週末セカンドライフ 12月

いやーホントに寒くなってきました。早く春にならないかなー

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勤労感謝の日は結婚記念日だったので、遠くに行く余裕はなかったのですが、一週間遅れで
びわこ大橋のたもとにある、人気のお宿を予約しました

ところが、直前にホテル側のダブルブッキングで、なんとキャンセルされてしまいました

でも同じ系列のホテルが、明石海峡大橋の下にもあるのをたまたま見つけたので、こりずに
”橋の下つながり”で、こっちに予約し直しました

 

   
部屋の窓から明石大橋が見えます。いつもこの橋で田舎に帰ってたのですが、下から見るのは初めてです


夜はライトアップの色が、時間とともに変化して見飽きません 。左側の光は淡路SAです

先週のキャンセルのことはあえて言わなかったんですが、チェックインの時に「今回はご迷惑を・・」と言われたので
「さすが系列ホテル、情報が回ってたんだ、こりゃ何かサービスがあるかも」と期待したのですが、結局何もなし(‘ω’)

帰り道に二人で「期待させる言い回しは、逆になかった方がよかったよね~」と愚痴りました(サービス業はムズカシイ)

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5年前に尾道に移住した姪っ子夫婦の新しい家ができたので、姉と母親と一緒に見に行きました

場所は旦那さんのお店がある尾道の向かいの島で、その名の通りの「向島」にあります
3年ほど前に脱走犯が潜伏してニュースになった所です

 

 
ほんの50m位の海峡で橋もあるのですが、今回は行き帰りとも3か所あるミニフェリーで渡りました


対岸がすぐそこに見えますが、潮の流れが速いのでけっこう船は流されました
ちなみに脱走犯はここを泳いで渡ったんですが、「死にかけたー」そうです


新居は今流行りの平屋で、以前の家を自分でDIYするほど建築が大好きな姪っ子の、こだわりの結晶です


設計は会った中で一番意見が合ったという人気の建築家さんで、そこが使う工務店も
一か所に決めてるらしいので、結局1年待ちで依頼したそうです

自分も土地選びの段階から、色々アドバイスしましたが、ほぼ姪っ子が一人で進めたようです
彼女はこの家のローンを組むために、近くの外資系企業に就職したんですが、英語が話せるので
条件のいい所に入れたようで、入社半年で育休を取って家作りをしたそうです(計画性がすごい)

  
面積の半分近くを占める大きなリビングは、平屋とは思えないほど天井が高いので、
開放感はあるのですが、冷暖房が大変かも(ロフトが作れそう)

 
自分の一番のお気に入りはこの裏庭スペースで、設計段階からここは気になってたんですが
建築家も同じ考えだったようで、3種のウッドデッキにこだわりを感じます

一般的な家は、前の玄関周りをメインに考えるのですが、自分は裏庭が気持ちがいいいことを
経験上知ってるので、前を小さくしてでもその分裏庭を広く取る方がいいと思ってるんですね


子供を遊ばすのも安心です

88歳になる母親は、いずれここに引っ越すかもしれないので、近くの介護施設も見に行きました

  
小さい船が沢山停留してる川沿いを海の方に歩いていきました
田舎から持ってきた手押し車に乗せてるのは、ひ孫になります


10分ほど歩くと、まだできたばかりの建物がありました

 
建物の裏は尾道との海峡になっていて、向こうにサイクリストの聖地の”しまなみ海道”も見えます

 
ちょっと田舎の風景に似ているからか、母親も気に入ったようです(長崎生まれなので船のドッグも)

後で島を30分ほどかけて一周ドライブしたのですが、こういう介護系施設が海沿いに複数ありました
たしかにこの景観は都会にはないので、これからはこれが地方
の唯一の成長産業になるのかも


終の棲家になるかもしれない場所で、女4代で記念撮影
こう見ると、やっぱり世の中は女性でできてるなーと、あらためて思いますね


いや男もいるっしょ。まあおまけのようなもんですが(笑)


自分の終の棲家のイメージは、こんな小さくて古い平屋を改修して住む感じかな~

もう一人の男性の、姪っ子の旦那さんのお店にも初めて行きました


旦那はコーヒー豆屋さんです

  
看板は開店時に自分が作ったんですが、外仕様ではなかったんで、そろそろ作り直さなければ・・


半分は自分たちでDIYしたというお店は、落ち着いたいい感じです


ピカピカだった焙煎機も、だいぶ使いこまれてきたようです

地元の人以外にも県外のお客さんが多いようで、10分ほどの間に他府県ナンバーの車が2台来ました
最初の2~3年はなかなか採算ベースに乗らなかったそうですが、最近の巣ごもり需要と
ネット販売も増えて、今はほぼ最初の目標ラインは越えたそうです(運も大事)
彼も姪っ子と同じ大手企業の脱サラ組で、もともと能力があったんでしょうがたいしたもんです

「また商売の事、色々教えてください」といいますが、もう伝えることはなくて、後は
自分がいかに”あきない”ようにするかということだと思います

最近は若者が田舎に移住するというスタイルが増えてきて、自治体の支援も色々あるそうです
彼も市や地域団体から、移住のモデルタイプとして取材を受けることもあるそうですが
尾道の観光地から離れたこの場所でうまくいったら、後に続く人への一つの道筋になるはずです

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びわこもすっかり冬模様


比叡山も、朝は雪が積もっています


晴れてくると虹が出ました

  
駐車場のヒメツルソバに小さい花がたくさん付きました


湖岸公園の小川の橋が長い間壊れたままだったので、使ってなかった足場板で橋を作りました
草刈まではできないけど、少しはここのお役にたててよかったです(広い裏庭と勝手に思ってるので)


苔山の横で巨大化してた洋種ヤマゴボウも、すっかり枯れました

  
また枯葉が沢山落ちていますが、特に植え込みに落ちた葉っぱが取りにくいです


そこで、ひさびさにブロアの登場です

  
大きなゴミ袋3個分吸って、ようやくすっきりしましたが、またすぐに溜まります


薪ストーブはすでにフル稼働ですが、剪定した枝を燃やせて便利です

お茶のお稽古は、先月から冬用の炉(畳の中に入る形)に変わったので
そのタイミングで、場所も先生の自宅に移しました
炭手前も初めて見せてもらったんですが、すっかり写真を撮り忘れました

これは先月からNHKで始まった、お茶の番組の炉です


帰ってきてからウチも真似て、炉にしてみました

  
炉のサイズは定番なので、先生に貰った炉用ヒーターもピッタリで、早速窯でお湯を沸かしてみました
湯気が上がると、ちょっと囲炉裏の風情で、ほっこりします
夏の風炉は部屋の隅にあるんですが、冬は真ん中に火を持ってきて、少しでもお客さんに
暖まってもらうんだそうです


ダンス仲間さんが親御さんの使っていた茶道具を整理しているそうで、お茶碗と花瓶をいただきました
どれもいいもので、名入りの桐の箱に入っていて、本格的にお茶をやっておられたことがわかります

お返しはちょうどクリスマス前だったので、アイアンの切り抜きツリーランプです

お茶を始めるとどうしても道具が増えてきて、その収納場所に困ってる方が多いようなので

 
ウチの今度の組み立て茶室は、オール床下収納になっています

それでは、今年もよろしくお願いします

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1月15日の日曜日に、はっちゃんがサンルームで久々に”お菓子なお茶会”をするそうなので
ウチも便乗して、またお茶室体験のお点前をすることになりました(11~16時頃、無料)