10月20日 村の鍛冶屋に・・

 

びわこのピザ窯はその後一度も使われることなく、今は庭の枯枝を焼くためのただの焼却炉のなっとります

でも防炎材で作った部屋は、せめて何かに使いたいと思ってたら、TVの”隣の人間国宝さん”に堺の鍛冶屋さんがでてました

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この鍛冶屋さんにはなぜかフランス人の弟子がいるんですが・・

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その外人さん曰く、ヨーロッパでは鍛冶屋のステイタスが高くて、さらに趣味でも鍛冶をする人がとても多いそうなんです

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それを聞いて、せっかく火の使える場所があるんだから、自分もやってみようと思いました

それにしてもこいつオットコマエやなー。ラストサムライか

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とりあえず必要な燃料のコークスをネットでとりました
アンビル(金床)は前に買ってたんですが、それを置く台は普通は切り株の様な太い丸太を使うんですが
そんな大きな木は無いのでツーバイの切れ端を束ねてケイカルと防炎剤を塗って代用しました

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早速ピザ窯ルームに持って行って、まずは七輪でやってみました

コークスは着火温度が高くてなかなか火がつなかったので、買った燃料屋さんに電話で聞くと
まず普通の炭で火をおこしてから、それを送風すればいいそうで、言われたとうりやってみると、やっとつきました

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入れた鉄棒が真っ赤になりました。 子供のころ焼け火箸で遊んだ時のようで、こりゃたのしーかも♪

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アンビルで叩いてみましたが、思ってたより意外と硬い、まだ焼きが足らないのかな-?
これくらい曲げるのが精一杯です

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もう片方は平たく叩いて、とりあえず薪ストーブ用の火かき棒(?)を作りました

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七輪だと先っぽの5センチ程しか焼けずに長い加工が出来ないので、鉄板で火床を作ってみました

底を二重にして下からエアーが上の空気穴に送れる様にしました

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エアーは使ってないコンプレッサーがあったのでそれで送風して、途中のバルブで風量調整するつもりでしたが・・

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実際にやってみると、まず広すぎたので周りを耐火レンガで囲って狭くしました

さらに空気穴が小さかったのとコンプレッサーの風量が弱かったので、途中で火が消えてしましました

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結局、空気穴を広げてパイプも太くして元のドライヤーに変えるとなんとか火も着きました

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ドライヤーの送風を強くするとコークスが真っ赤になります

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うーん、鍛冶屋っぽい光景じゃん♪ 癒されるなー
でもこの温度だと火床がすぐにだめになるだろうな

これだと15センチ程焼けるのでけっこう長いものもできそうです

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って、何を作るかは全然決まってないんですが(ただ火遊びしたいだけかも)