8月8日 憧れの人の仕事


美術監督の種田陽平氏は憧れの一人で、5年ほど前に見に行った
”借りぐらしのアリエッティ”展の時に買った著書は、今でも机の横の置いてて
たまに見ながら「すごいなー・・」とため息をついてます

PAP_0140

とにかく構図とディティールのこだわりが半端なくて、
まさしく”本物よりリアル”っていう言葉がぴったりです

PAP_0135   PAP_0139

右の新宿裏町のセットは、よーく見てもどっちが本物か、さっぱりわかりません

PAP_0137  PAP_0136

でもこれもちゃんとイメージスケッチと、平面レイアウト図があるんで
やっぱり”作りもん”なんですね~
精巧なジオラマやドールハウスを、そのレベルのまま実物大にしたようなもんかも

先日収めた製作物が、その種田氏が今やってる映画からの発注だったことを後日知りました
もちろん”直”ではなくて、孫請けの孫請け、つまり分かってるだけで間に3つ入ってるんで
種田氏がピラミッドの頂点だとしたら、ウチは底辺の石の一個くらいなんですが、
それでも憧れの人の仕事に携われてうれしかったです
今度受けるときは、せめて孫請け位までは近づきたいもんですが(笑)