12月24日 takuto(山田店) 閉店

takuto(山田店)も今日で”おしまい”です

 

たまたま前を通りかかったので、記念にお店を撮ってみました

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もともとこの外装をやりたくて始めたお店ですが
改めて見ると、今でもけっこうかわいいじゃん

外観は引き継いでそのまま残る予定なので、来年からは木、土だけでなく毎日見れるはずですが
(オーナーが変わると)雰囲気はまた変わると思います

セールっていうのをちゃんとやったのは、実は開店以来初めてなんですが、
沢山の方に来ていただいてありがとうございました

アクセサリーを置いてもらってる”オレンジペコ”さんも
閉店後の
お店を、得意の一眼レフで撮影してくれました

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クリスマスっぽく
イルミネーションした外壁や

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中は色んなペンダントランプや

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フェイクの石壁と、擬似炎の薪ストーブ等々・・

(この画像はオレンジペコさんのブログにも、たくさんアップしてくれてます)

中の感じは大分変わると思うので、これが見納めです

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12年間ありがとう。そしてメリークリスマス

週末おうち作り 12月

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前庭は長い間咲いてたコスモスも抜いて、また小屋と壁が見えてます

 

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殺風景ですが、こんな庭もちょっといいですね
(ひょっとしてそういう発想を突き詰めていくと、枯山水になるのかも・・?)

 

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そんな中で、ローズマリーとユーカリがすっかり大きくなってきました

 

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道のヒメイワダレソウは、土を被せてからは全然出て来ません

ひょっとしたら、養分のない砂地の方が向いていたのかも
まあ春に期待します

 

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抜いたコスモスの茎は、コンポストに入れても、たい肥にならないので

乾かしてからまた燃やします



木の選定の時期ですが、太い枝はもう枝切バサミでは切れない太さになっています
高枝切りハサミの先に、セットのノコ刃を付けてやってみても、けっこうやりにくいです

そこで、またネットで色々探してみると、高枝切り用のチェーンソーっていうのがありました


ただチェーンソーは粗い刃がそのまま出てるので、いかにも危なそうだし
重さも3キロ以上あるので、かなり使いにくそうです

迷っていたら、近くのホームセンターで電動ノコギリが4000円程で売ってました

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重さも1,5kgなので、これを使ってみることにしました

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棒の先にガムテで留めて、すぐ完成

 

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まず試しに低い枝を切ってみました

けっこういい感じなので、高枝に挑戦

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軽く添えるだけでこれ位の枝が切れたので、十分使えそうです

重さは1,5kgなのに、先に付けて使うとけっこう重いので、3kg以上は多分無理ですね
脚立に乗って使うともっと楽かもしれませんが、それなら棒はいらないかも
それと音がやたらうるさいのと、コードが邪魔なので、バッテリー式の
コードレスタイプならもっとよさそうです

隣の畑を借りてるいつものおじさんに、湖岸の柳に生えてたヤナギタケをもらいました

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30cm近くもあるりっぱなキノコです
以前もらっておいしかったので、また採れたらください、と言ってたんでした

「もう歳なので、いつまで来られるか分からないので、ポイントを教えておいてあげよう」
と、秘密の場所(?)も教えてもらいました

実はこのおじさんの”おかげ”で、この土地を(予算内で)買うことができたんで、
ウチにとって彼は、ちょっとした恩人(?)なんです

ここは3年売れ残ってて、不動産屋も半分あきらめて、どんどん値下がりしてたんですが
そのわけは、(後で分かったんですが)いつも隣で畑仕事してるこのおじさんが、
土地を見に来る客全員に「ここは家が建たない土地だからやめなさい」と忠告してたんですね

それは、結果的にはおじさんの勘違いだったんですが、
ウチが最初に見に来たときは、
たまたま雨の日で彼はいなかったんです

次に来たときは、もう契約した後だったんですが、そうとは知らないおじさんに
やっぱり「やめときなはれ」と言われて、返事にこまりました(笑)


・    ・

 

先月ここまで出来てた外の手洗い場は、後ろの板壁も付きました

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古い垣根をバラシて、バックの板壁を作ったので、超ジャンクです

 

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これもけっこう好みなんですが、さすがにちょっとラフすぎるので、上から白ペンキを塗りました
板壁にしてると、棚やフックをどこにでもつけられるので便利です

玄関の横をようやくかたずけました

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玄関は家の顔といわれるのに、いつもは雑然と物置場になってました

 

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靴棚がなかったので、横に置いてた7段のアイアン棚の全てに棚板を乗せて、
靴棚にしましたが、
けっこう収納できそうです

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横の壁にアイアンの手摺を付けて、傘立ては奥のピザ釜ルームで丸棒を溶接して作りました

 

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仕上げに、ヤマゴボウのスワッグをアイアンにからませて飾りました
ここには何でもあるので、すぐに出来て便利です

これでお客さんがたくさん来ても大丈夫です



すっかり薪ストーブの季節です

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昔アウトドアで使ってたダッチオーブンがあったので
ストーブの上に置いて、キッチンストーブにしたいと思いました

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でもこのストーブは小ぶりなのでちょっとはみ出して落ちそうです

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そこでこの溝を利用して落ち止めを付けることにしました

 

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鍋の裏は3本の足がついてたんですが(3本というのがアウトドアっぽいです)
溝の位置に合わせて、さらに丸棒を2本溶接しました
鋳物なので、溶接はしにくいんですが、何とか付きました

それにしても溶接機があると何かと便利ですね

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これで溝に引っかかって落ちないはずです

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でもストーブの天板と離れてて熱が伝わりにくいので、さらに脚をぎりぎりカットして低くしました

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先日ウチの工房でキッチン棚を作られた方から、その上に付ける壁付の棚をオーダーされました

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建て替えられた別荘に付けるんですが、その場所が湖北の高島だったので、
ついでに取り付けに行ってきました

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この棚の上の壁に付けます

 

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付ける高さを調整するために、色んなものをかませて使いやすい高さを見てもらいました

 

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壁のネタを探して、しっかり壁にビス止めしました

 

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びわこのキッチン棚と同じ跳ね上がの扉です。
いない間に地震で中の物が落ちないように、開き止めの金具も付けました

 

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対面キッチンのカウンターともマッチしています

 

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リビングテーブルのベンチもウチで作られたものです

そしてせっかくなので、ちょっと家も見せてもらいました

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二階のベランダには

 

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なんと露天風呂がありました

浴槽は旦那さんこだわりの信楽焼だそうです

 

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そのお風呂からは松林の間にびわこが見えます

 

帰りにその松林に行ってみました


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木をくぐると・・

 

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夕暮れのびわこが広がりました

高島はウチと違って琵琶湖が一番広い所なので、こんな景色がみれるんですね

 

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帰り道の白髭神社ではちょうど夕日も見れました(湖西で夕日とは・・)

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今年も仰木のホームギャラリー、”風曜日にようこそ”の
「クリスマスと干支展」に、出品させてもらいました

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いつもの干支の小物は、来年のトリです

 

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でもほぼ毎年買ってる焼き物の干支人形が、なぜか来年の分がありません
聞くと、もうお歳で製作できないそうなんです
なんか寂しいですね~

 

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代わりに、前も買って重宝してるお皿と茶碗を、買い足しました

 

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うちは、いつものアイアンの棚と小物を色々出しました

 

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クリスマスっぽいものは、去年好評だった、漆喰塗りの小箱に入れた
アイアンの切り抜きランプです

今年は教会バージョンを追加しましたが、これは季節に関係なく置けると、すぐに売れたそうです

 

このランプはお店にも置いてるんですが、この季節は自宅でもテレビの上に置いて
ツリー代わりにしています

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このツリーを点けて、小田和正の”クリスマスの贈り物”を、見るのが
最近のウチの年末風景です


そして、年が明ければお正月!

今年もよろしくお願いします

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サイズ指定の、壁付け棚フレーム3枚(棚板はなし)

 

11月4日 万博ロハスフェスタ


秋晴れで天気もよかったので、久しぶりに万博のロハスフェスタに行ってきました

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ロハスフェスタも今回で20数回目、
ウチが参加したのがたしか4回目だったのでもう10年近く前になるんですねー

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平日だったので、人出はそれほどでもなかったんですが、
隣の芝生にはテントを張って休憩しながら見る人も沢山いました

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秋の収穫コーナーやミニ動物園もありました

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屋内のフリマと違って展示スペースが大きいので、木工品も沢山出てました

 

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展示用の什器も、アイアン製や脚立型等、いろいろあって参考になります(これを見るのが一番の目的かも)

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先月ウチで作った棚も使ってもらってました

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そして、たまたま通りかかったブースにもウチの格子棚発見!

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こちらのブースはまるで以前のウチのようです。なんかなつかしー(ウチの板壁には屋根が付いてます)

ちなみにこれが以前出したウチのです

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この台車はこのイベントには便利そうですね

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木製の軽トラブースもありました
話してみると、家具屋さんだそうで、使ってる板はチーク材だそうです

あちこちに主催者側が作ったオブジェがあって、会場の雰囲気を盛り上げてました

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その中でも入り口やイベントステージの背景に使ってる板壁が、ロハスフェスタっぽくていい感じです

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でも近くで見ると、なんとベニヤ板に描いたフェイクでした。でもお見事!
出店自体はあまり目新しいのはなかったんですが、会場作りはずっと進化してました
集客アップで、かける予算も増えたんでしょうね

11月12日 トスマシンのイベント装置、完成


先々月から試作してた、トスマシンを使った尼崎のボールプールイベントが
正式に決まったので、
本チャンバージョンを作りました

PAP_0052.jpgこれはベニヤ板で作ったサンプルです。これで色々試して構造を考えました

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本チャンのものは、長さ約5、4m、高さ2,4mの壁にボールを投げ入れる穴が9個あって

3台のトスマシンが裏に入ってます

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そのマシンにアミで囲った斜面を作って、ピタゴラスイッチのように球を誘導する仕掛けですが、
構造は複雑にするとトラブる確率が高くなるので、なるべくシンプルな形にします
サンプルとは流れ方が違うので、実物も組みながら考えて作りました

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完成したので、ショッピングモールが閉店後、設置しました

 

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支給されたキャラクターデザインの画像シートを前面に貼って、イベントっぽくしました
マシンの出口は触られないように、前板で二重にカバーしています(子供向けのものは安全が第一なんです)
別発注のボールプールは、偶然友人の舞台屋が作ったものだったんですが(せまい業界)
スチロールベースをターポリンでカバーして、
球は2万個入れてるそうです

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ところが、工場でのリハーサルでは何の問題もなかったんですが
開店後の本番は大変な人気で、想定以上の子供達が一斉にボールを(直接)いれるため、
たびたび球詰まりを起こしました

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結局、2晩続けて手直しに入って、オーバーフローの穴を大きくすることで
何とか球詰まりは解消しましたが、
マシンの消耗が予想以上に早く、準備した数では
クリスマスまで全然足りそうにありません

とりあえず6台程追加で買いましたが、ネットの在庫がなくなったら、
もうそこまでということで、諦めてもらうしかなさそうです

まあ初めてのイベントは、実際やってみると、想定外のことが色々出てきて
いつもこんな試行錯誤の繰り返しなんです

11月23日 マンションの楠木を使ったワークショップ


千里山にあるマンションの楠木が、駅前開発の道ができるので
切らなければいけなくなったそうです

築36年の建物と同じ樹齢の立派な木で、愛着もあるので、
記念に何かできませんかと、
自治会の方から相談されました

千里山は、結婚当初7年間住んだ団地があった所なので、ウチにとっても愛着があります

そこで自治会の方といろいろ相談して、住人の希望者を募って、集会所で
切った枝を使って、小物を作ってもらうことにしました

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当日は20人以上の親子さん達が参加してくれました

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大きな枝はさすがに使いにくいので、小さ目の枝を色々揃えておいて
好きな物を選んで、自由に作ってもらうことにしました

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親も子も、初めての木工が楽しそうです

 

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こんな小物や

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これはワイヤーと組み合わせたカード立てですが、ちょっとジオラマ風ですね

枝を輪切りにすると木の香りが部屋中に広がりました

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大きな枝は余ったので、沢山もらいました

乾かしておいて冬のストーブの薪にしたいと思います
いつもの廃材と違って、燃やしてもいい香りがするはずなので、楽しみです

11月20日~ リビングルームのリフォーム(リノベ?)

クリスマス関係のお仕事も一段落したので、自宅のリビングのリフォームをすることにしました

去年もこの時期に京丹波のお部屋の改装をしましたが、今年はついに自宅をやります
こんなのは今は、リフォームというより、リノベーションというのかもしれませんが、よくわかりません

前にも言ったように、自宅の部屋は、いわゆる”紺屋の白袴”で、20年以上前に建売で買ったまま
耐震壁以外は、ほとんど何もせずにそのまま暮らしてました

ウチのリビングは、椅子とテーブルではなくて、床に直接座卓と座椅子の生活で
冬はこれがコタツになります

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でも若い時は特に感じなかったのに、最近は寒くなってくると、
床のフローリングが冷たくて仕方ありません(とほほ)

ところが、びわこの床はフローリングなのに無垢板なので、冷たくは感じないんですね
そこでコタツを出す前に、リビングにも同じ無垢フローリングを貼ることにしました

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現状のフローリングは、よくある木目模様の合板なんですが、表面は
ウレタン塗装でテカテカなので、
夏はべたべたして、冬はひやーと冷たいんです

まあ建築業界はクレーム業界なので、傷がつきやすくて、ムラのある無垢板なんかは
使いたがらないので、バカ高いし、お客自体も”出来た時だけ”きれいで、均一な物を求めるので
こんな規格品ばかりの内装になるんですね

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無垢フローリングは、いつもの15ミリ厚のB級パイン材で、節が沢山ある分お安いんです

キッチンと廊下、トイレ、洗面所と合わせて9坪分63枚買いました
リビングは2階なのですが、4mものは狭い廊下を回らないので、掃き出し窓の
ベランダから、手渡しリレーで一枚ずつ上げました

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早速壁際から貼っていきます。今のフローリングの上に直貼りします

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だんだんと貼り伸ばして、
最後は奥の和室の入り口で終わるんですが、
ちょうど和室の敷居が3cmほど上がってたので床の高さもうまく収まりました


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貼り終わるまでは、毎日作業が終わると和室に片付けてたテーブルや座椅子を
また持ってきますが、まるで作業場で暮らしてるようです

でも生活してる場所のリフォームでは、これは仕方ないですね
まあ自分でやってるので、気にはなりませんが

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反対側には昔作ったテレビ台等の、リビング用の家具セットが置いてあります
でもこれは掃除しやすいように、全部キャスター付きなので、移動も簡単なんです

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貼れた場所に家具を移動させながら貼り伸ばして、やっと最後の一枚が貼れました♪
穴の開いた節の部分はカットしながら使ってるので、たくさん半端の板があります

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家具を元の位置に戻すと、全体が見えます。節が沢山ありますが、自分は逆にこの方が好みです


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白木のバージョンも部屋が明るくてきれいなんですが、いつものステインを塗っていきます

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うんやっぱりこの色がいちばん落ち着きますね

画像では、前のフローリングとたいして違いがないように見えますが
質感は全く違って、裸足で歩いても、前のヒヤッとした感じはなくなって、
何となく部屋全体も前より暖かいような気がします

廊下やトイレ、洗面所もバリアフリーでつながってたんで、そのまま続けて貼りました

 

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ドアはリビングに2枚、洗面所とトイレに1枚ずつ、計4枚付いてたんですが
床が15ミリアップしたので、そのままでは当たって使えません

とりあえず、全部外してから下を15ミリカットしてまた付けたんですが、
この際、これも全部作り変えようと思ってます

 

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そして、家具が片付いてる間に、壁も漆喰を塗っていこうと思いますが
これはまた来月です

週末おうち作り 11月


11月に入ってからは比較的暖かい日が続いたんですが、後半はさすがに冷え込んできました

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サンルームのブドウもすっかり葉が落ちてます

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ヤマゴボウ(正式には洋種ヤマゴボウというそうです)も、葉が枯れて来ましたが、
幹は前よりずっと赤くなってます

このヤマゴボウは、ある方に聞くと、一般的なものより粒が小さくて落ちにくいそうです
だからドライにしやすいので、
スワッグも作りやすいんでしょう

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そのスワッグをペンダントにしてみました


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庭仕事の道具を洗う、洗い場が外にほしいとヨメがいったので、作ることにしました

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道具を置いてる、勝手口の横のスペースに作ることにしました

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水は裏のベランダの下にある外用の水栓から延長ホースで分岐して取ります
既製品の散水ホースで延長してるため、漏水が心配なので、帰るときは必ず元栓を止めてます

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流し台を付ける位置に、水栓の配管を立ち上げて蛇口を付けます

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この蛇口は以前ホームセンターで500円でワゴンセールしてたので、
長いのと短いの3個ずつ買いだめしてたんですが、

二階のトイレやあちこちに使って、これがとうとう最後です(もっと買っとけばよかった)

洗い場のシンクは木ベースにピザ釜ルームで使った残りのタイルを張りました

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流し台と横の作業台の二枚作りました。流し台の底はモルタルで傾斜を付けてから貼りました

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全部貼れたら、目地セメントを全面に塗ります

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しばらく乾かしてから、スポンジでふき取るともう一度タイルが現れます
この瞬間がタイル張りの一番楽しいところですね

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それを置く台は、手摺に使ってたツーバイ材をバラシて作りました
防水用にフィラーを厚く塗りました

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できたシンクを天板に乗せて裏からビス止めしました

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シンクはモザイク模様のタイルですが、作業台は同じものがなくなったので
白のタイルを使ったので、ツートンカラーになりました

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バケツとの距離もちょうどいい高さです
排水はとりあえず下のバケツで受けて、畑に撒きます

この後は、後ろと横を板壁で囲って、プロパンを隠して棚を作る予定です

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大中の湖の話の続き

さて、前回からの会社員時代の話の続きですが・・(続ける意味はあまりないかもしれませんが、、)

雷に打たれそうになっても作業を止めなかった先輩の理由は・・

でも、それを説明するためには、その会社の事を少し説明する必要があります

その会社はいわゆるベンチャー企業で、ある農業用プラントのヒットのために急成長して
新卒の学生をリクルートしはじめてから、自分が入ったのはその3年目でした
でもベンチャーは、どうしてもブラック化(当時はそんな言葉はなかったけど)するもんなんですね
自分が入った時は、二年間で50人近く採用されたはずの先輩は、何と二人しか残っていませんでした
(自分は、その事は入る前からうすうす気が付いていたんですが、やってることが面白そうだったんで、
無謀にも、別の”ちゃんとした”会社に、ほぼ内定してたのを断って入ったんでした)

そのうちの一人がその先輩なんですが、彼は函館のある会社の跡取り息子で、東北の国立大出身でした
そして彼の入社の目的は、スパルタな親的には会社を引き継ぐための社会勉強(修行)なんですが、
もう一つは、大学の研究テーマをその会社で実際の製品にするという、学校側からの要望もあったんです

少し気が弱いけど、とにかく生真面目で律儀な性格の先輩は、つまり二重の社会的な期待を背負ってたわけです

そして、過酷な労働環境の中、二年間ひたすらその製品の完成を目指してたわけですが・・

まったくできません

しまいには、次のヒット商品と目論んで一番期待してる社長にまで、連日説教される毎日でした
でも二重のプレッシャーを抱えた彼は、やめたくてもやめられなかったわけです

(その製品とは、実は豚のオシッ〇を浄化するという機械だったんですが、後でわかったことですが、
それはとうていそのシステムでは不可能なことだったんです)

あの日はその機械の試運転の、最後のチャンスだったわけで
心身ともに追い込まれていた彼にとっては、雨も雷も、そりゃ眼中になかったはずです
(いやひょっとしたら、雷に打たれたかったのかも・・)

・・そしてその数か月後、彼は会社を辞めました

自分らの仲間内では「あのまじめなOさんがなにも成果を出さずに辞めるわけはないはずだ」と、ある噂が飛び交いました
つまり彼はオシッ〇を飲んで証明したと・・

今考えると、これは一種の会社残酷物語ですね(似たようなことは、どこでもあるのかもしれませんが)

まあやっぱりできないことはできないわけで、あまり頑張りすぎるのはよくないってことでしょう
そして、ブラック企業から逃れるには、逃げる(辞める)ことも必要だってことかもしれません
結局、雇われ側には”辞める”ということしか実質的な会社側への、”前向きな”対抗手段はないので
「逃げるは全然恥ではない」と思います

でも先に辞めた先輩が、こっそりと寮に来て「ここを出たら外は天国だぞ」と忠告してくれたけど
本人はもう思考能力が低下してて、なかなか決断できないんですよねー
(ちなみに後ろ向きな手段はサボることですが、まじめな人にはこれもストレス)

・・ところが、その後自分も同じような事態に陥り、結局自分も2年程で辞めることになるんですが
今思うと、そのトラウマが二度と会社員にならなかった原因かもしれません

だだその会社時代で学んだことも多く、他の会社では決して体験きない事を経験させてもらったと思います
元々自分で選んだ道なので、やってる最中は苦しかった半面、充実してたのも事実だし、そういう意味では
入社目的は達成できたわけで、”虎の穴”出身だっていう自負も、実はその後もずっとありました
(でも自分の場合は、ホントにたまたま運がよかっただけだと思います。実際それ以外にも3回ほどギリギリな目にあったし
辞めてからも、燃え尽きたのか、心身のリハビリにその後一年近くかかったので、良い子は真似をしないように)

その他にも、自分が作った岩手のある村待望のプラントが起動式で暴発したり、鳥取で廃棄梨に埋もれて
死にそうになった同僚の事や、直るまで帰さない!と津山の畑で一ヵ月近く人質になったり、などなど
今だから話せる面白い(?)体験談も沢山あるので、またいつか紹介したいと思います