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田舎のお盆は、台風の余波でいつもの海水浴場も珍しく波がありました
監視塔のフラッグも、青から黄色になってます(赤なら遊泳禁止)
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これくらい波があればボディーボードが出来るんですが、この日はお墓参りのため時間がありません
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次の日に行ってみると、もう波は無くなってました(残念!)
それにしても人が少ない
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子供が小さかった頃は、この木陰で毎年キャンプしたもんです
すぐ横にトイレと水場もあって便利なんです(もちろん無料です)
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お墓参りの帰りは雨上がりだったので、沢山のカニが出てました
このカニは、陸に住む”アカテガニ”といって、大きいのは10㎝程もあります(でも多分食べれません)
子供の頃はよく捕まえて遊びましたが、今は天然記念物にも指定されてるそうです
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最近のセミと違って昔いじめた記憶がまだDNAに残ってるのか、すぐにマイ穴に隠れます
たまに黒いのもいます
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帰り道の横には小さな川が流れていて、この河原では自分達で作った船で遊んだもんでした
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田舎の風景は、いつも昔の事を思い出させてくれますが、そのまま下流へ50mも歩くと
港に繋がる海水の混じった広めの川になります
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正面の小さな橋を越すと、どんどん広くなって、船を繋いでる港に着きます
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そして、港の一番端の防波堤の向こうはもう外海です
さっきの上流からここまで、つまり村の端から端まで、ほんの500m程で、歩いて10分もかかりません
(今思うと、ほんとに小さい漁村なんですね)
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その防波堤から沖の方を見ると、波間に何か見えました
あれはたぶん・・
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波間に浮かんでるのは、やっぱり一人のサーファーでした
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せっかくなので、一本乗れるまで見てみることにしました(スマホなのでアップは撮れませんが)
しばらく波待ちした後に、いいのが来ました
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ここはいつも子供とシュノーケルでモリ突きしてた場所で、海の中はガタガタの
岩場になってるので、あまり岸には近ずけないはずです
すぐ隣の入江にはローカルサーファーのポイントがあるんですが、ここは足場が悪いので
めったにサーファーを見ることはありません(以前横の古民家に住み着いていたジョン以外は(笑))
まあでも、これはうらやましいですね
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波乗りしながら暮らせたらサーファーにとっては、サイコーの生活かもしれませんが、
それを実際にやってる人が隣町にいます
数年前に東京から移住してきたIT会社さんで、もちろん社員全員サーファーです
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そして、その社長さんをモデルにした映画が、今作られてるそうです
タイトルも”波乗りオフィスにようこそ”で、旅番組の関口知宏さんや宇崎竜童さんがでています
撮影は、地元名物の”チョーサ”の撮りを残すだけで、完成すれば来年公開予定だそうです
(ウエルカメの二の舞にならなければよいが・・)
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チョーサというのは、地元の太鼓屋台を担ぐ祭りのことで、掛け声も「チョーサ!」といいます
(地元のミニコミ誌より)
そして最後はそれを海に入れるのがクライマックスで、これはけっこう危険なシーンなんですね
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勇壮な神事以外に、ウミガメが有名なところなので、こんなかわいいベントもあります
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ちなみにウチの町内では、本物の神輿を海に入れます(これまた危険)
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竹細工の同級生は、毎年お盆は徳島市の阿波踊り会場の近くに出店してたんですが、
今年は阿波踊り自体が色々トラブってたようで、もう少し北の鳴門市にある
ドイツ館という所のイベントに参加したそうです
3日間出店するそうなので、帰り道にちょっと寄ってみました
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イベントの目玉のドイツビールは一日で完売したそうで、その横が手作り品コーナーになってました
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埼玉出身の、かなりファンキーでお茶目な彼の奥さんも、竹細工で動物のストラップ等を作ってます
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今回の新作は、なんとゴキのマグネット!
「冷蔵庫に貼るとリアルでいいじゃん!」と、いつものノリでしたが、こりゃ売れんでしょ(笑)
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会場前の看板に、”第九のふるさと”と、あったので読んでみると、ここが初めて
アジアで第九を演奏した場所で、それがちょうど今から100年前だったそうです
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ここは元、第一次大戦のドイツ兵捕虜収容所だったそうで、当時の日本はドイツとは
直接戦争をしていないので、地元の人は捕虜を”ドイツさん”といって親しく接したそうです
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その時に、音楽をはじめ、最新の土木技術やパン作り等も一緒に教えてもらったそうです
捕虜と地元の人が友好的に交流するとは、今ではちょっと考えられないことですが
素朴な田舎の人だからできた関係のような気もします
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おまけ