週末セカンドライフ 7月



強い日差しが夏本番という感じですが、曇った日は去年より過ごしやすいような気もします

紆余曲折のオリンピックも、始まってみると連日のメダルラッシュで盛り上がってるようです
先週2回目のワクチンを打ったので、二人とも来週には抗体ができるそうです
(副反応は自分は腕が少し痛いだけでしたが、ヨメは38度8分の熱がでました)

 


庭の花もほとんどなくなって、アジサイはヨメがドライにしています


先月お隣さんにもらった梅で、去年に続いて梅干を作っています
熱中症対策の水分補給には梅干がいいそうなので、この夏は重宝しそうです



今年もびわこ花火はないそうですが、たまに湖岸のあちこちで小規模な花火が上がっています


満月の夜は、花火の代わりに月道ができてました

 



庭に唯一残ってた最後の木槿は、枯れたサクランボの木に生けてみました



池のメダカも元気に生きています



子メダカも大分大きくなりました

砂利の仕切りを取って、川を遡上しようとする様子を撮ってみました

まだびびって躊躇しています

そして意を決したように、一気に登っていきました
その様子を見てると、中島みゆきの”ファイト”を思い出しますこの後一匹が行方不明に


池の水は、ゴミ箱3個だけでは雨が降らない週は水が半分以下に減ってしまうので
玄関横に置いてる500ℓの雨水タンクからも給水しようと思ったんですが、かなり距離があります
(水道は、自分で配管をした個所がけっこうあって出しっぱなしは不安なので、帰るときに元栓を閉めてる)


そこで、もっと近いお風呂の水を使うことにしました


ホースを入れるために網戸を外したので、応急処置で市販の網戸をガムテで張っています



水位をお風呂に合わせるために、ごみ箱は脚立に乗せています

これでメダカ達が夏を無事に乗り切れるといいですが・・

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1週目に久しぶりにびわこ大橋を渡って、湖東に行ってきました


湖西の湖岸には殆ど建物が建ってるんですが、湖東側には建物はなくてずっと湖岸公園が続いてます
湖岸沿いのビワイチサイクリングロードも、湖西より走りやすそうです




守山の佐川美術館に初めて行きました


仰木出身の今森光彦氏の個展を見るためです

春が来た!今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界~美術館「駅」KYOTO ...
写真はもちろんですが、たくさん展示されていた切り絵が素晴らしかったです
何枚も貼り重ねてグラデーションを付けた色使いと、細部のディティールに
自然への造詣と
センスを感じさせてくれます(中の撮影は禁止なのでネット画像から)
仰木の”オーレリアンの庭”もめっちゃおしゃれなので、いつかオープンガーデンをしてもらいたいもんです


佐川美術館は湖の中に建ってるイメージだったんですが、水はほんの10㎝程の深さしかありませんでした



でもそれをこの広さにすると、ホントに水の上に建ってるように見えます
安藤忠雄氏の壁に十字のスリットを入れただけの、”光の教会”もそうですが
意外と簡単な作りなのに、それが引き出す効果がすごいという、コスパサイコーのアイデアですね


カフェで一服してると夕立が来てまた去っていったんですが、水面の変化はずっと見ても飽きませんでした

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2週目は日吉さんの近くにある”竹林院”に行ってきました
(庭作りも一段落したので、これからはなるべくあちこち出かけようと思い、まずは近くからというわけです)


ここの写真を”おにわさん”でみてから、一度行ってみたかったんです


裏山を背景にして、きれいに作りこんだ和庭に癒されます


せせらぎの石組には苔が付いて、歴史を感じさせます


受付を通って最初に入ったお座敷から、縁側越しにこのお庭が見えます


このテーブルに庭が写るシーンは、ネットの画像にもに使われています


裏の小山を上がっていくと

、、


お茶室があります
やっぱり和庭には茶室が似合いますねー



柱や躙り口の板戸も、風化していい色になっています
中に入ってみたかったですが、この空間でお茶を頂くとどんな感じになるんでしょうか


ここの草屋根もそそられますが


一番気になったのは、この門です


これを見て、ぜひウチの茶室にも作りたくなったので、構造も撮っておきました



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ウチの茶室には外門はなくて、本来は内門のしおり戸だけです


これはまだ出来たばかりの画像できれいですが、今では大分傷んできたので、
これを木の外門に変えることにしました


3帖茶室の軒用の足場丸太があったので、それを使って早速作っていきます


両サイドの柱は、揺れにくいように3本の足で支えます
久しぶりに苦手なノミを使っての作業になります



屋根には一回り細い、杭の丸太を使いました
柱の足元は、防腐用にコーキングを厚めに塗っています



本体の部材が出来たので、ステインで塗装してから乾かします


次にそれを立てるための基礎を作ります

    
まず傷んでたしおり戸を撤去しました


大型台風がきても大丈夫なように、束石は大きなものにして、セメントもなるべく多く使いました



これを柱分の6個を埋めましたが、真ん中の二個は外より深くなっています


基礎が出来たら、それに両サイドの柱を固定します
これだけでかなりしっかり立ってますが、右側は横のサンルームにも一応つないでおきます


次に屋根の構造の丸太組を付けて


それに太めのビスを沢山打って屋根パネルを付けると、門っぽくなりました


構造は、できるだけ竹林院の門に合わせて作りました
パネルの裏は見えるので、竹スクリーンの切り残りを貼ってベニヤを隠しました



草屋根にするために、2枚重ねのルーフィングの周りにアングルで土止めを付けています


その上に粘土質の土を敷きました


これで特に何もしなくても、勝手に雑草が生えてくると思います



最後の仕上げに門扉を作ります

  
上に竹の格子を入れた観音扉にしました


門越しに見る茶室も、なかなかいい感じです♪
茶色のステインが雨風にさらされて、グレーになってくるのが楽しみです