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サイズ指定の棚と、大きな額はいつもの書家さんの作品展用です

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先月納めた額には、こんな刺繍が入れられたそうです

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こちらは、今度のロハスフェスタに使うためのものだそうです

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この棚もフリマ用で、切込みが入っていてバラバラに分解できます

 


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こちらはウチのガレージ工房で、お客さんが最近作られたものです
扉付きの棚は裏にネットが貼ってあります(まだ制作途中)

ウチのお客さんは、元々作家さんが多いんですが、最近はテレビの”ボンビーガール”の影響なのか(?)
自分で作りたいという方が、増えてるような気がします

そういえば今度の朝ドラも手作りがテーマです (ももクロいいですねー)

お店をここに移したら、もう少し教室の頻度も増えるかもしれませんね
(びわこに来れば、流行りの溶接体験もできるかも)

10月15日 ランプ販売開始


クリーマにランプを出品するために、手頃な規格品の器具を探してたんですが
ようやく
見つかりました

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再結線するとPSEがクリアできないはずなので、
配線カットせずに、そのまま付けられるように工夫しました

PAP_0059  アンティーク風、アイアンの壁掛けランプ  アンティーク風、アイアンのキャンドルランプ(置き)

アルトドイッチェのペンダントや壁掛けランプ、置きキャンドル等
デザインはいつものままですが、これで正式に販売開始したいと思います

(クリーマのショップページは、上のカテゴリー欄にも追加しましたので、また覗いてみて下さい)

10月18日 憧れの人part2



前回の種田陽平氏に続いて、憧れの人シリーズは、今回は久住有生氏です

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久住氏は左官屋さんです(この画像はホームページより

自分もたまに”趣味”で漆喰を塗るんですが、木工やアイアン等、”広く浅く”の
何でも屋の自分が、
一番好きな作業といえば、実はこの左官かもしれません

左官は一般的にはモルタルや和風の壁塗りのようなイメージですが、ホントはすご~く奥が深くて
建築の中では、最もアートと融合したクリエイティブな業種じゃないかって思ってます

そして現在その頂点にいるといわれてるのが、この久住氏なんです

平面の壁に宇宙を作る、”コテの魔術師”ともいわれています
たまにテレビでも特集されてますが、その風貌と独特の佇まいも、またかっこいいんですね

その久住氏が塗った壁が、阪急のウインドウディスプレイに使われているそうなので、見に行きました

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日本画や着物とマッチングされてました

う~ん、でも自分としては、久住氏の”壁だけ”でよかったような気がしますが・・

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この土は彼の地元の淡路島からもってきたそうです
本物の職人さんは、のり(接着剤)を入れずに、土の配合だけで塗っていくそうです。へ~

イメージに合わせて、素材から自分で探して使うそうですが、そんなやり方は
分業が進んだ昨今では、
設計やクライアント側の圧力で普通は許されないもんですが・・
もちろん彼だからかもしれませんが、それだけ(他の人が指示できない)専門性が高くて
個人の力に左右される、独特な仕事なんだと思います


もう一人のカリスマ左官、”挾土秀平”氏は、大河ドラマ”真田丸”のオープニングのタイトルを

土で表現してます。他のテーマをイメージした壁も、かっこいいですねー


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自分が初めて左官を経験したのは、まだ二十代の頃でした

その頃は大阪の交野という所で、”らたん房”というドマイナーな籐家具屋をやってたんですが
(その時の師匠が、京都の”小さい部屋”さんのパパだったんです)
たまたま昼ご飯を食べに行った近くの喫茶店で、そこのオーナーと少し仕事の話をすると
いきなり「家具を作ってるなら、ここを改装してほしい」といわれたんです

オーナーがちょうどインドに凝ってた時期だったので、
インド喫茶に改装して、カリーを出したいということでした

籐家具屋といっても、この頃はまだ半分プータローのようなもんで、時間もたっぷりあったので
お店の改装などまったく経験がないのに、すぐに「やるやる!」と言ってしまいました

・・そして、一人で二か月半かけて、普通の喫茶店がこんな空間に変わりました


(これはまだオープン前の写真です)

木の床と家具、土の壁、籐のカウンター、丸太組のよしず天井等々・・
自然素材だけのオール手作りです

この時の壁が、初めて塗った漆喰だったんですね
奥の壁とベンチは色粉を混ぜてアースカラーっぽくしました


こちらはオープンしてからの写真です
写真ではよくわかりませんが、たしかこの壁は目地を描いてレンガっぽくしたはずです

ここはやる前に、オーナーから「いつまでかかってもいい」といわれたんで(?)
ホントに好き放題やらせてもらいましたが、なにせ初めての事ばかりで、試行錯誤の連続でした
でもこの経験が後でけっこう役にたったし、結果的に今の仕事にも繋がってるような気がします

 

   
その後の一時期は、漆喰塗りにハマって、伊丹のカフェバーや、
新地のスペイン風ラウンジの内装にも関わりました

左官作業はけっこうな重労働で、特に腕が疲れるんですが、自分はたまたま中高と
6年間剣道部だったので、リストが鍛えられてたのが役に立ったんでした

ディスプレイ仕事がメインになってからは、納期のサイクルが早いので、
店舗仕事は出来なくなったんですが、
なぜか今でもたまに漆喰が塗りたくなります

10月31日 白鶴酒造資料館

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先日、額を納めさせてもらった書家さんの書画展が、神戸の”白鶴酒造資料館”で
行われるというご案内を頂いたので、見に行きました

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大手酒造メーカーの白鶴さんの資料館は、本社の同じ敷地内にありました

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広い芝生の奥に古民家風の建物が資料館です。鹿威しも本物でした

 

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人型ロボットが受付です
一度視線が合うと、首を振ってこっちの顔をずっと見てくれます

 

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広い木の床と大きな梁のある高い天井は、昔の酒蔵です

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あちこちに、働く蔵人の等身大の人形があります。金かかってるなー

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蔵人の暮らしを再現したシーンもありました(昔の徒弟制度は人間教育にもなってたんですね)

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それにしても、人形の造形がホントにリアルですねー

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展示会場は資料館の一番奥のスペースにありました

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作らせてもらった額もありました。横書きだったんだ

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周りの作品は既製品のシルバーの額を使われていたので、木の額は逆に目立ってました
使ったのは普通のワンバイの板なんですが、中に書が入るとずっといい木にみえますね
作風と、ここのロケーションにはよく合ってたと思います

週末おうち作り 10月

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涼しいというより、もうちょっと寒いくらいですが、サンルームが気持ちいい季節です
屋根半分を覆ったブドウの葉っぱは、まだ枯れずに付いてます
窓の外に移植したシマトネリコも大きくなって、うまく艇庫をカバーしてくれてます

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その艇庫のすぐ上を飛行船が飛んでいきました

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コスモスも咲きました

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いつもの
小屋をバックにしたベストアングルですが
今年のコスモスはなぜか茎が細くて倒れやすくて、アプローチの道を塞いでます
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鉄の丸棒を曲げて作った倒れ止めで、支えました

 

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何とか道が通れるようになりましたが、風の強い日はやっぱり倒れそうです

 

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外側は枯れたコスモスをすべて抜いたので、殺風景です

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そこで近くのホームセンターで、少し秋の花を買ってきて植えました

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でも全然足りません

 

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アスファルトの道はヒメイワダレ草が広がってきましたが、
せっかく作った石もやっぱり使いたいので、結局石を貼ることにしました

 

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セメントで裏を補強した石を砂の上に敷いていきます

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今回はあまり詰めすぎずに、隙間を多くとって、所々空きスペースを作りました

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目地は今回は砂ではなくて山土と培養土を混ぜて埋めました
山土の方が砂より固まりやすいので、草が伸びるまで、石をしっかり留めてくれると思います

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全部撒けたら、箒でならして水を撒いて固めました

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シャワーで石の上の土を洗うと、石の表面が現れました
これだけ土があると、ヒメイワダレ草も、もっと早く伸びるはずです

 

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駐車場の砂利の上にも、端に植えたヒメイワダレ草が広がってきました

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下に防草シートを敷いてる所と敷いていない所で、雑草のラインがくっきりできています

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ここにも同じ土を撒いて草を広がりやすくしました

 

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余った石は裏庭のアプローチに使いました
これで雨の日も、浜に散歩に行くときの道が通りやすくなりました

お隣のゴールデンは夕方の散歩の途中に、よく寄ってくれます
この子は親のクッキーちゃん!

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ちょうど、庭仕事の休憩時間なので、いつもベランダで一緒に一服します

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やっぱり癒されますねー

最初はこの大きさに慣れずに、ちょっと持て余してたんですが、
最近は街で普通の犬を見ると、「小っちゃ!」と言ってしまいます

 

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でもこの子も写真が苦手で、なかなかこっちを見てくれません


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ようやく一枚!

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ちょっとうれしそうじゃん
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skogのTさんがコスモス好きだそうなので、お誘いしたら、お友達と遊びに来てくれました
ギャラリースペースをもっと生かすプランがあるそうなので、ちょっと楽しみです

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今月のお花

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今月はやっぱりコスモスがメインです

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ウチの小物にもいろいろ飾りました

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洗面台の横にも

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コスモス以外も、この季節はいろいろあります


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ところで前回途中になった、湖東の”大中の湖”の干拓地の出来事の話ですが・・


大中の湖とは、琵琶湖最大の内湖で、その干拓地は諏訪湖がすっぽり入るほど大きくて、
真ん中では地平線が見えるくらいです

そこで昔、怖い自然現象を体験したんですが、広い場所で怖い自然現象とは・・
そう雷です。まあ一言でいえば、その真ん中で雷に遭遇したんですが・・

そこには、彦根のプラント屋に就職してすぐの新入社員の頃、
ある機械の試運転をするために、
先輩に連れられて二人で来ました
機械を、乗ってきたクレーン車でおろそうとした時に、
夕立がきて雷が鳴り始めました

そのうちに雨はだんだん激しくなり、雷はどんどん近づいてきました
仕方ないので止むまで車の中で待機するものと思っていたら、
先輩はかまわずに、どんどんクレーンのアームを伸ばし始めるではないですか

高いモノが何もない場所で金属製のアームだけが、10mも突き上げたなか
とうとう雨は土砂降りになって、雷は周りでビカビカ光ってます
ここに落ちてくれと言わんばかりの状態に、さすがに命の危険を感じて
「先輩やめてください!」と、
思わず叫んだんですが、なぜかまったくやめようとしません
いや、ずぶ濡れの中で見た彼の表情には、土砂降りの雨も雷も、実は気が付いていないようにさえ見えました・・

・・まあ奇跡的に雷は落ちず、生きて帰れたんですが、
なぜ彼がやめなかったのかは、これまた深い事情があったことを後で知りました
でもこれは長くなるので、また次回に・・(ひっぱるな!)

今月のオーダー 9月


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建て替えられた別荘のキッチンのバック棚を、ご本人自らウチの工房で作られました
なるべく簡単に作れるように、天板と腰板だけのシンプルなデザインにしました

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組み立てると運べないので、もう一度バラして現地で組むそうです

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後日、取り付けが終わった写真をメールで送ってくれました
いい感じですね

今月はアイアンのフリマ用什器のオーダーが、お二人ありました

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お一人目は埼玉からの注文で、今はやりの板を差し込むタイプのものです

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四角い枠に天板を差し込むと、ハの字のようになって、何もしなくてもそのまま自立します

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板の厚みより少しだけ枠の幅が広く作るのがポイントです

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この方法だと長い板を入れれば、そのまま長い棚になります
構造的にあまり高くはできないですが、スリットを増やせば2段、3段の棚にもなります

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組み立て式の什器としては、一番簡単なものかもしれませんし
バラバラで持っていけるので、フリマには向いてると思います

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同じお客さんからのもう一つのオーダーは、二枚の枠を丁番でつないで折りたたみ式にしたものです

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これを二つ並べて、板を渡せば大きな棚になります
脚は三点支持なので、がたつきはないはずです

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もちろん畳んでコンパクトに収納できます

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お二人目は奈良の作家さんで、陶器の展示台のオーダーでした

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こちらは、いつもの格子のバッテン式のものでした

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屋外で使うこともあるそうなので、リクエストで脚の下に高さを調整できる
アジャスターを付けました

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同じ物を4セット作りました

こちらの作家さんは、17日からATCで始まる、手作りバザールに出店されるそうです

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そのイベントには、いつもウチにアクセサリーを置いてもらってる
オレンジペコさんも出るそうです

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そのブースに付けるための、サインもワイヤーで作らせてもらいました

9月19日 ATC、アート&てづくりバザール


南港ATCで行われた、その”アート&てづくりバザール行ってきました

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メインホールとロビー両方に沢山のブースが出店してます

これだけブースがあると、ネットのクリーマと同じで、一瞬のパッと見が勝負でしょうねー

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オレンジペコさんのワイヤー看板もちゃんとありました
後ろが白い壁だともっと目立つんですが

 

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奈良の陶器作家さんは、ブース二つ分使った広いスペースに出店されていました
ウチで作らせてもらったアイアン什器が正面にブースを囲むように置かれてました

什器はなるべく枠が消えて、棚が宙に浮いてるふうに見えるように、
細めの丸棒で作ってるので、
予想どうり作品を邪魔してません

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棚板は陶器の色が映えるように、薄い白にしたんですが、正解だったようです
女性の作家さんなんですが、作品も何となくそんな雰囲気があるような気がしました



その後、会場を回ってると、どこかで見たような棚が目につきました
(作品よりどうしても什器を見てしまうので)

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これはどうみてもウチの格子棚ではありませんか

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近くで見ると傷だらけで、所々色も剥げてて、まるで本物のアンティークの雰囲気です
聞くと色んな所に持って行って、重宝してるということでしたが、全然壊れてはいないそうです
なんかうれしいですねー

9月22日 トスマシンのイベント装置(の試作)

尼崎のショッピングモールで、11月に使うイベント用の装置を試作してます

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子供が遊ぶボールプールの横の置いて、ボールを穴に投げると下から球が戻ってくる仕掛けですが
どんな感じになるのか実際に見たいということで、ベニヤで一部試作しました

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箱の中には、おもちゃのトスマシンが入ってて、投げ入れた球が前から出ます

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実際使ってみると、球がぴょーんと飛び出してけっこう面白いです
ただ、このマシンは数千円ほどのものなので、回しっぱなしで2か月近くもつか心配です

そこで、一日8時間回し続けて耐久試験をしたところ、一週間で壊れてしまいました
ただ、本格的なメカを作ると予算オーバーなので、このマシンを10台程買っておいて
壊れるたびに取り換えることになりそうです

ホンチャンのものができたら、またアップしたいと思います