週末セカンドライフ 1月



真冬とは思えない気温の日が続き、寒さが苦手な自分にはありがたい反面
皆さん言ってるように、この暖かさはちょっと気味が悪いです

それより今は、中国の新型肺炎が連日のニュースでもちきりです
(感染力はかなり強いですが、毒性は今のところ例年の
インフルエンザ位なので、普通にやれることをやって
あとは必要以上にこわがることはないと思いますが・・、どちらにしても今月がヤマでしょうか)


裏の比叡山も例年なら薄っすら雪化粧するんですが、今年は曇っても雪になりません

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さて、お茶室(?)作り企画の続きですが・・

その後も川沿いの土地を色々探しましたが、借りるという選択は、後々の事を考えるとやはり
無理があるので、とりあえず”川の横”という条件は一度外して、
安い売り土地を色々探してみました
(いつの間か”川の”小屋企画はどこへやら)


まず丘の上の売れ残りの分譲地は、その後調整区域になったため激安ですが、
キホン建築不可で、さらに長い階段がありました。もちろん横に川はありません


こっちは琵琶湖の見える同じく売れ残り物件ですが、車で上がるのが怖いほどの急な坂道でした

 
もっと田舎の畑はさらにお安いですが、ここも建築不可なのに横に古い資材倉庫がありました
こちらも、もちろん川はなし

 
こっちは、道を挟んだ前に川があります
30坪ほどに区割りした土地が道沿いに5~6か所並んで、それぞれ畑にしたり
コンテナを置いたりしてました

隣の土地にいたおっちゃんに声をかけてみると、趣味のバイクをいじる”秘密基地”にしてるそうで
「夏は前の川で魚も獲れるので、ぜひ来てください!」とウエルカムでしたが


前の道と段差があって車が止められないので、却下!(笑)

でもこんな趣味向けに特化した土地も、これからは意外と需要がありそうですね


・・と、グーグルマップとストリートビューを頼りに色々探した結果(けっこう楽しかったけど)
結局ウチの裏庭がやっぱり一番いいんじゃないか、ということになりました(ハ~)



まあこれ以上ほかの場所を増やすのは、維持するのも大変だし通うのも面倒です
その点ここなら立てて置いておいても問題はないし、なりより工事が楽です
裏に小川もあるし(用水路ですが、(^^;))


それと、作ったウッドデッキを測ってみると、なんとほぼそのままで今度の基礎に使えそうです♪
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と、いうことで、いま建ってる小屋を撤去して、代わりにここに茶室を立てることにしました

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そうと決まれば、さっそく小屋を撤去します

パネル工法で作ってるので、ばらしたらまた他の場所に移設することもできるはずです


撤去1日目


撤去は作った順番の逆にやっていくので、まずは最後に作ったキッチンから外します



キッチンが外れたら、腰壁の白板をはがします

 
床板は置いてるだけだったので隅にまとめて、壁のボードとアルミホイルをはがしましたが
これだけは漆喰塗りのため、壊さなければとれません(やっぱりベニヤにするべきでした)

  
ボードの廃材は20袋位になりましたが、これは産廃で捨てると買った値段の3倍はかかります


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ボードの撤去が意外と手間で、一日目は中だけで終わりました

撤去2日目

中がかたずいたので、2日目は外回りにかかります

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ドアと窓の枠を取って、ブルーの横板は、これも付けた時の逆に上から取っていきます

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下地の防水紙をはがしたら屋根に乗って、ビス止めしてたシングルと水切りとルーフィングを
取ってから、屋根パネルを一枚ずつ外していきます

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屋根が取れると壁パネルは簡単です。これも一枚ずつ外していきますが
画像にすると、まるで設営時の逆回しを見ているようです


そして最後の一枚が外れると

  
、あっという間に小屋が無くなりました(笑)

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撤去の時に便利なビス拾いです。バーが付いたマグネットになっているので、
腰を屈めなくてもビスが拾えて、レバーを引けば自然に落ちます

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全部の部材を、ぎりぎりキャラバン一台に積み込むことができました


何とか二日で撤去できました.

次はここにお茶室が・・?

撤去した小屋は、第一候補のはっちゃん家の庭には建築許可がでなかったので(笑)
結局、兵庫県に住んでる姪っ子の所にもらってもらうことになりました
姪っ子の旦那さんは庭屋なので、ガーデニングに使ってもらえるかもしれません

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並行して工場で、今度は茶室を作っていきます


ネット情報だけでは限界があるので、Amazonでそれっぽい古本を何冊か買って
いろいろ調べて設計と製作の参考にしました

ただ、調べれば調べるほど、お茶室というのは奥が深くて、こどわるときりのない世界なので
どこまでそれを割り切ってデフォルメできるかが、今回のポイントになりそうです

まあお茶をやったことにない人間が造る物ではないのかもしれませんが、そういうと何も進まないので
茶室から入るお茶の世界もありかもと、開き直ってやることにします(笑)
(”茶室に決まりはない”や、”茶室も道具のひとつ”、という言葉もあるらしいし・・)

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まず製作の手始めに行なったのは、ホームセンターで足場丸太を買ってきて、
その二面を直角に削ることでした

丸太を縦割りできる製材機は無いので、手持ちのプレーナーで少しずつ削っていきます

 
お茶室というのは、本来は丸太と竹で出来ているそうですが、さすがにそれは技術的に難しいし
台風にも不安なので、いつものパネル工法で作るんですが、角にこの丸太を付けて
少しでもそれっぽくしたいと思ったんです(早速妥協の産物?)


次に、いつものように立面図からパネルのサイズを拾い出して、壁パネルを作っていきます


これは妻手の一番高い部分ですね


お茶室本体の、15枚程の壁パネルができました


次はこれを仮組してから、屋根パネルを作って、縁側と水屋を付けていきますが、続きは来月です

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帰りの名神高速で、愛車のキャラバンがついに30万キロを突破しました(走行中撮影はキケンですが)

15年近く乗ってますが、オイルだけはまめに替えているので、今でも全然快調だし、資材も積む
今の行動パターンにはぴったりで、体も車に馴染んでるので、まったく乗り換える気になりません

ミニバンへの道はまだ先になりそうですが、こうなると後はどこまで距離を伸ばせるかが楽しみです
まあ少なくともこの茶室が出来るまでは、がんばってほしいもんです(スタッドレスも買い替えたし)