9月15日 台風21号の対策と被害

台風21号は、かなり強い勢力のまま四国に上陸しました

 
徳島県南部というのは、ウチの田舎のちょうど真上です

20号も同じ進路で、二個続けて直撃ですが、いつもなぜかこの辺りに上陸することが多いんですね
ウチの田舎は、いわゆる台風の通リ道といわれる所で、大阪ではあまり記憶にない
台風の目に入って、一瞬静かになるのは昔からよくありました
小学生の時には風速77mという、歴代6位の台風も経験しました
(その4年前の第二室戸台風は84m)
その時は、ものすごい音と共に、家の柱が風圧で曲がるという恐怖の光景も見ました(今でもトラウマ)

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そのためか、都会の人とは風の怖さに対していつも温度差を感じてました(沖縄の人とは話が合う)
そして今回の台風は、勢力的にはその時ほどではないのですが、一つ気になるのがそのスピードです

北上する進路の東側に入ると、左巻きの渦なので、その速度分の風速が足し算されて強くなるんです
今回の時速65キロは、秒速18mなので、単純に考えれば風速40mが58mになるわけです
西側だと、その分逆に弱くなる・・はず(これが運命の分かれ道?)

多分大阪はその東側に入るはずなので、今回はいつも以上に警戒が必要だと思い、自宅の対策をしました

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まず窓際に生えてる木が、倒れて電線を切ったり、家にぶつかるのを防ぐために、
二階のベランダから出てる枝は全て切りました

 
切った枝は部屋一杯になって、廊下にまであふれました

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二階の出窓の下に付けていたプランターも大分傷んできてたので、この際撤去しました

次にベランダに置いてる飛びそうなものを部屋の中に入れて、すべての雨戸を閉めたんですが
この大きな出窓には、なんと雨戸がありません

方角的にもここは必ず強風が当たる方向なので、外から窓をカバーしたいんですが
一階のガレージを入れると実際は3階なので、高すぎて外からの作業は危険です
また簡単に付けたものが風で飛ぶともっと危険なので、
部屋の中から補強することにしました


出窓なので、内側の四方は下地に全てコンパネが入っているようで、幸いビスが効きました
そこで窓サイズに合わせたベニヤパネルを作って、内側からカバーすることにしました

   
3分割で作って、なるべく窓と隙間が開かないように、座布団やうすい布団を窓に張ってから、
パネルで押さえました

これで、最悪窓が割れても家の中に風は入らないと安心しましたが、実際のピーク時は
予想以上に風が強かったので、慌てて留めてたビスの数を増やしに上がりました(笑)


自宅は縦長なので横風に弱いのですが、以前作った二枚の耐震垂れ壁が、突風での横揺れ対策にも
なっています(小学生の時の光景は二度と見たくないので)

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結局、窓は大丈夫だったんですが、屋根の一番上のトタンのカバーが一枚めくれてしまいました


ウチからは見えなかったんですが、お隣さんが画像メールで教えてくれました

でも高い場所だし、次の週はバタバタしてたので、しばらく放っておくと、ある朝の風の強い日に
バーンという音がしたので、見に行くとそのカバーが外れて落ちてました(人に当たらなくてよかった)

下地のルーフィングは大丈夫なようで、雨漏りは無かったんですが、さすがに放っておけないので
ネットで色々屋根屋さんを調べて電話してみましたが、案の定どこもすぐには来てくれません

中には、300軒待ちという所もあって、下見だけでも最短11月になるといわれました

その中で一番早かったに、とりあえず応急処置だけしてもらうことになりましたが(それでも来月)
板金を交換するのは来年になるかもしれないそうです
(風が吹けば桶屋が・・?)
まあ、しかたないですね~

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・・と、いっていたら、またまた24号と25号が向かってきてます。はあ~
今年は、いわゆる当たり年ってやつですが、猛暑だったのがやっぱり影響してるんでしょうかね
今回は大したことがないことを願います