週末セカンドライフ 4月


またしても緊急事態宣言の連休ですが、まるで去年のデジャヴのようです
ある程度予想されてたとはいえ、ウイルスの変異がやはり一番怖いですね
ただ世界的には、ワクチン接種率の高い所から減少してるようです
(いたちごっこにならなければいいが)


前庭の花壇は土色から緑に変わってきましたが、花たちはまだまだ小さいようです

 
先月できた駐車場の花壇にも、リーフ系の苗をヨメが植えました



これが育って一列に並ぶと、何もなかった駐車場もいい感じになると思います

  
庭の花がいろいろ出てきたので、部屋にも花が増えました


  

デンドロビュームやライラックもありますが

  

今月はコデマリがメインです

  
モコモコっとした花が、家のあちこちにあります

・      ・

それと今月は、”頼まれもの”が、2点ありました


一つ目は、唐橋でギャラリーをオープンされる作家さんからの依頼で、お店の壁に付けるサインです

 
オーナーさんの作品の画像に、レーザーカットした文字を、少し浮かせて付けました
取付は向こうでされるそうなので、出来た物だけ送ったんですが、またいつかお邪魔したいと思います

 
ちなみにこれがウチのレーザー切断機で、ベースのアクリはこれでカットしました
最近はイベントがなくて埃をかぶってたので、久々の登場です(笑)

 
その横にあるのは看板用のNCルーターで、アクリ以外のカットはこれでやります
昔は糸鋸盤で手切りした時代もあったんですが、便利になったもんです

もう一つは比良の布布さんからで、2週目にギャラリーでされた二人展に行った時のことです


その二人展では、数年前からヨメが目を付けていた魔女の人形を、ついにゲット!


魔女の宅急便のその後かな?
ドローンが運ぶ時代になったら、これをキャラクターにして上に付けてほしいもんです(笑)

さてその依頼というのは


前回途中までできてたピザ釜が、ここまで進んでいましたが



このピザ釜の正面に付ける蓋を、鉄で作ってほしいとのことでした
蓋がないと作業が進まないので、間に合えば次の週に人形を引き取るときに持ってくるつもりです


その打合せ後、ベランダから川を見ると、向こう岸の壁に苔が付いているのが見えました


近くに行ってみると、護岸の壁の段にも、こんもりと苔が付いていました


下の土も厚く付いてたので、土ごとたくさん採れました♪

・     ・

苔のお土産ももらったので、さっそく工場でピザ釜の蓋を作っていきます


材料は自宅駐車場入り口の傾斜カバーに以前作った溝蓋で、作り替えたので不要になっていた鉄板です

 
それをもらった型に合わせてカットして、周りの枠はフラットバーを曲げて作ります


丁番で留めて取っ手を付けてから、艶消しの黒を吹いて完成です


 
のぞき用の小窓も付けましたが、耐熱ガラスがなかったので、とりあえず普通のガラスを入れています
同じサイズの鉄板も予備で渡しておいて、割れたら交換してもらうつもりです

 
一緒に下の空気口も作りました。灰出し用にこれも下扉になってます


なんとか次の週に間に合ったので、人形の引き取りを兼ねて取付に行きました


下の空気口はピッタリでしたが、上のはなぜか入らなかったので、レンガをカットして付けました
隙間は後で耐火モルタルで埋めてもらいます


この扉のサイズまでのピザが焼けるわけですが、いつ食べれるんでしょうか(笑)


その後また苔を採りにいきました
今度は布布さんに、別のよくとれる場所に連れて行ってもらいました(撮影まで)
地面や倒木等に厚く付いていて、素手で簡単に採れたので、ゴミ袋いっぱい持てるだけ採りました

「山の中に住んでる・・と最近実感する」と言ってましたが、すぐ横が山だとホントに便利ですね~


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その苔を植える予定の裏庭は、滝の後ろのモッコウバラも花を付けました



周りの草も育ってきて、鹿威しが埋もれています


一番奥の椿も、今頃になって少しだけ花を付けています



椿野さんのもらった竹籠に、さっそく生けてみました
椿は典型的な茶花ですね


アングルの一輪挿しにも入れましたが


ちっちゃい

今回苔を植えるのは、奥の滝ではなくて、先月作った蹲と灯篭の山の前です


この前にせせらぎを作って、奥の小川に繋げようと思ったんです

循環してる滝の水はバルブで絞ってるので、まだ水量には余裕があるはずです

 
そこでタンクから出てる配管を分岐して、一番手前の竹パネルの下から立ち上げました


ポンプを回してみると、予想通り十分な水量はありそうです


水は大丈夫そうなので、さっそくせせらぎの小川を作っていきます


奥の所は広く掘って、三日月形の小さい池にしようと思います


ここは土が柔らかいので、2時間ほどで端まで掘れました


次はその上に防水シートをかけていきます
今回はちゃんと池用のものをネットでとって、池の所は二重にしました


試しに水を貯めてみましたが、大丈夫のようです(今のところは)

 
そのまま川の所にも敷いて、周りをカットします


一番上は小山を作って、そこから水が出てる感じにしたいんですが、たまたま駐車場で
邪魔になってた石があったので、それを立てて山を作ることにしました



その後ろにブロックを並べて、かさ上げしましたが、後ろが竹垣のままだと隙間があります

 
そこでいずれ燃やすつもりだった剪定した枝を小さな束にして


竹垣の前に付けて、もう一枚の竹垣でサンドイッチしました


後ろに黒いアルミ複合板を入れてから、水の流れを見ながらブロックの周りに石を積みました

 
山ができたら、川と池の周りも石で囲みます
池の斜面は石の支えを兼ねて、鉄平石をはりました

  
苔を貼るために、その上に土をかぶせて、少し石を埋めた感じにします



山にはなるべく粘土質に近い土を選んで固めました


そして仕上げの植栽ですが、今回は苔が大きいごみ袋いっぱいあります

玉竜を混ぜながら苔を川と池の周りに貼っていきました


 
今回の苔は採った場所がばらばらなので、色んな種類が混じっていて、
前回蹲の山に貼った苔とも色が違いますが、それも自然っぽくていい感じです
(苔の種類が分からなかったんですが、たまたま一緒にいたはっちゃんが意外と苔博士で色々教えてもらいました)



山にも貼りました
斜面には付かないかと思ったんですが、意外となじみました
近くのホームセンターにドーダンツツジがあったので、木陰越しに山が見えるように植えました

  
上に給水の水栓バルブが付いてるんですが、苔と玉竜で隠して山から湧き出てる感じにしました
滝のように落ちるのも水音を楽しめますが、岩肌を伝う水の景色もいいもんです



 
池をオーバーフローした水は、滝の下の川に合流してそのまま貯水タンクに戻ります


けっこうイメージ通りにできましたが、まめに水やりをしないとまた苔を枯らしそうです

この面全体の製作工程を、最初からみてみると

befor1月には、まだ蹲と灯篭が置いてあっただけの所が

,
2月に後ろに竹パネルを付けて


先月その前に苔山を作って


今月下まで川が繋がったことで、ようやくこの面全体がひとつの庭になりました(3か月かかった)

石は持てる大きさのものしか使っていないけど、それでも十分和庭っぽいです(ちょっとミックスですが)

 
川には茶室を作る時からこだわってたんですが、せせらぎの水を見てると癒されますね~


先月植えた苔の周りにも草(雑草?)が生えてきて、より自然の風景に近くなっています
こういう時間と共に変わっていく景は、人工のジオラマにはない楽しみです



次に週には池の水も大分澄んでいました布布さんの旦那さんがメダカをあげるといってたので
水質が安定したら飼いたいもんです(小学校以来)


茶室の前の竹ベンチに座ってこの庭を眺めると、めっちゃ和むので
今年も連休はここに籠って、まったりするつもりです(笑)