、たまたま駐車場で
邪魔になってた石があったので、それを立てて山を作ることにしました



その後ろにブロックを並べて、かさ上げしましたが、後ろが竹垣のままだと隙間があります

 
そこでいずれ燃やすつもりだった剪定した枝を小さな束にして


竹垣の前に付けて、もう一枚の竹垣でサンドイッチしました


後ろに黒いアルミ複合板を入れてから、水の流れを見ながらブロックの周りに石を積みました

 
山ができたら、川と池の周りも石で囲みます
池の斜面は石の支えを兼ねて、鉄平石をはりました

  
苔を貼るために、その上に土をかぶせて、少し石を埋めた感じにします



山にはなるべく粘土質に近い土を選んで固めました


そして仕上げの植栽ですが、今回は苔が大きいごみ袋いっぱいあります

玉竜を混ぜながら苔を川と池の周りに貼っていきました


 
今回の苔は採った場所がばらばらなので、色んな種類が混じっていて、
前回蹲の山に貼った苔とも色が違いますが、それも自然っぽくていい感じです
(苔の種類が分からなかったんですが、たまたま一緒にいたはっちゃんが意外と苔博士で色々教えてもらいました)



山にも貼りました
斜面には付かないかと思ったんですが、意外となじみました
近くのホームセンターにドーダンツツジがあったので、木陰越しに山が見えるように植えました

  
上に給水の水栓バルブが付いてるんですが、苔と玉竜で隠して山から湧き出てる感じにしました
滝のように落ちるのも水音を楽しめますが、岩肌を伝う水の景色もいいもんです



 
池をオーバーフローした水は、滝の下の川に合流してそのまま貯水タンクに戻ります


けっこうイメージ通りにできましたが、まめに水やりをしないとまた苔を枯らしそうです

この面全体の製作工程を、最初からみてみると

befor1月には、まだ蹲と灯篭が置いてあっただけの所が

,
2月に後ろに竹パネルを付けて


先月その前に苔山を作って


今月下まで川が繋がったことで、ようやくこの面全体がひとつの庭になりました(3か月かかった)

石は持てる大きさのものしか使っていないけど、それでも十分和庭っぽいです(ちょっとミックスですが)

 
川には茶室を作る時からこだわってたんですが、せせらぎの水を見てると癒されますね~


先月植えた苔の周りにも草(雑草?)が生えてきて、より自然の風景に近くなっています
こういう時間と共に変わっていく景は、人工のジオラマにはない楽しみです



次に週には池の水も大分澄んでいました布布さんの旦那さんがメダカをあげるといってたので
水質が安定したら飼いたいもんです(小学校以来)


茶室の前の竹ベンチに座ってこの庭を眺めると、めっちゃ和むので
今年も連休はここに籠って、まったりするつもりです(笑)

週末セカンドライフ 3月

今年も去年と同じ、暖かい3月でしたね


4週目には二階の窓から見えるお隣さんの桜も、畑の梅が咲き終わった頃に咲き出しました


右側を見ると、湖岸の桜も5分咲きです。今年は早いですねー
ミシガンのクルージングも、また再開したようです


大河ドラマは終わったけど、湖岸公園の明智光秀像には休日は観光客がまだ沢山来ています
像の下ではボランティアガイドさんが、お客さんに歴史背景を説明されてました


像の下には、近所のおじさんが作った坂本城の合成写真が置いてました
せっかくなんで、実際の写真を撮った場所にも置いてほしかったかも



 
二階の窓から見えるミモザは一週目からすでに開花をはじめましたが、これは最短記録かもしれません

  
花を取るというより、木が大きくなりすぎないように、伸びた枝を切るのが目的ですが
いつものようにこの時期は、家の中が剪定したミモザだらけになります


お風呂場まで

  
切った花は、もちろん家のあちこちに生けられてます

  
殆どの枝はヨメが小さい花束にして、いつものようにお知り合いさん達に配りました

  
茶室の裏に勝手に生えてきた木が大きくなってきたので、引っこ抜いて前に移植しましたが
根があまり掘れなかったので、付かないかもしれません


下の苔はなんとか枯れず冬を越しましたが、夏までもつでしょうか


一週目には、お隣さんの梅が咲いたので少し切らしてもらいました


早速、床の間に生けてみました


この枝はそのままで、何となくバランスがとれてます

  
梅の木は床の間にめっちゃ合うので、どれもそのまま差すだけでけっこう絵になってます


でも、ただ枝を差すだけでは面白くないので、この曲がった枝は


少しカットしてみましたが・・、元の方がよかったかも(覆水盆に返らず・・ムズイ

 
4週目にはお隣さんの畑の菜の花をもらったので、これも生けてみました



春らしい色なので、置いてあった白く塗ったベニヤを後ろに立てて撮ってみました


軽い感じで悪くはないんですが・・


やっぱり元の壁の方が、生け花っぽい(背景大事)


椿野さんにもらった竹籠にも、一輪挿してみました


いつでもお手軽にお茶を点てられるように、お茶台を作りました



上にお茶セットを置いて、下に窯を収納できます




残ったお花は、ヨメがリビングに飾りました


・       ・

先月途中になっていた駐車場の花壇の続きをやりました

 
まずお隣との仕切り板を、そのまま奥まで延ばして


 
車を止める後ろのデッドスペースに、三角の囲みを付けて、土を入れました


仕切りの板を埋めて車止めも付けると、ぐっと駐車場っぽくなりました
釣り客用に貸駐車場でもやるか(笑)


車止めは、鉄杭で留めたツーバイ材の前にブロックを置きました


ブロックのカバーは、ウレタンのコーナー材は高いので、建築用の柱の養生材です(一本180円)
一応タイヤの傷防止用ですが、これなら目立つのでバックする時の目印になりそうです
(それにしても今月は黄色が多い)


とりあえず先月もらった花を一部入れましたが、いずれはリーフ系を植えるそうです

駐車場と並行して、中門の両側のスペースも少しずつやり替えていました

 
ここは最初に庭を作ったときに力尽きて、土の入れ替えをしないまま放置されてたので
下は砂利とガラだらけで、花が植えられない土なんです(それでもコスモスは生えますが)

 
そこで、もう一度掘り起こして土をフルイにかけるんですが、手アミでは全然進みません


そこで、物置に置いてたこれをまた引っ張りだしました


これは最初の時に作った自作の土ふるい機で、コンクリミキサーに付けて使います


前から土を入れると、回転するアミで土がふるわれて、ガラと砂利が前に落ちるという仕組みです

 
これで一気に進んで、二週で何とか土とガラが分別できました


開いた穴に、ホームセンターで買った培養土を入れて

 
道の両側が花を植えられる場所になりました


分別したガラ(廃スレート?)は、40袋程にもなりました
ほぼ土の半分がガラだったかもしれません


これだけの量を捨てる場所がないので、結局レンガの壁際に積みました


近くのホームセンターにあった、一個280円と120円の石を買ってきて

 
ふるった土と一緒にガラの山に乗せました。これで多少は土があるので小さいものなら植えられそうです


手前のスペースには、さっそく先月もらった花を植えました

それでもガラの袋が残ったので、裏の蹲周辺のやり変えに使うことにしました


ここは先月竹パネルを付けたんですが、蹲と灯篭が小さいので、もう少し高くしたいと思ってたんです


まず蹲と灯篭と後ろのスイセンを移動して、穴を掘ります


そこにガラの袋を、袋ごと積み上げて

 
蹲と灯篭の場所を決めてから、上に掘った土をかぶせます


残ってたホームセンターの石を適当に並べてから


一緒に買ってきた一個60円の玉竜を、20個ほどランダムに植えていきます

そして仕上げは苔を貼るんですが


今回は裏の水路に付いてた苔を使うことにしました(灯台下暗し)


苔の採取に必要な道具は、お好み焼きのコテとベニヤ板です


これなら下の土からきれいとれます



なるべく大きいまま使いたいので、乗せるのは広い板が便利です

それを土に貼ると


ミニ和風庭園の完成です♪

苔は一瞬で風景を和風に変える魔法の素材ですが、枯れずにちゃんと付くかは微妙です
平面を山にしたことで、風景に奥行きがでましたが、これ位のサイズなら、ちょっと大きい
ジオラマのようなもんなんで、どこにでもすぐに坪庭が作れそうです(石がポイントかも)

後ろのモッコウバラは、一株から左右に広がってるんですが


右側は去年作った滝の小山の上にも伸びて、来週には花が付きそうです
ここは作ってからちょうど一年経ちましたが、それにしても水は大変でしたねー(ほぼ一月かかった)
今でも順調に流れてますが、ここは日当たりがよすぎて、結局張った苔は付きませんでした

週末セカンドライフ 2月



今年も去年と同じ暖かい2月でしたが、去年のこともあるので、ちょっと素直に喜べません
日本海側は雪が多かったようで、そのニュースを見るたびに、南国生まれの自分には(四国ですが)
いったいどうやったらあの雪の中で生活できるんだろうと思ってしまいます


ピザ釜ルームの窓から見える、お隣さんのミカンの木に沢山の実が付いてるなー、と思ってたら

 
お隣さんがその実をもってきてくれました♪



甘酸っぱさの中にある、ほんのりした苦みが春の訪れを感じさせてくれます




薪ストーブの季節も終わろうとしています
”去り行く夏”というのはよく言われますが、”去り行く冬”というのはなぜかいいませんね
でもストーブの火を見ることができなくなるのは、かなり寂しいです(夏も焚くか)



焚きつけにしてた段ボールに色がついてました
多分これは去年のフレームペイントのワークショップで、パレット代わりに使ったものだと思います


ちょっと抽象画っぽいので、壁に飾ってみました


 
サビ塗装のフレームに入れるとより絵画っぽく見えますが、どこを切り取るのか迷ってます


・     ・


3週目に、比良の布布さんの二人展に行ってきました

室内の画像のようです以前ウチで作らせてもらったテーブルも、2台は足を低いバージョンにして使ってもらってました



”おおきな木”さんのビーガンランチも、予約していただきました


展示室になってる離れの窓からは冬枯れの川が見えますが、ベランダには昨日の雪がまだ残っていました
ウチからは車で20分ほどの距離なのに、まるで違う地方のようです


でも室内は薪ストーブでほかほかです
それにしても和室に薪ストーブとは驚きです。よっぽど断熱がしっかりしてるんでしょうねー
ウチの安もんストーブでは、危なくて絶対できません(笑)


道側の庭にも雪が残っています


この時のための雪見障子は、さすがに絵になります
ウチの茶室の庭にも、この雪を何とか持って帰れないもんじゃろか


旦那さんはピザ釜を製作中。今度行くときは食べれるでしょうか

それにしても、ここはウチのテーブルだけでなく、本棚や門扉まですべてお知り合いの作家さんの
手作り品があふれています。その空間でお友達の作家さんの展示イベントができるのは、ひとえに
布布さんの企画力と人脈からですが、これはセカンドライフの一つの理想形だと思いますね・・


同じ日なのに、帰ってきたウチの庭には雪はまったくありません
湖西は堅田を越えると雪国になるというのは、ホントのことなんですね


庭のスイセンも、そろそろおしまいです


そこで春に向けて沢山の苗を買いました

・・というのは冗談で(笑)


これは近所の紫金山公園の植え替えの花を、またもらいに行ったんでした


この花壇は市が管理してるんですが、植え替えの日を事前に告知して、前の分を分けてくれるんです

10時になると、周りに待ってた人が一斉に花壇に入って、苗を掘っていきます


人気のない色の花は、毎回沢山残るんですが、これは全部捨てられるそうです

 
早速庭のあちこちに植えましたが、ここに持ってくると、いつもほんの少しに見えます
この花なら、まめに花がら摘みをすると、5月頃まで花を見ることができるそうです


・      ・


裏庭の木もすっかり葉を落として、半分隠れてた茶室がよく見えます


その茶室の水屋用に付けてた水道の配管が、月初めの氷点下でなんと縦に割れてしまいました
外の配管に不可欠な、凍結防止の断熱材を巻くのをつい忘れてたんですが、氷の力ってすごいですねー


床下の配管に断熱材を巻くにはもう手が届かないので、一番下の所に水抜きのバルブを付けました
凍りそうな時はこれを開けて、配管の水を抜いて帰ることにしました(今年はもう必要なさそうですが)



茶室は冬は囲炉裏部屋になってるんですが、煙対策として小さい換気扇を付けることにしました

 → 
吸排気用のガラリは、両側の妻手側の壁に付けてあったので、簾で作ったカバーを外して



換気扇を入れたボックスを代わりに付けてから、同じカバーをまたかぶせました

その後使った感じでは、ガラリの外に扁額があるためか、空気の引きがイマイチのようで
結局、窓を開けた方が早いです(よくある徒労パターン)

 



今月の床の間にはこんな花を生けました



これは庭の植え替えで掘り出した花の苗をそのまま入れただけなので、生け花とはいえないかも(笑)

 
庭木の剪定はいつもの専属庭師さん(?)が、今年も活躍してくれました


今年から高い脚立に乗るときは、ヘルメットと安全帯を義務付けました(ゼネコン仕様)


その代わりに新兵器を一個プレゼントしました


 
太い木のカット用のミニチェーンソーです
前の高枝用の物は、
柄が長すぎて使いにくかったのと、オイルをつけ忘れて一年ほっといたため
さび付いてしまったので
、手持ち用の物をAmazonで買いました(本体のみ4990円)



今度は刃が近いので、キックバックに気を付けながら、両手で支えて切っていきます



5㎝位の木ならあっという間に切れました
これなら湖岸の木を切るのにも、また使えそうです



裏のフェンスは途中まで竹のパネルを付けてたんですが、残ってる所も付けることにしました

 
前と同じ竹のロールスクリーンを枠に留めて、また竹パネルを作ります


開いてた所を全部そのパネルで囲むと、ぐっと和庭っぽくなりました
前の蹲を置いてる所も、いずれまたやり替えるつもりです

 
反対側も一部付けたんですが、3年程前に作ってあったコンポストが邪魔です


とりあえず元のパネル状にばらしましが、ペンキを塗ってたためか、腐葉土が直接当たってた割には
パネルの杉板は、ほとんど腐っていませんでした

コンポストは必要なので、別の場所にまた作らなくてはいけないんですが
けっこう大きいので、手ごろなスペースがなかなか見つかりません


結局、前庭の小屋の棚下がほとんど使っていなかったので、コンポストに改造することにしました


なるべくたくさん入るように、棚を前いっぱいまで出して、15㎝ほど全体をかさ上げしました


  
それに合わせてボックスを作りましたが、これならけっこう入りそうです
今回は杉板ではなく、アルミ複合板で作ったので、より腐りにくいと思います

ばらしたコンポストの杉板パネルが余ったので、入り口の駐車場の横に花壇を作ることにしました

 
ここはいつも雑草に悩まされてた所なので、雑草除けを兼ねて角の花壇を広げることにしました

 
まず草の根を掘り起こしてから(土が硬くて大変でしたが)、お隣さんとの境のブロックに杭を打って
その内側に、コンポストパネルをカットした板で、土止めを作ります


 
同じ板で前を囲って削った土を入れて、とりあえず花壇が出来ましたが・・

 
その後、車を入れることができるように、花壇を3角に変更しました(土の移動が大変でした)


これで、軽しか停めれなかったところに普通車が停められるようになりました



駐車場の後ろのデッドスペースも、夏になると雑草に占領されてるので、そのままついでに
奥の各コーナーにも3角花壇を作っていくことにしましたが、
続きはまた来月です

週末セカンドライフ 1月



今年の正月は帰省自粛でまたもや田舎には帰れませんでしたが、こんなことは何十年ぶりでしょうか

そういえば、去年の初詣の時のおみくじが、滅多に出ない凶だったのは(それも二人共)
ひょっとしたら、このご時世のことだったのかも

まあそれでも無事にすごせたのでよかったんですが、さて今年はいったいどうなるのやら・・

・     ・

1月の後半は暖かい日が多く、雨が降っても雪にはなりませんでした


先月やり変えた自宅のベランダも、雨に濡れていい色になっています
これから雨のたびに、だんだんと色が濃くなっていくと思います

  
今は庭にはあまり花がないのですが、その中で唯一のスイセンです

  
洗面所の横にも小さいものを置いてます

 



ところでこの洗面台も、もちろん手作りです


以前も紹介しましたが、この元はホームセンターに売ってた3万円ほどの既製品です

それをばらして

 
シンクの台を広くして、扉を作り直したんでした


一度茶色で下塗りしてから、白を塗ってシャービー塗装しました
おしゃれな洗面台はお高い割に使いにくいので、既製品をリメイクしたんですが、実用的で使いやすいです

  
ミラーと照明も再利用しましたが、この壁付けのミラーキャビネットは、今ではネットでよく売れてます
(ネットの商品は殆どここ用に作ったものを切り売りしてるようなもんです)

  
その洗面所はお風呂の脱衣室も兼ねてるんですが、その横が勝手口からの庭仕事用物置になっているので
とりあえず、板壁とカーテンで仕切ってたんですが、板壁の上と窓は開いたままでした

真冬はお風呂に入る前に、浴室の天井に付けた乾燥機で浴室と脱衣所を温めてから入ります
この浴室乾燥機もたしか3万円程で安かった割には、雨の日は洗濯乾燥室にもなって便利ですが
その分電気代がけっこう高いです(大きいドライヤーのようなものだから)

  
そこで、無駄な物置の暖房代を節約するために、窓と上のスペースをアクリで塞ぎました

これで長い間放置してたことが、今回一個片づいてよかったです(まだまだありますが)


撤去したベランダの手すりを、少しずつ薪ストーブで燃やしています
量的には十分ひと冬持ちそうだと思ったんですが、すでにほとんど燃やしてしまいました


手摺に付いていたビスや金物は、灰の中から宝探しの様にマグネットで選り分けます



部屋が温まるまでは、扉を開けて直接火に当たるんですが、扉が直角にしか開かなかったので
角の当たる箇所を削って180度開くようにしました

 → 
お高いストーブではできない荒治療ですが(笑)、これで二人で火にあたれます


ところが開けたまま燃やしていると、知らない間に火の粉が飛んでミトンに穴があきました(臭いで分かった)


このままではいつかヤバいことになりそうなので、残ってた金網をカットしてカバーを作りました

  
これでほぼ火の粉は防げるようですが、煙は防げません


手摺に使ったツーバイ材は北洋材なので、多分北米やカナダからの輸入木材だと思います
年輪を見ると、数えられるだけでも50本ほどあるので、多分樹齢は80~100年位の木だと思います
加工してる時はまったく気にしていないのですが、燃やすときなぜかそのことが気になります


その炎を見ながら、その木が育った深い森の長い時間と季節ごとの出来事をイメージすると
たまにふとその森に自分も
いるような気になります
これがいわゆる火の癒し効果なのかもしれませんが、薪ストーブの楽しみの一つです

脳内トリップ?

  
熱気は上に上がるので、部屋全体が温まるまでは、頭だけ暑くなって足元が冷たいので
扇風機を上に向けて空気を循環させました

天井が斜めになってるので、いい感じに循環しますが、音がうるさいので何かまた考えてみます

  

その横に長い間立ててあった、ユーカリのドライも大分葉の色が褪せてきたので
先月の強風で折れた枝と交換することにしました



捨てる前に床の間に生けてみました
冬の枯れ野のイメージです


茶室の暖房は、ファンヒーターからオイルヒーターに変えました
これ位の部屋なら、こっちの方が全体をやさしく温めてくれます

冬になったらやりたかった、待望の”掘りこたつ式囲炉裏”をやることにしました

夏に掘り込みのテーブルにしてたのを、今度は囲炉裏付きのこたつにするわけです


そのためにまず買ったのは、こたつ用のヒーターです(アマゾンで4500円)


こたつ布団は、ある理由でなるべく安いものを探して、結局ニトリの3990円のものにしました


一応、”ワフウ”柄(?)を選びました

  

囲炉裏にした時のことを考えて、一酸化炭素アラームと、万が一のための消火器も揃えました
最近の消火器はスプレータイプがあって、ホントに使いやすくなってます(880円)
消火は時間勝負なので、大きいものよりこの方が実際は役に立ちそうです(使いたくはないですが)

アラームは安かったので、リビングの分も一緒に買いました(一個550円←大丈夫か?)

普通の掘りごたつなら、そのままテーブルに布団を掛けるだけでいいんですが
囲炉裏にするために、少し追加の作業をします

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まず掛布団の真ん中をカットして、囲炉裏用の穴を開けました
囲炉裏用の穴の開いたこたつ布団はどこにも売ってなかったので(あたりまえか)
切っても大丈夫な安い布団を選んだんです
斜めにカットして内側に折り込んで、ガムテで留めただけなので、まあ一応再生可能です

 

  
次に布団を乗せるための中板を作ります。ずれ止めの加工も四隅にしました

  
最後にこんな枠を作りました。裏に金網を貼ってますが、さてこれはいったいなんでしょうか?

準備ができたので、早速組み立てていきます


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4畳半の真ん中の畳だけめくって、周りの畳は難燃仕様の撤去物のパンチカーペットで養生します

畳の下の床板が、そのままこたつの天板になります


  
その床板(こたつ天板)の下の空間に収納してたこたつの足を、床板天板の受けになっている
四隅の穴に差し込んで、
ヒーターも下に置きました


  
布団を乗せるために作った穴あきの板を足に乗せてから、こたつ布団を上に掛けます



板と布団の穴は、囲炉裏ボックスに当たらないように、天板の穴より少し大きくカットしています

 
床板に使ってた天板を布団の上に乗せます

  
そして、これも下に一緒に収納してた、鉄板で作った囲炉裏ボックスを穴に入れると
”掘りごたつ式囲炉裏”の組み立て完了です♪

元々は炉を切るために床上げしたので、そのスペースを有効活用するために掘りごたつにしたんですが
普段使わない掘りごたつの下はけっこう広いので、たくさん物が入れられます
(何なら床下全体を収納スペースにすることも可能ですが)

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囲炉裏ボックスのカバーを乗せると、普通のこたつテーブルにもなります
組み立ては5分位でできましたが、こたつを置くと茶室が一気に田舎の”離れ”に変わりました


先程の金網パネルは、天井から吊りました

  
これは田舎の囲炉裏の上によくある木の枠を真似したんですが、実際の目的は実はよくわかりません
天井はハイショーカーで防炎加工もしてるんですが、
とりあえずここでは囲炉裏の火の粉が
天井に行かないためのカバーのつもりです
(床の間の先月のゴールドクレストが、今月は正月の門松のようです)


囲炉裏部屋なので、入り口はもちろん躙り口ではなく、出入りしやすいドアバージョンです


ヒーターの電源も入れてみました。 おー暖ったかい♪

  
囲炉裏ボックスに薪ストーブで出た灰を入れて、茶釜を掛けました



   
障子の外に縁側の引き戸がもう一枚あるので、その空間の断熱効果で、内はけっこう暖かいです
縁側って一見無駄なようですが、ホントに優れもんですねー(ここは水屋との廊下も兼ねてるし)

これでここに籠って、雪見障子越しに作った庭を見ながらまったりするのは、サイコーの贅沢かも(笑)
この狭さが逆に落ち着くので、縁側付きなら3帖でも十分かもしれません
外に雪が積もるともっと絵になるでしょうね~


元々この小屋のプランを考えてた一年前のブログを見てみると、茶室の前はこんな画像の
囲炉裏部屋がイメージだったので、これで最初のプランに戻ったわけです(茶室とのリバーシブルですが)


さっそく灰の上に炭を入れて火を熾してみました
炭に火が回ると、囲炉裏ボックス全体がけっこう温かくなって、下のヒーターはなくてもよさそうです
よっぽど熱くなるようなら、内側にケイカル板を張るつもりでしたが、これ位なら大丈夫そうです


せっかく茶釜があるので、お茶を点ててみることにしました

  
茶釜の錆は相変わらず取れないので、中にガラス瓶を入れて二重にして、そのお湯を使ってます
なかなかピッタリの入れ物が見つからなかったんですが、2杯分ならこれで十分入れられます


お茶菓子は、かりん糖ときな粉餅の超略式お点前ですが、けっこうおいしかったです
今度はお餅を焼いて、善哉を作ろうっと


もっと古民家っぽく、五平餅やお魚を焼くために、木の木っ端も燃やしてみましたが・・


あっという間に部屋が煙だらけになって、アラームも鳴りやまないので、すぐに窓を開けました(笑)
やっぱり炭を外で熾してから、入れる方がよさそうですね