テレビの昼ドラでやってる、倉本聰脚本の”やすらぎの郷”は、石坂浩二や浅丘ルリ子等
往年のスターが沢山出ているんですが、その舞台が、なんと老人ホームなんです
ロケ地は伊豆の川奈ホテルだそうですが、テレビ業界で活躍した人のための
いわゆる業界人向けのホームという設定です
そういう設定の老人ホームは、どんな感じの造りなのか興味があるので、録画してよくみています
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広い敷地に、コテージの建物が点在していて、各人が個別に暮らしています
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室内は和風ではなく、フローリングに腰壁、モリスの壁紙とブルーグレーのドアと建具という内装に、
革張りと無垢の家具を置いた、モダンな洋風スタイルです
和風も最近は興味があるんですが、オシャレで気さくな和っていうのは、中々難しいので、
こんな洋風レトロが、誰にでも入りやすそうだし作りやすい気もします
コテージの外側は全ての建物にベランダが付いていて、窓や手摺のデザインもオシャレです
いわゆる大手デベロッパーが作ったような、ピカピカの高級感はありませんが、落ち着いた雰囲気で
確かにこういう人達が入る(設定の)老人ホームをうまく表現してると思います
お年寄りのお見舞いに病院に行った時に、その部屋の殺風景さに、いつも憂鬱になって
いたんですが(認知症も進行しそう)、病院は無理でも、せめて終の棲家のホームは、
こんな感じの内装にできないものかと、いつも思っていました
実際には、こんなホームがもうあるのかもしれませんが、これからの時代、もっと増えると思います
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びわこの寝室は、実はそんなイメージを実験的に作ったんでした(もう少し若いトーンですが)
最初は賛否両論あったのが、最近はお客さんにも好評なんで、案外先取りしてたのかも
ところで、このドラマの主題歌は中島みゆきなんですが、けっこういい曲なので、
なんとかヒットして、一位とれないもんでしょうかね
もしとれたら、前回”麦の唄”で逃した(5位)、5世代(70年代~2010年代)一位という、
ユーミンも桑田佳祐も出来なかった快挙なんですが・・