週末セカンドライフ 10月


今年は比較的秋らしい日が多かったような気がしますが、
朝晩はもうすっかり冷え込んできました


前庭のコスモスも、少ないながら花をつけました


いつものリビングにヨメが飾りました


  
茶室の門の上に横の藤が被ってきて、草屋根の草が育たないので、蔓を切って床の間に生けました

  
今月のお稽古のお花は数珠玉と菊芋で、うららさん生菓子はの生菓子は
琵琶湖と葦原のイメージだそうです

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22日からの3日間で、今年も”Tsudoi2022″を予定通り開催しました


前の週に駐車場の入り口の凹んでた所に、またレミファルトを撒いて車を入りやすくしました


いつもは作業場になってるサンルームも、カフェ仕様に変更です
ブドウもまだついてます

  
布布さんと色束さんの作品も並びました


お隣さんにもらったシマカボチャは、結局そのまま飾って、お客さんにおまけで配りました

  
今回ウチのワークショップで作られた積層ランプは、お二人ともひねりバージョンでした
(電球付きのベース板が付いていないと思われたのもあってか、結局参加されたのはこのお二人だけでした
おかげで今年はのんびりできましたが、たくさん余った材料はまた別の所で使いたいと思います)


ガーデナーさんのワークショップは多肉植物のケーキで、こちらは沢山の方が受けておられました

  
椿野先生のお茶席の設えは、8種類の秋の花と、額の書は”水見水”
(悟りに至らない段階では、山は山としか、水は水にしか見えない。しかし、本来無一物の境地に至ると
一切が無差別平等となり、山は山でなく、水も水でなくなってしまう。さらに修行が深まって悟りの心
さえも消え去ってしまうと、山が山として水が水として新鮮に蘇ってくる)という禅語だそうで

お香入れは浮御堂の古木だそうです
(”湖柳庵”なので、テーマを琵琶湖でまとめたそうです。すげー)

今年は予約制ではなかったですが、ずっと人が途切れずにいつも誰か入っておられたようです

 


終わった後に、茶室の写真を撮られる方も多かったです



最終日は自分も初のお点前でしたが、案の定3回ほど途中でフリーズしてしまいました(^^;


お茶の合間に、三味線を弾いて唄ってくれた方もおられました

亭主役も終わってみると意外と楽しかったですが、今回のもう一つのメインは、湖岸のお茶室です

2日目がお天気も良くて比較的ヒマだったので、前日設営することにしました


予定通りこの場所に立てることにします

 
搬入用に改造した台車に積んで、ヨメと二人で2回往復して湖岸まで運びました


早速組み立てます

 
位置が決まったら、まず床枠の4枚のパネルをつなぎます

  
レベルを出したら杭を打って固定して、4隅に立てた柱に壁と屋根のパネルを付けます(布布さん撮影)
たまたま見に来られた鈴花さんにも手伝ってもらいましたが、前回河原で立てた時のビスを
そのまま残していたので、サクサクと1時間ほどで屋根まで組めました


最後に今回用に作った竹垣を、前の両側に付けて完成です


予想以上に風景に溶け込んで、仮設的な違和感がほとんどありません
後ろのコンクリートの桟橋が古びた木製にみえて、昔の渡し船の待合所のようです

 


  
ここは裏の公園からは、葦の林に囲まれて直接は見えない場所なのですが
いちおう通報されないように(笑)”届出済み”の看板も立てました

 
そのためどこにあるか分かりにくいので、裏の茶室からの誘導看板も5本ほど立てました


夜にいたずらされないようにシートで覆いましたが、周りの景観に配慮して今回はグリーンにしました

本番の最終日は、一時通り雨に打たれましたが、今回は屋根を雨仕様にしていたので
雨漏りもせず、
無事オープンすることができました


中は前回と同じですが、奥の丸窓は開けると桟橋の鉄のフェンスが見えるので、閉めたままにしました


でも障子に葦の影が映って、これもなかなか風情があります


中に入るとちょっと琵琶湖に浮かんでるようで、対岸の近江富士も正面に見えました
湖西なので夕日は見えませんが、夜に湖面に映る月道を見ながらお月見するのもいいかも
花火師でもある鈴花さんは「花火見物にもよさそう♪」と言ってました(たしかに)


お茶室のお客さんにも、終わってから回ってもらいました


最終日はお点前がなかった椿野先生にも、お道具持ち込みで点ててもらいましたが、
晴れた琵琶湖は色も青くて、ちょっとタイのリゾートのようです

(画像は、椿野さん、布布さん、色束さんからもお借りしました)