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あるメーカーの物置(ガレージ)の、カタログ撮影のための仕上げ工事をやりました
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この物置に車が入った状態で撮影したいそうですが、物置を建てている所はメーカーの
自社工場で、そこは舗装されていない土の上でした
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表面は砂利でガタガタしていて、その上かなり傾いて端の方は10㎝以上の隙間ができています
カタログのイメージは、フラットなコンクリートの床の上に車が入っている絵なので
本来はコンクリートを打つべきなんですが、いつものように予算と時間の関係と
撤去があるかもしれないということで、何とか木工工事でできないかということでした
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それとこの基礎に使っているH鋼も、コンクリートの基礎っぽくしたいそうです
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車を入れなければ比較的簡単なんですが、車の重量を支える床にしなければいけないのが問題です
最初はバラスを敷き詰めてレベルを出そうとも思ったんですが、計算してみると
かなりの量になるので、結局木のネタ組にすることにしました
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普通なら45㎝ピッチ(間隔)で組むネタを、30㎝ピッチで格子状に組んで、
その下の隙間を、レベルに合わせながら色んな厚みの割ベニヤを重ねて、全部埋めていきました
この作業に4人で半日かかりましたが、途中で腰が痛くなりました(笑)
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ネタが組み終わると、その上に12ミリのコンパネを二重にずらしてビス止めしました
これはいつもの小屋の床と同じやり方ですが、経験上30㎝ピッチのネタ組みと24ミリのベニヤなら
車が乗っても大丈夫だと思います(多分)
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次の日に、コンパネの上にコンクリート風のCF(クッションフロア)を貼りました
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スロープも同じ二枚合わせの24ミリ厚で作ったので、スムーズに入って
床も重さでたわむこともなく、全然大丈夫でほっとしました
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周りのH鋼も、シナベニヤでカバーしてコンクリート風に塗装すると、本物の基礎に見えました
下の隙間はCGでごまかすそうですが、それなら全部CGでよかったんじゃという気もしますが・・