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月末は寒さも少し緩んで、ちょっとほっとしましたが、今年の冬はやっぱり寒いですね
オミクロンは猛威を振るって、陽性になった人もちらほら耳にするようになりましたが
今までのパターンから、一気に増えたものは同じペースで一気に減るはずなので
ピークを越えるまでのあと2~3週は、何とかこのまま逃げ切りたいもんですが
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お正月は、椿野さんにもらったウラジロをあちこちに飾りました
こんなきれいなウラジロは、なかなか売ってないんですよね
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スワッグだけだった玄関扉の飾りも、ウラジロを付けるとぐっとお正月っぽくなりました
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前の葉っぱがなくなったので、奥の板壁コーナーが久しぶりに見えてます(こんなんあったんや)
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4週目に日吉さんの近くの”むあ文庫”さんに、冬季限定の大好きなチャイを飲みにいきました
初めて奥の和室に入らせてもらいましたが、サッシがなぜか北国仕様のハッチ式でした
元々リビングだったところをカフェスペースにしてるそうで、なんか落ち着きます
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真ん中に置いてる薪ストーブをしげしげ見てると、むぎさんが火を入れてくれました
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このストーブは、前に金網のカバーがあるだけで扉のないワイルドなタイプですが、かっこいいです
それでも煙が出ないのは、よほど煙突が高いんでしょう(というより、これ自体が大きな煙突かも)
子供の頃から使ってるそうで、その煙突掃除や薪にする庭の木の事など、しばし3人で火を見ながら
「あるある!」と、薪ストーブ談義に花が咲きました
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花といえば、文庫小屋の横に山茶花(さざんか)が咲いていたので、床の間用に一枝切らせてもらいました
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花器はいつもトイレに掛けてる、アイアンの三日月型の花入れを使うことにしました
これはたしか、丸い鉄板を切った残りの切れ端で作ったもんだったと思いますが、
元は花入れではなく、蚊取り線香入れだったはずです
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鉄の月の船のようです
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これだけだったらさみしいので、唯一の庭の花の水仙を、先日ネットで買った茶釜に生けました
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ウチの薪ストーブは、ちょっとでも火付けに失敗するとすぐに部屋に煙が充満します(さすが6万8千円)
薪ストーブを焚くときは、必ず焼き芋もついでに焼きます
最近はスイーツのようなねっとり系のお芋が流行ってますが、ウチではほっこり系の
鳴門金時が好みで、いつも帰省した時に徳島の市場っぽいスーパーで箱買いしてました
ところが今年も帰れなかったので、そのお芋がありません
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スーパーで買っても全然おいしくないので、アマゾンでおいしいと評判だった
鳴門金時をとってみました
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開けてみるとつやつやしてて、いかにもおいしそうです
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さっそく焼いてみたんですが、見た目はよかったのに、なぜか味はイマイチでした
スーパーで買うものよりはおいしいんですが、いつも食べてたのが多分うますぎたんだと思います
同じ鳴門金時でも生産者の違いで味が違うのかもしれませんが、違うとなると余計に
前のものが食べたくなりました
何とか前と同じものが買えないものかと思ったんですが、そのスーパーは隣に出来たイオンのために
すでにつぶれていて、前の箱も捨ててしまったので、同じものがどれなのかわかりません
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そこで以前のブログをさかのぼって探してみると、この画像が見つかりました(ブログやっててよかった)
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同じデザインの箱をネットで探して、また注文しました(もう中毒かも)
ただ、上のマークが違うのが少し気になりますが
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前のものと比べると見た目はちょっと悪いかも
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さっそく焼いてみました(わくわく)
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前回多かった白い所もほぼ無くて、かなり前の味に近くておいしかったです
これでだめならさすがに諦めるところだったので、よかったんですが、
それでもいつものお芋にはもう一歩なのは、あのマークの違いなんでしょうか・・
(最初に取ったのも、普通においしいので料理に使うそうです)
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さて今月の過去のお仕事画像ですが、その前にウチの職種名は何かということですが
これはいつも尋ねられた時に、説明するのに苦労します
二十歳代にラタンクラフトをやってた時に、アルバイトをしてたイベント会社(ヨメが経理してた)
の人から、色んな作りものを頼まれてるうちに自然にそういう仕事をするようになったんで
自分でもそんな職業があるとは知らずにやってたからなんですね
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ちなみに、ラタンクラフト時代は、家具のほかにオブジェっぽいものも作ってました
びわこのベッドは一番最初に作った試作品ですが、今でも十分もってます
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さて職種ですが、タウンページではウチは”ディスプレイ業”ということになっているようですが
いつも税金の申告欄に書く”展示装飾業”という方が分かりやすいかもしれません
一見、建築物と同じように見えますが、建築は内部の構造から考えていくのに対して、ディスプレイは
表面のデザインありきで、法的にも建築より規制が少ないので、強度がもてば比較的何でも作れます
建築家の友人からは、よく「ハリボテ」とか「消えもん」とかいわれてましたが(笑)
今は専門学科もあるようで、ディスプレイという言葉も一般の方が普通に使うようになりましたが
同じ職種でも、企画デザインするソフト屋さんと、ウチのような製作施工をするハード屋さんがあります
(ちなみにドラマのおしゃれなイメージはソフト屋の方で、けっしてウチのような末端業者ではありません(笑))
でも仕事の範囲はけっこう広くて、ウチ自体もちょっと”何でも屋”といえるかもしれませんが
一般的にディスプレイという言葉からまず思いつくのは、”ウインドウディスプレイ”だと思います
そこで今回は、過去のウインドウのお仕事を紹介したいと思います
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まずこれは、お仕事をはじめてすぐの案件で、江坂の東急ハンズのウインドウの
クリスマスディスプレイです(おおなつかしいー!)
最初の頃は、心斎橋にあったそごうデパートのポップ付けを毎週やってたんですが、
初めてのウインドウのお仕事だったので、たまたまデパートの現場で一緒になった
デコレーターさん(通称デコさん)にも声をかけて手伝ってもらいました
ウチは背景のセットを作って、デコさんにイメージに合う小物をハンズの店内から
選んでもらって、並べてもらいました
当時はバブルまっただ中で、デパートもこの世の春とばかりに繁栄を謳歌してました
次の年からは外商の展示販売会の仕事がメインになって、関西の一流ホテルや料亭はほぼ行きましたが(裏口から)
京都の”一力茶屋”のような小さい所では、招待客の数より担当者の方がずっと多かったように思います
中には何百万の買い物をしても取りにこないので、問い合わせると「忘れてました」と言われたそうです(セレブあるある)
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ハンズのウインドウはその後もう一回やったんですが、これはアメリカの片田舎のバス停のイメージです
一枚のポストカードの写真を再現したんですが、今見ても全然古くないですね
この頃のハンズもホントに勢いがあって、装飾担当もデパートとは違って個性的な人が沢山いました
この担当者さんも「ベンチに置くウイスキーは”ジャックダニエル”がいい」と言って
自分で買ってきて半分開けてから置いたもんです
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2階のイベントスペースでは、ダハラリーに参加したオートバイを展示するために
メキシコの風景も作りましたが、多分バイクは彼の趣味だったんでしょう
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企業のウインドウもよくやりましたが、これは本町の大阪ガスのウインドウだったと思います
大手企業のお仕事は、間に沢山の代理店が入って、各担当者は自分の責任にならないように
細かくチェックするので、決まった図面と指示通りにやらなければいけないけません(あたりまえか)
そのためにハンズの時のように、決定権のある人と直接話しながら作っていく面白みはありません
(まあそういうデザインでもないですが、いつもやりながら必要以上の無駄を沢山感じます。しらんけど)
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ただここは中が部屋のように広くて作業が楽でした
ウインドウ作業はいつも狭さとの闘いなんですね
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これは旅行会社のウインドウで、現地の風景写真に合わせて、夕日のパネルとスチロールで作った
岩のアーチを吊りましたが、ここのウインドウも狭かったですね
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中もそうですが、搬入用の扉が小さいことも多いです
これは以前の阪神百貨店の夏ディスプレイですが、ここの入り口も狭かった
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そこでこの大きな団扇は、扉のサイズに合わせて3分割で作って中で組み立てました
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これは製作だけだったんですが、テーマパークのウインドウだったと思います
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舳先を正面にした帆船は、これも入るサイズで後ろをカットした形で作らなければいけません
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できたものを仮組してみました。現場ではこれに多分ワンピースのキャラが乗ったはずです
許されるサイズ内で、平面の絵をいかに自然な立体物にするかがポイントですが、
うまくいくとけっこう楽しいです
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船の造形はといえば、ウインドウではないんですが、神戸のホテルのイベントで
もっと大きなものを作りました
ただ一週間だけのイベントであまり予算がないので、なるべく簡単に作らなければいけません
これもメインは舳先だけなのですが、まず小さい紙を折って作り方を考えました
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その紙の代わりに、二枚の薄くて大きなベニヤを曲げて作ることにしました
完成した船のパーツのパネルを、ホテルの大宴会場に搬入しました
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舳先を付けてから、それに両側のパネルを曲げながら付けていきます
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二枚が合わさると、船の舳先ができました。ベニヤの外側は横板模様の紙を貼っています
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その上に空の樽を積んで、船の後ろは、料理を乗せるテーブルを並べて同じ板模様のパネルで囲みました
お客さんに料理をバイキング形式で取ってもらうんですが、いわゆる船盛の巨大版というわけです
今考えても、少ない予算でこのサイズを作るには、多分この方法しかなかったと思います
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ついでに、船の作り物をもう一つ
これは上海万博のイベントで、遣唐使船出航の前夜祭パーティーの舞台装飾です
舞台の腰と壇上に船の書割りを付けると、舞台上の人が船上にいるように見えますが
これは納期がなくて大変でした
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「時間と予算の束縛がなければ楽しい仕事かも」とはいつも言ってましたが、
逆にもうそれなしでは、やる気がでない体質になってしまったかもしれません(笑)
(※画像は以前のブログの再編集も含まれています)
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さて、前回の通路の和風装飾の続きです
(プライベートな作り物もいつもの癖で、なるべく納期を設定してモチベーションアップしてます)
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元々ここには竹のベンチを置いていたので、室外機を隠す竹パネルを利用して
その横に外露地の腰掛待合を作ろうと思いました
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室外機の所は、黒竹の扉を付けました
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棚も付けると、けっこう大きな物置にできそうです
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内側は床上げしてから壁にも同じ竹スクリーンを貼って、待合っぽくしました
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その横に置いてた蹲はもとに戻して、ここにもコンフーサを植えました
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給湯器の取説には囲ってはいけませんと書いてあるので、用心のためになるべく隙間を開けて
前扉は吸気用のスリットと、給湯器部分は防火用のケイカル板を貼ってから排気口を開けました
これで実際に焚いて中の温度をみてみると、特に問題はなさそうでした(おすすめはできませんが)
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その後ろには以前作った流し台があって、もう大分傷んでるんですが、とりあえず今回はこのままです
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その横のプロパンのボンベは、業者さんが取り替えやすいように葦簀で簡単にカバーしました
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次は仕上げに前の門を作って、外露地アプローチも完成の予定です