週末おうち作り 3月


月末はすっかり春の陽気ですが、もう3月も終わりというのがちょっと驚きです
(よく言われてはいますが、年初めの3か月は、なんでこんなに過ぎるのが早いんだろう)


薪ストーブの前に持って行ってたソファも、そろそろ元の位置に戻すことになりそうです

 


薪割した楠木もちょうど全部燃やし終わって、これがこの冬最後の熾きになりそうです
やっと暖かくなるという反面、火が見れなくなるのはちょっと寂しい気もします


お隣の畑の梅も2週目に満開でしたが、月末にはもう桜が満開です(今年は早い)


ミモザも3週目からいきなり開きだして、多分4月の一週目が満開になりそうです
22日に、ハチヨコさん達のイベントがあるので、その時までもってほしかったんですが
どうやら無理そうですね~

  
とりあえず、花の開いた枝から切っていきました


これをドライにして、イベントの時に代わりに飾りたいと思います

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裏庭のミニコロ小屋は、基礎の束石をコンクリで固めていきました

穴を掘って、土をタコで叩いて固めた上にコンクリを流して、レベルを出しながら
一個ずつ固めていきました
この重さが小屋の風対策にもなるので、なるべく沢山のコンクリで埋めました
久しぶりにミキサーの登場です

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ところで、小屋のデザインの参考に色々ネットを探してたら、こんな画像がありました


いかにも手作りっぽい小さな小屋で、自然に溶け込んだ暮らしぶりが見えるような
いい雰囲気を醸してますが、小屋と共にその周りの雑木林がメッチャいい感じです
(これで横に川があったら最高ですね)

小屋は、土地や周りの木によってイメージが変わるので、”どこに建てるか”が一番重要なんです
山の中だと、森が深すぎて暗い雰囲気になるんですが、ここは意外と開けてて明るく、
かといって別荘地のような分譲地感もない、ちょうどいい感じのロケーションです
(これが意外とないんですね)


そのコメントが秀逸だったので、こりゃただモノではないと思い、もう少し調べてみると
かなり有名なブロガーさんだということがわかりました

本も三冊出してるようなので、早速アマゾンで二冊取って読んでみると、Bライフという
今若者の間で話題のライフスタイルの発案者(?)で、元東大哲学科の30歳位の人でした


一冊は小屋暮らしのハウツー的な内容ですが、もう一冊は、なぜ小屋暮らしをすることに
なったのか、という自伝っぽい内容でした(こっちの方が特に興味深かった)
ネイチャーライフを実践してる人は、いわゆる変わり者が多いのに、この人は
いたってフツーの感覚なのが、逆に新鮮です

今は、スモールハウスやタイニーハウスといった、ちょっとした小屋ブームだそうで
その背景には、精神的な深い意味があるそうです

自分も小屋好きの一人として、たしかに共感するところは多々あるんですが、
どう考えても、自分にはそんな深淵な意味は、残念ながら無いようです(笑)

以前、お山のおうち作りはソローの影響だっていったのも、ホントはジョークで、
そのバイブルといわれる”森の生活”も、実は読んだことがありません(^^;)

結局自分にはこの小屋は、どうがんばってもやっぱり”ミニコロ”なんですね~(残念!)

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さて、束石をレベルを出しながら固め終わると、防湿シートを敷いて軽く埋め戻します


次に、防腐剤をかけた大引きを束石の上に並べて、羽根板に留めていきます
下にゴムパッキンをかませながら、微妙な調整は薄い塩ビ版を挟みました

後ろが小屋スペースで、前はウッドデッキのレイアウトなんですが、ウッドデッキを
少し広くするために、急遽大引きをつぎ足しました

 

その小屋スペースの床用にパネコートを二重に張ります
一枚目を裏向きに張ってから、継ぎ目をずらして二枚目を張りました
グリーンは大引きの雨カバー用に、工場にあったテント用ビニールを上にはりました


パネコート二枚で24ミリの厚みがあるので、垂木なしでも十分だと思います



ウッドデッキのスペースには、足場板をはりますが、材料が二枚足らずでした

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並行して、工場で小屋のキットを作っていきます


イメージはこんな感じで、小屋の前にウッドデッキがあって、その上にバーゴラも付けたいです

 これは以前ロハスフェスタに出した、ガーデンシェッドのデザインが元になっています

  
あの時は正面の壁パネルだけだったのを、今度はちゃんと入れる小屋にするわけです

やり方はいつもの一寸角ネタのパネル工法ですが、ピザ釜ルームや
お義兄さんの作業小屋を立てた経験上、この大きさならそれで十分だと思います


早速、各パーツに分割したパネルを拾い出して、一枚ずつ作っていきました


面材には12ミリのパネコートを使って、壁と屋根を合わせて20枚程作りました

  

裏にどの部品か分かるように、位置を必ず書いておきます
大工さんが、刻んだ柱に”イの三”とか書くのと同じかも(?)

出来たパネルで仮組しました

4面の壁を繋ぐと、いきなり小屋になります
幅2,5m、奥行き1,6mなので、大体2,5帖位の広さです

実はこの小屋を22日のイベントの時に、お菓子の販売所として使いたいと思ってるんですが
広さ的には問題ないですが、使いやすい窓の大きさを、実際に組んで確かめたかったんです

  
結局、高さやサイズをけっこう変更することになって、窓の周りがツギハギになりました

壁が決まったので、屋根パネルをのせてみると、かなり暗くなったので、
天窓用に一部開口しました

この後は、内装のボードをカットして、外装の準備ですが、22日までに間に合うかは微妙です